JPS6231202B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6231202B2
JPS6231202B2 JP54134612A JP13461279A JPS6231202B2 JP S6231202 B2 JPS6231202 B2 JP S6231202B2 JP 54134612 A JP54134612 A JP 54134612A JP 13461279 A JP13461279 A JP 13461279A JP S6231202 B2 JPS6231202 B2 JP S6231202B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spherical
shaft
base shaft
sides
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54134612A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5659014A (en
Inventor
Hirotaka Kanazawa
Yoshikazu Yasuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsuda KK
Original Assignee
Matsuda KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsuda KK filed Critical Matsuda KK
Priority to JP13461279A priority Critical patent/JPS5659014A/ja
Priority to FR8022058A priority patent/FR2467314A1/fr
Priority to US06/197,197 priority patent/US4368572A/en
Publication of JPS5659014A publication Critical patent/JPS5659014A/ja
Publication of JPS6231202B2 publication Critical patent/JPS6231202B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、自動車の車載部品、例えばチエン
ジレバー、バツクミラー用等の構成部品として好
適に用いられる、回転自在に取付部に支持される
球部を有する軸の製造方法に関するものである。
従来技術 従来、この種の球部を有する軸は、球部に応当
する箇所に鍛造等により加工代をもたせて形成し
た後、機械加工により球部を加工していたため、
材料ロスが大きく、かつ加工工数も多いためコス
トが高くなる問題があつた。
上記した材料ロスの減少および加工工数の減少
を図るものとして、特公昭53−33309号におい
て、レバー部の適所にレバーの外周に適合する貫
通穴を持つ接続片とやや薄肉の円筒形舌片とを有
する球部素材を、上記貫通穴を適合させて挿入
し、上記レバー部に接続片を結合し、その後に円
筒形舌片を球面圧造成形することにより、レバー
部に球部を設ける製造方法が提案されている。
しかしながら、上記方法では、管材の球部素材
に、レバー部の外周に適合される貫通穴を有し、
前似つてレバー部と溶接等で結合される接続片を
設けなければならず、この球部素材を製造するた
めに鍛造あるいは板金加工を必要とし、球部素材
の加工工数が多くなり、コスト高になると共に、
該球部材の接続片をレバー部に溶接等で結合する
工程を必要とし、加工工数の減少に余り効果がな
い。
発明の要旨 この発明は、上記した従来技術の不具合を解消
し、加工工数が少なく、安価なコストで、球部を
有する軸の製造方法を提供することを目的とする
ものであり、第一の発明は断面円形状の金属製基
軸を円筒状の金属製管材内に挿通して基軸上の適
所に管材を同芯軸上に配置し、かつ該管材の両側
に夫々配置されて一つの球面を形成するように互
に軸方向に可動加圧する2分割のプレス型を用い
て、管材両側の外形を球面状に圧造成形すると同
時に、該圧造形成の最終段階で管材の両側開口の
周縁部端末を、該端末の加圧収縮により基軸の外
周面にめ固定するようにしたことを特徴とする
球部を有する軸の製造方法を創作したものであ
る。
また、第二の発明は、断面円形状の金属製基軸
を円筒状の金属製管材内に挿通して基軸上に適所
に配置した管材を、該管材の外周面中央部を支持
するクランプ部材を用いて基軸と同芯軸上に固定
し、かつ上記管材の両側に夫々配置されて一つの
球面を形成するように互に軸方向に可動加圧する
2分割のプレス型を用いた管材両側の外形を球面
状に圧造成形すると同時に、該圧造成形の終了直
