JPS6232746Y2 - - Google Patents

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JPS6232746Y2
JPS6232746Y2 JP14415083U JP14415083U JPS6232746Y2 JP S6232746 Y2 JPS6232746 Y2 JP S6232746Y2 JP 14415083 U JP14415083 U JP 14415083U JP 14415083 U JP14415083 U JP 14415083U JP S6232746 Y2 JPS6232746 Y2 JP S6232746Y2
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JP
Japan
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workpiece
slide block
swing lever
clamp member
reference plate
Prior art date
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JP14415083U
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JPS6053445U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はワークを基準面に位置決めした状態
で各種加工を施す際にワークの脱着時の傷の発生
を防止し得るようにしたワークの位置決め装置に
関するものである。
イ 従来技術 ワークの仕上げ面を基準にして、これに各種加
工を施す場合、例えばタツプをたてる場合では、
仕上げ面に傷を付けないようにする為に、ワーク
の仕上げ面を特定の基準板に押付け密着させた状
態で、基準板の前方からワークへタツプを挿入し
て加工させている。この為ワークの加工時はその
仕上げ面が基準板に密着し静止している為に、仕
上げ面は損傷を受けないが、ワークの取外し時、
ワークを基準板に沿つて滑らせて取り出すと、ワ
ークの仕上げ面に擦り傷を付けたり、或いは加工
部に生じた切り粉等がワークと基準板との間に侵
入して仕上げ面に掻き傷を付けたりして製品価値
を低下させるといつた問題がある。また加工時、
ワークの仕上げ面の被加工位置と基準板の加工穴
とを正確に位置決めして取付けねばならず、取付
け作業性が悪い為に、自動化が望まれていた。
ロ 考案の目的 この考案はワークの脱着時にワークの仕上げ面
に損傷を生じさせることがなく、しかも1モーシ
ヨンで自動的に且つ高精度に位置決め固定できる
ようにした位置決め装置を提供せんとするもので
ある。
ハ 考案の構成 この考案は、支持フレーム2の上面に基準板1
と対向させて前後方向にスライドブロツク3をス
ライド自在に設け、当該スライドブロツク3の上
面に、ワーク内に侵入してこれを押圧する基準ピ
ン14を一体に設けると共にスライドブロツク3
の後端に揺動レバー17の下端を揺動自在に枢着
し、当該揺動レバー17の上端に、ワークの後端
を押圧するクランプ部材21を水平回転自在に取
付け、支持フレーム2の後端に設けられた駆動シ
リンダ24のピストンロツド先端を前記揺動レバ
ー17の中間部に連結させたものである。
ニ 実施例 第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示す図
面で、同図において1はワーク28の加工時の基
準となる基準板で、適宜の手段により垂直状に起
立固定してある。この基準板1にはワーク28の
被加工位置と対応させて加工穴(図示せず)を形
成してあり、その前方には加工機(図示せず)を
設けてある。
2は基準板1の下部後方に配置された支持フレ
ーム、3は支持フレーム2の上面に基準板1と対
向させて前後方向にスライド自在に設けたスライ
ドブロツクで、両端部を支持フレーム2の上面前
後部に対向させて起立固定した支持ブロツク4
R,5R,4L,5L間に跨がつて架設されて2
本平行なガイドロツド6,7へ軸受8,9を介し
てスライド自在に貫通支持させてある。前記スラ
イドブロツク3の後端面3aには復帰ロツド1
0,11を設けてあり、当該復帰ロツド10,1
1の後端を、後部支持ブロツク5R,5Lをスラ
イド自在に貫通させ、その後端フランジ部10
a,11aと後部支持ブロツク5R,5Lとの間
にスプリング12,13を間在させてスライドブ
ロツク3を常時後方位置へ復帰させるよう構成し
てある。
14はスライドブロツク3の中央部上面に設け
た基準ピンで、下部軸部14aをスライドブロツ
ク3に形成された固定穴15へ嵌入させると共に
周縁フランジ14bをスライドブロツク3へボル
ト係合してある。この基準ピン14は上部軸部1
4cをワーク28の中心穴より僅かに小径に形成
し、且つ前後面を面取り加工してワーク28の装
着が容易なるようにすると共に両側面に円弧状ラ
ンド16R,16Lを形成してある。
17はスライドブロツク3の後端面中央部に揺
動自在に設けた揺動レバーで、板状に形成し、そ
の上端に円筒状回転支軸18を一体に形成してあ
る。この揺動レバー17は、その下端を、スライ
ドブロツク3に固定された取付ブラケツト19の
コ字形支持部19aに挿入し、枢軸20にて揺動
自在に装着してある。
21は揺動レバー17の上端の回転支軸18に
回転自在に装着したクランプ部材で、両端に押圧
ピン22,23を貫通固定してある。従つてクラ
ンプ部材21を前進させると、回転支軸18を中
心として水平回転し、両側の押圧ピン22,23
がワーク28の後端面を押圧する。
24は揺動レバー17を揺動させる駆動シリン
ダで、その後端を支持フレーム2の上面後端に起
立固定された支持ブラケツト25へ揺動自在に枢
着し、ピストンロツド24aの先端に逆コ字形の
連結ブラケツト26を係合し、当該連結ブラケツ
ト26を前記揺動レバー17の中間部へ被せ、連
結ピン27にて揺動自在に連結してある。従つて
駆動シリンダ24が伸縮動作すると、これに伴つ
て揺動レバー17を介してスライドブロツク3及
びクランプ部材21が前後動させられる。
上記構成において、その作用を説明すると、駆
動シリンダ24を短縮動作させてスライドブロツ
