JPS6236989A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は磁気記録媒体上に映像信号等を記録し再生を行
う磁気記録再生装置に関ずろ。

［従来の技術］ 第２図は従来技術の２ヘツドヘリ力ルスキヤンニング方
式ビデオテープ・レコーダ（以下Ｖ　’Ｉ’　Ｒという
）の回転シリンダ付近の平面図、正面図及びビデオテー
プのトラックを示す図である。

第２図（ａ）において、円筒状の回転シリンダ１ａに取
り付けられた映像ヘッドパー３に互いに１８０゜の角度
で回転シリンダＩａの回転軸に対称に映像ヘッド２ａ及
び２ｂが設けられている。この映像ヘッド２ａ及び２ｂ
は、それぞれ、回転シリンダｌａの外側円筒表面に、回
転シリンダ１ａに巻きつけられたビデオテープ８と接触
するように設けられたギャップ２ａｇ及び２ｂｇを備え
ている。ビデオテープ８はテープガイド４及び５を用い
て回転シリンダＩａの外側表面に巻きつけられ、矢印１
２の方向で走行し、映像ヘッド２ａ及び２ｂが矢印１１
の方向で回転することにより、ビデオテープ８−）：に
映像ヘッド２ａ及び２ｂを用いて記録再生された後、音
声ヘッド６及びコントロールヘッド７を用いてそれぞれ
音声信号及びコントロール信号が記録再生される。

第２図（ｂ）においては、映像ヘッド２ａのギャップ２
ａｇの位置と、そのギャップ２ａｇによりビデオテープ
８上に記録されるトラックの位置２０ａが示されている
。

第２図（Ｃ）において、ビデオテープ８上の上部に音声
トラック２１、その下部にコントロールトラック２２が
設けられ、音声トラック２１とコントロールトラック２
２の間に映像トラック２０が設けられている。２０ａ及
び２０ｂはそれぞれ映像ヘッド２ａ及び２ｂにより記録
されるトラックを示しており、１本の記録トラック２０
ａ又は２０ｂには１フイ一ルド分の映像信号が記録され
ている。

記録再生時においては、上記映像トラック２０ａ及び２
０ｂを２個の映像ヘッド２ａ及び２ｂで交互に記録再生
し、制御回路で順次切り替えて連続した信号として取り
出される操作（以下スイッチング操作という）が行なわ
れる。このスイッチング操作のため、映像トラック２０
ａと２０ｂのつなぎしろが必要であるので、映像トラッ
ク２０ａ及び２０ｂはｌフィールドプラスアルファの長
さになっている。従って、第２図（ａ）に示すように回
転シリンダ１ａへのビデオテープ８の巻き何色が１８０
トα度、ケなわち１８０度以−にとなっている。

［発明が解決しようとする問題点］ １、かじながら、以−にの従来技術のＶＴＲを用いてダ
ビングする場合、記録されたテープ速度で１トラツクず
つ逐次走査して再生し、同時に再生された信号を記録オ
ろために、ダビングに要ずろ時間は記録時間に等１．い
時間を要するという欠点があった。

［発明の目的］ 本発明の目的は、以」二の問題点を解決し、記録時間に
比較して短い時間でダビングが可能な、すなわち、いわ
ゆる高速ダビングが可能な磁気記録再生装置を提供する
ことにある。

［発明の構成］ 前述の問題点を解決するため、本発明は、回転する磁気
ヘッドを有するヘッドノリンダに記録媒＝３＝ 体を所定角度巻き付けて走行させるとともに、上記磁気
ヘッドによって、所定単位長の記録トラックを走査する
ことによって、複数条の各トラックに情報を記録しまた
はこの情報を再生する磁気記録再生装置において、少な
くとも２個の磁気ヘッドを近接して並設してこの少なく
とも２個の磁気ヘッドで少なくとも異なる２つのトラッ
クを同時に走査するとともに、１個の磁気ヘッドで一つ
のトラックを走査する場合の記録媒体の走行速度よりも
早い速度で走行させながら、情報の記録、再生を行うこ
とを特徴とする。

［実施例］ 第１図は本発明の一実施例である４ヘツドヘリ力ルスキ
ヤンニング方式ＶＴＲの回転シリンダ付近の平面図、正
面図及びビデオテープのトラックを示す図である。第１
図において第２図と同一のものについては同一の符号を
付している。

第１図において、ヘリカルスキャンニング方式のＶＴＲ
の上下シリンダよりなるシリンダヘッドの上側のシリン
ダである回転シリンダＩｂのヘラドパ−３の一方の端に
は２個の映像ヘッド２ａ、２Ｃ１他方の端には２個の映
像ヘッド２ｂ、２ｄがそれぞれ、互いに近接して、ヘッ
ドパー３の回転方向に所定間隔Ｑ、（詳細後述）で、か
つシリンダ１ｂの軸方向にレベル差ρ２（詳細後述）を
有するようにして固定されている。

