JPS6233884Y2 - - Google Patents

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JPS6233884Y2
JPS6233884Y2 JP1460582U JP1460582U JPS6233884Y2 JP S6233884 Y2 JPS6233884 Y2 JP S6233884Y2 JP 1460582 U JP1460582 U JP 1460582U JP 1460582 U JP1460582 U JP 1460582U JP S6233884 Y2 JPS6233884 Y2 JP S6233884Y2
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door
lock
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locking
doors
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JP1460582U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のドアのロツク操作を自動的
に行なうオートドアロツク装置に関する。
自動車のドアは、走行時の安全性のためや盗難
防止の見地から閉じた状態でロツクすることが望
ましい。このため従来は、各ドアにロツク機構を
設け、このロツク機構を、リンク機構を利用して
ロツクノブあるいはロツクレバーの手動操作によ
り作動状態とし、あるいは不作動状態として、ド
アのロツクあるいはその解除を行なうようにして
いる。しかしながら、この従来のロツク機構は、
操作が各ドアでそれぞれ独立しているので、例え
ば4ドアの場合は4回のロツク操作を必要とし、
また運転者のみが乗車するときは、このロツク操
作を1人で行なわなければならず、特に安全性の
向上のためにフロントシートにハイバツクシート
を採用したものでは運転席からの後ドアのロツク
操作が非常に行ない難いという問題があつた。
そこで、実開昭51−99325号公報に記載された
ドアロツク装置にあつては、各ドアのロツク機構
を電気的に操作されるアクチユエータによつて作
動させるようになし、このアクチユエータを各ド
アに設けた個別スイツチを操作して各ドアのロツ
ク機構を作動制御するとともに、少なくとも運転
席の近傍に全てのドアのロツク機構を同時に作動
制御できる優先スイツチを設けて、運転者のドア
ロツク操作のための労力を軽減している。
しかしながら、この実開昭51−99325号のドア
ロツク装置は、運転者にとつて操作すべき部材す
なわちスイツチが多くなつて操作が煩雑となり、
あるいはこの操作を単純にする型式のものとする
と、運転者のみが乗車した場合の後ドアなどの不
要なドアまでロツクの解除動作を行なつてしま
い、無駄な作動が多くなつてしまう。
そこで本考案は、シンプルな構造で、全ドアの
ロツクの作動の制御と、運転席のドアのみのロツ
クの解除を行なえるようになした自動車のオート
ドアロツク装置を提供することを目的とするもの
である。
本考案の自動車のオートドアロツク装置は、運
転席ドアのロツク機構、運転席ドアを除く残るド
アの各々に設けられたアクチユエータにより作動
されるロツク機構、および運転席ドアに設けら
れ、上記運転席ドアのロツク機構を作動するとと
もに、残るドアの上記ロツク機構のアクチユエー
タを作動して全てのドアをロツクする第1操作位
置と、上記運転席ドアのロツク機構のみを不作動
状態として運転席ドアのロツクのみを解除する第
2操作位置と、運転席ドアのロツク機構を不作動
状態とするとともに、残るドアのロツク機構の不
作動状態として全てのドアのロツクを解除する第
3操作位置のいずれかを取ることのできるロツク
ノブからなるものである。
以上の構造のオートドアロツク装置において
は、ロツクノブが、全ドアのロツク機構の作動を
同時に操作する第1および第2の位置の外に、運
転席ドアのロツク機構のみを解除することのでき
る第3の位置を取れるようになし、これによつて
簡単な構造で無駄のないドアのロツク操作ができ
るようになるとともに、運転者が操作すべき部材
が上記ロツクノブ1つだけであるので、運転者の
ドアロツクについての労力がより軽減される。
以下、添付図面を参照しつつ本考案の自動車の
オートドアロツク装置の好ましい実施例について
説明する。
第1図は、本考案の実施例による自動車のオー
トドアロツク装置を全ドアロツク状態で示す概略
図である。
第1図において、符号Dは自動車の運転席ドア
を、符号Diは車内を、符号Doは車外をそれぞれ
示す。この運転席ドアDは、その前縁において車
体にヒンジ止めされており、そしてその後縁に
は、図示されていないがラツチボルトが突出した
状態で設けられている。このラツチボルトは、バ
ネで突出する方向に付勢され、ドアDが閉じた状
態において車体に形成された凹部に嵌合して、こ
のドアDを閉状態に保持する作用をなすものであ
る。
上記ラツチボルトは、ドアDの本体に固定され
た軸1のまわりに回転できるように取り付けられ
たドア開放用レバー2に作動的に連結されてい
る。このドア開放用レバー2は、軸1から車内
Di側に延びる第1アーム2aを有している。こ
の第1アーム2aの先端は、第1A図に詳細に示
