JPS6232078Y2 - - Google Patents

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JPS6232078Y2
JPS6232078Y2 JP1982020002U JP2000282U JPS6232078Y2 JP S6232078 Y2 JPS6232078 Y2 JP S6232078Y2 JP 1982020002 U JP1982020002 U JP 1982020002U JP 2000282 U JP2000282 U JP 2000282U JP S6232078 Y2 JPS6232078 Y2 JP S6232078Y2
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JP
Japan
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obi
doll
hina
kake
waist
Prior art date
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Expired
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JP1982020002U
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JPS58124194U (ja
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Publication date
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Priority to JP2000282U priority Critical patent/JPS58124194U/ja
Publication of JPS58124194U publication Critical patent/JPS58124194U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、着脱自在な掛帯の裳を着用したひ
な人形に関するものである。
[従来の技術] 従来、ひな人形では、唐衣の上に帯を締め、こ
の帯の背面側に掛帯の裳の大腰をのり付けした
り、あるいは釘で打付けたり、縫いつけたりして
固着している。そして、掛帯の裳の裾部には、ひ
な人形の製作者名や販売店の名称を付したりして
いる。
[考案が解決しようとする問題点] このように、掛帯の裳に販売店名などを記載す
る場合には、刺繍屋や印刷屋等に完成したひな人
形を持込まねばならず、大変不便であるととも
に、せつかくのひな人形がよごれる場合もある等
の問題があつた。
一方、ひな人形の購入者側からは所有者となる
女子の名前をひな人形のいずれかの箇所に明記し
たいとの要望が強く、また所有者の女子にとつて
も自分の名前がひな人形に記載されているのは大
変うれしいものである。
[問題を解決するための手段] この考案は、ひな人形本体の背面側の腰部に、
背帯部を固着するとともに、この背帯部に、結び
可能な少なくとも1対の紐を取り付け、背帯部に
当接する掛帯の裳の大腰に、紐に対向位置してこ
の紐が貫通可能な孔を透設することにより、掛帯
の裳をひな人形本体に着脱自在とするようにし
て、掛帯の裳に所有者の女子の名前などを記載す
る際、完成したひな人形を刺繍屋等に持込むこと
なく、掛帯の裳だけをひな人形本体から取外して
運ぶことが出来るようにして、従来の流通機構を
改善するようにしたものである。
[実施例] この考案の実施例を第1図〜第6図に基づいて
詳細に説明する。
第1図は唐衣2の上に掛帯の裳3を着用したひ
な人形の場合を示すものである。ひな人形本体1
に、単4、打衣(図示せず)、五ツ衣5、表着6
その他、打袴(図示せず)などを着用させる。
次いで、表着6の上から唐衣2を着用させ、背
から掛帯の裳3の掛帯7を、ひな人形本体1の前
面側及び背面側に向けて垂下させるとともに、ひ
な人形本体1の腰部8には、腰のある美麗な布地
で形成された帯(図示せず)を締めた後、腰部8
のおたいこに相当する箇所、即ち、背面側の腰部
8に対向位置する箇所には、第2図に示すよう
に、背帯部9が取付けられている。
背帯部9は比較的固く、可撓性のある部材を用
いてほぼ矩形状に形成されており、左右方向両端
部には、張りのある美麗な布地で形成されてい
る。帯締め10,10が接続されている。背帯部
9は裏面をひな人形本体1のおたいこに相当する
箇所に固着するとともに、帯締め10,10によ
りひな人形本体1の腰部8に締付けられている。
なお、帯締め10は必ずしも用いる必要はなく
腰部8に直接背帯部9を固着してもよい。
背帯部9の左右方向両端部には、第4図に示す
ように、美麗な体裁の良い紐16,16が2対取
り付けられている。
紐16,16は飾り用ともなるもので、その長
さは蝶結び可能な適度な長さに形成されている。
一方、掛帯の裳3は、第3図に示すように、上
部から裾部へ向けて末広がりに形成されており、
上部はひな人形本体1の腰部背面の長さに相当す
る巾に形成されており、上端部には掛帯の裳3の
大腰12が取付けられている。大腰12は背帯部
9と同様に比較的固く且つ可撓性のある部材、例
えば、厚紙などでひな人形本体1の腰部8の巾に
相当する矩形状に芯部(図示せず)を形成した
後、この芯部は織、染、刺繍などで模様がほどこ
されている美麗な布地13でくるまれている。
掛帯の裳3の大腰12には、第5図に示すよう
に、背帯部9の紐16,16に対向位置してそれ
ぞれ紐16が貫通可能な孔17,17が透設され
ている。
15は掛帯の裳3の引腰である。
このように構成したので、ひな人形本体1に、
掛帯の裳3を着用させるには、紐16,16をそ
れぞれ大腰12に形成されている孔17,17か
ら貫通させた後、第6図に示すように、この紐1
6を体裁良く結べばよい。
掛帯の裳3をひな人形本体1から取外すには、
紐16,16をほどけば容易に取外すことが出
来、掛帯の裳3を着脱自在にすることが出来る。
このように、ひな人形は掛帯の裳3を着用した
状態で各製造業者から各問屋を介して各販売店の
店頭に展示される。
各販売店で人形を購入した購買者は、ひな人形