前に上記クランプ部材を解放除去して、管材の両
側開口の周縁部端末を、該端末の加圧収縮により
基軸の外周面にめ固定するようにしたことを特
徴とする球部を有する軸の製造方法を提供するも
のである。
実施例 以下、この発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
第1図において、1は自動車の車載機器の構成
部品として自動車の取付部に回転自在に支持され
る球部を有する軸にして、該軸は円形断面の中空
で直線状の金属製基軸2となり、かつ上記球部は
内部が中空で両側に上記基軸が貫通する一対の貫
通穴4,4を有する金属製球殻体3より構成され
る。該球殻部は基軸の適所に円筒状の管材を挿通
して対応させた後、この管材を基軸と同心に配置
されるようクランプ部材によつて仮クランプし、
ついで、管材の開口両側に配置されたプレス型で
管材を球面圧造成形すると共に、該球面圧造成形
の工程中に上記保持手段9を解放し、管材の開口
両端の収縮力により管材を基軸にめ固定する。
球殻体3はその中心に設けた貫通穴4を基軸に挿
通し、該球殻体3の両側に軸方向開口近傍を垂直
面5,5とすると共に、該垂直面5,5の端末
6,6の内径を基軸2の外径よりせばめ、該端末
6,6に応当する基軸2の外周に凹部7,7を形
成し、該凹部7,7に上記端末6,6をめ固定
し、よつて、球部を有する軸としている。
第2図から第5図は、上記第1図に示す球部を
有する軸の製造工程を示す。まず、第2図に示す
如く、基軸2を円筒状ガイド8の中心部に配置
し、該基軸2の球部を設ける部位をガイド8に出
没自在に取り付けた保持手段9と対向する位置に
位置させる。次に、図示の如き、中心に貫通穴4
を有する円筒状の管材10を基軸2に挿通し、ク
ランプ部材としての保持手段9をガイド8より突
出させ、管材10の外周を保持し、基軸2と管材
10とが同心状になるよう仮クランプしている。
この時、管材10の内周面と基軸2の外周面との
間には、軸方向に均一な空隙11がある。上記の
如く、基軸2の所定位置の外周に円筒状の管材1
0を配置して後に、管材10の軸方向両側に2分
割されたプレス型12A,12Bをガイド8内に
摺動自在に嵌合する。該一対のプレス型12A,
12Bは管材10側の対向面に球面部が形成され
た型穴13A,13Bを有すると共に、中心部に
軸方向の基軸挿通穴14A,14Bを有し、該挿
通穴4A,14Bを基軸2に摺動自在に外嵌して
いる。上記型穴13A,13Bは、上記基軸挿通
穴14A,14Bと接する小径部に垂直なフラツ
ト面15A,15Bを形成すると共に大径部(パ
ーテング部)に外方へわずかに切欠いたバリ発生
防止用の傾斜面16A,16Bを形成している。
上記型穴13A,13Bの長さl1,l2は、その和
より、上記管材10の長さLを大きく設定してい
る。
(l1+l2<L) 上記の如く球面部が2分割されたプレス型12
A,12Bを管材10の開口側両側に配置した
後、第3図に示す如く、プレス型12A,12B
を加圧し、相近接させる方向にガイド8内を移動
させ、両プレス型12A,12Bの対向する内側
の大径部を管材10の両側部に外嵌する。該状態
で、管材10はその両側がプレス型12A,12
Bで保持されるため、次に、管材10を仮クラン
プしている保持手段9をガイド8内に没入作動
し、保持手段9によるクランプを解く。プレス型
12A,12Bを更に近接移動すると、管材10
は型穴13A,13Bに沿つて貫通穴4の軸方向
中心が最大径で両側開口側が小径な球状に圧造成
形された球殻体3を形成していく。プレス型12
A,12Bの内端面が当接する第5図に示す最終
工程で、管材10の両側端部はプレス型12A,
12Bのフラツト面15A,15Bにより垂直面
5,5が形成されると共に、垂直面5,5の端末
6,6(管材10の開口両端)が収縮力によつて
基軸2の外周を凹ませて喰い込んだ状態でめ固
定される。また、プレス型12A,12Bの当接
面にはバリ発生防止の傾斜面16A,16Bがあ
るため、球殻体3の最大外径部3a(パーテング
部)にはバリ発生しない。尚、プレス型12A,
12Bに上記バリ発生防止用の傾斜面を設けてい
ない場合は、球殻体3をプレス型で基軸2にめ
固定した後、次工程でバリ削り加工を行つてもよ
く、また、パーテング部をプレス型で垂直面に成
形し、発生するバリを球輪かく内におさめてバリ
削り加工をなくすようにしてもよい。
また、上記実施例では、球殻体3の開口両側に
フラツト面を形成しているが、垂直面5,5を形
成しない場合は、開口両側部に近接した部分が若
干やせ気味になると共に、開口部端末にシワが発
生し、め力がやや不安定になるが、上記垂直面
5,5を設けると、垂直面に近接したやせ気味の
部分は型面に積極的に沿つ傾向となり、真球精度
が向上し、かつ、端末のシワ発生が防止でき、