第１図において、映像ヘッド２　ａ、　２　ｂ、　２　
ｃ及び２ｄはそれぞれギャップ２　ａｇ、　２　ｂｇ、
　２　ｃｇ及び２ｄｇを有する。映像ヘッド２ａ及び２
Ｃは、そのギャップ２ａｇ及び２Ｃｇが円筒状の回転シ
リンダ１ｂの円筒表面とほぼ面一となり、かつシリンダ
１ｂに巻きつけられたビデオテープ８に同時に対接する
ように回転シリンダ１ｂの垂直方向の中央付近に形成し
たスリット（図示せず）内で映像ヘッドパー３に設けら
れる。またギャップ２ａｇと２Ｃｇの中心部の水平方向
の間隔が、第２図（ｃ）に示すように従来のＶＴＲのよ
うに１個の磁気ヘッドで１トラツクを走査して形成され
た映像トラック２０ａと、間に映像トラック２０ｂをは
さんで次の映像トラック２０ａとの磁気ヘッド走査方向
１３のトラック端の距離差ａ１となるように、かつギャ
ップ２ａｇと２Ｃｇの垂直方向の間隔が第２図（ｃ）の
従来例の記録再生トラックにおいて、間に１トラツクを
はさんだ場合のトラック間のピッチｅ２となるように上
記映像ヘッド２ａ及び２Ｃか設けられる。

また、映像ヘッド２ｂ及び２ｄは、それぞれ映像ヘッド
２ａ及び２Ｃと互いに１８０°の角度で回転シリンダ１
ｂの回転軸に関して対称に映像ヘッドパー３に設けられ
、映像ヘッド２ｂ及び２ｄのキャップ２ｂｇ及び２ｄｇ
の水平方向及び垂直方向の間隔はそれぞれ上述の映像ヘ
ッド２ａ及び２Ｃのギャップ２ａｇと２Ｃｇの水平方向
及び垂直方向の間隔と同様となるように映像ヘッド２ｂ
及び２ｄが設けられろ。

すなわち、映像ヘッド２ａ、２ｂ、２ｃ及び２ｄが従来
のＶＴＲによる記録再生トラックを走査できるように、
かつ映像ヘッド２ａと２０が異なる２つのトラックを同
時に走査でき、また他の時刻には映１　　　像ヘッド２
ｂと２ｄが２つの異なるトラックを同時に走査できるよ
うに配置されている。そして映像ヘッド２Ｃはそれぞれ
映像ヘッド２ａと同時に情報の記録再生を行い、映像ヘ
ッド２ｄは映像ヘッド２ｂと、同時に情報の記録再生を
行い、第１図（ｃ）に示すように、従来のＶＴＲにより
記録された第２図（Ｃ）の映像トラック２０ａの２トラ
ツクの情報又は第２図（Ｃ）の映像トラック２０ｂの２
トラツクの情報を同時に記録再生を行う。

即ちこの発明の実施例によれば映像ヘッド２ａ。

２Ｃは第１図（ｃ）の映像トラック２０ａ及び２０ｃを
同時に走査し、映像ヘッド２ｂ、２ｄは第１図（ｄ）の
映像トラック２０ｂ及び２０ｄを同時に走査する。

このとき、回転シリンダ１ｂは再生を行う記録済みのビ
デオテープ８の記録時の回転シリンダ１ｂの速度で回転
するとともに、ビデオテープ８は、従来のＶＴＲによる
記録時のテープ走行速度の２倍のテープ走行速度で走行
され、２個の映像ヘッド２ａと２ｃ又は２ｈと２ｄを用
いて２つの記録再生トラック２０ａと２０Ｃ１又は２０
ｂと２０ｄを同時に走査し、さらに−１記２個の映像ヘ
ッド２ａと２ｃ。

又は２ｂと２ｄの出力又は入力毎に順次スイッチング操
作を行い記録再生を行う。また、上述の通り記録再生さ
せるために、前述のビデオテープ８の巻き付は角は１８
０＋β度（α〈β）、すなわち従来例の巻き付は角に比
較し大きくする必要があり、従って、回転シリンダｌｂ
の高さは従来例の回転シリンダ１ａの高さよりも高くな
る。

第３図は第１図のＶＴＲに用いられる高速ダビング用の
システムを示す図である。本システムは、高速ダビング
を行うため、２台の第１図の４ヘッドスキャンニング方
式のＶＴＲにより構成され、１台は再生用ＶＴＲ３０、
もう１台は記録用ＶＴ　　　　Ｒ４０である。

再生用ＶＴＲ３０における映像ヘッド２　ａａ、　２　
ｂａ、２ｃａ及び２ｄａにおいて再生された映像Ｆ’Ｍ
信号は、それぞれ映像再生回路３１，３２．３３及び３
４において増幅された後、記録用ＶＴＲ４０の映像記録
回路４１，４２．４３及び４４に入力される。

