JPS624014Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624014Y2 JPS624014Y2 JP1981064240U JP6424081U JPS624014Y2 JP S624014 Y2 JPS624014 Y2 JP S624014Y2 JP 1981064240 U JP1981064240 U JP 1981064240U JP 6424081 U JP6424081 U JP 6424081U JP S624014 Y2 JPS624014 Y2 JP S624014Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power plant
- mount
- center
- engine
- gravity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 11
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims description 11
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車用パワープラントの支持装置に
関するものである。
関するものである。
自動車においてエンジン及びミツシヨン等より
なるパワープラントはマウントラバーを介して車
体部材に弾性的に支持させ、エンジン等の振動の
車体側への伝達をマウントラバーにて吸収低減す
るようになつているのが普通である(例えば実開
昭54−5233号公報、実開昭54−89730号公報,実
開昭54−139425号公報等参照)。
なるパワープラントはマウントラバーを介して車
体部材に弾性的に支持させ、エンジン等の振動の
車体側への伝達をマウントラバーにて吸収低減す
るようになつているのが普通である(例えば実開
昭54−5233号公報、実開昭54−89730号公報,実
開昭54−139425号公報等参照)。
ところがフロントエンジン・フロントドライブ
(FF)方式でエンジン横置きのものにおいては、
パワープラントの起振モーメントに対して柔かい
支持を行い車体側の振動及び騒音の低減をはかろ
うとすると、駆動軸を中心とする駆動反力による
エンジン変位が大きくなると言う問題を生じる。
(FF)方式でエンジン横置きのものにおいては、
パワープラントの起振モーメントに対して柔かい
支持を行い車体側の振動及び騒音の低減をはかろ
うとすると、駆動軸を中心とする駆動反力による
エンジン変位が大きくなると言う問題を生じる。
本考案は上記のようなFF横置きエンジンにお
いて、振動,騒音の低減と駆動反力によるエンジ
ンの大きな変位の抑制と言う両要望を満足させ得
るパワープラント支持装置を提共することを目的
とするもので、以下附図実施例につき説明する。
いて、振動,騒音の低減と駆動反力によるエンジ
ンの大きな変位の抑制と言う両要望を満足させ得
るパワープラント支持装置を提共することを目的
とするもので、以下附図実施例につき説明する。
第1,2図において1はパワープラントで、該
パワープラント1はフロントマウント2,3及び
リヤマウント4の3点においてマウントラバー2
a,3a及び4aを介して車体側取付部材5(車
体フレームやクロスメンバ等)に結合支持されて
いる。
パワープラント1はフロントマウント2,3及び
リヤマウント4の3点においてマウントラバー2
a,3a及び4aを介して車体側取付部材5(車
体フレームやクロスメンバ等)に結合支持されて
いる。
フロントマウント2,3は第1図に示すように
パワプラント1の重心Aを通る垂直線の側面投影
線a−a上の重心A近くに位置するように配設さ
れる。
パワプラント1の重心Aを通る垂直線の側面投影
線a−a上の重心A近くに位置するように配設さ
れる。
又フロントマウント2,3は第3図に示すよう
にその両端面部に固着されたプレート2b,2c
及び3b,3cの一方2b,3bをパワープラン
ト1側に固定し他方2c,3cを取付部材5側に
固定するが、本考案では上記フロントマウント
2,3のマウントラバー2a,3aの両プレート
により圧縮される方向C−Cが、フロントマウン
ト2,3とリヤマウント4を通る側面投影線b−
bに対しほぼ直交するような向きに取付ける。
にその両端面部に固着されたプレート2b,2c
及び3b,3cの一方2b,3bをパワープラン
ト1側に固定し他方2c,3cを取付部材5側に
固定するが、本考案では上記フロントマウント
2,3のマウントラバー2a,3aの両プレート
により圧縮される方向C−Cが、フロントマウン
ト2,3とリヤマウント4を通る側面投影線b−
bに対しほぼ直交するような向きに取付ける。
尚リヤマウント4は、そのマウントラバー4a
が車体前後方向にはほぼ圧縮,重心Aまわりの回
転方向にはほぼ剪断できくよう第1,2図示のよ
うに取付けられている。
が車体前後方向にはほぼ圧縮,重心Aまわりの回
転方向にはほぼ剪断できくよう第1,2図示のよ
うに取付けられている。
上記の構成において、パワープラント1の起振
モーメントはパワープラント1の重心Aまわりの
回転となるが、これはフロントマウント2,3の
マウントラバー2a,3aの剪断方向変形にて支
持される。
モーメントはパワープラント1の重心Aまわりの
回転となるが、これはフロントマウント2,3の
マウントラバー2a,3aの剪断方向変形にて支
持される。
又駆動軸中心Bは第1図示のように重心Aより
かなり後方に位置するので、該駆動軸中心Bまわ
りの駆動反力Tはフロントマウント2,3のマウ