め力は安定する。但し、必ずしも球殻体の開口両
側をフラツトに形成する必要なく、球部を有する
軸の使用条件に応じて、第6図に示す如く、球殻
体3′の開口両端を円輪かくに沿つた形状とし、
その端末6′を基軸2にめ固定してもよい。ま
た、上記第6図及び第1図に示す実施例では、球
殻体の端末全体を基軸の凹部7に嵌合した状態と
しているが、球殻体の長さ(管材の軸方向の長
さ)が短い場合には、第7図に示す如く、球殻体
3″の端末6″の一部を基軸2にめ固定してもよ
い。上記各実施例は基軸が中空状であるが、第8
図に示す如く、基軸が丸棒の場合、球殻体を基軸
に喰い込ませてめ固定しにくいため、基軸2′
の表面2′aをセレーシヨン加工等をして粗らす
と喰い付き力が向上する。
上記した第2図から第5図に示す製造において
は、円筒状の管材10をガイド9で仮クランプし
ているが、ガイド9をなくして、プレス型12
A,12Bで第3図に示す如く管材10の開口両
側を支持してもよく、また、プレス型12A,1
2Bは、いずれか一方を固定し、他方のみを移動
させるようにしてもよい。
上記の工程で製造される球部を有する基軸1
は、第9図に示す如く、自動車用バツクミラー2
0の支持軸等に好適に使用でき、球殻体3を支持
穴20aに回動自在に嵌合することによりバツク
ミラーを回転自在に支持する。
以上の説明より明らかなように、この発明によ
れば、直線状の中空の適所に円筒状の管材を配置
し、該管材を、球面部が2分割されたプレス型で
球面圧造成形すると共に管材の開口両端を基軸に
め固定して球部を有する軸を形成するため、加
工工数が従来方法より減少し、かつ、球部を形成
する管材の形状も円筒状で簡単であるため、コス
トが大巾に低下できる。また、特に、管材をプレ
ス型で圧造する前に保持手段で仮クランプした場
合には、基軸芯に対する球殻体の芯ずれを最小に
することができ、精度の良い球部を有する軸が製
造できる。
なお、本発明の実施態様によれば、基軸に凹部
が形成され、該凹部に球殻体の両端垂直面の端末
をめ固定しているため、球殻体を基軸の軸方向
に対して強固に固定することが出来ると共に、回
転方向に対してはめ固定しているため、その固
定力は強い。また、球殻体の開口両端部に垂直面
を形成しているため、真球精度が向上すると共
に、端末のシワ発生が防止でき、着力が安定す
る等の種々の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法で製造した球部を有す
る軸の断面図、第2図、第3図、第4図および第
5図は上記軸の製造工程を順次示す断面図、第6
図はこの発明の他の実施例を示す軸の断面図、第
7図および第8図は、夫々この発明の他の実施例
を示す要部の断面図、第9図はこの発明に係る軸
の使用例を示す断面図である。 1……軸、2……基軸、3……球殻体、4……
貫通穴、5……垂直面、6……端末、7……凹
部、8……ガイド、9……保持手段、10……管
材、12A,12B……プレス型。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 断面円形状の金属製基軸を円筒状の金属製管
    材内に挿通して基軸上の適所に管材を同芯軸上に
    配置し、かつ該管材の両側に夫々配置されて一つ
    の球面を形成するように互に軸方向に可動加圧す
    る2分割のプレス型を用いて、管材両側の外形を
    球面状に圧造成形すると同時に、該圧造成形の最
    終段階で管材の両側開口の周縁部端末を、該端末
    の加圧収縮により基軸の外周面にめ固定するよ
    うにしたことを特徴とする球部を有する軸の製造
    方法。 2 断面円形状の金属製基軸を円筒状の金属製管
    材内に挿通して基軸上の適所に配置した管材を、
    該管材の外周面中央部を支持するクランプ部材を
    用いて基軸と同芯軸上に固定し、かつ上記管材の
    両側に夫々配置されて一つの球面を形成するよう
    に互に軸方向に可動加圧する2分割のプレス型を
    用いて管材両側の外形を球面状に圧造成形すると
    同時に、該圧造成形の終了直前に上記クランプ部
    材を解放除去して、管材の両側開口の周縁部端末
    を、該端末の加圧収縮により基軸の外周面にめ
    固定するようにしたことを特徴とする球部を有す
    る軸の製造方法。
JP13461279A 1979-10-15 1979-10-15 Shaft with spherical part and manufacture of said shaft Granted JPS5659014A (en)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13461279A JPS5659014A (en) 1979-10-15 1979-10-15 Shaft with spherical part and manufacture of said shaft
