JPS6241052B2 - - Google Patents

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JPS6241052B2
JPS6241052B2 JP55088825A JP8882580A JPS6241052B2 JP S6241052 B2 JPS6241052 B2 JP S6241052B2 JP 55088825 A JP55088825 A JP 55088825A JP 8882580 A JP8882580 A JP 8882580A JP S6241052 B2 JPS6241052 B2 JP S6241052B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
floor
turbidity
detecting
rapid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55088825A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5715812A (en
Inventor
Takeshi Kaneko
Kenichi Aoyanagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP8882580A priority Critical patent/JPS5715812A/ja
Publication of JPS5715812A publication Critical patent/JPS5715812A/ja
Publication of JPS6241052B2 publication Critical patent/JPS6241052B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は急速過池の自動洗浄運転の制御を行
なう急速過池の自動洗浄制御装置に関するもの
である。
従来、急速過池の洗浄の制御は、その開始時
期は床の閉塞による損失水頭を検出し、その値
があらかじめ設定された値となつた時とし、また
その終了時期は洗浄が開始されてから予め決めら
れた時間経過時であり、その決められた時間だけ
洗浄運転した後、終了させている。
すなわち、洗浄運転開始時期はプロセスの状態
(床の目詰り)により行なつているが、洗浄終
了は単にタイマ等を用いた時間制御による方式を
用いており、プロセスの状態(洗浄が目標どおり
行なわれたか否か)により行なわれるものではな
いので、時として洗浄の過不足を生じる。
一方、最近のように浄水場の大規模化に伴な
い、池数が多くなり過池群としての維持管理が
要望されるようになると、各々の過池の洗浄運
転を合理化する必要が生じて来る。
すなわち、過池群としては本来の過運転を
行ないつつ、群のうちのいくつかの過池は洗浄
を行ないながら、全体としては、連続の過運転
を行なう群制御が望まれるところであるが、上述
のようにタイマによる時間制御では洗浄効果に過
不足が生じて効果的な群制御は望めない。
本発明は上記事情に鑑みて成されたもので、従
来技術の欠点を除去すべくその洗浄運転の洗浄効
果を検出するために洗浄排水の濁度を測定し、こ
の検出値の変化をもつて洗浄効果を見極め洗浄運
転の終了を行なわせるようにした急速過池の洗
浄運転の自動開始、終了制御を行なう急速過池
の自動洗浄制御装置を提供することを目的とす
る。
以下、本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。急速過池の洗浄運転を過運
転の中に織り込んで行なう場合、洗浄開始は、従
来通り過損失水頭がある設定値に達した時に、
また、洗浄終了は、洗浄排水濁度が設定値以下と
なつた時に行なうことが本発明の特徴である。
以下、本発明の1実施例を第1図を参照して説
明する。図において1は急速過池であり、2は
床である。過済液は床2の下部より取り出
し浄水弁3を介して外部へ導く。4は急速過池
1の下部に溜つた過済液等を排出するための排
出弁である。急速過池1にはその側部に床2
上部より溢れる液体を貯留するための溢水槽1a
が設けてあり、この溢水槽1aは貯留液の導出制
御のための排水弁5及び逆止弁6を介して導出管
7に接続されている。急速過池1の洗浄効果を
測定するために、排水弁5と、その先の逆止弁6
との間に濁度計8が設置され、その濁度計8から
の信号より濁度の変化を検出する微分演算器9
と、この微分演算器9の出力信号を受けこの出力
信号の変化率が負の時のみ当該出力信号を出力す
るリミツタ10を設けると共にその出力を後述す
る比較器11に入力する構成とする。また洗浄効
果を必要十分な洗浄排水濁度に見い出し、その値
