JPS62296269A - Icカ−ドシステム - Google Patents

Icカ−ドシステム

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JPS62296269A
JPS62296269A JP61140635A JP14063586A JPS62296269A JP S62296269 A JPS62296269 A JP S62296269A JP 61140635 A JP61140635 A JP 61140635A JP 14063586 A JP14063586 A JP 14063586A JP S62296269 A JPS62296269 A JP S62296269A
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card
terminal
data
transaction
controller
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Kimiyasu Mifuji
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔発明の技術分野] この発明はオフラインでの不正取引の防止を図ったIC
カードシステムに関する。
[従来技術とその問題点] 近年、キャッシュレス時代と呼ばれており、クレジット
カード会社などにより発行されたカードを使用すること
により現金の取扱いをせずに商品の購入が可能になって
いる。
従来、使用されているカードとしてはプラスチックカー
ド、エンボスカード、磁気ストライブカードなどがある
が、これらのカードは構造上偽造が容易であるため、不
正使用が問題になっている。
そこで、このような問題を解決するため、カード内部に
暗証番号などを記憶したIC回路を組込み、暗証番号が
外部から容易に読出せないようにした情報カード、所W
ICカードが考えられおり、このようなICカードとタ
ーミナルとを組合わせたICカードシステムが開発され
ている。
ところで、このようなICカードシステムでは、ICカ
ードを銀行などのコンピュータに接続されたターミナル
を介して使用する、所謂オンラインでの使用の他に、単
独で店頭に設置されたターミナルを介して使用する、所
謂オフラインでの使用が可能になっている。しかしなが
ら、特にオフラインではデータの管理が各ターミナル毎
に分散するため、各種のカード犯罪が発生し易くなる。
そこで、従来のICカードシステムでは、オフラインで
のカード犯罪を防止するため、例えばオフラインでの1
回当りの取引金額を決めるなどの対策が考えられている
。ところが、このようにしても従来のICカードシステ
ムでは、各ターミナル毎に制限金額を管理するようにな
っているため、買物をする店を変えるだけで、制限金額
に関係なく取引が可能となり、犯罪に使用された場合に
は被害額が膨大なものになってしまうおそれがある。
一方、このような不都合を防止するため、オフラインで
の連続使用回数を一定に設定したものも考えられている
。ところが、このようにすると、オフラインでの連続使
用回数が一度知れると、この範囲内で安全に不正を働く
ことができるおそれが生じ、オフラインでの使用の安全
性が著しく悪化する欠点があった。
[発明の目的] この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、オフラ
インでの連続使用回数を所定の範囲で不定とすることに
よりオフラインにおける不正使用を防止し得、安全性の
向上を図ったICカードシステムを提供することを目的
とする。
[発明の要点コ この発明にかかるICカードシステムは、ICカードお
よび該カードが装着されるターミナルを有するものであ
って、ICカードのオフラインでの使用が予め設定した
回数以上連続すると、オフラインでの取引を不可にする
ようになっている。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にしたがい説明する。
まず、第1図はICカード5が装着されるターミナル1
の回路構成を示したものである。図において、11はシ
ステムバスで、このシステムバス11には、サウンドコ
ントローラ12、ワーキングRAM13、システムプロ
グラムROM14、ターミナル属性ROM15、イニシ
ャルパラメータRAM16、メインコントローラ17、
表示ドライブコントローラ18、キーコントローラ19
、リーダライタコントローラ20、比較器21、rR8
AJアルゴリズムにもとづく暗号化を行なう暗号化ユニ
ット22、出力コントローラ23を介した出力バッファ
24、入力バッファ25を介した入力コントローラ26
が夫々接続される。
サウンドコントローラ12には、スピーカ27が接続さ
れ、必要に応じてアラーム音を出力するようにしている
ワーキングRAM13はメモリエリアにICカード5側
から送られてくるrPANJ、rcHNJ、rEPDJ
 、などが記憶される他、ターミナル1内での各種処理
データが記憶される。
システムプログラムROM14は各秤システムプログラ
ムとともにICカード5とマツチングを図るためのEN
Qコードなどを備えている。
ターミナル属性ROM15はその用途に応じたターミナ
ルコードTC(例えば製造コード、発行コード、商店コ
ードなど)を記憶している。
イニシャルパラメータRAM16はICカード5からの
アンサ・ツー・リセット・データが一括記憶される。こ
のイニシャルパラメータRA M16には伝送ライン1
