JPS6238714B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6238714B2
JPS6238714B2 JP51114508A JP11450876A JPS6238714B2 JP S6238714 B2 JPS6238714 B2 JP S6238714B2 JP 51114508 A JP51114508 A JP 51114508A JP 11450876 A JP11450876 A JP 11450876A JP S6238714 B2 JPS6238714 B2 JP S6238714B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
musical
signals
waveform data
waveform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51114508A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5339732A (en
Inventor
Tetsuji Sakashita
Toshio Kugisawa
Hironori Watanabe
Hiroshi Kitagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP11450876A priority Critical patent/JPS5339732A/ja
Priority to US05/834,427 priority patent/US4348928A/en
Publication of JPS5339732A publication Critical patent/JPS5339732A/ja
Publication of JPS6238714B2 publication Critical patent/JPS6238714B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は音色制御装置により制御される楽音波
形の変換が楽音波形の発生に影響を与えることな
くかつ楽音波形の変換に対し速い応答性をもつ電
子楽器に関するものである。
従来、電子楽器の鍵盤のように多数のキースイ
ツチを有する装置において、スイツチの開閉にと
もなう情報を所要の回路に転送する場合、各スイ
ツチと回路間を直接結線しようとすると、配線量
はぼう大なものとなり不経済である。また半導体
集積回路等を利用しようとした場合ピン数が多く
なりすぎこのままでは利用は困難である。
現在このような点に鑑み、すべての各スイツチ
を所定時間で走査し、走査に応じた時間列につき
オンされたキースイツチに対応する時点におい
て、パルスを発生させ、多数のスイツチと所要の
回路間の結線を節約する方式が考えられている。
たとえば各キースイツチを時分割に走査すること
によつてオンされたスイツチの情報をTDM(時
分割変調)信号またはPCM(パルス符号変調)
信号として送るキーコード多重方式が一般に用い
られている。しかしながら全キースイツチを走査
するための時間は固定されてしまうため、オンさ
れているキースイツチが少ない場合等でも固定さ
れた走査時間が必要であるから無駄が生ずる。
通常の鍵盤楽器の演奏において同時にオンされ
るキースイツチの数は両手と足を考えて11鍵であ
る。いま1ブロツクを1オクターブ単位で考える
とすると片手で2オクターブ以上を押鍵すること
は不可能でありこれより5ブロツクが同時に占有
される最大数である。従つて鍵盤スイツチを複数
ブロツクに別けて走査し1つでもオンされたスイ
ツチがあればそのブロツクで走査を停止してオン
スイツチを検出する。オンスイツチがないブロツ
クは通過するからオンされたスイツチ情報を得る
ための1走査の時間を短縮することができる筈で
ある。
最近、本出願人により上述の主旨に従つて走査
時間を単縮したキーコード発生回路およびキーコ
ード検出回路またはこれらを用いたデジタル処理
の電子楽器が提案されている。
このような電子楽器においては、キーコード検
出回路の最大発音数によつて定まるチヤンネルの
捕獲する鍵閉成信号に対応して主発振器より可変
分周回路を介して所要の周波数を発生させる方式
が用いられる。一方音色制御装置によつて要求さ
れる楽音波形データを波形計算器で計算し合成楽
音波形を得てこれを前述の鍵閉成に伴なう読出し
周波数で読出すことにより楽音波形が発生され
る。従来この楽音信号を発生する方式としては前