本体1から掛帯の裳3だけ取外して、これを販売
店を介して、あるいは直接に刺繍屋あるいは印刷
屋などに送付して、第1図に示すように、裾部に
所有者となる女子の名前、例えば、“玲子姫”1
4などの記名や家紋などの表示を依頼すればよ
い。
この際、ひな人形の箱内にはあらかじめ送付用
の封筒と見本紙などを納入しておけば、販売者は
この封筒に掛帯の裳3とともに、見本紙に必要事
項を記載して刺繍屋などに送付すればよく、サー
ビス向上になる。
このように構成したので、ひな人形本体1に、
掛帯の裳3を着用させるには、紐16,16をそ
れぞれ大腰12に形成されている孔17,17か
ら貫通させた後、第6図に示すように、この紐1
6を体裁良く結べばよい。
掛帯の裳3をひな人形本体1から取外すには、
紐16,16をほどけば容易に取外すことが出
来、掛帯の裳3を着脱自在にすることが出来る。
なお、第7図〜第8図に示すものは、ひな人形
本体1と背帯部9との間に、縦孔部18が設けら
れている。
一方、大腰12の両端部裏面には、縦孔部18
に対向位置して金属あるいは合成樹脂などで形成
されており、縦孔部18に係止可能な引掛部19
が表面から見えないように取付けられている。
従つて、ひな人形本体1に掛帯の裳3を着用さ
せるには、縦孔部18内に引掛部19を挿入すれ
ば良く、掛帯の裳3は、ワンタツチで着脱自在に
ひな人形本体1に取付けることが出来る。
又、背帯部9と大腰12とにボタンをつけて掛
帯の裳3をひな人形本体1に着脱自在となるよう
に構成しても上記実施例と同様な効果が得られ
る。
[考案の効果] この考案は、掛帯の裳を着用したひな人形の背
面側の腰部に、背帯部を固着するとともに、この
背帯部に、結び可能な少なくとも1対の紐を取り
付け、背帯部に当接する掛帯の裳の大腰に、紐に
対向位置して、この紐の貫通可能な孔を透設する
ことにより、掛帯の裳をひな人形本体に着脱自在
としたので、掛帯の裳の大腰の表面には、蝶結び
など美麗に結ばれた紐が表示されるとともに、紐
をいろいろ変化に富んだ状態に結ぶことが出来る
ので、いろいろな趣向を楽しむことが出来るとと
もに、ひな人形の背面側にさらに華麗さを加える
ことが出来る。
又、掛帯の裳に購入者の要望による名前や家紋
などを記載する場合、掛帯の裳だけをひな人形本
体から取外して刺繍屋などに持参あるいは送付す
ることが出来るので、従来のようにひな人形全体
を持運ぶ必要もなく、非常に便利である。
その上、ひな人形購入者と刺繍屋との関係とな
るから、製造業者、問屋、販売店側の手間を要す
る必要もなく、流通機構が改善されるとともに、
購入者側からみても、購入と同時にひな人形本体
は手元におけるので、その間にも十分楽しむこと
が出来る。
さらに、いろいろ異なつた模様、色彩の施され
た掛帯の裳を複数用意して、購入者の要望により
任意に取換えることが出来、常に新しい感覚でひ
な人形を観賞することが出来るとともに、子、孫
へと代々ひな人形を伝える場合にも、その都度所
有者の名前入りの掛帯の裳を着用させることが出
来、大変経済的である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は斜視図、第2図は要部斜視図、第3図は掛帯の
裳3の裏面図、第4図は背帯部9の表面図、第5
図は掛帯の裳3の要部表面図、第6図は背帯部9
に掛帯の裳3の大腰12を着用した状態を示す表
面図、第7図は要部斜視図、第8図はひな人形が
掛帯の裳3を着用した状態を示す要部断面図であ
る。 1……ひな人形本体、3……掛帯の裳、9……
背帯部、12……掛帯の裳3の大腰、16……
紐、17……孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 掛帯の裳を着用したひな人形において、このひ
    な人形本体の背面側の腰部に、背帯部を前記腰部
    に固着するとともに、この背帯部に結び可能な少
    なくとも1対の紐を取り付け、前記背帯部に当接
    する前記掛帯の裳の大腰に、前記紐に対向位置し
    てこの紐が貫通可能な孔を透設することにより、
    前記掛帯の裳を前記ひな人形本体に着脱自在とし
    たこと を特徴とするひな人形。
JP2000282U 1982-02-17 1982-02-17 ひな人形 Granted JPS58124194U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000282U JPS58124194U (ja) 1982-02-17 1982-02-17 ひな人形

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000282U JPS58124194U (ja) 1982-02-17 1982-02-17 ひな人形

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58124194U JPS58124194U (ja) 1983-08-24
JPS6232078Y2 true JPS6232078Y2 (ja) 1987-08-17

Family

ID=30032189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000282U Granted JPS58124194U (ja) 1982-02-17 1982-02-17 ひな人形

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58124194U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0436876Y2 (ja) * 1987-06-30 1992-08-31

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5487896U (ja) * 1977-12-01 1979-06-21
JPS5581389U (ja) * 1978-11-29 1980-06-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58124194U (ja) 1983-08-24

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