JPS6230235Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6230235Y2
JPS6230235Y2 JP19396381U JP19396381U JPS6230235Y2 JP S6230235 Y2 JPS6230235 Y2 JP S6230235Y2 JP 19396381 U JP19396381 U JP 19396381U JP 19396381 U JP19396381 U JP 19396381U JP S6230235 Y2 JPS6230235 Y2 JP S6230235Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
lid
cassette lid
opening
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19396381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58105002U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19396381U priority Critical patent/JPS58105002U/ja
Publication of JPS58105002U publication Critical patent/JPS58105002U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6230235Y2 publication Critical patent/JPS6230235Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カセツトテープレコーダのカセツト
蓋開閉機構に関し、特に、蓋の開放状態を少なく
とも2段階に設定可能なカセツト蓋開閉機構に関
する。
カセツトテープレコーダのテープカセツト収納
部を覆うカセツト蓋は、一般にテープレコーダ本
体キヤビネツトに回動自在に取り付けられるとと
もに、ばね部材により蓋開放方向への付勢力が付
与されて、ロツク解除操作部材等の操作により蓋
のロツクが解除されると自動的に蓋が開放するよ
うに構成されている。このようなカセツト蓋の開
放は、通常使用時にテープカセツトを上記カセツ
ト収納部に装着したりカセツト収納部から取り出
すために必要とされ、この場合にはテープカセツ
トの出し入れを妨げない程度の蓋開放が行なわれ
れば十分であり、開閉操作性の点からも蓋開閉の
回動角度を比較的狭く(たとえば30゜〜60゜程
度)設定することが好ましい。これに対して、た
とえば磁気ヘツドのクリーニング作業を行なう場
合や、ピンチローラに巻き付いたテープを取り外
す場合等においては、蓋開放時の蓋の回動角度が
狭いと作業が困難である。
このため、従来のカセツト蓋開閉機構において
は、たとえばカセツト蓋自体を取り外し可能とす
る構造等が用いられているが、このカセツト蓋の
着脱作業が面倒であり、構造も複雑化するという
欠点が残存している。
本考案は、このような従来の欠点を除去するた
めに存されたものであり、簡単な構造によりカセ
ツト蓋の開放状態(蓋の回動停止角度)を少なく
とも2段階に設定でき、通常使用時には狭い回動
角度範囲(たとえば30゜〜60゜)で蓋開閉を行な
い、ヘツドクリーニング等を行なう場合にはより
広い角度(たとえば90゜以上)にまで蓋を回動し
て開放し得るようなカセツトテープレコーダのカ
セツト蓋開閉機構の提供を目的とする。
すなわち、本考案に係るカセツトテープレコー
ダカセツト蓋開閉機構は、カセツトテープレコー
ダ本体に回動自在に取り付けられたカセツト蓋を
開放する方向に回動付勢するばね部材と、上記カ
セツト蓋の回動に対して摩擦力を付与する摩擦部
材とを有し、上記カセツト蓋が上記ばね部材によ
り上記開放方向に回動して一定の回動角度位置に
達したときカセツト蓋の端部が上記摩擦部材に当
接して回動が停止され、上記一定の回動角度位置
から手動にて上記カセツト蓋をさらに開放方向に
回動するとき上記摩擦部材の摩擦力により任意の
回動角度位置にて保持されることを特徴としてい
る。
以下、本考案に係る好ましい実施例について図
面を参照しながら説明する。
第1図および第2図は、本考案の一実施例とし
てのカセツト蓋開閉機構を適用したカセツトテー
プレコーダ1を示し、カセツト蓋が閉じた状態お
よび第1の回動角度位置で停止された蓋開放状態
をそれぞれ示す外観斜視図である。
これらの第1図および第2図において、カセツ
トテープレコーダ1の本体2は、全体としてほぼ
直方体形状を有し、この直方体表面の面積の大き
な二面中の一面を正面とし、この正面中央部にテ
ープカセツト3を収納するためのカセツト収納凹
部4が形成されている。そして、少なくともカセ
ツト収納凹部4を覆うようなカセツト蓋5が、テ
ープレコーダ本体2の底部近傍に設けられた回動
