JPS6239777A - ケ−ブル劣化測定方法 - Google Patents

ケ−ブル劣化測定方法

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JPS6239777A
JPS6239777A JP18017685A JP18017685A JPS6239777A JP S6239777 A JPS6239777 A JP S6239777A JP 18017685 A JP18017685 A JP 18017685A JP 18017685 A JP18017685 A JP 18017685A JP S6239777 A JPS6239777 A JP S6239777A
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JP
Japan
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cable
sheath
current flowing
deterioration
under test
Prior art date
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Pending
Application number
JP18017685A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Tanaka
正規 田中
Kazuo Hama
濱 和雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はケーブルの劣化を測定し監視する方法に関する
ものであり、具体的には、工場等における送電ケーブル
の絶縁の劣化を常時測定し監視する方法に関するもので
ある。
(ロ)従来技術 従来送電ケーブル等の劣化を測定監視する方法としては
、劣化に伴う漏洩電流が容量性でなく低抗性であること
により、各ケーブルを切り離して夫々単独に直流高圧を
印加して測定する方法や、同様に交流電流法、誘電正接
法、コロナ法等があったが、これらは皆上述のように各
ケーブルを切り離して行うので、測定時にはこのケーブ
ルに関連する機器の動作を止めなければならず工数がか
かる上、動作状態での測定ができないので不正確かつ常
時監視は不可能であった。
近年高圧大電流送電線路においては、その重要性により
、種々の計測装置が工夫され設けられて常時監視が可能
になってきた。しかしながら、これらの装置は構造が複
雑で高価であシ、工場の制御盤とモータとの間のような
末端の送電ケーブルに適用できるものではない。
多数の末端の送電ケーブルは、その使用環境が悪いこと
が多く、例えば、加熱炉等の近くでは炎や輻射熱を受け
て極めて短期間で絶縁劣化が進行することが多い。従っ
て劣化を常時測定監視する必要性は極めて高い、しかし
、幹線のケーブルに比較して末端のケーブルは本数が多
く、従来の装置では上述のように費用や保守の点で不可
能であった。
()・)発明が解決しようとする問題点本発明が解決し
ようとする問題点は、従来のオンラインでのケーブル劣
化測定方法が複雑で高価な装置を用いる必要があった事
であり、比較的簡易かつ安価な装置を用いて末端のケー
ブルの劣化を常時測定監視できる方法を提供することを
目的としている。
(ニ)問題点を解決するだめの手段 本発明のケーブル劣化測定方法は、 被測定ケーブルと同一のケーブルの一端を被測定ケーブ
ルの電源側に接続し、他端を開放して基準ケーブルとし
、 該基準ケーブルのシースとアース間に流れる電流と、前
記被測定ケーブルのシースとアース間に流れる電流とを
比較することにより、 被測定ケーブルの劣化を測定する方法であって、前記電
流の比較において、基準ケーブルのシースとアース間に
流れる電流の波形を基準として内部時刻を決定し、被測
定ケーブルのシースとアース間に流れる電流の波形を前
記内部時刻を用いて比較し、両電流間の位相差を求める
事によるものと、基準ケーブルのシースとアース間に流
れる電流と被測定ケーブルのシースとアース間に流れる
電流との差と、前記基準ケーブルのシースとアース間に
流れる電流との比を求める事によるものとがある。
(ホ)実施例 第1図は本発明を応用して、その劣化を測定監視しよう
とする送電ケーブルの構造を示す図である。゛この例示
されたケーブルは内側から導体1、絶縁物2)シース3
、外被4の4層の構造となっている。
第2図は、本発明による方法を実施するための検出部の
構成の一例を略示する図である。本発明による方法を実
施するために、電源端子5に接続された被測定ケーブル
6のシースとアースとの間に電流検出器7を設け、一方
前記被測定ケーブル6と同一の構造のケーブルの導体の
一端を前記電源端子5に接続し、他端を開放したものを
基準ケーブル8として、そのシースとアースとの間にも
電流検出器9を設ける。
第3図は本発明による方法を実施するための装置の1例
を示すブロック図である。図において検出部13及び1
4は夫々、例として3相交流配線のR相に接続された被
測定ケーブル6と基準ケーブル8とに接続されており、
第2図に示されたようなものである。これらの検出部で
検出された被測定ケーブルのシースとアースとの間の電
流(シース電流)と、基準ケーブルのシース電流は、夫
々増幅部15及び16で増幅され、信号切替部17へ入
力される。信号切替部17で前記両シース電流信号は逐
次的に切り替えられてローパスフィルタ(LPF)18
を通過して高周波雑音を除憶される。この記憶された両
信号は記録部22へ送られて波形出力として出力される
と同時に信号解析部23へも送られる。信号解析部23
では入力された両波形信号を比較してそれらの周波数f
と相互の遅れ時間tとを求め、演算部24において(1
)式を用いて誘電正接の値を求めて表示部25に表示す
る。
tanδ=tcLn(360°−f−t )  −・・
−・(1)第4図は本発明による方法を実施するための
装置の他の1例を示すブロック図である。図において、
検出細工3及び・14、増幅部15及び16の構成は第
3図に関して説明したものと同様である。
増幅された被測定ケーブルのシース電流信号(■信号)
と基準ケーブルのシース電流信号(H信号)は夫々差動
部26に入力され、差動出力信号(■信号−■信号)と
■信号とに演算分離される。これらの信号は信号切替部
17で逐次的に切り替えられてLPF I 8を通過し
て高周波雑音を除去され、信号波形入力部20を介して
記憶部21へ記憶される。この記憶された信号は記録部