述の楽音波形データにつき波形計算器によつて計
算された合成音波形がバツフアレジスタに書込ま
れ、これより各チヤンネルCH1〜CHoに対応する
ノートレジスタに楽音周期に無関係に同時に短い
時間中に書き込まれる。このため押鍵時に波形計
算が行なわれると雑音が発生し音色制御装置によ
り制御される楽音波形の発生に悪影響を与えるこ
ととなる。
本発明の目的は音色制御装置により制御される
楽音波形の変換が楽音波形の発生に影響を与える
ことなくかつ楽音波形の変換に対し速い応答性を
もつ電子楽器を提供することである。
前記目的を達成するため、本発明の電子楽器
は、音色制御装置によつて要求される楽音波形デ
ータを計算し合成波形を得てこれを鍵閉成に伴な
う読出し周波数で読出すことにより楽音波形を発
生するデイジタル処理の電子楽器において、 前記音色制御装置の動作に関連して楽音波形デ
ータを計算し、複数の書込み信号を発生する計算
回路と、閉成された鍵に対応した音階周波数に関
連する複数の読出し信号を発生する読出し信号発
生回路と、前記計数回路よりの楽音波形データを
前記複数の書込み信号により記憶し前記複数の読
出し信号により読出される第1および第2の記憶
回路と、前記計算回路からの複数の書込み信号終
了を示す伝送サイクル終了信号TESを入力し、
前記複数の読出し信号それぞれの周期を検出し全
信号の周期の検出の終了を示す同期検出終了信号
CESを発生し前記第1および第2の記憶回路に
それぞれ交互に出力する2組の同期検出回路12
A,12Bとを具え、 まず、該同期検出回路12Bが、前記第1の記
憶回路の楽音波形データが読出されている時、前
記複数の読出し信号のそれぞれの周期を検出し、
該全信号の周期の検出終了時に周期検出終了信号
CESを出力し、該周期検出終了信号CESを受け
た前記計算回路は新しい楽音波形データを計算す
るとともに、該新しい楽音波形データを前記第2
の記憶回路に前記複数の書込み信号により書込
み、該書込み信号終了時伝送サイクル終了信号
TESを出力し、該伝送サイクル終了信号TESを
受けた同期検出回路12Aは前記第2の記憶回路
へ前記複数の読出し信号を順次転送し、該第2の
記憶回路から楽音波形データを前記複数の読出し
信号によつて読出し開始する第1の手順と、次
に、同期検出回路12Aが、前記第2の記憶回路
の楽音波形データが読出されている時、上記と同
様の動作により次の新しいデータを前記計算回路
で計算し、今度は第1の記憶回路に書込み、その
書込み終了時伝送サイクル終了信号TES出力を
受けた同期検出回路12Aは該第1の記憶回路へ
前記複数の読出し信号を順次転送し該第1の記憶
回路から楽音波形データの読出しを開始する第2
の手順とを交互に繰返すようにしたことを特徴と
するものである。
以下本発明を実施例につき詳述する。
まず本発明を適用する新規な構成の電子楽器の
一例の概要を説明し、次にその一部の構成として
本発明の楽音波形の発生部の詳細な実施例につき
説明する。
本発明を適用する電子楽器は音色制御装置によ
つて要求される楽音波形データを計算し合成波形
を得て、これをキースイツチ閉成に伴なう読出し
周波数で読出すことにより楽音を発生するデジタ
ル方式の電子楽器である。
第1図は本発明を適用する電子楽器の全体構成
を示す基本ブロツク図である。同図において、鍵
盤4よりのキースイツチ閉成に伴なう鍵情報をキ
ーコード発生回路5によつて発生する。キーコー
ド発生回路5においては鍵盤スイツチを複数のブ
ロツクに別け、ブロツク内における1つ以上のキ
ースイツチが閉成された場合、そのブロツク内に
おけるキースイツチのオン状態を検出するととも
に検出ブロツクにより1フレームを構成した可変
フレーム方式によつて走査を行なつており、キー
コード信号KCDおよびフレーム同期信号FPが発
生される。キーコード検出回路6は同時最大発音
数に相当する数のチヤンネル回路6(CH1),6
(CH2),……6(CHo)より成り、前述のキーコ
ード信号KCDおよびフレーム同期信号FPによつ
てキーコード検出回路6が先に捕獲しているキー
コード信号KCDであるか否か、またキースイツ
チが開成されたか否かを検出し、共通論理回路7
に与える。共通論理回路7においては、そのキー
コード信号KCDを捕獲するか否かの判断をする
とともに、捕獲する場合そのチヤンネルを指定す
る信号をキーコード検出回路6に供給する。捕獲
を指定されたチヤンネルのキーコード検出回路6
ではそのキーコード信号KCDを捕獲するととも
に、エンベロープカウンタ回路8のカウントを開