軸6により回動自在に取り付けられている。さら
に、テープレコーダ本体2の上面には、記録、再
生、早送り、巻戻し等の各種動作モードを選択す
るための操作ボタン7等が配設され、側面には各
種入出力ジヤツク8や図示しないボリユームつま
み等が配設されている。
さらに、本体2の上記正面のカセツト蓋5の先
端近傍位置には蓋ロツク解除用の操作部材として
の操作つまみ10が配設されており、第1図の状
態において、この操作つまみ10を左方(図中矢
印A方向)に移動させることによつて、カセツト
蓋5のロツクが解除され、カセツト蓋5を開放方
向(矢印P方向)に回動付勢するばね部材復帰力
等により第2図の状態にカセツト蓋5が開放され
る。このカセツト蓋5の上端部内側面には係止爪
9a,9bが形成され、これらの係止爪9a,9
bにそれぞれ対応するテープレコーダ本体2側の
カセツト収納凹部4の端部には、ばね等の作用で
出没自在のロツク用突起部11a,11bが配設
されている。
次に第3図は、カセツト蓋5の回動軸6近傍の
概略断面図を示している。この回動軸近傍のカセ
ツト蓋5には、軸方向の少なくとも一部分に円筒
形状の軸受け部12が一体形成され、この軸受け
部12の周面に沿うような形状の摺動部となる曲
面部13がカセツト蓋5の主要部(板状部分)に
連続して一体形成されている。上記カセツト蓋回
動付勢用のばね部材としては、たとえば、回動軸
6の回りに配設された捩りコイルばね14が用い
られ、この捩りコイルばね14の一端がカセツト
蓋5の内壁面の一部に当接し、他端がテープレコ
ーダ本体2の一部に形成された案内溝15に案内
されて係止されることにより、カセツト蓋5に対
して開放方向(矢印P方向)の回動付勢力を付与
している。また、テープレコーダ本体2の回動軸
近傍位置には、カセツト蓋5の上記曲面部13を
案内するための凹部16が形成されており、この
凹部16の内壁面に、たとえば第4図に示すよう
な摩擦部材としての板ばね17が取り付けられて
いる。この板ばね17の取り付け位置は、カセツ
ト蓋5が上記開放方向(矢印P方向)に回動する
ときの第1の回動角度位置R1に達した状態にお
ける上記曲面部13の先端部18の位置であり、
カセツト蓋5が上記第1の回動位置R1を越えて
回動されるときに摩擦部材としての板ばね17が
摺動部となる曲面部13の外周と摺接して回動摩
擦力を付与する。このときの回動摩擦力は、上記
ばね部材である捩りコイルばね14の回動付勢力
に抗してカセツト蓋5の回動を停止させ得るもの
となつている。さらに、テープレコーダ本体2の
上記凹部16の図中上端面19は、カセツト蓋5
が上記第1の回動位置R1よりもさらに開放方向
(矢印P方向)に回動されるときに、第2の回動
角度位置R2で上記曲面部13の先端部18と対
接することによつて、カセツト蓋5の同矢印P方
向の回動を規制するものである。
以上のような構成を有するカセツト蓋開閉機構
において、カセツト蓋5が閉じている状態(第1
図、第3図参照)から、蓋ロツク解除用の操作つ
まみ10を操作して係止部9a,9bとロツク用
突起部11a,11bとの係合を解除すると、上
記第1のばね部材である捩りコイルばね14の付
勢力によりカセツト蓋5が開放方向(矢印P方
向)に回動し、第5図に示すように曲面部13の
先端部18が上記摩擦部材である捩りコイルばね
14の端部に当接した上記第1の回動角度位置
R1でカセツト蓋5の回動が停止され、第2図に
示すような第1の蓋開放状態となる。このときの
蓋開放角度、すなわち蓋の閉じた位置から上記第
1の回動角度位置R1までの角度としては、30゜
〜60゜が好ましく、たとえば45゜程度とすること
により、テープカセツト3の装着、排除操作が支
障なく行なえ、また、開放状態から蓋を閉じる操
作も、回動範囲が比較的狭いため容易に行なえ
る。
次に、ヘツドクリーニング等を行なう場合に
は、上記第1の回動角度位置R1で回動が停止さ
れたカセツト蓋5を、手指等で直接に、蓋開放方
向である矢印P方向に回動すると、摺動部となる
曲面部13の外周面が上記摩擦部材である板ばね
17と摩擦接触し、この摩擦力によりカセツト蓋
5を上記回動角度位置R1,R2間の任意の角度で
回動停止させて保持することができる。そして、
上記第2の回動角度位置R2までカセツト蓋5を
開いて大きな開放角度(たとえば90゜程度)を得
ることができ、ヘツドクリーニング等を容易に行
なえる。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されるも
のではなく、たとえば、カセツト蓋を第2の回動
角度位置で回動規制する構成は不要である。
また、カセツト蓋を開放方向に回動付勢するた
めのばね部材としては、捩りコイルばね以外に、
引張りコイルばね、圧縮コイルばね、板ばね等を
用いることができ、摩擦部材としても、板ばね以
外に、カセツト蓋の回動に対して摩擦力を付与す
るような種々の部材を使用できる。
【図面の簡単な説明】
図はすべて本考案に係る一実施例を示し、第1
図および第2図は該実施例の蓋開閉機構が適用さ
