JPS623488B2 - - Google Patents

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JPS623488B2
JPS623488B2 JP53010612A JP1061278A JPS623488B2 JP S623488 B2 JPS623488 B2 JP S623488B2 JP 53010612 A JP53010612 A JP 53010612A JP 1061278 A JP1061278 A JP 1061278A JP S623488 B2 JPS623488 B2 JP S623488B2
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JP
Japan
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magnetic
servo
gap
head
track
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JP53010612A
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English (en)
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JPS53120514A (en
Inventor
Toomasu Marino Peetaa
Boido Sheredei Furanku
Watokinson Sumazaazu Edomondo
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPS53120514A publication Critical patent/JPS53120514A/ja
Publication of JPS623488B2 publication Critical patent/JPS623488B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/265Structure or manufacture of a head with more than one gap for erasing, recording or reproducing on the same track
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/187Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/584Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
    • G11B5/588Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、スプリアス信号を拾わずに、磁気
記録媒体から記録されているデータを読取ること
が出来る改良された磁気ヘツド構造に関する。更
に具体的に云えば、この発明はサーボ誤差にわず
らわされずに、サーボ情報を読取ることが出来る
様にする。
記録媒体に情報を記録し且つそれから再生する
為に磁気ヘツドを使うことは周知であり、最近一
層重要になつた。磁気記録媒体は、例えばデイス
ク(可撓性のもの又は剛性のもの)、テープ等の
いろいろな形式をとり得るが、媒体を表わすには
僅かな特性しか必要ではない。一般的に、磁性粒
子を懸濁したスラリを薄い支持構造の上に一様に
のばす。次にこの構造を硬化させ、記録媒体を形
成する。
磁気ヘツド等によつて発生された磁界を記録媒
体の面に対して通すと、磁性粒子の磁化が印加さ
れた磁界に従つて整合し、データを貯蔵する。貯
蔵されているデータを再現又は再生する為には、
媒体に対して磁気ヘツドを位置ぎめし、磁力線を
切ることにより、記録されていたデータが再生さ
れる。
磁気データを規則的に貯蔵し並びに/又は検索
する為、磁気媒体は一般的にデータ区域及びサー
ボ区域に分割される。データ区域はデータを記録
する区域であり、サーボ区域はトラツク追従用サ
ーボ情報が記録される区域である。
記録されている信号を再生する為、データ区域