したように、ドアDの本体に固着されたブラケツ
ト3に形成された長孔3a内に遊嵌されている。
このブラケツト3には、この第1アーム2aを上
記長孔3aに沿つて上方に摺動させる作動レバー
4が枢着されている。この作動レバー4は、ロツ
ド5を介して、車内Di側からドアDを開く際に
手で操作されるインナーハンドル6に接続されて
いる。
ドア開放用レバー2は、更に軸1から車外Do
側に延びる第2アーム2bを有しており、この第
2アーム2bの先端は、ロツド7を介して、車外
Do側からドアDを開く際に手で操作されるアウ
ターハンドル8に接続されている。なお、第2ア
ーム2bの先端とロツド7の下端とは、軸9によ
つて回転可能に取り付けられている。また、ドア
開放用レバー2は、バネ10によつて時計方向に
付勢されている。
軸9には、ほぼV字形のロツクレバー11がそ
の基部11aにおいて軸9に回転可能に取り付け
られている。このロツクレバー11は、基部11
aからほぼ垂直方向下方に延びる第1アーム11
bと、車内Di側に斜め下方に延びる第2アーム
11cを有している。第1アーム11bの直下に
は、ドアDの本体に固着され、ロツクレバー11
が第1図に示すロツク位置にあるとき、ロツクレ
バー11の第1アーム11bと当接して、この第
1アーム11bが下動するのを阻止するストツパ
ーとして作用するロツク部材12が配されてい
る。
ロツクレバー11の背部には、このロツクレバ
ー11を作動するための第1ロツクレバー作動部
材13が、軸14のまわりに回転可能に取り付け
られている。この第1ロツクレバー作動部材13
は、軸14から下方に延びる基部13aと、この
基部13aの車内Di側の側部に設けられ、ロツ
クレバー11の第2アーム11cの先端に形成さ
れた長孔11dに嵌合した第1および第2の爪1
3b,13cと、基部13aの下端から車外Do
側に延びるアーム13dとからなつている。アー
ム13dの先端は、通常のキーによつて操作され
るアウターロツク部材15にアウターロツクロツ
ド16を介して接続されている。
上記第1ロツクレバー作動部材13の背部に
は、一端が上記軸14のまわりに回転できるよう
に取り付けられ、そこから車内Di側にほぼ水平
に延びる第2ロツクレバー作動部材17が配され
ている。この第2ロツクレバー作動部材17のほ
ぼ中央には、上方に突出する突出部17aが設け
られている。第2ロツクレバー作動部材17は、
この突出部17aにおいてインナーロツクノブ1
8にインナーロツクロツド19を介して連結され
ている。
インナーロツクノブ18は、第1図に示すその
最下位置である全ドアロツク位置18a、最上位
置である全ドアロツク解除位置18b、および運
転席ドアロツク解除位置の3つの位置を選択的に
取り得るようになつている。このノブ18の3つ
の位置に対応して第2ロツクレバー作動部材17
も、軸14のまわりに回動することによつて、第
1図に実線で示した全ドアロツク位置17b、全
ドアロツク解除位置17c、および運転席ドアロ
ツク位置17dのいずれかを取ることができるよ
うになつている。この第2ロツクレバー作動部材
17の反時計方向の回動を第1ロツクレバー作動
部材13に伝達するため、L字形レバー20が設
けられている。このL字形レバー20には、水平
方向に延びる長孔20aが形成されており、この
長孔20aに軸14の縮径部14aが嵌合してい
る。またこのL字形レバー20には、第1ロツク
レバー作動部材13の車外Do側の側部に接する
第1の爪20b、および第2ロツクレバー作動部
材17の上部に接する第2の爪20cが設けられ
ている。
運転席ドアDを除く他の3つのドア(図示せ
ず)は、それぞれアクチユエータによりロツク方
向あるいはロツク解除方向に作動されるロツク機
構によつてロツクされるようになつている。な
お、このロツク機構は、アクチユエータによつて
作動されるまで前の状態を保持するような構造の
ものを用いる。各アクチユエータは、それぞれの
ドアに配されたロツク解除用ソレノイド21a,
21b,21cによつてロツク解除方向に、ロツ
ク用ソレノイド22a,22b,22cによつて
ロツク方向にそれぞれ作動されるようになつてい
る。
第2ロツクレバー作動部材17の自由端は、作
動子17eとなつており、この作動子17eの上
下には第1および第2のスイツチ23,24が配
されている。第1スイツチ23は、ロツク解除用
スイツチであり、第1リレースイツチ25を介し
てロツク解除用ソレノイド21a,21b,21
cに接続されている。一方、第2スイツチ24
は、ロツク用スイツチであり、第2リレースイツ
チ26を介してロツク用ソレノイド22a,22
b,22cに接続されている。なお、第1図にお
いて、符号Pは電源を、符号27はサーキツトブ
レーカをそれぞれ示す。
次に以上説明した構造のオートドアロツク装置
の作動を説明する。
まず、第1図に示されているように、インナー
ロツクノブ18が全ドアロツク位置18aに位置
しているとき、ロツクレバー11は第1アーム1
1bがロツク部材12と整列した配置となつてお
り、従つて運転席ドアDはロツクがかけられた状
態となつている。一方、第2ロツクレバー作動部
材17が、全ドアロツク位置17bを取つている
ので、作動子17eは第2スイツチ24をONと
し、第2リレースイツチ26をONとし、この結