22へ送られて波形出力として出力されると同時に信号
解析部23へも送られる。信号解析部23では入力され
た両波形信号を用いて演算部24で両者の比を求め(2
)式のように誘電正接を求めて表示部25に表示する。
ここで、上記(2)式のように被測定ケーブルの回路に
基準ケーブル(tanδが0.01%以下のもの)を接
続して両ケーブル同相分のシース電流’1 * ’2 
 を電圧E1.E2として取シ出し、差動アンプに入力
してその差動出力からtanδを得られることを説明す
る。
El 、E2  を差動アンプ人力A、Bとすると、基
準ケーブル:VA二A sinωを 被測定ケーブル: VB = B 5jn(ωt +△
cp )と表わせるから、両信号の差をvOとおいて、
Vo:VB−VA =Bsin(ωを十ΔF) −As
intmt:= B (sinωt @cos△ψ十c
osωt*sinΔ?) −Asinωt=(BCos
Δψ−A)sitxωt+Bs1n△91 a cos
ωt ここでB cosΔtp −A=c cos P 、 
B sin△rp ==Csinφとおけば、 Vc = Ccos Z m sinωt +Cs1n
$ m coscrrt=C−8in(ωt+1lI) Cを求めるために (Bcos△9’  A)2+(BSinΔq )2=
C2cosJ十C28in2− から、 C2=A2+B2(SifL2△ψ+C082Δψ) 
 2ABcoa△ψ故に、 C= (A2+B2−2AB cosΔψ)′/2なお
、 これを700式に代入して、 VC=(A2+B2−2ABCos△q ) K 5i
n(ωt+16>この式をBに関して微分すると、 (2B−2A60S△ψ) となる。
ければならないのでB=ACO8△ψ を得る。そこで
前記Cの式に代入して、 C= (A 十B −2A B c o s△、)4C
,IrL、j、n=(A2+A2co82△cp −2
A25in2△p)′/2”(A2−A2cos”△、
)各− (A(1−cos△ψ))η = (A25in2△p ) 1/2= A sinΔ
ψ従って、 sin△ψ= Cmin/A = (Vn −V A 
)min/Aここで△ψが微少な場合 sin△ψキtan△ψ であるので、を得る。
(へ)効果 以上説明したように、本発明のケーブル劣化測定方法に
よれば、末端の送電ケーブル設置時忙、比較的環境の良
い例えば配電盤乃至制御盤の近くの端子部に予め基準ケ
ーブルを設け、シース電流の検出部を被測定ケーブルと
基準ケーブル夫々に設けるだけで、その検出値を測定監
視部(第3図、第4図の10)に実時間で取シ込み劣化
度を判別することが可能である。この動作は単一の被測
定ケーブルに限らず、多数の被測定ケーブルからの検出
値を逐次に取り込んで監視することにより、1台の監視
装置で多数の種々のケーブルをオンラインで監視するこ
とができ、そのための費用も低く、保守も容易である。
なお、劣化度の判定基準は、例えばtanδ=1チ以上
で要注意、tanδ=5%以上でケーブル取替え必要な
どのように設定して監視員が判断しても良いし、自動的
に判断させて警報を出させても良い。このようにして末
端の多数の送電ケーブルのオンラインでの劣化測定監視
が実現された。
【図面の簡単な説明】
第1図はケーブルの構造を例示する図〇第2図は本発明
方法の実施に必要な検出部の構成の1例を略示する図。 第3図は本発明方法を実施するための装置の1例を示す
ブロック図。 第4図は本発明方法を実施するための装置の他の例を示
すブロック図。 1:導体  2:絶縁物  3:シース4:外被  5
:電源端子  6:被測定ケーブル7.9:電流検出器
   8:基準ケーブル10:監視測定部  13 、
14 :検出部15.16 :増幅部  17:信号切
替部18 : LPF    19 :タイミング・パ
ルス発生器20:信号波形入力部  21:記憶部22
:記録部  23:信号解析部 24:演算部  25:表示部  26:差動部特許出
願人 住友金属工業株式会社 (外5名)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被測定ケーブルと同一のケーブルの一端を被測定
    ケーブルの電源側に接続し、他端を開放して基準ケーブ
    ルとし、 該基準ケーブルのシースとアース間に流れる電流と、前
    記被測定ケーブルのシースとアース間に流れる電流とを
    比較することにより、 被測定ケーブルの劣化を測定する方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の方法であって、前記
    電流の比較において、基準ケーブルのシースとアース間
    に流れる電流の波形を基準として内部時刻を決定し、被
    測定ケーブルのシースとアース間に流れる電流の波形を
    前記内部時刻を用いて比較し、両電流間の位相差を求め
    る事により、 被測定ケーブルの劣化を測定する方法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載の方法であって、前記
    電流の比較において、基準ケーブルのシースとアース間
    に流れる電流と被測定ケーブルのシースとアース間に流
    れる電流との差と、前記基準ケーブルのシースとアース
    間に流れる電流との比を求める事により、 被測定ケーブルの劣化を測定する方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01229981A (ja) * 1988-03-10 1989-09-13 Kansai Tec:Kk 2電流間の微小位相差測定方法とその測定装置
JP2007093487A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電気機器の絶縁劣化診断装置
JP2009162501A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Nhv Corporation 高電圧整流器スタックの健全性試験法

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JP2007093487A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電気機器の絶縁劣化診断装置
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