JPS62385Y2 - - Google Patents

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JPS62385Y2
JPS62385Y2 JP8930381U JP8930381U JPS62385Y2 JP S62385 Y2 JPS62385 Y2 JP S62385Y2 JP 8930381 U JP8930381 U JP 8930381U JP 8930381 U JP8930381 U JP 8930381U JP S62385 Y2 JPS62385 Y2 JP S62385Y2
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rod
fitting hole
legs
bush
foot
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JP8930381U
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JPS57200734U (ja
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Landscapes

  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば自動車のアウトサイドハンド
ルに連係されたロツド等と、ドアロツクの操作レ
バー等の板状被連結部材とを連結するためのロツ
ド連結用ブツシユに関する。
従来のこの種のブツシユとしては、第1図から
第3図に示すようなものがある。
このブツシユaは、下端に抜け止め用のやじり
状突起bを有する長円形の筒部cの上端に形成さ
れたフランジ部dの上面に、高さの異なる2個の
ロツド受面d1,d2を形成してなり、この筒部c
を、自動車のドアロツクeにおける操作レバーf
に穿設した長孔gに嵌着するとともに、その内部
に、自動車のアウトサイドハンドルhに連係され
たプツシユ操作用のロツドiの下端に段状に折曲
形成された先端の挿入部i1を挿通し、ロツドiの
段部における側方を向く当接部i2に、ロツド受面
d1,d2のいずれかが当接するようにしてある。
このブツシユaによると、操作レバーfへの取
付位置を180゜異ならせることにより、ロツドi
の当接部i2に当接するロツド受面d1,d2を選択
し、ロツドiとブツシユaとの遊びの間隔を調節
し、実質的にロツドiの有効長を調節することが
できる。
しかし、従来のこの種のブツシユaにおいて
は、長円形の筒部cを操作レバーfの長孔gに嵌
着して、ブツシユaを回動不能なように拘束して
いたため、一旦ブツシユaを操作レバーfに取付
けた後は、再度ブツシユaを操作レバーfから抜
き出さないと取付位置を変更することができず、
しかも、ブツシユaの抜き取り作業は厄介である
ので、実際の取付作業上不便であるという欠点が
あつた。
特にドアの組立後に、ロツドiの有効長を調整
するような場合、ブツシユaを抜き取ることは極
めて困難であつた。
なお、上述の例では、調節段数を2段階として
あるが、調節段数を3段階以上としたものにおい
ては、調整がさらに煩雑となる。
本考案は、上述のような欠点や煩雑さを除去し
たロツド連結用ブツシユを提供することを目的と
するもので、その要旨とするところは、上下方向
をなす筒部の上端に高さの異なる複数のロツド受
面を形成するとともに、前記筒部の下端に、下部
外周面に係止用突起を備える弾性変形可能な適数
個の足片を、円周方向の該ロツド受面と対応する
位置に垂設し、該足片を、被連結部材に穿設され
た少なくとも一つの係合凹部を備える嵌合孔に嵌
合し、前記足片のいずれかが係合凹部に弾力的に
突入することにより、前記筒部が嵌合孔に対して
所要の節度感をもつて回転し得るようにし、さら
に前記筒部内にロツドの遊端における挿入部を嵌
挿し、かつ前記ロツドの挿入部の上端に横向きに
折曲された当接部に、前記ロツド受面のいずれか
が当接し得るようにしたことにある。
次に本考案を、第4図以下に示す実施例に基づ
いて説明する。
第4図から第9図は、本考案の第1実施例を示
す。
この第1実施例においては、ブツシユ1全体
を、例えば6ナイロン等の適度の弾性を有する硬
質合成樹脂で形成し、ブツシユ1における上下方
向の筒部2の上端に、漸次高さを異ならせた4個