ントラバー2a,3aの圧縮方向に作用する。
かなり後方に位置するので、該駆動軸中心Bまわ
りの駆動反力Tはフロントマウント2,3のマウ
ントラバー2a,3aの圧縮方向に作用する。
一般にマウントラバーのばね特性は剪断方向に
は柔かく圧縮方向にはかたいことは当然であるの
で、上記本考案の構成ではパワープラント1の起
振モーメントに対しては柔かいばね特性にて支持
し車体側への振動伝達及びそれに伴なう騒音等の
大幅な低減をもたらし得ると共に、駆動反力に対
してはかたいばね特性にて支持し、該駆動反力に
よるエンジン変位は最小限に抑制され得る。
は柔かく圧縮方向にはかたいことは当然であるの
で、上記本考案の構成ではパワープラント1の起
振モーメントに対しては柔かいばね特性にて支持
し車体側への振動伝達及びそれに伴なう騒音等の
大幅な低減をもたらし得ると共に、駆動反力に対
してはかたいばね特性にて支持し、該駆動反力に
よるエンジン変位は最小限に抑制され得る。
以上のように本考案においてはフロントマウン
トの配設位置及びマウントラバーの向きを変える
だけの極めて簡単なる構成において、車体側への
振動伝達及び騒音等の大幅な低減をはかると共に
駆動反力によるエンジン変位を最小限に抑制する
ことができるもので、FF横置きエンジン方式の
パワープラント支持装置として極めて大なる効果
をもたらし得るものである。
トの配設位置及びマウントラバーの向きを変える
だけの極めて簡単なる構成において、車体側への
振動伝達及び騒音等の大幅な低減をはかると共に
駆動反力によるエンジン変位を最小限に抑制する
ことができるもので、FF横置きエンジン方式の
パワープラント支持装置として極めて大なる効果
をもたらし得るものである。
第1図及び第2図は本考案の実施例を示す側面
説明図及び後面説明図、第3図は第1図のフロン
トマウントの拡大説明図である。 1……パワープラント、2,3……フロントマ
ウント、4……リヤマウント、2a,3a,4a
……マウントラバー、5……車体側取付部材。
説明図及び後面説明図、第3図は第1図のフロン
トマウントの拡大説明図である。 1……パワープラント、2,3……フロントマ
ウント、4……リヤマウント、2a,3a,4a
……マウントラバー、5……車体側取付部材。
Claims (1)
- パワープラントの左右のフロントマウントをパ
ワープラントの重心を通る垂直線の側面投影線上
にほぼ位置するよう配設すると共に、該フロント
マウントのマウントラバーの圧縮方向が該フロン
トマウントとリヤマウントを結ぶ線の側面投影線
に対しほぼ直交する向きになるよう取付けられて
いることを特徴とする自動車用パワープラントの
支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981064240U JPS624014Y2 (ja) | 1981-05-01 | 1981-05-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981064240U JPS624014Y2 (ja) | 1981-05-01 | 1981-05-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57176324U JPS57176324U (ja) | 1982-11-08 |
JPS624014Y2 true JPS624014Y2 (ja) | 1987-01-29 |
Family
ID=29860324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981064240U Expired JPS624014Y2 (ja) | 1981-05-01 | 1981-05-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS624014Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60203527A (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-15 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車におけるエンジンの支持構造 |
JP2697511B2 (ja) * | 1992-09-09 | 1998-01-14 | 日産自動車株式会社 | パワーユニットの支持構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5679023A (en) * | 1979-11-29 | 1981-06-29 | Fuji Heavy Ind Ltd | Power unit supporting structure for car |
-
1981
- 1981-05-01 JP JP1981064240U patent/JPS624014Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5679023A (en) * | 1979-11-29 | 1981-06-29 | Fuji Heavy Ind Ltd | Power unit supporting structure for car |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57176324U (ja) | 1982-11-08 |
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