始し、マスタクロツク発生回路1よりのマスタク
ロツクMCによつて動作する順序パルス発生回路
2より発生される対応するチヤンネルパルス
CHpoにより時分割され、バスラインを介してエ
ンベロープ発生回路8に供給される。エンベロー
プ発生回路8ではエンベロープ用マスタクロツク
MC′によつて常時読出されるエンベロープデータ
を該カウント値によつて対応するエンベロープデ
ータを計算し、エンベロープ波形を得る。楽音波
形のアタツク、デイケイ、サステイン状態におけ
る状態転移はエンベロープ発生回路8に与えられ
る設定値によつて制御される。
またキースイツチ閉成に伴なうリリースすなわ
ち開成状態への転移はフレーム同期信号FPとキ
ーコード信号KCDによつてキーコード検出回路
6において行なわれ、エンベロープ発生回路8に
供給され、またリリース状態に伴なうデータを計
算することによつて実施される。キーコード検出
回路6に捕獲されたキーコード信号KCDの内の
ノート信号NCはその対応するチヤンネルパルス
によつて時分割され、ノートクロツク発生回路3
に与えられる。ノートクロツク発生回路3は12個
のノートに対応したノートクロツク発生器を具え
ており、マスタクロツクMCによつて各ノートに
対応する信号B0〜B10を発生している。与えられ
たノート信号NCはデコードされ、そのノート信
号NCに対応するノート発生器に振り分けられ、
ゲート回路をオンしてバスラインを介してオクタ
ーブ周波数選択回路9においてはオクターブ信号
OCによつてノート信号発生回路3よりの信号B0
〜B10を選択し主記憶回路()10、()11
へアドレス読出し信号(ADD0〜ADD4)Rを入
力し、波形補正回路14に補正制御信号(ADD′0
〜ADD′5)を入力する。
楽音波形計算回路13においては、同期検出回
路12よりの信号を受け各ドローバスイツチ、タ
ブレツトスイツチのオンされているキースイツチ
を検出し対応する波形データを主記憶回路()
10、()11より検出するとともに読出し、
順次新しい楽音合成波形を計算し、サンプリング
点における楽音波形の振幅値D1との差分値D2
の差分値の正負を示すサインビツトD3をアドレ
ス書込み信号(ADD0〜ADD4)Wにより同期検
出回路12によつて指定される主記憶回路()
10、()11のどちらかに書込みを行なう。
書込み終了とともに、同期検出回路12A,12
Bの指定される回路でアドレス読出し信号
(ADD0〜ADD4)Rよりキースイツチ閉成にとも
なう楽音周期の一周期を検出し順次新しい楽音波
形の書込まれた主記憶回路()10、()1
1への読出しを開始する。新しい楽音波形の書込
まれた主記憶回路()10、()11への読
出しが完了すると、楽音波形計算回路13によつ
て新しい楽音合成波形が計算され、現在読出しの
行なわれていない主記憶回路()10、()
11のいずれかへの書込みを行なう。
アドレス読出し信号(ADD0〜ADD4)Rによ
つて読出された楽音波形は波形補正回路14に与
えられる補正制御信号(ADD′0〜ADD′4)によつ
て波形が補正され、ステツプノイズ周波数が読出
し周波数に関係なく常に一定とされて乗算回路1
5に与えられる。乗算回路15においては、エン
ベロープ発生回路8よりのエンベロープ波形と乗
算され、累積加算器16に入力される。全チヤン
ネルのキースイツチの閉成された楽音波形にエン
ベロープが付加され、デジタルアナログ(D−
A)変換器17によつてアナログ変換され、サウ
ンドシステム18を介して放音される。
第2図は第1図における本発明の要部である主
記憶回路()10、()11と同期検出回路
12の詳細な実施例の説明である。
同図の概要を述べると、同期検出回路12は2
つの同期検出装置12A,12Bより構成され、
これらが主記憶回路()10、()11と関
連して以下の各手順が循環的に繰返し行なわれ
る。
まず、同期検出装置12Bによりすべてのチ
ヤンネルの楽音周期が検出されると同期検出終
了信号CESが発生し、楽音波形計算回路13
に送られる。
一方、すべてのアドレス読出し信号(ADD0
〜ADD4Rが主記憶回路10へ与えられる。
楽音波形計算回路13で新しい楽音波形が計
算され、主記憶回路11にアドレス書込み信号
(ADD0〜ADD4Wで書込まれる。この終了で伝
送サイクル終了信号TESが同期検出装置12
Bに送られる。
その結果、アドレス読出し信号(ADD0
ADD4Rの転送が主記憶回路10から主記憶回
路11へ各チヤンネル周期毎に順次移されてい
く。
この場合、同期検出装置12Aによりチヤン
ネルすべての楽音周期が検出されると、同期検
