JPS6232391Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6232391Y2
JPS6232391Y2 JP1980126328U JP12632880U JPS6232391Y2 JP S6232391 Y2 JPS6232391 Y2 JP S6232391Y2 JP 1980126328 U JP1980126328 U JP 1980126328U JP 12632880 U JP12632880 U JP 12632880U JP S6232391 Y2 JPS6232391 Y2 JP S6232391Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
transparent
reel
convex portion
window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980126328U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5749784U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980126328U priority Critical patent/JPS6232391Y2/ja
Publication of JPS5749784U publication Critical patent/JPS5749784U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6232391Y2 publication Critical patent/JPS6232391Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばVTR等のテープを巻装するの
に用いて好適なテープカセツトに関する。
一般にVTR等に使用されているテープカセツ
トは、カセツトに内蔵されたテープ巻回量を確認
できるようにテープの巻回される部分に対応して
テープ透視窓を設けている。
ところで従来のテープカセツトの場合テープ透
視窓全体が略々平坦なために、この窓を数十〜数
百枚重ねて運搬する場合やカセツト組立工程時の
搬入等の場合のガタつきにより、透明部の傷付き
や透明度の低下を招き、或いは面接触によるくつ
つきによつて数枚重なつて組立てられる恐れがあ
つた。
本考案は斯る点に鑑みてなされたもので、窓運
搬等の際の透明部の傷付きやすり傷を未然に防止
できると共に組立の際に数枚がくつついて供給さ
れることもなく、しかもコスト的にも安価なテー
プカセツトを提供するものである。
本考案の一実施例を第1図乃至第6図に基づい
て以下詳しく説明する。
第1図は本考案に係るテープカセツトの外観を
示すもので、第1図において、1はカセツト匣体
であつて、上ハーフ部2と下ハーフ部3から成
る。4はカセツト蓋、5は供給リール、6は供給
リール5に巻回された磁気テープであつて、カセ
ツトをVTRに装填時カセツト蓋4が同図に鎖線
で示すように開いて供給リール5に巻回された磁
気テープ6が取り出されて記録又は再生状態とさ
れる。
7は透明なテープ透視窓であつて、このテープ
透視窓7は例えば第2図に示すようにその一表面
の中央部分に半透明な凸部8が設けられると共に
この凸部8に対向して他表面に凹部9が設けら
れ、残りの外周部10が透明部分とされる。11
は透視窓7を上ハーフ部2に取付けるための付着
部である。そして凸部8と凹部9は透視窓7を複
数枚重ねた場合に第3図に示すように所定のギヤ
ツプgができるよう所定の寸法関係とされる。す
なわち凸部8の高さ、巾を夫々h1,d1とし、凹部
9の深さ、巾を夫々h2,d2とするとh1>h2,d1
d2となるようその寸法を設定する。
斯る構成により第3図に示すように透視窓7を
複数枚重ねても相互の透視窓7の透明な外周部1
0間にはギヤツプgができて互いに接触すること
がなく、もつて傷付き等の恐れがない。
第4図乃至第6図は夫々本考案の他の実施例を
示すもので、各図において第2図と対応する部分
には同一符号を付して説明する。
第4図乃至第6図では透明部分である外周部1
0に傷が付く等の幣害を避けると同時に使用する
樹脂量もなくべく少くしようとするものである。
すなわち第4図例では外周部10の一表面に凸部
8の周端より外周部10の周端に向かうに従つて
深度が大きくなり、そして外周部10の周端との
間に段部12を形成する凹部13を設け、第5図
例では外周部10の一表面に段部12より徐々に
その深度が大きくなつて凸部8の周端に至る凹部
14を設ける。斯る構成により第4図及び第5図
例では更に透明部分である外周部10が他の窓の
外周部と接触することが少くなり、もつて透明部
分に傷が付く等の幣害をさけることができ、しか
も使用する樹脂量も少くて済むので廉価となる。
また第6図例では外周部10の一表面に段部1
2より凸部8に亘つて均等な深度を有する凹部1
5を設けると共に凸部8自身にもその中央部分に
凹部16を設ける。斯る構成により第6図例では
第4図及び第5図例と同様の作用効果が得られる
と共に更に不要な樹脂が除去されるので廉価なも
のとなる。
上述の如く本考案によれば、テープ透視窓の一
表面の中央部分に凸部を設けると共にこの凸部に
対向して上記テープ透視窓の他表面に上記凸部と
所定の寸法関係に有り且つ上記凸部が係合可能な
形状の凹部を設けるようにしたので、テープ透視
窓を数十〜数百枚重ねて運搬する場合やカセツト
組立工程時の搬入等におけるガタつきによる透明
部分の傷付きや透明度の低下を防止でき、更に面
接触によるくつつきを防止できるので複数枚重な
つて組立てられるようなこともない。また凸部は
供給リールの中央ハブ部上方に配置されるため半
透明とされており、凹部の面と面同志重ねること
ができるので、積重ねたとき安定となる。
更にテープ透視窓を重ねた場合に相互に接触す
る最小限の部分を除いては極力不要な樹脂を除去
するようにしたので、それだけ樹脂使用量が節約
されて廉価となると共に成型サイクルの短縮も可
能となる。
なお本考案はVTRのテープカセツトだけでな
く、その他のテープカセツトにも同様に適用でき
ることは云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るテープカセツトの外観を
示す斜視図、第2図は本考案の一実施例を示す側
面図、第3図は第2図の説明に供するための側面
図、第4図乃至第6図は夫々本考案の他の実施例
を示す側面図である。 7はテープ透視窓、8は凸部、9は凹部、10
は外周部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内蔵されたリールに巻回されたテープが透視で
    きるように該リールのフランジ部に略等しい大き
    さを備えるテープ透視窓が上記リール上部に配置
    されて取付けられるテープカセツトであつて、該
    テープ透視窓の上記リールのハブ部上方に配置さ
    れる、中央部分が半透明となされると共に上表面
    が透視面と略平行な面となされた凸部が設けら
    れ、且つ該凸部裏側の面が該凸部上表面の透視面
    からの高さより浅い、上記透視面と略平行な底面
    を備える凹部となされ、また該凹部は上記凸部の
    形状を含む形状となされたテープカセツト。
JP1980126328U 1980-09-05 1980-09-05 Expired JPS6232391Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980126328U JPS6232391Y2 (ja) 1980-09-05 1980-09-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980126328U JPS6232391Y2 (ja) 1980-09-05 1980-09-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5749784U JPS5749784U (ja) 1982-03-20
JPS6232391Y2 true JPS6232391Y2 (ja) 1987-08-19