れたカセツトテープレコーダの全体についてカセ
ツト蓋の閉状態および開状態をそれぞれ示す外観
斜視図、第3図はカセツト蓋の回動軸近傍を示す
概略断面図、第4図は摩擦部材としての板ばねを
示す斜視図、第5図および第6図はそれぞれ異な
る回動角度で停止したカセツト蓋の回動軸近傍を
示す断面図である。 1……カセツトテープレコーダ、2……テープ
レコーダ本体、3……テープカセツト、5……カ
セツト蓋、6……回動軸、13………曲面部、1
4……捩りコイルばね、17……板ばね、18…
…先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カセツトテープレコーダ本体に回動自在に取り
    付けられたカセツト蓋を開放する方向に回動付勢
    するばね部材と、上記カセツト蓋の回動に対して
    摩擦力を付与する摩擦部材とを有し、上記カセツ
    ト蓋が上記ばね部材により上記開放方向に回動し
    て一定の回動角度位置に達したときカセツト蓋の
    端部が上記摩擦部材に当接して回動が停止され、
    上記一定の回動角度位置から手動にて上記カセツ
    ト蓋をさらに開放方向に回動するとき上記摩擦部
    材の摩擦力により任意の回動角度位置にて保持さ
    れることを特徴とするカセツトテープレコーダの
    カセツト蓋開閉機構。
JP19396381U 1981-12-30 1981-12-30 カセツトテ−プレコ−ダのカセツト蓋開閉機構 Granted JPS58105002U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19396381U JPS58105002U (ja) 1981-12-30 1981-12-30 カセツトテ−プレコ−ダのカセツト蓋開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19396381U JPS58105002U (ja) 1981-12-30 1981-12-30 カセツトテ−プレコ−ダのカセツト蓋開閉機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58105002U JPS58105002U (ja) 1983-07-16
JPS6230235Y2 true JPS6230235Y2 (ja) 1987-08-03

Family

ID=30107298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19396381U Granted JPS58105002U (ja) 1981-12-30 1981-12-30 カセツトテ−プレコ−ダのカセツト蓋開閉機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58105002U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0814963B2 (ja) * 1992-05-18 1996-02-14 九州日立マクセル株式会社 ディスククリーナ
US20080262293A1 (en) * 2007-04-19 2008-10-23 Olympus Medical Systems Corp Endoscopic operation assisting device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58105002U (ja) 1983-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6230235Y2 (ja)
JPH0521733Y2 (ja)
JPH0754622B2 (ja) テープカセツト
JPS6336057B2 (ja)
JPS6312440Y2 (ja)
JPS6245349Y2 (ja)
JP2599066Y2 (ja) 蓋等のロック装置
JPH0514385Y2 (ja)
JPS599368Y2 (ja) 磁気記録再生装置のブラインド装置
JPH051037Y2 (ja)
JPH0810898Y2 (ja) 磁気テープカセット
WO1998030074A1 (fr) Dispositif electronique
JPH0422450Y2 (ja)
JPH0535504Y2 (ja)
JPH0210631Y2 (ja)
JPH02292788A (ja) 磁気テープカセット
JPH0329798Y2 (ja)
JPH0525101Y2 (ja)
JPH0413832Y2 (ja)
JPS6030847Y2 (ja) カセツトイジエクト装置
JPH079264Y2 (ja) 磁気テープカセット
JPH0757448A (ja) マガジン挿入口開閉装置
JPS6325591Y2 (ja)
JPH0514991B2 (ja)
JPH0758567B2 (ja) カセツトテ−プレコ−ダ