FR8022058A FR2467314A1 (fr) 1979-10-15 1980-10-15 Arbre a rotule et son procede de fabrication
US06/197,197 US4368572A (en) 1979-10-15 1980-10-15 Method of manufacturing a shaft structure having a spherical bulb

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13461279A JPS5659014A (en) 1979-10-15 1979-10-15 Shaft with spherical part and manufacture of said shaft

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9519785A Division JPS6199716A (ja) 1985-05-02 1985-05-02 球部を有する軸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5659014A JPS5659014A (en) 1981-05-22
JPS6231202B2 true JPS6231202B2 (ja) 1987-07-07

Family

ID=15132457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13461279A Granted JPS5659014A (en) 1979-10-15 1979-10-15 Shaft with spherical part and manufacture of said shaft

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5659014A (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52113173U (ja) * 1976-02-25 1977-08-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5659014A (en) 1981-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050200227A1 (en) Method for manufacturing motor yoke, motor yoke, and motor
US4606111A (en) Method of manufacturing undetachable flange joint
US5737955A (en) Method for inclearing thickness of outer peripheral portion of disc, and method for molding disc member having transmitting portion in outer periphery thereof
JPH0914282A (ja) 弾性自在継手用ヨークの製造方法
US4784312A (en) Method of producing a frame body for an electric motor
JPH0450804B2 (ja)
JPH0643607U (ja) 光ファイバ接続用フェルール
JPH08232944A (ja) 金属板軸受部の製造方法及び金属板軸受部の成形用金型並びに金属板軸受部の成形用パンチ
JPS6231202B2 (ja)
JPS63144827A (ja) 鍔付き中空軸の製造方法
JPH0222244B2 (ja)
JP3550647B2 (ja) 触媒コンバータ容器及びその製造方法
JPS58202927A (ja) くら形吸込コ−ンの製作方法
JP2780978B2 (ja) 中空シャフトの製造方法
JPH068336Y2 (ja) 球部を有する軸
JPH05199695A (ja) 回転電機の固定子枠
JP2001047127A (ja) 中間絞り管の製造方法
JPS6255009B2 (ja)
JP3308503B2 (ja) 中間絞り管の製造方法
JP3938979B2 (ja) 管端部の加工方法
JPS637900B2 (ja)
JP3161167B2 (ja) 金属板の加工方法及びコイニング装置
JPH0952132A (ja) 金属パイプ継手の製造方法
JPH07124676A (ja) ラック軸製造装置
JPH08267162A (ja) プーリーの製造方法