及びサーボ区域の両方を横断する様に、磁気ヘツ
ドを媒体に対して通過させる。この方式に伴う1
つの問題は、磁気ヘツドが媒体を横断する時、ス
プリアス読出信号が発生されることである。スプ
リアス読出信号は、再生しようとする有用データ
を含む包絡線と共に出力される。こういうスプリ
アス信号を以下マイナ・ビツトと呼ぶが、これは
再生信号を処理する検出回路にとつて問題を生ず
る。事実、この問題がサーボ区域で起つた時に
は、実際にはデータカートリツジは良好であるの
に、データ・カートリツジ全体を不良として排除
することがある。
マイナ・ビツト問題の原因は、正常な読取りを
するヘツドの磁気ギヤツプの他に、ヘツドの鉄心
の縁、並びに/又は2つ或いは多数の磁気ギヤツ
プを持つヘツドで働かせていないギヤツプが、信
号を読取つて出力することである。従来、このマ
イナ・ビツト問題を解決する為に幾つかの方式が
実施されて来た。例えば、従来、1つの試みとし
て、再生信号から不所望の信号を波する為に
波器を使つていた。この方法は満足に作用する
が、波作用が不要である場合よりも読取回路が
一層複雑になるから、装置のコストが増加する傾
向がある。更に、マイナ・ビツトが主に記録媒体
のサーボ区域に関連している様な場合、磁気ヘツ
ドがサーボ区域を横断する比較的短い期間の間し
か、波回路が作用しないので、波回路の効用
がごく小さい。
別の試みとして、従来、マイナ・ビツト問題を
解決する為に遮蔽が使われている。然し、遮蔽は
ヘツドのコストを高くすると共に、ヘツドを複雑
にする傾向がある。遮蔽によつては、あらゆる場
合にマイナ・ビツト問題を解決することは出来な
い。例えば、2つのギヤツプを持つヘツドの働い
ていないギヤツプが、ヘツドがサーボ区域を横断
する時にサーボ・データを読取る時である。
上に述べた従来の問題が、磁気変換器を独特な
形状に作ることによつて解決される。その形状
は、ヘツドのギヤツプが、媒体上のサーボ情報及
び/又はデータ情報を読取る時、スプリアス信号
(即ちマイナ・ビツト)を抑圧し、或いは主信号
包絡線からシフトさせる様になつている。
この発明の1つの特徴として、磁気変換器が磁
心内に1個のギヤツプ用位置を有する。ギヤツプ
は、磁心の内側磁極片と外側磁極片との間に形成
された磁気抵抗の大きい磁路であることを特徴と
する。コイル接近窓が磁心の外側磁極片の中に形
成され、そこにピツクアツプ・コイルが巻装され
る。磁心の寸法は、ヘツドの移動方向に見て、磁
心の縁とギヤツプとが、サーボ・トラツクの間の
中心線間距離に等しい距離だけ離れる様になつて
いる。
この発明の別の特徴として、磁気ヘツドの磁心
に2つのギヤツプを設ける。これらのギヤツプ
は、ギヤツプの間の間隔がサーボ・ピツチ間隔に
等しくなる様に配置される。
この発明の別の特徴として、2つのギヤツプを
持つヘツドの一方のギヤツプの長さは、サーボ密
度で読取る時、ゼロが生ずる様になつている。
読取ヘツドの外側の角によつて発生されたスプ
リアス・パルス、又は2つのギヤツプを持つヘツ
ドの働いていない1つのギヤツプによつて発生さ
れたスプリアス信号を呼ぶのに、文献には幾つも
の呼名が使われているが、この明細書ではこのス
プリアス信号をマイナ・ビツトと云う言葉で呼
ぶ。即ち、この明細書で使うマイナ・ビツトとい
う言葉は、磁心の縁、又は2つのギヤツプを持つ
ヘツドの1つのギヤツプによつて発生されたスプ
リアス読取信号包絡線を意味する。
次に図面について説明する。第1図及び第4図
に磁気変換器又はヘツドが全体的に数示10で示
されており、これが相対的に移動する磁気媒体1
2と協働して、1つ又は複数のトラツクの磁気情
報を読取り、或いは書込む。
磁気媒体12の一部分を第1図に示してある
が、第2図にはそれが更に詳しく示されている。
磁気媒体12を回転ヘツド装置等で記録される磁
気テープの一部分として示してあるが、この発明
の範囲内で磁気媒体は種々の形をとることが出来
る。磁気媒体12が、複数個のデータ・トラツク
が記録されるデータ記録部分14を含む。図には
2のトラツク16,18を示してある。一般的に
データ・トラツクは記録媒体12の縁に対して或
る角度で傾斜している。サーボ・トラツク20,
22,24,26が磁気媒体12の両側の縁から
データ・トラツクを挾む様に配置されている。サ
ーボ・トラツクには、中心線即ち選ばれたデー