映像記録回路４１，４２．４３及び４４に入力された映
像ＦＭ信号は、記録のため増幅された後、映像ヘッド２
　ａｂ、　２　ｂｂ、　２　ｃｂ及び２ｄｂによりビデ
オテープ８上に記録される。また、再生用ＶＴＲ３０に
おける音声ヘッド６ａ及びコントロール・ヘッド７ａに
おいて再生された音声ＦＭ信号及びコントロール信号は
それぞれ音声再生回路３５及びコントロール信号再生回
路３６において増幅された後、それぞれの信号が記録用
ＶＴＲ４０の音声記録回路４５及びコントロール信号記
録回路４６に入力される。音声記録回路４５及びコント
ロール信号記録回路４６に入力された音声Ｆ’Ｍ信号及
びコントロール信号は記録のため増幅された後、音声へ
ｙドロｂ及びコントロール・ヘッド７ｂによりビデオテ
ープ８．ｌ：に記録される。

以」−の如く構成し、再生用ＶＴＲ３０に装着しである
記録済みのビデオテープ８を記録用ＶＴｒ（４０に装着
しであるビデオテープ８にダビングするためには、再生
用ＶＴＲ３０を再生状態とし、記録用ＶＴＲ４０を記録
状態とするとともに、両ＶＴＲ３０，４０のビデオテー
プ８を記録時のテープ走行速度に比較し２倍のテープ走
行速度で走行させる。また、再生用ＶＴＲ３０における
４個の映像ヘッド２　ａａ、　２　ｈａ、　２　ｃａ及
び２ｄａを用いて、そのうち２個の映像ヘット２　ａａ
、　２　ｃａ又は２ｈａと２ｄａを同時に再生し、−１
−記２個の映像ヘッドの組２ａａと２ｃａ又は２ｈａと
２ｄａを交互にスイッヂンク操作を行う。一方、記録用
ＶＴＲ３０においては、映像ヘッド２ａａ及び２ｃａを
用いた再生時には、映像ヘッド２ａｂ及び２ｃｂを用い
て記録させ、また、映像ヘッド２ｈａ及び２ｄａを用い
た再生時には、映像ヘッド２ｂｂ及び２ｄｂを用いて記
録させろ。すなわち、両ＶＴＲ３０，４０の映像ヘッド
のスイッヂング操作を同期させ、ダビングを行う。

以上の如くダビングを行うことにより、ダビングの所要
時間がそのビデオテープの記録時の所要時間に比較して
半分となり、高速ダビングが可能となりダビング時間を
短縮できる。

第３図の本システム図で示すように、再生された映像Ｆ
Ｍ信号又は音声ＦＭ信号をＦＭ復調ずろことなくそのま
ま記録しているので、復調及び変調による非直線ひずみ
が生じないという利点がある。また、逆に映像Ｆ’Ｍ信
号及び音声ＦＭ信号をＦＭ復調した後、ＦＭ変調して記
録することも可能である。

以−１−の実施例においては、４ヘッド方式について記
述したが、さらに２の整数倍ヘッド方式が可能であり４
ヘット方式に比較し、さらにダビング時間を短縮オろこ
とができる。

［発明の効果］ 以上詳述したように、この発明によれば複数個の磁気ヘ
ッドで異なる複数個のトラックを同時に走査し記録再生
を行うことができるので、高速ダビングが可能となり、
ダビング時間を短縮できるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の一実施例である４ヘツドヘリ力
ルスキヤンニング方式ＶＴＲの回転シリンダ付近の平面
図、第１図（ｂ）は第１図（ａ）の正面図、第１図（Ｃ
）は第１図（ｂ）のビデオテープのトラックを示ず図、
第２図（ａ）は従来技術の２ヘツドへりカルスキャンニ
ング方式ＶＴＲの回転シリンダ付　　　′近の平面図、
第２図（ｂ）は第２図（ａ）の正面図、第２図（Ｃ）は
第２図（ｂ）のビデオテープのトラックを示す図、第３
図は第１図（ａ）のＶＴＲの高速ダビング・システムを
示す図である。 １ｂ・・・回転シリンダ、 ２ａ、２ｂ、２ｃ、２ｄ−映像ヘッド、２　ａｇ、　２
　ｂｇ、　２　ｃｇ、　２　ｄｇ−映像ヘッドのギーｔ
’ツブ、４．５・・・テープガイド、 ８・・・ビデオテープ、 １１・・・映像ヘッドの回転方向、 １２・・・テープの走行方向、 ２０ａ、２０ｂ、２０ｃ、２０ｄ−・・映像トラック。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転する磁気ヘッドを有するヘッドシリンダに記
   録媒体を所定角度巻き付けて走行させるとともに、上記
   磁気ヘッドによって、所定単位長の記録トラックを走査
   することによって、複数条の各トラックに情報を記録し
   またはこの情報を再生する磁気記録再生装置において、
   少なくとも２個の磁気ヘッドを近接して並設してこの少
   なくとも２個の磁気ヘッドで少なくとも異なる２つのト
   ラックを同時に走査するとともに、１個の磁気ヘッドで
   一つのトラックを走査する場合の記録媒体の走行速度よ
   りも早い速度で走行させながら、情報の記録、再生を行
   うことを特徴とする磁気記録再生装置。