のロツド受面3a,3b,3c,3dをほぼ十字
状に形成するとともに、各ロツド受面3a,3
b,3c,3d間には夫々を連続的に接続する両
側部が隣接するロツド受面3a,3b,3c,3
dより若干上方に***する傾斜面4a,4b,,
4c,4dを形成してある。
筒部2の下端外周面には、ブツシユ1を回転さ
せるのに便利なように、十字状をなす4個の突部
5が形成されている。
筒部2の下端中央部における上記各ロツド受面
3a,3b,3c,3dに対応する部分には、横
断面が略半円状をなす弾性変形可能な4個の足片
6が円周方向に適宜の間隔をもつて垂設され、か
つ各足片6の下端より若干上位の外周面には、抜
け止め用の楔状突起7が形成されている。
各足片6と筒部2との連設部には、筒部1の求
心方向を向き、かつ先端が若干下向きの弾性変形
可能な4個の舌片8が延設されている。この舌片
8は、後述するロツド11の挿入部11bが筒部
2内に嵌挿されたとき、挿入部11bの外周面に
弾力的に圧接し、挿入部11bと筒部2とのガタ
を防止するとともに、足片6の下端を、てこ作用
により外方に押し広げて、突起7と後述する操作
レバー9の嵌合孔10周縁との係合を確実にさせ
るためのものである。
9は、被連結部材をなす自動車のドアロツクに
おける操作レバーで、その要所には、ほぼ正方形
をなす嵌合孔10が穿設されている。しかして、
この嵌合孔10の各角部は係合凹部10aをなし
ている。
11は、上端を自動車のドアのアウトサイドハ
ンドル(図示略)に連係されたブツシユ操作用の
ロツドで、その下端には、当接部11aが直角に
折曲形成されるとともに、当接部11aの遊端に
は、ロツド11と平行をなす挿入部11bが、直
角に折曲形成されている。
しかして、ブツシユ1の各足片6を操作レバー
9の嵌合孔10に、その抜け止め用の突起7が嵌
合孔下縁に係合するように嵌合し、更に各足片6
が、係合凹部10aにそれぞれ弾力的に突入する
ように若干回転させることにより、ブツシユ1の
抜け止め及び回り止め可能の取付けができ、また
ブツシユ1は、各足片6の弾性撓み作用により、
操作レバー9の嵌合孔10に対して所要の節度感
をもつて回動し得るように構成されている。
また、ブツシユ1内には、ロツド11の挿入部
11bが嵌挿され、ロツド11が押し下げられた
とき、ロツド11の当接部11aが、ロツド受面
3a,3b,3c,3dのいずれかに当接するよ
うになつている。
本考案は、上記のような構成としてあるので、
被連結部材9にブツシユ1を嵌合し、アウトサイ
ドハンドルと被連結部材9をロツド11にて連結
したドアへの取付状態にあつて、ロツド11の有
効長を調節するには、ブツシユ1の突部5を指で
摘み回転させることで可能であり、この回転に伴
い、ロツド11の当接部11aは、ブツシユ1の
傾斜面に沿つて上昇(下降)し、次のロツド受面
に移動し、同時に、各足片6は一斉に撓んで、係
合凹所10aから離脱し隣り合う次の係合凹所1
0aに突入し、ブツシユ1を次の当接位置に回り
止めさせることができるので、この操作により、
高さの異なるロツド受面を適宜選択することで、
実質的にロツドの有効長の調節ができるのであ
る。
したがつて、被連結部材とブツシユとロツドと
の相互の組付調節作業が容易であるとともに、ロ
ツドの有効長の再調節もブツシユをその都度取り
外すことなく取り付けたままの状態ででき、適確
な調節を頗る容易に行なうことができ、実用上の
便益が大である。
また、ブツシユの足片が嵌合孔の係合凹部に弾
力的に突入することにより、ブツシユは所望の位
置で弾圧的に回り止めされるので、ブツシユが妄
りに回動して、誤作動を招く恐れはない。
なお、上述の実施例においては、嵌合孔10の
形状をほぼ正方形ととし、かつ各足片6をすべて
同一形状のものとしてあるが、第10図に示す第
2実施例のように、被連結部材に穿設される嵌合
孔10′をほぼ六角形とし、その各角部を係合凹
部10a′とするとともに、足片を、嵌合孔10′
の一部に内接する弧状の幅の広い足片6a′と、該
足片6a′と対向する幅の狭い足片6b′とをもつて
構成し、足片6b′が係合凹部10a′のいずれかに
突出することにより、ブツシユを所望位置で弾圧
的に回り止めし得るようにしてもよい。
また、第11図に示す第3実施例のように、6
個の足片6″を等間隔に設けるとともに、被連結
部材に穿設される嵌合孔10″を円形とし、その