タ・トラツクに対する理想的なヘツドの通路を表
わす同期マーク46,47,48が設けられてい
る。各々のサーボ・トラツクには、同期マークと
略平行な多数のサーボ標識がある。28,30と
記した様な複数個のサーボ標識が第1図に示され
ているが、第1図にはサーボ・トラツク20,2
2の拡大図も示されている。後で説明するが、サ
ーボ標識は同期マークと共にトラツク追従の為に
磁気変換器10で利用される。この明細書で云う
トラツク追従とは、磁気変換器と選ばれたデー
タ・トラツクと整合させることである。云い方を
換えれば、トラツク追従は、選ばれたデータ・ト
ラツクの磁気情報を読取り又は書込む為、磁気変
換器がこのデータ・トラツクと整合し且つそれを
横断することが出来ることを云う。
第1図及び第4図に、この発明の磁気変換器1
0が示されている。第1図の磁気変換器はギヤツ
プが1個のヘツドであるが、第4図の磁気変換器
はギヤツプが2つのヘツドであり、そのいづれも
この発明を実施したものである。
第1図に示したギヤツプが1個のヘツドが内側
の磁極片32を含む。コイル窓が外側磁極片34
に形成され、その後内側磁極片32に取付けられ
て、普通の変換用ギヤツプ36を形成する。ギヤ
ツプ36は磁気抵抗が高いことを特徴とする。ギ
ヤツプ36を作るには、普通のヘツド製造技術を
使う。例えば、このギヤツプは、内側磁極片32
と外側磁極片34との間に設けられた開放空間で
あつてもよいし、或いはこのギヤツプを非磁性材
料、例えば硝子で充填してもよい。巻線38が外
側磁極片34の窓を通してこの磁極片に装着され
る。読取り及び書込み用の外部回路が夫々端子4
2,40に接続される。この発明の結果を達成す
るには、ギヤツプ36と外側磁極片34の前縁と
の間の実効的な間隔がAに等しい。ここでAは、
ヘツドがサーボ・トラツクと交差する時の角度で
見た、サーボ・トラツクの中心線の間の実効的な
間隔に等しい。
磁気変換器10がサーボ・トラツクに記録され
たデータを読取る為、ヘツドは角度θでトラツク
に入り、矢印44で示す方向に移動する。サー
ボ・トラツクの中心線の間の普通の間隔をBで表
わすと、第1図の幾何学的な関係から、サーボ・
トラツク20,22の間の実効的な間隔、即ちギ
ヤツプ36と変換器10の前縁との間の所要の間
隔AがB÷sinθであることが判る。第6図に、
磁気媒体との界面になる変換器の面を平面図で示
す。ギヤツプ36が内側磁極片32と外側磁極片
34との間の繋ぎ目に形成され、ここで寸法A
は、ヘツドがサーボ・トラツクと交差する際の角
度で見た、サーボ・トラツクの間の間隔に略等し
い。
2つのギヤツプを持つヘツドの構成を説明する
前に、この発明によらないヘツドを使つた時に起
る問題を説明しておくのがよいと思われる。前に
述べた様に、媒体上の選ばれたトラツクから情報
を読取り又は情報を書込む為、磁気ヘツド10が
矢印44で示す方向に角度θで媒体に接近し、媒
体から情報を読取り、又は情報を書込む。サー
ボ・トラツクに予め記録した情報から、トラツク
追従情報即ちヘツド媒***置情報を取出す。第8
図は磁気ヘツド10からの出力信号の包絡線を示
す。横軸は時間、縦軸は振幅である(第3A〜3
C図も同様)。出力信号包絡線は実質的に菱形で
あるが、整流後の菱形の半分だけを示してある。
トラツクの整合状態を定める為、サーボ出力信号
の前側及び後側の傾斜部の点46,48に示した
閾値レベルを選ぶ。図に示していない読取回路を
巻線38(第1図)の端子40,42に接続し
て、サーボ信号の前側の傾斜部にある点46にぶ
つかると、回路が増数計数を始める。点50で信
号包絡線のピークに達した時、同期マークによつ
て供給される2倍周波数ビツトに出合う。このビ
ツトに出合つた時、回路は減数計数を始める。点
48に達するまで、下向きの計数が続く。ヘツド
がトラツク上にあれば、計数回路の累積計数値は
ゼロである。この代りに、ヘツドがトラツク上に
ないと、計数回路に剰余があり、装置にそのこと
が知らされ、サーボ誤差が出る。この位置ぎめ方
式について更に詳しいことは米国特許第3845500
号に記載されている。サーボ信号の点50をピー
ク(即ち尖端)として示してあるが、設計によつ
てはピークが平担であることがある。このトラツ
ク追従形式は、選ばれたトラツクに対するヘツド
の整合状態が信号の振幅に関係するので、振幅形