出終了信号CESが発生し、楽音波形計算回路
13に送られる。
一方、すべてのアドレス読出し信号(ADD0
〜ADD4Rが主記憶回路11へ与えられる。
楽音波形計算回路13で新しい楽音波形が計
算され、主記憶回路10にアドレス書込み信号
(ADD0〜ADD4Wが書込まれる。この終了で伝
送サイクル終了信号TESが同期検出装置12
Aに送られる。
その結果、アドレス読出し信号(ADD0
ADD4Rの転送が主記憶回路11から主記憶回
路10へチヤンネル周期毎に順次移されてい
き、に戻る。
以上の手順に従い、さらに詳細な構成と動作に
つき説明する。第4図〜は主記憶回路()
10,()11と同期検出回路12の動作を示
す波形図であり、第2図の説明に従い第4図〜
を括弧内に参照しつつ説明する。
第2図において、同期検出回路12を構成する
同期検出装置12A,12Bのうち12Bの出力
によりAND回路12−5より“1”が出力され
ると〔第4図〕、フリツプフロツプ12−8を
セツトするとともに〔第4図〕、OR回路12−
10より同期検出終了信号CESが出力される
〔第4図〕。楽音波形計算回路13においてはこ
の信号を受け音色制御装置の各ドローバスイツ
チ、タブレツトスイツチのオンされているキース
イツチを検出し、ドローバ検出サイクルTDR、
タブレツト検出サイクルTTAの間に各楽音波形
が計算され合成され〔第4図〕、伝送サイクル
TTRにおいて楽音波形データD1,D2,D3および
アドレス書込み信号(ADD0〜ADD4)Wが主記
憶回路()10、()11に送られる〔第4
図〕。ここでフリツプフロツプ12−8がセツ
ト状態にあるため、主記憶回路11−1に書込み
信号Wを与えるとともにゲート回路11−3がオ
ンされる。すなわちアドレス書込み信号(ADD0
〜ADD4)Wがゲート回路11−3とOR回路1
1−4を介して主記憶回路11−1に与えられ、
楽音波形データD1,D2,D3の書込みを行なう。
この書込み終了後、楽音波形計算回路13よりの
伝送サイクル終了信号TESによつてフリツプフ
ロツプ12−8がリセツトされる〔第4図〕。
これよりフリツプフロツプ12−8のセツト状態
における同期検出装置12Aのリセツトの状態は
解放され、セツト状態となり、オクターブ周波数
選択回路9よりバスラインを介して転送され、ア
ドレス読出し信号(ADD0〜ADD4)Rの検出が
開始される。
各チヤンネルパルスCHp1〜CHpoによつて時分
割アドレス読出し信号(ADD0〜ADD4)Rは各
チヤンネル別に設けられたオール“0”検出回路
(12A−1)〜(12A−1)oによつて各チ
ヤンネル別にアドレス“0”が検出され、周期検
出回路(12A−2)〜(12A−2)oに与え
られる。この周期検出回路(12A−2)
(12A−2)oでは最初に検出されるアドレス
“0”信号より設定された一定時間以降に到来す
るアドレス“0”信号とを検出することによつて
各チヤンネルの1周期が検出される。
第3図はオール“0”検出回路(12−1)1〜
と周期検出回路(12−2)1〜oとの詳細な回路
例を代表的に示す。第5図〜はこれらの動作
を説明するための波形図である。第6図〜は
第2図、第3図に関連した多チヤンネルにおける
読出し楽音波形であり、楽音波形とアドレス
“0”との関係を示す。以下第3図に従い第5図
〜、第6図〜を括弧内に参照しつつ説明
する。
第3図において、アドレス読出し信号(ADD0
〜ADD4)R〔第5図〕におけるアドレス
“0”がNOR回路12−1−1によつて検出さ
れ、そのチヤンネルに対応するチヤンネルパルス
CHpoによつてAND回路12−1−2を通して選
択され〔第5図〕、周期検出回路12−2にお
けるフリツプフロツプ12−2−1をセツトす
る。これよりフリツプフロツプ12−2−1のセ
ツト状態への転移により単安定マルチバイブレー
タ(MS)12−2−4が動作する〔第5図〕。
これよりAND回路12−2−2をオフするた
め、単安定マルチバイブレータ(MS)12−2
−4が動作中、オール“0”検出回路(12−
1)1〜oによつて検出されたアドレス“0”は
AND回路12−2−2によつてオフされつづけ
る。この単安定マルチバイブレータ(MS)12
−2−4の動作終了後に検出されるアドレス
“0”が〔第5図〕フリツプフロツプ12−2
−3をセツトする〔第5図〕。このフリツプフ
ロツプ12−2−3の出力信号QがAND回路1
2A−5に与えられるとともに、AND回路12
−2−2よりの出力信号がOR回路12A−4に
与えられる。単安定マルチバイブレータ(MS)