Family

ID=29486758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980126328U Expired JPS6232391Y2 (ja) 1980-09-05 1980-09-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6232391Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728630Y2 (ja) * 1985-07-15 1995-06-28 ソニー株式会社 テ−プカセットの透明窓板

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013084Y2 (ja) * 1979-03-26 1985-04-26 ティーディーケイ株式会社 カセツト用窓板

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5749784U (ja) 1982-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6232391Y2 (ja)
JPH0548309Y2 (ja)
JPS593412Y2 (ja) 磁気テ−プカセツト収納箱
EP0440424A2 (en) Cassette cases and index sheets therefor
JPH0138791Y2 (ja)
JPS5928547Y2 (ja) テ−プカセットの装着装置
JPH0519895Y2 (ja)
JPH04105883U (ja) テ−プカセツトリ−ル
JPH084443Y2 (ja) 長尺テープ巻回体収納コンテナー用シャフト
JPH0331752Y2 (ja)
JPH0514374Y2 (ja)
JP2923098B2 (ja) テープカセット
JPS6014714Y2 (ja) カセツトケ−ス
JPS6230222Y2 (ja)
JPH0237191Y2 (ja)
JP2595907Y2 (ja) カートリッジ収納用ケース
JPH0728630Y2 (ja) テ−プカセットの透明窓板
JPH0510308Y2 (ja)
JP2649228B2 (ja) フロッピーディスク収納ケース
JPH0624064Y2 (ja) テープカセット
JPS6134289Y2 (ja)
JPH01124584A (ja) 磁気テープカセットの収容容器
JP2526558Y2 (ja) カセット装着装置
JPH0127188Y2 (ja)
US6978958B2 (en) Recording tape cartridge