トラツク追従方式と呼ぶ。
第3B図及び第3C図には、この発明によらず
に設計された磁気ヘツドから得られる信号包絡線
を示す。第3B図は、AがB/sinθより小さい場合 であり、第3C図は、AがB/sinθより大きい場合 である。この線図は、マイナ・ビツトによつて起
る問題を理解するのに役立つ。変換器10の前縁
がサーボ・トラツクを横切る時、縁がサーボ・ト
ラツクに記録された情報を読取り、マイナ・ビツ
ト包絡線と記したスプリアス信号包絡線を出力す
る。この図から判る様に、このマイナ・ビツト包
絡線が変換器のギヤツプから取出された主包絡線
と重なり合う。マイナ・ビツト包絡線のピーク5
2も主包絡線の傾斜部の上にある。マイナ・ビツ
ト包絡線及び主包絡線から複合信号を取出した
時、不規則な波形が出来る。スプリアス信号包絡
線のピークと主包絡線とによつて複合包絡線に発
生する不連続は、同期パルスに起る180゜の位相
変化の為である。例えば、第3B図で、不規則性
又は不連続性が前側の傾斜部と、主包絡線のピー
クの所で起る。前に述べた様に、装置はトラツク
追従を行なうのに、サーボ信号の振幅に依存して
いる。閾値を主サーボ包絡線の不規則な前側の傾
斜部と一致する様に位置ぎめすると、実際には全
く誤差がないのに、計数回路が装置の出力に影響
する様な複数個のサーボ誤差を発生する。
ここで第3A図を見ると、この発明に従つて設
計されたヘツドの出力として得られるサーボ信号
が示されている。この図から判る様に、マイナ・
ビツト包絡線は、ピーク52が主包絡線のピーク
50と同相になるか、或いは主包絡線のピークと
位相がずれる様に変換されている。ピークが主サ
ーボ包絡線の傾斜部と一致しない様に磁気変換器
10を設計すると、不規側な形を持たない複合サ
ーボ包絡線が発生される。閾値を複合信号の前側
の傾斜部及び後側の傾斜部に沿つて位置ぎめする
ことにより、サーボ誤差が目立つて減少し、デー
タ出力が増加する。第3A図に示した結果を達成
する為に、第1図の変換器のAの部分は、サー
ボ・トラツクの間の実効的な距離に略等しい寸法
を持つている。
第4図にはこの発明の別の実施例が示されてい
る。この発明のこの実施例では、磁気ヘツド10
が2つのギヤツプ54,56を有する。ギヤツプ
54が所謂書込み/読取用ギヤツプであり、ギヤ
ツプ56が所謂消去用ギヤツプである。これらの
ギヤツプの作用を取替えても、この発明の範囲を
逸脱しないことに注意されたい。この2番目の実
施例の特徴は、磁気ヘツド10が、互いに比較的
近づけて配置された2つのギヤツプを持つことで
ある。当業者であれば、普通の磁気ヘツド技術を
用いて磁気ヘツド10を作ることが出来るが、こ
の発明の好ましい実施例では、磁気ヘツド10が
中央の磁極片58を含む。中央の磁極片58に、
以下第1の2番取り支持体60と呼ぶ第1の外側
磁極片60が取付けられる。第1の2番取り支持
体60には、書込み巻線62を坐着させる窓部分
を作る。書込み巻線62を夫々端子64,66に
接続する。こうすると書込み電流が巻線に入るこ
とが出来ると共に、データ情報を巻線から取出す
ことが出来る。磁極先端68,70の間に書込
み/読取用ギヤツプ54が設けられる。ギヤツプ
54は磁気抵抗が比較的高いことが特徴である。
このギヤツプは普通の手段によつて作られる。こ
れは単なる空隙であつてもよいし、或いはギヤツ
プを非磁性材料、例えば硝子で充填してもよい。
同様に、磁極72を磁極70に対して位置ぎめす
ることにより、消去用ギヤツプ56が形成され
る。最初の2番取り支持体60と同じく、第2の
2番取り支持体74に消去巻線76を坐着する窓
を作る。巻線76を夫々端子78,80に接続
し、消去用ギヤツプ56に対して、電流のやり取
りが出きる様にする。1つのギヤツプを持つヘツ
ドの場合と同じく、ギヤツプの中心線の間の間隔
Cは、移動角度θで見た、サーボ・トラツクの間
の実効的な距離すなわちB/sinθに等しい。この間 隔がサーボ・トラツクの間の実効的な間隔に等し
くなる様に2つのギヤツプを持つヘツドを設計す
ることにより、トラツク追従情報を得る為に書込
み/読取ヘツドがサーボ・トラツクを横切つて読
取つている期間中に消去用ヘツドが拾うマイナ・
ビツト信号の包絡線が、主包絡線と同相になる。
ギヤツプ54,56を夫々書込み/読取用ギヤツ