一部に、一個の小円弧状の係合凹部10a″を形成
したものとし、足片6″のいずれかが、この係合
凹部10a″に突入することにより、ブツシユを所
望位置で弾圧的に回り止めし得るようにしてもよ
い。
なお、第2実施例及び第3実施例において、ブ
ツシユの筒部の形状及び構造は、第1実施例の場
合と同様、ブツシユの回り止め位置に、ロツドの
当接部と当接可能の高さの異なるロツド受面を設
ければよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来ロツド連結用ブツシユの取付状
態を示す自動車のドアの要部の縦断面図、第2図
は、同じくブツシユの斜視図、第3図は、第1図
のX−X線拡大断面図、第4図は、本考案の第1
実施例におけるブツシユの取付状態を示す要部の
縦断面図、第5図は同じくブツシユの正面図、第
6図は、同じくブツシユの平面図、第7図は、同
じくブツシユの底面図、第8図は、同じくブツシ
ユの筒部の展開図、第9図は、第4図のY−Y線
断面図、第10図は、本考案の第2実施例におけ
る第9図と同様な部分の断面図、第11図は、本
考案の第3実施例における第9図と同様な部分の
断面図である。 1……ブツシユ、2……筒部、3a,3b,3
c,3d……ロツド受面、6,6a′,6b′,6″
……足片、7……突起、8……舌片、9……操作
レバー(被連結部材)、10,10′,10″……
嵌合孔、10a,10a′,10a″……係合凹部、
11……ロツド、11a……当接部、11b……
挿入部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上下方向をなす筒部の上端に高さの異なる複
    数のロツド受面を形成するとともに、前記筒部
    の下端に、下部外周面に抜け止め用の突起を備
    える弾性変形可能な適数個の足片を、円周方向
    の該ロツド受面と対応する位置に垂設し、該足
    片を、被連結部材に穿設された少なくとも一つ
    の係合凹部を備える嵌合孔に嵌合し、前記足片
    のいずれかが係合凹部に弾力的に突入すること
    により、前記筒部が、嵌合孔に対して所要の節
    度感をもつて回転し得るようにし、さらに、前
    記筒部内にロツドの遊端における挿入部を嵌挿
    し、かつ前記ロツドの挿入部の上端に横向き折
    曲された当接部に、前記ロツド受面のいずれか
    が当接し得るようにしたことを特徴とするロツ
    ド連結用ブツシユ。 (2) 足片を4個とし、かつ円周方向に等間隔をも
    つて設けるとともに、被連結部材に穿設される
    嵌合孔をほぼ正方形とし、その各角部を係合凹
    部としたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第(1)項に記載のロツド連結用ブツシユ。 (3) 被連結部材に穿設される嵌合孔をほぼ正多角
    形とし、その各角部を係合凹部とするととも
    に、足片を、前記嵌合孔の一部に内接する弧状
    の幅の広い足片と、該足片と対向する幅の狭い
    足片とをもつて構成したことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第(1)項に記載のロツド連結
    用ブツシユ。 (4) 足片を複数個等間隔に設けるとともに、被連
    結部材に穿設される嵌合孔を円形とし、その一
    部に小円弧状の係合凹部を連設したことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の
    ロツド連結用ブツシユ。
JP8930381U 1981-06-17 1981-06-17 Expired JPS62385Y2 (ja)

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JP2016182846A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 東海興業株式会社 ドアアウターモールの取付構造
JP2024068756A (ja) * 2022-11-09 2024-05-21 三井金属アクト株式会社 車両用ドアラッチ装置

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