12−2−4の動作時間は最も低い楽音周期にお
けるアドレス読出し信号(ADD0)R時間以上に
設定されればよい。フリツプフロツプ12−8が
セツトされている間、この状態が保持され、フリ
ツプフロツプ12−8がリセツトされるととも
に、各フリツプフロツプ12−2−1,12−2
−3がリセツトされる。
OR回路12A−4より発生される1周期の検
出されたチヤンネルパルスCHp1〜CHpoがAND回
路12A−7よりゲート回路12A−6に与えら
れ、さらに主記憶回路()11のゲート回路1
1−2に与えられる。これにより1周期の検出さ
れたアドレス読出し信号(ADD0〜ADD4)Rが
OR回路11−4を介して主記憶装置11−1に
与えられ読出しを開始する。このようにして次々
に周期検出回路(12A−2)〜(12A−
2)oによつて各チヤンネルの1周期を検出し検出
されたものより順次新しい楽音波形の記憶された
主記憶装置11−1の読出しを開始する〔第6図
〜〕。
鍵の閉成されているチヤンネルについては、チ
ヤンネルパルスCHp1〜CHpo毎にアドレス“0”
信号が転送されてくるため、1周期検出が高速に
実施される。また主記憶装置11−1の読出しに
対し主記憶装置10−1が先に読出しを行なうこ
とをAND回路12B−7によつて禁止する。
AND回路12B−7にはOR回路12A−4,1
2B−4の各出力信号およびAND回路12B−
5の出力信号が入力しているため、OR回路12
A−4,12B−4より同一チヤンネルのチヤン
ネルパルスが発生された場合、先に読出しを行つ
ていた同期検出装置12BのAND回路12B−
5の出力は“1”であるため、これよりAND回
路12B−7よりゲート回路12B−6に禁止信
号が出力されゲート回路12B−6をオフとす
る。このように同時に1つのチヤンネルにおいて
2つの主記憶回路()10、()11よりの
読出しを禁止している。すべての主記憶回路
()10よりの読出し信号(ADD0〜ADD4)R
が主記憶回路()11に移されて楽音信号の読
出し転送終了後AND回路12A−5に“1”が
出力され、フリツプフロツプ12−9をセツト
し、主記憶回路()10に書込み信号Wを与え
るとともに、同期検出終了信号CESがOR回路1
2−10を介して楽音波形計算回路13に与えら
れ新しい楽音波形の計算を指令する。楽音波形計
算回路13においてドローバ検出サイクル
TDR、タブレツト検出サイクルTTAによつて計
算された楽音波形が伝送サイクルTTRによつて
ゲート回路10−3、OR回路10−4を介して
主記憶装置10−1に書込まれフリツプフロツプ
12−9がリセツトされるとともに、同期検出装
置12Bによつて前述と同様の検出を行ない主記
憶回路()11よりの読出しを1周期を検出さ
れたチヤンネルより順次新しい楽音波形の記憶さ
れた主記憶回路()10に移して行く。
楽音波形は“主記憶回路()10”の書読み
時に“主記憶回路()11”より発生され、
“主記憶回路()11”の書込み時に“主記憶
回路()10”より発生され続け、従つて音色
制御装置の動作に伴なう楽音波形の変更はなんら
楽音波形の発生に影響を及ぼさない。また異なる
楽音波形の周期検出が並列に接続された周期検出
回路(12−2)〜(12−2)oで検出される
ため速い時間で行なわれ楽音波形の変更の場合で
も瞬時に行なわれる。
実施例では、同期検出を1周期を単位として説
明したがこれはタブレツト検出サイクル、ドロー
バ検出サイクル、伝送サイクルおよび得るべき楽
音波形の最高周波数によつて定まるものであり、
複数周期を単位として検出を行なつてもよいこと
は言うまでもない。
以上説明したように、本発明によれば、第1の
記憶回路が鍵閉成によつて読み出されている時、
第2の記憶回路に音色制御装置の動作に伴なう新
しい楽音波形を記憶せしめ、第1の記憶回路によ
り読出し周期に同期しながら、第2の記憶回路に
読出しを移して行き、第1の記憶回路より第2の
記憶回路への読出し転送終了後、第1の記憶回路
に音色制御装置の動作の伴なう新しい音楽波形を
書込む。このように音色制御装置により制御され
る楽音波形の変換すなわち楽音波形計算回路から
記憶回路への書込みと楽音波形の発生すなわち記
憶回路からの楽音波形の読出しとは時間的にも回
路的にも分離しているから楽音波形の変換が楽音
波形の発生に影響を及ぼすことはない。また前述
のように並列的に楽音周期の検出を行なうことに
より楽音波形変換に対し優れた応答性をもつた電
子楽器を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する電子楽器の概要説明
