JPS6230629Y2 - - Google Patents

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JPS6230629Y2
JPS6230629Y2 JP6577381U JP6577381U JPS6230629Y2 JP S6230629 Y2 JPS6230629 Y2 JP S6230629Y2 JP 6577381 U JP6577381 U JP 6577381U JP 6577381 U JP6577381 U JP 6577381U JP S6230629 Y2 JPS6230629 Y2 JP S6230629Y2
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JP
Japan
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socket
plug
locking
retaining ring
locking system
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JP6577381U
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JPS57176993U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ソケツトとプラグとをロツクボール
又はロツクピンなどの施錠体の係合離脱により係
合分離自在とした管継手であつて、特に自動機械
におけるマニピユレータなどの1動作により容易
に結合・分離が行なえ、しかもソケツトとプラグ
との結合が完全になされていることを外部より確
認できるようにした管継手に関する。
管継手の結合・分離を人手によらずマニピユレ
ータなどにより機械的に行なわせることを必要と
する場合があり、かかる場合、従来のこの種の管
継手は、一般にソケツトとプラグとの結合・分離
はともにスリーブを操作して施錠体を解放する必
要があり、しかもソケツトとプラグとの結合時の
スリーブ操作は、結合方向と操作方向とが逆とな
つているため、この動作を機械的に行うことは高
度な動作機能が要求され制御系が複雑となること
から、特に複雑な動作を苦手とするマニピユレー
タにより結合・分離させる管継手としては適さな
いものであつた。また、管継手の結合・分離を機
械的に行う場合、ソケツトのプラグとの結合の確
認が困難であり、両者の結合が不完全であつても
これを容易に確認できず、かかる場合、管内の液
体が管外に漏れ、又管内にかかる流体圧力により
ソケツトとプラグとが勢いをもつて外れ機械設備
等を破損させたり危険を生じさせたりするおそれ
がある。
本考案は上記点に鑑み、管継手の着脱に要する
軸方向の運動のみでソケツトとプラグとの結合・
分離を行うことができるようにすることによつて
マニピユレータでの結合・分離を可能とし、更に
ソケツトとプラグの結合が完全になさされている
ことを外部より容易に確認することができるよう
にすることを目的とするものである。
本考案はかかる目的を達成するために、ロツク
ボール又はロツクピンなどの施錠体を内外両面に
対して出没自在に設けたソケツトと、外周に施錠
体の係合溝を有するプラグとからなる管継手にお
いて、ソケツトには、上記施錠体の外面方向への
脱出を防止するための脱落防止環を設けると共
に、プラグにはソケツトの結合過程で施錠体に押
されて単独で一旦後退し、次いで上記脱落防止環
とソケツト外周面との間に進出して施錠体を拘束
する施錠体制止環と、ソケツトの分離過程で該施
錠体制止環を伴つて動く外筒を、同心状態に軸方
向に摺動可能に嵌合し、施錠体制止環とプラグと
の間には施錠体制止環を結合方向へ弾発させるス
プリングを介在させ、更に施錠体制止環にはプラ
グとソケツトの結合方向とは逆の方向に向けて異
常結合表示杆を突設し、その先端部を外筒に形成
した貫通孔に移動自在に挿入し、該異常結合表示
杆の長さを正常結合時には外筒内に没し、異常結
合時は施錠体制止環が正常進出位置よりも後退位
置に止まる距離分だけ外筒外に突出する所要長さ
に設定してなるものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
図において、1はプラグ、2はソケツトであ
り、プラグ1とソケツト2により管継手本体3を
構成する。ソケツト2の結合口側の略先端周囲に
は適宜間隔をもつて周方向にテーパー小孔4を形
成し、このそれぞれのテーパー小孔4内に施錠体
5となるロツクボール6をその一部がテーパー小
孔4からソケツト2内に突出するように遊嵌合す
る。7はテーパー小孔4からソケツト2外にロツ
クボール6が脱落するのを防止す脱落防止環であ
り、ソケツト2の外周に固定して設ける。
8はプラグ1の挿入部外周に形成した係合溝で