プ及び消去用ギヤツプと呼んだが、この指定を変
えてもこの発明の範囲を逸脱することにはならな
いから、これはこの発明に対する制約とみなして
はならない。従つて、2つのギヤツプを持つヘツ
ドの重要な特徴の1つが、距離Cが移動角度で見
た、サーボ・トラツクの間の中心線の間の実効的
な間隔に等しくなければならないことであること
が理解されよう。
第7図は磁気媒体との界面になるこの磁気ヘツ
ドの面の平面図である。この図から明らかな様
に、距離Cは、消去用ギヤツプ及び書込み/読取
用ギヤツプの中心線の間の距離である。この距離
が、移動角度で見た、サーボ・トラツクの間の実
効的な距離に略等しい。
第4図及び第7図についてこの発明の更に別の
実施例を説明する。この発明のこの実施例では消
去用ギヤツプ56の幅82は、磁気ヘツドが媒体
のサーボ区域を横断する時、消去用ギヤツプによ
つて拾われたマイナ・ビツトが抑圧される様に作
られている。この為、消去用ギヤツプの幅は、サ
ーボ・トラツクの直線密度で、ギヤツプ損失関数
にゼロが生ずる様にする。この原理は、相異なる
周波数又は密度で記録される複数個の信号の1つ
を抑圧するのに適用し得ることに注意されたい。
これは、ヘツドの1つのギヤツプを不所望の信号
の周波数の所でゼロになる様に設計することによ
つて行なわれる。ここで第5図について説明する
と、読取ヘツドから出力された再生信号の振幅と
記録されている信号の波長λとの間の関係がグラ
フで示されている。このグラフは消去用ギヤツプ
を作る際の理論を理解するのに役立つ。この図か
ら判る様に、再生信号の振幅は、記録されている
信号の波長が特定の値をとる時ゼロになる。従つ
て、消去用ヘツドのギヤツプ幅を、サーボ・トラ
ツク再生信号の振幅がゼロになるように設計して
おくと、マイナ・ビツトの問題がなくなる。
記録技術では ギヤツプの幅=1/1.12×λ (1) であることが知られている。但しλ2/D、Dは単位 長あたりの直線的な磁束変化密度である。式(1)に
λの値を代入すると、次の様になる。
ギヤツプの幅=1/1.12×2/D (2) 特定の信号を記録する密度を式(2)に代入する
と、データが記録されている磁気媒体をギヤツプ
が横断する時に、特定の信号を読出すことのない
様なギヤツプの幅を設計することが出来る。この
発明の好ましい実施例では、抑圧すべきサーボ・
データの密度は2.54センチ(1吋)あたりの磁束
変化が3440であり、この為、ギヤツプの幅を約
0.015ミリ(581マイクロ吋)にすると、ヘツドが
サーボ・トラツクを横切つても、消去用ギヤツプ
からマイナ・ビツトを出力することがない様にす
ることが出来る。
2つのギヤツプを持つヘツド(第4図)につい
て上に説明した所では、普通の動作では、磁気媒
体(図に示してない)に対するヘツドの移動方向
が矢印81で示されるものと仮定した。云い方を
換えれば、普通の動作では、消去用ギヤツプが書
込み/読取ヘツドより先行する。つまり、消去用
ギヤツプは、書込み/読取用ギヤツプより前に、
記録されているデータ並びに/又は記録されてい
るサーボ情報に接近し又は出合う。2つのギヤツ
プを持つヘツドを前述の様式で動作させた時、ギ
ヤツプの損失関数のゼロがサーボ・トラツクの直
線密度で起る様な消去用ギヤツプの幅になつてい
る場合、マイナ・ビツト現象に対する消去用ギヤ
ツプの寄与が抑圧される。従つて、(第4図及び
第7図の)距離Cは、移動角度で見た、サーボ・
トラツクの間の実効的な距離に等しくしなくても
よい。然し、ギヤツプの損失関数のゼロがサー
ボ・トラツクの直接密度で起る様に消去用ギヤツ
プを作ることが出来ない場合、或いは動作方向が
逆転している場合(即ち書込み/読取用ギヤツプ
が消去用ギヤツプより先にデータ並びに/又はサ
ーボ情報に接近する場合)、マイナ・ビツトを抑
圧し又は制御する為に、距離Cは、移動角度で見
た、サーボ・トラツクの間の実効的な距離に略等
しくなければならない。
同様に、ヘツドの内、2つのギヤツプを持つヘ
ツドの書込み/読取用ギヤツプに一番近い角は、
ヘツドを前述の逆転様式で使う場合(即ちデータ
並びに/又はサーボ情報に接近する場合)、マイ
ナ・ビツトに寄与を持つ。このマイナ・ビツト問
題を解決する為、(第4図の)距離Dは、移動角
度で見た、サーボ・トラツクの間の実効的な距離
に略等しくなければならない。マイナ・ビツト現