図、第2図は本発明の実施例の構成を示す説明
図、第3図は第2図の実施例の要部の詳細説明
図、第4図は第2図の要部の動作波形図、第5図
は第3図の要部の動作波形図、第6図は第2図、
第3図に関連した読出し楽音波形例であり、図
中、1はマスタクロツク発生回路、2は順序パル
ス発生回路、3はノートクロツク発生回路、4は
鍵盤、5はキーコード発生回路、6はキーコード
検出回路、7は共通論理回路、8はエンベロープ
発生回路、9はオクターブ周波数選択回路、10
は主記憶回路()、11は主記憶回路()、1
2は同期検出回路、13は楽音波形計算回路、1
4は波形補正回路、15は乗算回路、16は累積
加算器、17はD−A変換器、18はサウンドシ
ステム、10−1,11−1は主記憶装置、10
−2,10−3,11−2,11−3はゲート回
路、10−4,11−4はOR回路、12A,1
2Bは同期検出装置、(12A−1)〜(12
A−1)oはオール“0”検出回路、(12A−
2)〜(12A−2)oは周期検出回路、12−
8,12−9はフリツプフロツプを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 音色制御装置によつて要求される楽音波形デ
    ータを計算し合成波形を得てこれを鍵閉成に伴な
    う読出し周波数で読出すことにより楽音波形を発
    生するデイジタル処理の電子楽器において、 前記音色制御装置の動作に関連して楽音波形デ
    ータを計算し、複数の書込み信号を発生する計算
    回路13と、 閉成された鍵に対応した音階周波数に関連する
    複数の読出し信号を発生する読出し信号発生回路
    1〜7,9と、 前記計算回路13よりの楽音波形データを前記
    複数の書込み信号により記憶し前記複数の読出し
    信号により読出される第1および第2の記憶回路
    10,11と、 前記計算回路13からの複数の書込み信号終了
    を示す伝送サイクル終了信号TESを入力し、前
    記複数の読出し信号それぞれの周期を検出し全信
    号の周期の検出の終了を示す同期検出終了信号
    CESを発生し前記第1および第2の記憶回路に
    それぞれ交互に出力する2組の同期検出回路12
    A,12Bとを具え、 まず、該同期検出回路12Bが、前記第1の記
    憶回路10の楽音波形データが読出されている
    時、前記複数の読出し信号のそれぞれの周期を検
    出し、該全信号の周期の検出終了時に周期検出終
    了信号CESを出力し、該周期検出終了信号CES
    を受けた前記計算回路13は新しい楽音波形デー
    タを計算するとともに、該新しい楽音波形データ
    を前記第2の記憶回路11に前記複数の書込み信
    号により書込み、該書込み終了時伝送サイクル終
    了信号TESを出力し、該伝送サイクル終了信号
    TESを受けた同期検出回路12Aは前記第2の
    記憶回路11へ前記複数の読出し信号を順次転送
    し、該第2の記憶回路11から楽音波形データを
    前記複数の読出し信号によつて読出し開始する第
    1の手順と、 次に、同期検出回路12Aが、前記第2の記憶
    回路11の楽音波形データが読出されている時、
    上記と同様の動作により次の新しいデータを前記
    計算回路13で計算し、今度は第1の記憶回路1
    0に書込み、その書込み終了時伝送サイクル終了
    信号TES出力を受けた同期検出回路12Aは該
    第1の記憶回路10へ前記複数の読出し信号を順
    次転送し該第1の記憶回路10から楽音波形デー
    タの読出しを開始する第2の手順とを交互に繰返
    すようにしたことを特徴とする電子楽器。
JP11450876A 1976-09-24 1976-09-24 Electronic instrument Granted JPS5339732A (en)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11450876A JPS5339732A (en) 1976-09-24 1976-09-24 Electronic instrument
US05/834,427 US4348928A (en) 1976-09-24 1977-09-19 Electronic musical instrument