を設定するための設定器12を設け、この設定器
12の設定値と前記濁度計8からの信号を比較し
て、設定値以下、且つ前記リミツタ10の出力が
有るときのみ信号を出力する比較器11を設け、
その出力を洗浄の際に各弁の開閉や洗浄水送出を
行なう洗浄水ポンプ13等の制御を行なう洗浄制
御シーケンス装置14に入力する。
一方、洗浄の自動開始のためには、従来方法と
同様に床2の上下の圧力差の検出のための差圧
伝送器15を設置し、さらに洗浄を開始すべき
過損失水頭の設定を行なう設定器16を設け、ま
たこの設定器16の設定値と前記差力伝送器15
からの出力値を比較し、設定値以下になれば洗浄
開始信号を出力する比較器17を設置する。そし
てこの比較器17の出力を前記洗浄制御シーケン
ス装置14に洗浄開始の制御指令として入力する
構成とする。洗浄制御シーケンス装置14は、特
に目新しいものではないためここでは詳細な説明
は省略するが、この洗浄制御シーケンス装置14
により浄水弁3、捨水弁4、排水弁5、洗浄弁1
8へ開、閉信号を、また、洗浄水ポンプ13へ起
動・停止指令をそれぞれ与えるものである。尚、
洗浄弁18は前記洗浄水ポンプ13の送水を制御
するための弁でありこの弁18を介して洗浄水が
床2の下部よりその上方に向けて送水され床
2の洗浄が成される。
次に上記構成の装置の動作について説明する。
急速過池1の本来の過運転中に床の目詰り
が進行し、差圧伝送器15からの信号があらかじ
め設定器16により設定された過損失水頭値以
下になると比較器17は洗浄制御シーケンス装置
14に洗浄開始信号を与える。これにより洗浄制
御シーケンス装置14は動作して洗浄運転制御を
行ない、浄水弁3、捨水弁4、排水弁5、洗浄弁
18および洗浄ポンプ13に指令を出して洗浄が
開始される。
この洗浄制御シーケンス装置14の作用は特に
新しいものではないので説明は省略する。
洗浄が開始されると、砂層を有する床2は洗
浄弁18を通して下方より上方へ流入する洗浄水
の流速により、その砂層の砂に付着している汚物
は脱離され、洗浄水に混合されて床2の上部よ
り溢れ、溢水槽1aへ落ちる。そして、排水弁5
を通つて導出管7へ放出されるが、その際、途中
に設けられた濁度計8により、その濁度が検出さ
れる。このときの濁度計8の信号の時間的変化は
第2図に示すようになる。
すなわち、図は縦軸に濁度、横軸に時間をとつ
たもので、洗浄開始直後における濁度計8の検出
値は零だが、その後洗浄が進むにつれて濁度は急
激に増加し、やがて濁度は最大値Dhに達する。
更に洗浄を続けると汚れが少なくなつて来るため
に次第に濁度は減少し、やがて最小値Deに達す
る。
洗浄効果を必要十分な洗浄排水濁度Dpに見い
出し、その値を設定器12に設定して、洗浄停止
信号として用いる場合、その必要十分な洗浄排水
濁度Dpを与える時間は、濁度増加中の時刻Ts時
と濁度減少中の時刻Te時の2点あり、後者の場
合のみ洗浄停止とするためには、両者の判別を行
なう必要がある。
そこで、微分演算器9を設置し、濁度計8の信
号をこれに入力して濁度の変化を検出する。微分
演算器9は入力信号の変化を検出するものであ
り、濁度が増加中は微分演算器9の出力は正とな
り、減少中には、負となるため後者の負の出力信
号が入力されると動作するリミツタ10は、濁度
減少中のこの負の出力信号を比較器11に入力す
る。その結果、この入力により比較器11は動作
状態となり、濁度計8からの信号があらかじめ設
定器12に設定した値Dpより小さくなつたと
き、比較器11は洗浄制御シーケンス装置14に
洗浄終了信号を与える。
これにより、洗浄制御シーケンス装置14は浄
化弁3、捨水弁4、排水弁5、洗浄弁18および
洗浄水ポンプ13に指令を出して洗浄を終了さ
せ、再び急速過運転に入る。
以上、説明したように、本発明により急速過
池の洗浄が必要かつ十分に行なえるようになる。
1台の急速過池のみの洗浄を考えねば従来方式
のタイマによる定時間制御を利用し、多少時間を
多目に設定して洗浄運転しても十分であるが近時
のように3桁にも及ぶ多数の急速過池群の運転
管理を考える場合はもはや従来方式では合理的な
運営は困難となるが、本発明によれば急速過池
群の最適運営が可能となる。すなわち過池群と
しては本来の過の運転を行ない、そのうちのい
くつかは全体の過運転に支障なくしかも過不足
のない洗浄を行なうことができ、全体をにらんで
の群制御の最適化が可能となる。
以上詳述したように本発明は砂層を有する床
を備え、この床を介してその下部側より過済
み液を取り出すようにし、また前記下部側より洗
浄水を送つて前記床の洗浄を行なう洗浄機能を
備えて、過運転及び洗浄運転を行なうことので
きるようにした急速過池において、前記床上
下側間の圧力差を検出する手段と、この検出した
