JPS6234120A - 回転多面鏡の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はレーザプリンタに使用される回転多面鏡の製造
方法に関するものである。

従来の技術 レーザプリンタの光書込系では、電気信号に対応してオ
ン、オフされたレーザビームを高速回転する多面鏡に投
射し、その反射光を帯電された感光ドラムに照射して静
電向１′壜を得るようになっている、 従来、この回転多面鏡を用いた光偏向器として第７図に
示す構成のものが提案されている。

即ち、ヒステリシス材でなるロータ２の軸方向上面に多
面鏡１がねじ３，８で：ｉ！１着され、多面鏡１とロー
タ２の中心部に両・１部が夫々軸受機構へ６で支承され
た回転軸４が装着されている。更にロータ２の軸方向に
並列に高ケイ素鋼板を積層したステータコア７．７が配
設されている。

このように構成された回転多（ｆｉ４を用いた光偏向器
骨は、公知の方法でステータコア７．７が口−タ２を回
動させると、これと連動して多面鏡１は回転軸４を中心
にして回動するものである。

所で、この多面鏡１は例えば８面体また１２面体に形成
された反射面８を有するもので、寸法。

角度２表面粗度に高い精度が要求されるものであシ、こ
れを製造するには、アルミニウムまたは鉄材を研８１３
まだは切削加工し、次に研磨加工により所定の寸法に形
成して、ラッピングにより表面仕上げを行なう。

この表面仕上された多面鏡１は、アルミニウム等の金属
で真空礪着されて反射面８が形成され、更に保Ｓ模とし
て酸化ケイ素、または二酸化ケイ素が蒸着されて製作さ
れていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の回転多面鏡の製造には
、上述のように各種の高精度の加工と組立とを要するの
で手間がかかり、このため製造に時間を要して割高とな
り、更に多面鏡１を回転軸４に装着するのに反射面８の
回転軸４の軸心知対する面倒れ補正を要する等の問題が
あった。

本つロ明は、この従来の問題点を解消した新規な回転多
面′境の制令方法を提供することを目的とするものであ
る。

問題点を解決するための手段 本発明による上記問題点を解決するための手段を実施例
に相当する第１〜６図により以下に説明する。

本発明においては、所定寸法の多面曵９を形成するだめ
のモールド金型の中心に回転軸１０または軸受部１２を
設定し、これらの周りにプラスチックまたはプラスチッ
ク複合材料を注入、加圧して、プラスチックまたはプラ
スチック複合材料でなる多面鏡９と回転軸１０または軸
受部１２との一体成型された回転多［Ｉ！ｉ億本棒本体
１１：Ｉｔを形成し、欠に多面鏡９の表面に入着により
金属反射膜でなる反射面１４を形成し、而る後に反射面
１４０表面に酸化ケイ素でなる保護膜１５を蒸着により
形成して、回転多面鏡１６，１７を得るようにしたもの
である。

作用 プラスチックまたはプラスチック複合材料として、１■
剛性の熱可塑性樹脂または硬質熱硬化性樹脂あるいはガ
ラス繊維、カーボン繊維等の充填剤を含有する高剛性の
熱Ｏｒ塑性樹脂、硬質熱硬化性樹脂を用いることにより
機械的強度の高い多面鏡９が回転軸１０または軸受部１
２と一体に成型されるので、製造工程が簡略化され、多
面鏡１０の面倒れ補正を心配する必要がない。このよう
に製造された回転多面鏡を光偏向器に用いる場合に、そ
の組立、調整が容易となる。、 実施例 以下、本発明を図により説明する。

；官１〜２図は本発明によって得られた回転多面鏡の第
１の実施例の断面図である。

第１図に示すように、所定寸法の多面鏡９を形成するた
めのモールド金型の中心に回転軸１０を設定し、この回
転輪１００周りに硬質熱硬化性プラスチックを注入、加
圧してプラスチックでなる多面鏡９ど回転軸１０との一
体成型された回転多面鏡本体１１を形成する。

この場合、回転軸１０には鍔部１０ａを多ｍｌ漂９のプ
ラスチック内に埋設するように設けるっこれにより多面
鏡９と回転ｉ１０との一体化が確実になる。

次に第２図に示すように、多面ｉ砲υの表面に蒸着によ
りアルミニウム等の金属反射膜でなる反対面１４を形成
し、而る後に反射面１４の表面に唆化ケイ素でなる保護
膜１５を蒸着により形成して回転多面鏡１６を得る。