あり、前記ソケツト2にプラグ1を挿入したとき
ソケツト2に設けた施錠体5となるロツクボール
6が係合する溝であり、この係合溝8にロツクボ
ール6が係合することによりプラグ1とソケツト
2とが結合する構成となつている。9はプラグ1
の外周に軸方向に進退自在に装着した施錠体制止
環であり、プラグ1とソケツト2との結合状態に
おいてはプラグ1とともにソケツト2方向に進出
し、ソケツト2に嵌合してソケツト2に設けた施
錠体5となるロツクボール6を押え部10により
外方から押え、ロツクボール6の外周方向への突
出を阻止し、分離状態においては後退させること
によりロツクボール6のその外方よりの押圧を解
除し、当該ロツクボール6の外周方向への突出を
許容するものである。この施錠体制止環9は施錠
体制止環9とプラグ1との間に介在させたスプリ
ング11により結合方向に付勢されている。12
はプラグ1の外周に施錠体制止環9と同じ同心状
態に軸方向進退自在に装着した管継手本体3の構
成の一部をなす外筒であり、この外筒12内に前
記施錠体制止環9を納め、この外筒12内におい
てのみ進退自在としている。13はスプリング1
1により付勢された施錠体制止環9が外筒12内
から脱出するのを防止し、そしてソケツト2の分
離過程で外筒12が移動するに際し施錠体制止環
9を伴つて移動させるため外筒12に設けたスト
ツパー、14は外筒12の連結方向への進出を規
制する鍔体、15は前記スプリング11の一端部
を受けるスプリング受けである。16は前記施錠
体制止環9に設けた異常結合表示杆であり、この
異常結合表示杆16はプラグ1とソケツト2との
結合方向とは逆の方向に向けて突設してなり、そ
の先端部を、前記管継手本体3の構成の一部をな
す外筒12に貫通孔17を形成し、この貫通孔1
7に移動自在に挿入するものであり、この異常結
合表示杆16の長さを、正常結合時(完全結合
時)には外筒12内に没し、異常結合時(不完全
結合時)には施錠体制止環9が正常進出位置より
も後退位置に止まる距離分だけ外筒12外に突出
する所要長さに設定してなるものである。18は
プラグ1に内蔵したバルブ機構、19はソケツト
2に内蔵したバルブ機構である。
なお、上記実施例では旋錠体5としてロツクボ
ール6を用いているが、ロツクボール6の代りに
ロツクピン(図示せず)を用いてもよい。
本考案は以上の構成からなり、次に本考案の作
用について説明する。
ソケツト2にプラグ1を挿入すると、プラグ1
の移動に伴い、旋錠体制止環9及び外筒12もソ
ケツト2方向即ち連結方向に移動し、先ずプラグ
1がソケツト2に設けた旋錠体5となるロツクボ
ール6を外周方向へ押し上げて進む。このときプ
ラグ1とともに進んだ旋錠体制止環9はその進出
の過程でプラグ1によりソケツト2の外周方向に
押し出されソケツト2の外周から突出したロツク
ボール6に当接し、それ以上の進出が阻止され
る。即ち、旋錠体制止環9が単独で一旦後退する
状態となる。このまま更にプラグ1の挿入を続け
ると、外筒12もプラグ1とともに進出し、この
結果旋錠体制止環9はスプリング11の弾性に抗
して後退位置に止まつた状態となり、この旋錠体
制止環9に結合方向とは逆の方向に向けて突設
し、その端部を外筒12に形成した貫通孔17に
挿入した異常結合表示杆16は、その端部を貫通
孔17から外筒12外に突出する。更にプラグ1
の挿入を続け、プラグ1に形成した係合溝8が前
記ロツクボール6の真下に位置したとき、ロツク
ボール6は前記旋錠体制止環9に押し下げられる
ようにして係合溝8に係合し、ロツクボール6に
よりその進出を阻止されていた旋錠体制止環9は
スプリング11の弾性により結合方向に進出し、
脱落防止環7とソケツト2の外周面との間に進出
してその押え部10により係合溝8に係合したロ
ツクボール6を外方から押えその外周方向への突
出を阻止し、ここにプラグ1とソケツト2とが正
常結合(完全結合)した状態となる。このときプ
ラグ1のソケツト2への挿入移動の過程で外筒1
2外へその先端を突出した異常結合表示杆16
は、プラグ1とソケツト2が完全に結合した状態
となると、その結果として突出していた部分は外
筒12内に没する(第2図参照)。
反面プラグ1とソケツト2とが異常結合(不完
全結合)である場合は、旋錠体制止環9がロツク
ボール6によりその進出を阻止され後退位置に止
まつた状態にあり、旋錠体制止環9が正常進出位
置よりも後退位置に止まつた距離分だけ外筒12
外に異常結合表示杆16の先端が突出した状態を
呈する(第3図参照)。
次に、結合したプラグ1とソケツト2とを分離
する場合には、プラグ1に嵌合した外筒12を分
離方向に移動させる。この外筒12の移動によ
り、ストツパー13に係止している旋錠体制止環
9はスプリング11の弾発に抗して外筒12の移
動に伴い同方向に移動し、ソケツト2に設けた旋
錠体5の押えを開放する。この結果、プラグ1か