圧力差が所定の過損失水頭以下となつたとき前
記床の洗浄運転の開始信号を発生する手段と、
洗浄運転により前記床を通つてその上部より溢
れる洗浄使用済み排水の濁度を検出する手段と、
この濁度の検出出力を微分してその変化を増減に
対応した極性をもつて検出する手段と、これによ
り検出された変化を入力とし、この変化が減少に
相当する極性のとき出力を発生する手段と、この
出力を受け且つ前記濁度の検出出力が所定値とな
つたとき洗浄運転終了を指示する信号を発生する
手段を設けて構成し、床の洗浄開始は床の上
下側間の圧力差が所定値になつたときに、また洗
浄終了は床を洗浄しれ水の濁度が増加方向から
減少方向に転じた後、所定濁度値以下となつたと
き行なうようにしたので、床の洗浄が必要とな
つた時点で洗浄運転を行なうことができ、しかも
洗浄の進行を洗浄効果と密接な関係のある床洗
浄に使用した水の濁度の変化の傾向と濁度レベル
によつて知るようにしたので、最適状態に洗浄さ
れた時点で洗浄運転を終了させることができ、従
つて、これらの点より多数の過池の群制御が効
果的に行なえる等、高精度で最適な洗浄運転制御
を可能とした急速過池の自動洗浄制御装置を提
供することができる。
尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限
定することなくその要旨を変更しない範囲で適宜
変形して実施し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図は洗浄過程における床洗浄使用済みの排
水の濁度変化を示す図である。 1…急速過池、2…床、3…浄水弁、4…
捨水弁、5…排水弁、6…逆止弁、8…濁度計、
9…微分演算器、10…リミツタ、11,17…
比較器、12,16…設定器、13…洗浄水ポン
プ、14…洗浄制御シーケンス装置、15…差圧
伝送器、18…洗浄弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 床を通してその下部側より過済液を取り
    出すようにし、また前記下部側より洗浄水を送つ
    て前記床の洗浄を行なう洗浄機能を備えて過
    運転及び洗浄運転を行なうことのできるようにし
    た急速過池において、前記床上下側間の圧力
    差を検出する手段と、この検出した圧力差が所定
    の過損失水頭以下となつたとき前記床の洗浄
    運転の開始信号を発生する手段と、洗浄運転によ
    り前記床洗浄に用いられた排水の濁度を検出す
    る手段と、この濁度検出出力からその変化の増減
    方向を検出する手段と、この検出結果が減方向で
    あり且つ前記濁度検出出力が所定値となつたとき
    洗浄運転の終了信号を発生する手段とを備えたこ
    とを特徴とする急速過池の自動洗浄制御装置。 2 前記濁度検出出力の変化の増減方向検出手段
    は微分を行なつてその出力極性より検出させるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の急速
    過池の自動洗浄制御装置。
JP8882580A 1980-06-30 1980-06-30 Automatic washing control device for rapid filter basin Granted JPS5715812A (en)

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JP8882580A JPS5715812A (en) 1980-06-30 1980-06-30 Automatic washing control device for rapid filter basin

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JP8882580A JPS5715812A (en) 1980-06-30 1980-06-30 Automatic washing control device for rapid filter basin

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JPS5715812A JPS5715812A (en) 1982-01-27
JPS6241052B2 true JPS6241052B2 (ja) 1987-09-01

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JPH0195216U (ja) * 1987-12-16 1989-06-23
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