JPS6236403Y2 - - Google Patents

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JPS6236403Y2
JPS6236403Y2 JP12331683U JP12331683U JPS6236403Y2 JP S6236403 Y2 JPS6236403 Y2 JP S6236403Y2 JP 12331683 U JP12331683 U JP 12331683U JP 12331683 U JP12331683 U JP 12331683U JP S6236403 Y2 JPS6236403 Y2 JP S6236403Y2
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JP
Japan
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shoes
hole
hollow
diameter
foot pressure
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JP12331683U
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JPS6031803U (ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、この考案による弾性効果、空気ク
ツシヨン効果の有る構造物を使用し、滑つたり、
転んだりした時に起るねんざを減少させ、長時間
の着用でも疲労を感じさせないうえ、更には、人
は人夫々の足の型をしているが、これらの人々の
各様の足を包み込み、ジヤストフイツトさせる靴
(運動靴を含む)、サンダル等履物全般の改善に関
するものである。
従来、ねんざ、着用性、疲労感について種々の
工夫、例えば軽量スポンジ、発泡ウレタン等を使
用し改良が加えられてきたが、その構造や、形状
に問題が有り、靴(運動靴を含む)、サンダル等
履物全般に互る解決策に至つていないのが現状で
ある。
この考案は、ねんざ、着用性、疲労感について
人間工学的に考察される足圧測定を基とした足圧
分布(図4)を重点として中空穴を形成する構造
物を使用し、従来の欠点を更に除去することを目
的とした靴である。この考案を図面に基づいて説
明すると、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、熱可
塑性ゴム、気泡性合成樹脂を成型して得られた構
造物を1として、中物用(図1)、2として表底
(図2、図3)として用いるのだが、この構造物
は、図1の通り中空穴1が設けられ、この中空穴
1は、上方を小さく、穴径を5mm±2mmにしてあ
り、下方を大きく8mm±3mmにしてあり、この中
空穴1の上方どうしを中空穴1の直径の幅より狭
くした溝4で連結してある。
上部穴径を下部穴径より小さくすることにより
一層適度な弾性効果及び空気クツシヨン効果が得
られるとともに、靴着用時の体重負荷による中底
材料の変形(落ち込み)を防止することが可能と
なる。
1としての中物b用の構造物は、靴への実際の
利用が可能であり、返りのよい靴が得られるよう
に5mm〜10mmの厚さの範囲で形成してあり、2と
しての表底のために用いる厚みは、靴のデザイン
や、その時々の考え方で、厚みの幅を自由に設定
出来るように全体の厚みが8mm〜16mmであり、中
空穴の深さは5mm〜10mmで、返りの良さを考慮し
た形状にされている。成型されたこの構造体の材
料であるポリ塩化ビニール、ポリウレタン、熱可
塑性ゴム、気泡性合成樹脂は、硬度50℃〜70℃の
間で弾性効果、空気クツシヨン効果が最もよく得
られるのであり、硬度50℃〜70℃の範囲外で成型
された構造物は、柔らか過ぎると変型や弾性効
果、空気クツシヨン効果が得られないばかりか、
歩行時の疲労感を増すことになる。又、硬過ぎて
も弾性効果、空気クツシヨン効果が得られないの
で返りが悪くなつて、かえつて疲労を増大させる
ことになるので、硬度50℃〜70℃が構造物にとつ
て靴への使用の最適条件であると考察される。こ
のままの構造、形状の構造物体形で最善の弾性効
果、空気クツシヨン効果が得られるのであるが、
この考案は更に一層の弾性効果、空気クツシヨン
効果が得られるように考察を行つた。即ち、中物
並びに表底として利用する今迄に記載してきた中
空穴1、厚み、材質の構造形態に人間工学で考察
される足圧測定を基にした足圧分布(図4)を最
重視し、中物(図1)、表底(図2、図3)にこ
の足圧部分(図4)を活用し、歩行時の足圧の移
動による接地順位、並びにその押圧力が考慮され
た中空穴1が踵部、踏付部、爪先部の各部に互り
密になり疎になり分布されていて、その中空穴1
どうしが、溝4で連結して形成してある構造形態
になつていることである。
踵部、踏付部、爪先部に配置されている中空穴
1は、靴の使用目的別に、例えばビジネスシユー
ズ、カジユアルシユーズ、運動靴別にその配置が
変化させてあり、第3図に示すごとく、踵部、踏
付部、爪先部の各部位に直径の違う大小の中空穴
2,3の配置が行なわれていたり、第2図に示す
ごとく、同一直径の中空穴の配置が行なわれてい
たり、不踏部ぬすみ構造7が設けられているもの
など適宜考慮され、靴の使用目的に応じて使用出
来る形状と構造形態になつている。
この構造物の表底としての使用方法の実施例を
挙げると、接着靴には図5の通り従来通りの接着
方法で表底として接着出来る。又、中物としての
使用方法の実施例を挙げると図6の通り従来のグ
ツドイヤー製法(JIS S 5050)の中物部分にこ