ク3及びクランプ部材21を後退させておく。こ
の状態でリフター(図示せず)によりワーク28
を上方から供給して基準ピン14に被せ、リフタ
ーが上昇した後、駆動シリンダ24を伸長動作さ
せる。すると、ピストンロツド24aの伸長に伴
い、先ず揺動レバー17が下部枢軸20を支点と
して前方へ揺動させられてクランプ部材21を前
進させ、クランプ部材21に設けられた押圧ピン
22,23がワーク28の後端面に接触し、これ
によりワーク28を両側から中心方向へ押圧し、
続いて揺動レバー17が押圧ピン22,23の先
端面を支点として前方へ揺動させられてスライド
ブロツク3が僅かに前方へ移動させられ、これに
より基準ピン14が前進してランド16R,16
Lがワーク28の内周面前端に当接する。そして
この状態でさらに揺動レバー17を介してスライ
ドブロツク3及びクランプ部材21がワーク28
を押圧した状態で前進してワーク28の前端面を
基準板1へ押圧して固定する。
ワーク28が基準板1へ押圧されると、加工機
が動作して基準板1の前方から工具を挿入してワ
ーク28の加工を行う。
加工が完了して工具が基準板1から退出する
と、駆動シリンダ24を短縮動作させる。する
と、ピストンロツド24aの短縮に伴つて先ず揺
動レバー17が枢軸20を支点として後方へ揺動
させられ、クランプ部材21が後退して押圧ピン
22,23がワーク28から離れると共に復帰ロ
ツド10,11に設けたスプリング12,13の
弾力にてスライドブロツク3が後方へ移動復帰さ
せられ、これにより基準ピン14が後退し、ラン
ド16R,16Lがワーク28の内周面後端に当
接した後ワーク28を後方へ押圧移動させ、基準
板1から離す。この後リフターが下降してワーク
28を把持し、この後上昇して基準ピン14から
ワーク28を取出す。以後前記した動作を繰り返
してワーク28の加工を行う。
ホ 考案の効果 この考案はワークを基準ピンとクランプ部材で
押圧した状態で、基準板に対して水平移動させて
基準板に密着固定し、加工後再び水平移動させて
ワークを基準板から離し、ワークをフリー状態に
してリフター等で基準ピンから取出すので、ワー
クの取出し時、ワークの仕上げ面と基準板とは擦
れを生じず、ワークの仕上げ面に傷を付ける恐れ
が全くない。また基準板から離れた位置で基準ピ
ンへのワークの搬入・搬出が可能であると共に固
定時基準ピンとクランプ部材に設けられた押圧ピ
ンにてワークの内外周面の左右2個所を特定方向
へ押圧するので、自動的にワークの位置決めを行
えるので、ワークの搬入・搬出並びに位置決めを
自動化でき、この種作業の作業性が大幅に向上す
る。さらに一個の駆動シリンダでもつてスライド
ブロツク及びクランプ部材を移動させており、し
かもクランプ部材はワークの周面に沿つて回転し
て両側からほぼ同等の力で正確に押圧するので、
位置決めが正確で、且つ小型の装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るワーク位置決め装置の一
実施例を示す一部破断平面図、第2図はその位置
決め装置の縦断側面図、第3図は位置決め装置の
正面図、第4図は背面図である。 1……基準板、2……支持フレーム、3……ス
ライドブロツク、6,7……ガイドロツド、14
……基準ピン、17……揺動レバー、20……枢
軸、21……クランプ部材、24……駆動シリン
ダ、28……ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持フレーム上に基準板と対向して前後方向に
    スライド自在に設けられたスライドブロツクと、
    スライドブロツクの中央部上面に固定され、ワー
    ク内に侵入する基準ピンと、スライドブロツクの
    後端に、下部を揺動自在に枢着された揺動レバー
    と、揺動レバーの上端に中央部を水平回転自在に
    装着され、ワークを後方から押圧するクランプ部
    材と、前記揺動レバーの中間部に連結され、揺動
    レバーを介して基準ピン及びクランプ部材を前後
    動させる駆動シリンダとで構成したことを特徴と
    するワークの位置決め装置。
JP14415083U 1983-09-16 1983-09-16 ワ−クの位置決め装置 Granted JPS6053445U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14415083U JPS6053445U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 ワ−クの位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14415083U JPS6053445U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 ワ−クの位置決め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6053445U JPS6053445U (ja) 1985-04-15
JPS6232746Y2 true JPS6232746Y2 (ja) 1987-08-21

Family

ID=30321541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14415083U Granted JPS6053445U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 ワ−クの位置決め装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS6053445U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4611189B2 (ja) * 2005-12-16 2011-01-12 新東工業株式会社 ワーク位置決め装置

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Publication number Publication date
JPS6053445U (ja) 1985-04-15

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