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11450876A JPS5339732A (en) 1976-09-24 1976-09-24 Electronic instrument

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5339732A JPS5339732A (en) 1978-04-11
JPS6238714B2 true JPS6238714B2 (ja) 1987-08-19

Family

ID=14639505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11450876A Granted JPS5339732A (en) 1976-09-24 1976-09-24 Electronic instrument

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5339732A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03253420A (ja) * 1990-03-02 1991-11-12 Zexel Corp 自動車用空調制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5041523A (ja) * 1973-08-09 1975-04-16
JPS5158929A (ja) * 1974-11-19 1976-05-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5041523A (ja) * 1973-08-09 1975-04-16
JPS5158929A (ja) * 1974-11-19 1976-05-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03253420A (ja) * 1990-03-02 1991-11-12 Zexel Corp 自動車用空調制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5339732A (en) 1978-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0149896A2 (en) Method and apparatus for dynamic reproduction of transient and steady state voices in an electronic musical instrument
US4641564A (en) Musical tone producing device of waveform memory readout type
JPS6224796B2 (ja)
US4348928A (en) Electronic musical instrument
US4320683A (en) Asynchronous interface for keying electronic musical instruments using multiplexed note selection
US4440056A (en) Envelope wave shape signal generator for an electronic musical instrument
JPH0820872B2 (ja) 波形発生装置
JPS6238714B2 (ja)
JPS6048760B2 (ja) 電子楽器におけるノ−トクロック発生装置
JP2915452B2 (ja) 楽音発生装置
JPH0428319B2 (ja)
JPS5937837B2 (ja) 電子楽器におけるキ−コ−ド検出回路
JPS623298A (ja) 電子楽器
US4936184A (en) Music generator
JPS6113239B2 (ja)
JPS5842478B2 (ja) 電子楽器におけるノイズ除去装置
JP2861007B2 (ja) 電子楽器
JP2932841B2 (ja) 電子楽器
JPS5842477B2 (ja) 電子楽器
JPS5936756B2 (ja) 電子楽器
JP3044712B2 (ja) 電子楽器
JP2991436B2 (ja) 楽音信号発生装置
JPS6259320B2 (ja)
JP3152227B2 (ja) 楽音信号発生装置
US4537110A (en) Envelope control apparatus