象を最適の形で処理すると共に、ヘツドが逆向き
に動作出来る様にする為には、(第4図の)距離
C及びDを移動角度で見た、サーボ・トラツクの
間の実効的な距離に略等しくすると共に、消去用
ギヤツプの幅は、ギヤツプの損失関数のゼロがサ
ーボ・トラツクの直線密度で起る様にしなければ
ならない。制御を最適にする為には、上に述べた
3つの特性(即ち距離C及び距離Dの長さと消去
用ギヤツプの幅の制御)を全部同時に、2つのギ
ヤツプを持つヘツドに取入れて設計しなければな
らない。
上に説明したこの発明に従つて磁気変換器を作
れば、磁気記録面からマイナ・ビツトの妨害を受
けずにデータが再生される。或る長さの磁気媒体
の両方の縁に設けられたサーボ・トラツクの内容
からヘツドとトラツクの整合関係を維持する様に
した回転ヘツド形の場合についてこの発明を説明
したが、これは単に説明にすぎず、この発明の範
囲を制約するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の考えによる1つのギヤツプ
を持つ磁気ヘツドの斜視図、第2図はサーボ・ト
ラツク及びデータ・トラツクを持つ磁気媒体の一
部分を示す図、第3A図はこの発明を実施した磁
気ヘツドによつて読出された信号包絡線を示すグ
ラフで、この磁気ヘツドの作用を説明するもので
ある。第3B図及び第3C図はこの発明によらな
い磁気ヘツドによつて得られた信号包絡線を示す
グラフ、第4図はヘツドの形状とギヤツプの幅に
この発明の考えを取入れた2つのギヤツプを持つ
磁気ヘツドの平面図、第5図は読取信号の振幅と
この信号の波長λとの関係を示す曲線、第6図は
1つのギヤツプを持つ磁気ヘツドの面と、磁心の
縁に対するギヤツプの関係を示す平面図、第7図
は2つのギヤツプを持つ磁気ヘツドの平面図で、
ギヤツプの間の臨界的な間隔を示す。第8図は読
取ヘツドによつて読取られたサーボ包絡線を示す
線図で、このサーボ包絡線は選ばれたトラツクに
対して読取ヘツドを位置ぎめする為に使われる。 12……磁気媒体、16,18……データ・ト
ラツク、20,22,24,26……サーボ・ト
ラツク、32,34……磁極片、36……ギヤツ
プ、38……コイル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トラツク追従用の同期マーク及びサーボ標識
    が記録されている少くとも2つのサーボ・トラツ
    クを長手方向の一縁に有し且つ該サーボ・トラツ
    クに対し斜めの方向に複数のデータ・トラツクを
    有する磁気媒体と磁気ヘツドとの間に相対的運動
    を与え、前記サーボ・トラツクを横切るように前
    記斜めの方向と略等しい方向に移動する前記磁気
    ヘツドにより前記サーボ標識を包絡線信号として
    再生し、該包絡線信号の振幅が増加により所定の
    閾値を越えてから前記同期マークが検出されるま
    での計数値と、前記同期マークが検出されてから
    前記振幅の減少により前記閾値を越えるまでの計
    数値との差に応じて前記磁気ヘツドと所定の前記
    データ・トラツクとを整合させるようにした磁気
    記録装置において使用するための前記磁気ヘツド
    の集成体であつて、 前記磁気媒体に予め記録された信号を再生し且
    つ該磁気媒体に信号を記録するための磁気ギヤツ
    プと、第1の磁極片と、該第1の磁極片と協働し
    て前記磁気ギヤツプを形成するように前記磁気ヘ
    ツドの移動方向に対し前側に設けられた第2の磁
    極片と、信号を再生及び記録するために一方の前
    記磁極片に設けられたコイル手段とを備え、前記
    磁気ギヤツプと前記第2の磁極片の前縁部との間
    隔をB/sinθ(但し、Bは隣接する前記サーボ・ト ラツクの中心線の間の間隔、θは前記サーボ・ト
    ラツクに対し前記データ・トラツクがなす角度)
    に略等しくしたことを特徴とする、磁気ヘツド集
    成体。
JP1061278A 1977-03-28 1978-02-03 Magnetic head assembly Granted JPS53120514A (en)

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