果ロツク用ソレノイド22a,22b,22cを
励磁して、運転席ドアDの他のドアのロツク機構
をロツク状態としている。従つて、全ドアがロツ
ク状態となつている。
この状態から、インナーロツクノブ18を運転
席ドアロツク解除位置18cまで引き上げると、
第2ロツクレバー作動部材17は、軸14を中心
として反時計方向に回転し、第2図に示した運転
席ドアロツク解除位置17dを取る、L字形レバ
ー20は、爪20cの作用により上記第2ロツク
レバー作動部材17とともに反時計方向に回転
し、爪20bの作用により第1ロツクレバー作動
部材13を反時計方向に回転させる。第1ロツク
レバー作動部材13は、爪13cの作用により、
ロツクレバー11を反時計方向に回転させて、第
2図に示す位置に位置付ける。この結果、ロツク
レバー11の第1アーム11bは、ロツク部材1
2から外れた状態、すなわちロツク解除状態とな
り、ハンドル6あるいは8によりドアDの開放が
可能となる。
このとき、作動子17eが第2図に示すように
スイツチ23,24の中間位置すなわち運転席ド
アロツク解除位置17dにあるので、スイツチ2
3,24はいずれもOFF状態となり、かくして
リレースイツチ26もOFF状態となり、この結
果ソレノイドはいずれも消磁状態となるが、運転
席ドアDを除く残りのドアのロツク機構はロツク
状態が保たれる。
以上のようにして、運転席ドアDのロツク機構
のみがロツク解除状態となるようにする。なお、
L字形レバー20は、ある程度上記したように回
転すると、バネ28の作用により長孔20aに沿
つて車外Do側に向い摺動し第2図に示した位置
を取る。L字形レバー20が、この位置を取るこ
とによつて、第2ロツクレバー作動部材17は、
他の部材に何等影響を及ぼすことなく、軸14を
中心として更に反時計方向に回転できるようにな
る。
この状態において、ノブ18を全ドアロツク解
除位置18bに引き上げ、スイツチ23をON状
態にすると、今度はリレースイツチ25がON状
態となり、従つてロツク解除ソレノイド22a,
22b,22cが励磁され、各ドアのロツク機構
はこれらのソレノイドにより作動されるアクチユ
エータによつて、ロツク解除状態とされる。以上
によつて全ドアがロツク解除状態とされる。
この全ドアロツク解除状態から再び第1図に示
した全ドアロツク状態に戻すには、単にロツクノ
ブ18をその最下位置すなわち全ドアロツク位置
に押し下げればよい。すると、第2ロツクレバー
17は、軸14を中心として時計方向に回転し、
これに伴ない爪13bの作用により第1ロツクレ
バー13も軸14を中心として時計方向に回転
し、この結果各部材は第1図に示すロツク状態と
なり、運転席ドアDをロツクする。このとき、作
動子17eによりスイツチ24をON状態とする
ので、上記した態様で残りのドアをロツクする。
なお、上記した実施例においては、運転席ドア
のロツク機構を、ロツクノブの運動が伝達されて
操作される機械的構造のものとしたが、他のドア
のロツク機構と同様、電気的に制御されるアクチ
ユエータにより作動させられるタイプのものを用
いてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例による自動車のオー
トドアロツク装置を全ドアロツク状態で示した概
略図、第1A図は、第1図の矢印Aの方向から見
たオートドアロツク装置の一部を示す矢視図、第
2図は、第1図のオートドアロツク装置を運転席
ドアロツク状態で示した概略図である。 D……ドア、2……ドア解放用レバー、6……
インナーハンドル、11……ロツクレバー、12
……ロツク部材、13……第1ロツクレバー作動
部材、17……第2ロツクレバー作動部材、18
……インナーロツクノブ、21a,21b,21
c……ロツク解除用ソレノイド、22a,22
b,22c……ロツク用ソレノイド、23,24
……スイツチ、25,26……リレースイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転席ドアのロツク機構、運転席ドアを除く残
    るドアの各々に設けられたアクチユエータにより
    作動されるロツク機構、および前記運転席ドアに
    設けられ、前記運転席ドアのロツク機構を作動す
    るとともに、残るドアの前記ロツク機構のアクチ
    ユエータを作動して全てのドアをロツクする第1
    操作位置と、前記運転席ドアのロツク機構のみを
    不作動状態として前記運転席ドアのロツクのみを
    解除する第2操作位置と、前記運転席ドアのロツ
    ク機構を不作動状態とするとともに、残るドアの
    前記ロツク機構のアクチユエータを不作動状態と
    して全てのドアのロツクを解除する第3操作位置
    のいずれかを取ることのできるロツクノブからな
    る自動車のオートドアロツク装置。
JP1982014605U 1982-02-04 1982-02-04 自動車のオ−トドアロツク装置 Granted JPS58118162U (ja)

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JPS58118162U JPS58118162U (ja) 1983-08-12
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