の考案の構造物を挿入することにより、従来通り
のグツドイヤー製法に活用することが出来る。こ
の様にこの構造物は、接着靴にも、縫製靴にも幅
広い応用範囲があり、いろいろな製法に利用する
ことが可能である。更に表底の接地面には通常使
用される滑止め効果のある滑止めを用い、骨折、
ねんざ等の事故の減少を計つて、構造物、甲革部
12との一体構造として効果を倍増することが出
来る。
構造物の材質の適切な使用、最適条件で成型さ
れている適切な硬度、適宜応用範囲の広い中空穴
1の形状と中空穴1,2,3どうしを溝4で連結
した構造物に甲部を接着とか縫製した一体構造の
靴であるので、それ故に次の様な機能を発揮す
る。
接地面には通常使用される滑止め効果のある滑
止めを付けてあるのと、この構造物を使用して有
るのとで雨の中でも、水滴りでも安全に歩行出来
て、骨折、ねんざ等の事故から身体を守ることが
出来る。特に強調されるのは人間工学の考察によ
る足圧測定を基にした足圧分布(図4)により歩
行時に於ける身体の重心の移動を伴う足圧を完全
にとらえた人間の歩行機能に合わせた構造の靴で
あるので、地面上に凹凸や石等の障害物が有れば
弾性効果、空気クツシヨン効果とが一体となり地
面上の状況を的確にとらえて、その状況に常に正
確に対応することが出来る。その結果安全に歩行
出来るので骨折、ねんざ等の足の事故から身体を
守ることが出来、歩行機能が増大し、長時間の歩
行でも疲労感のない各人各様の足を包み込んでジ
ヤストフイツトさせる、従来にない最大限の機能
を有するかつき的な靴である。
【図面の簡単な説明】
第1図は構造物を中物用として使用した場合の
斜傾図、第2図は構造物を表底用として使用し、
中空穴が同一穴径であり、しかも、足圧分布を基
にした中空穴を踵部、踏付部、爪先部に配置した
一例の平面図、第3図は構造物を表底面として使
用し、中空穴が大小の穴径であり、しかも、足圧
分布を基にした中空穴を踵部、踏付部、爪先部に
配置した一例の平面図、第4図は人間工学による
足圧測定を基として考察される足圧分布の平面
図、第5図は構造物を表底として用いた場合の接
着靴への実施例の断面図、第6図は構造物を中物
用として用いた場合の縫製靴(グツドイヤー製法
JIS S 5050)への実施例の断面図。 1……中空穴、2……中空穴(小)、3……中
空穴(大)、4……溝、5……表底、6……中
物、7……ぬすみ部、8……細革、9……出縫、
10……掬縫、11……中底リブ、12……甲革
部、13……釣込代部、14……中底、15……
モカ縫糸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上部穴径が5mm±2mm、下部穴径が8mm±3
    mmで、穴深さ5mmから10mmの円錐状の中空穴1
    を複数個適宜配置させ、各中空穴の上部を中空
    穴1の上部径より狭い溝4で連結させた構造物
    をクツシヨン材として底部に装着したことを特
    徴とする靴。 2 上記構造物がポリ塩化ビニル、熱可塑性ゴ
    ム、ポリウレタンその他の気泡性合成樹脂によ
    り成型された硬度50゜から70゜(JIS−C硬
    度)の弾性体からなることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項の靴。
JP12331683U 1983-08-10 1983-08-10 底部に弾性効果,空気クッション効果のある構造物を取り付けた靴 Granted JPS6031803U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12331683U JPS6031803U (ja) 1983-08-10 1983-08-10 底部に弾性効果,空気クッション効果のある構造物を取り付けた靴

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12331683U JPS6031803U (ja) 1983-08-10 1983-08-10 底部に弾性効果,空気クッション効果のある構造物を取り付けた靴

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6031803U JPS6031803U (ja) 1985-03-04
JPS6236403Y2 true JPS6236403Y2 (ja) 1987-09-17

Family

ID=30281542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12331683U Granted JPS6031803U (ja) 1983-08-10 1983-08-10 底部に弾性効果,空気クッション効果のある構造物を取り付けた靴

Country Status (1)

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JP (1) JPS6031803U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2527500Y2 (ja) * 1991-03-12 1997-02-26 株式会社ハヤシゴ 靴底の構造
CN2896958Y (zh) * 2006-05-18 2007-05-09 孙志飞 弹力鞋底

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6031803U (ja) 1985-03-04

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