ら旋錠体5が外れ、更に外筒12を同方向に移動
することによりソケツト2からプラグ1が分離す
る。
本考案は以上のような構成からなり作用を有す
るものであるから、本考案によれば、プラグとソ
ケツトとを結合・分離する動作は、プラグの外筒
を把持し、同プラグとソケツトとの結合・分離方
向即ち軸方向へ動作させるといつた極めて単純な
動作で両者の結合・分離が行えるので、マニピユ
レータなどにより機械的に着脱させる管継手とし
て最適である。更に、プラグとソケツトとを結合
したとき、その結果が完全であるか否かは、プラ
グの外筒から異常結合表示杆が外部へ突出してい
るか否かを目視することにより確認することがで
きるので、結合が不完全であつた場合の事故の発
生を未然に防ぐことができるといつたことから、
特に遠隔操作により機械的手段により着脱する管
継手として優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は一部縦断側面図、第2図は本考案に係るプラグ
とソケツトとの正常結合状態を示す一部縦断側面
図、第3図はプラグとソケツトとの異常結合状態
を示す一部縦断側面図である。 1……プラグ、2……ソケツト、5……旋錠
体、7……脱落防止環、8……係合溝、11……
スプリング、12……外筒、16……異常結合表
示杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロツクボール又はロツクピンなどの施錠体を内
    外両面に対して出没自在に設けたソケツトと、外
    周に施錠体の係合溝を有するプラグとからなる管
    継手において、ソケツトには、上記施錠体の外面
    方向への脱出を防止するための脱落防止環を設け
    ると共に、プラグにはソケツトの結合過程で施錠
    体に押されて単独で一旦後退し、次いで上記脱落
    防止環とソケツト外周面との間に進出して施錠体
    を拘束する施錠体制止環と、ソケツトの分離過程
    で該施錠体制止環を伴つて動く外筒を、同心状態
    に軸方向に摺動可能に嵌合し、施錠体制止環とプ
    ラグとの間には施錠体制止環を結合方向へ弾発さ
    せるスプリングを介在させ、更に施錠体制止環に
    はプラグとソケツトの結合方向とは逆の方向に向
    けて異常結合表示杆を突設し、その先端部を外筒
    に形成した貫通孔に移動自在に挿入し、該異常結
    合表示杆の長さを正常結合時には外筒内に没し、
    異常結合時は施錠体制止環が正常進出位置よりも
    後退位置に止まる距離分だけ外筒外に突出する所
    要長さに設定したことを特徴とする管継手。
JP6577381U 1981-05-07 1981-05-07 Expired JPS6230629Y2 (ja)

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JP6577381U JPS6230629Y2 (ja) 1981-05-07 1981-05-07

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JP6577381U JPS6230629Y2 (ja) 1981-05-07 1981-05-07

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JPS57176993U JPS57176993U (ja) 1982-11-09
JPS6230629Y2 true JPS6230629Y2 (ja) 1987-08-06

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ID=29861804

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JP6577381U Expired JPS6230629Y2 (ja) 1981-05-07 1981-05-07

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003113981A (ja) * 2001-10-02 2003-04-18 Smc Corp カプラー
JP3909278B2 (ja) * 2002-09-12 2007-04-25 日東工器株式会社 管継手用ソケット
JP2010101488A (ja) * 2008-09-18 2010-05-06 Yamaha Motor Co Ltd 船外機の燃料供給システムおよび船外機

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JPS57176993U (ja) 1982-11-09

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