このようにして製造された回転多面鏡１６を光偏向器に
用いるには、第３図に示すように、回転ｌ１１１１０の
両瑞部は夫々軸受機構１８．１０で支承されるようにし
、また回転軸１０の多面鏡９の下部にロータ２０を設け
、更にロータ２０の地方向に並列に従来例と同様のステ
ータコア２１．２１を配設する。

このように碑成された光偏向器は従来例と同ｒ濠にステ
ータコア２１，２１がロータ２０を回・功丁るとこれを
連動して回転多面鏡１６は回動するものである。

次に！′ｇ４〜５図の１所向図により第２の実施例を説
明する。

第４図に示すように、所定寸法の多面鏡９を形成するた
めのモールド金型の中心に軸受部１２を設定し、この軸
受部１２のｎｂに硬質熱硬化性プラスチックを注入、加
圧してグラスチックでなる多面鏡９と軸受部１２との一
体成型された回転多面鏡本体１３を形成する。

この場合、軸受部１２には鍔部１２ａを多Ｉｉｊ境９の
プラスチック内に埋設するように設ける。これにより多
面鏡９と軸受部１２との一体化が確実となるっ 次に第５図に示すように多面鏡９の表面に蒸着によりア
ルミニウム等の金属反射ＩＪでなる反射面１４を形成し
、而る後に反射面１４０表面に酸化ケイ素でなる保、Ｊ
　ｇ　１５を蒸着により形成して回転多面Ａ１７を得る
。

このようにして実情された回転多面鏡１７を光偏向器を
用いるには、第６図に示すように、軸受部１２の内部両
端に固定軸２２を支承している軸受機構２３．２４を装
着するっ また軸受部１２の多面鏡９の下部にロータ２０を設け、
史にロータ２０の軸方向に並列にステータコア２１．２
１を配設する。

このように構成された光偏向器は、ステータコア２１，
２１がロータ２０を回動させると、多面鏡１０と軸受部
１２とでなる回転多面′ａ１７は、固定ｄ２２を中心に
してロータ２０の回動に連動して目切するものである。

このように第２の実施例による回転多面ａ１７は、軸受
部１２内に軸受機構２３．２４を収容するようにしたも
のであるから光偏向器の構成を、第１の実施例と比して
偏平、小形ζ形成することができる。

尚、多面鏡９を形成するプラスチックとして硬質熱硬化
性プラスチックを用いて説明したが、高剛性の熱ｏＴ塑
性プラスチックまたはこれらのプラスチックにガラス繊
維、カーボン繊維等を含むプラスチック複合材料を用い
てもよい。更に保護膜１５には酸化ケイ素に替えて二酸
化ケイ素を用いても同様の効果を有するものである。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、多面鏡と回転軸また
は軸受部を一体に成形して回転多面鏡を製造するように
したものであるから、多面鏡の反射面の回転軸、　ｑｌ
ｌ受部の軸心に対する面倒れを心配することのない回転
多面鏡が割安に製造でき、光偏向器への組込み、調整も
容易である等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１−第２図は本発明による第１の実施例の回転多面■
ネを製造する工程を示す断面図、第３図は同光偏向器に
使用した要部構成図、第４〜第５図は本范明による第２
の実施例の回転多面鏡を製造する工程を示す断面図、第
６図は同光偏向器に使用した要部構成図、第７図は従来
の回転多面鏡を光偏向器に使用した要部構成図である。 ９：多面；境　　１０：回転軸 １２：軸受部　　１０ａ、１２ａ：鍔部１１．１３：回
転多面鏡本体 １４：反射面　　１５：保護膜 １８、ｉｆ回回転面境 １８．１９，２３，２４：軸受機構 ２０：ロータ　　２１：ステータコア 特許出願人　　　コパル電子株式会社 第　　１　　喝 第　４　回 ユ 第　　６　　巴ｎ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定寸法の多面鏡を形成するためのモールド金型の中心
   に回転軸または軸受部を設定し、これらの周りにプラス
   チックまたはプラスチック複合材料を注入、加圧して、
   上記プラスチックまたはプラスチック複合材料でなる多
   面鏡と回転軸または軸受部との一体成型された回転多面
   鏡本体を形成し、次に上記多面鏡の表面に蒸着により金
   属反射膜でなる反射面を形成し、而る後に上記反射面の
   表面に酸化ケイ素でなる保護膜を蒸着により形成したこ
   とを特徴とする回転多面鏡の製造方法。