6aを介して出力コントローラ23、入力コントローラ
26およびvppレベルラッチ部28、Vppタイマラ
ッチ部29、Ippレベルラッチ部30が接続され、こ
れらラッチ2′8.29.30には対応するvpp電源
3L Vppタイマ32、Ippリミッタ33が接続さ
れている。
ここで、■pp電源31はICカード5のデータメモリ
へのデータ書込みに使用する電圧Vppを確保するため
のものである。また、Vppタイマ32はICカード5
より指定される単位処理最大時間を確保するためのもの
である。ざらに■ppリミッタ33はデータ書込み電流
の許容値を定めるものである。
この場合、■pp電源31によるデータ最大書込み電圧
、Vppタイマ32によるvpp印加時間、Ippリミ
ッタ33によるデータ最大許容書込み電流などは、イニ
シャルパラメータRAM16に記憶されたアンサ・ツー
・リセット・データに基づき設定される。
データ伝送ライン16aには、ICカード用動作周波数
セレクタ34が接続される。このセレクタ34には発振
器35からの発振信号が分周器36を介して供給され、
動作周波数の設定された信号としてCI ock端子よ
り出力される。
メインコントローラ17のシステム制御ライン17aに
は、比較器21、IPK (Issuer”s  Pu
blic  KeV)ROM41などが接続され、シス
テムの動作状態に応じてメインコントローラ17から各
回路に制御指令が送られるようになっている。
表示ドライブコントローラ18はターミナル1の表示部
3に対して表示コントロールするものである。
キーコントローラ19はターミナル1のキーボード2に
キーサンプリング信号を与えてキー人力信号を検知する
ようにしている。
リーダ・ライタコントローラ20はリーダ・ライタ曙構
部38を駆動制御するものである。ここで、かかる機構
部38はカード搬送用のモータを備え、ターミナル1の
カード挿入口から挿入されるICカード5を所定位置ま
で搬送するとともに電気的にターミナル1にカード5を
接続し、所定の処理が終了すると、ICカード5をカー
ド挿入口まで戻すようにしている。
このようなリーダライタ機構部38には、出力バッフ7
24、リセットコントローラ39.1ppレベルラッチ
部30.動作周波数セレクタ34、VCCIt源40が
接続される。そして、これら出力バッファ24、リセッ
トコントローラ39、■ppレベルラッチ部30.動作
周波数セレクタ34、Vcc電源40に対応してICカ
ード5側に夫々接続されるI10端子、Re5et端子
、vpp端子、Cl ock端子、VCc端子を有して
いる。
入力コントローラ26、出力コントローラ23はイニシ
ャルパラメータRAM16を介したメインコントローラ
17の指令に応じて【Cカード5との間のデータの授受
をコントロールするものである。このうち、入力コント
ローラ26はICカード5から送られて来るデータを入
力バッファ25を介してワーキングRAM13などに出
力するとともに比較器21に与え、ここでの比較出力を
メインコントローラ17に与える。また、出力コントロ
ーラ23はターミナル底性ROM15などより与えられ
るデータを出力バッファ24を介してICカード5に送
出する。
rR8A]暗号化ユニット22はワーキングRAM13
より送られてくるrPANJをIPKROM41から与
えられるパブリック・キー・コードに従って暗号化する
ようにしている。上記IPK  ROM41はICカー
ド5のデータメモリ内に書込まれた暗号解読コードrP
RKJ(Private  Key  Code)k一
対応するパブリック・キー・コードが予め書込まれてお
り、メインコントローラ17からの指令により記憶コー
ドを出力するようになっている。
次に、第2図は、ICカード5の回路構成を示すもので
ある。図において、51はシステムバスで、このシステ
ムバス51にはアンサ・ツー・リセットデータROM5
2、アプリケーションROM53、テストプログラムR
oM54、システムプログラムROM55、ワーキング
RAM56、セントラルコントローラ57、ストレージ
メモリリードライトコントローラ58、暗号解読器59
、乱数発生器68、入力バッファ60を介した入力コン
トローラ61、出力バッファ62を介した出力コントロ
ーラ63が夫々接続されている。また、入力コントロー
ラ61および出力コントローラ63にはデータ入出力端
子I10が接続される。
ここで、アンサ・ツー・リセットデータROM52はI
Cカード5自身に対するあらゆる動作条件(例えばデー
タコ込み、印加電圧、電流許容値と最大印加電圧、最大
データ伝送量、最大応答待ち時間など)を記憶するもの
で、これらの条件データはカード自身の内部イニシャル
が終了すると、予め定められたフオマットにのっとりア
ンサ・ツー・リセット・データとしてターミナル1側に
送信されるようになっている。
アプリケーションROM53はこのICカード5がいか
なる種類のものかを示すカード種別データrAPNJを
記憶するもので、このカード種別データは上記アンサ・
ツー・リセット・データにもとずくイニシャルパラメー
タ設定後ターミナル1側との属***換の際に所定のフォ
ーマットにのせられ送信される。
テストプログラムROM54はカードテストのためのプ
ログラムを記憶している。
システムプログラムROM55は各種システムプログラ
ムとともにターミナル1側より伝送供給される信号が正
しいか否かを表わすコード信号rAcKJまたはrNA
CJを備えている。
ワーキングRAM56はカード内での各種処理データを
記憶するとともに、オフラインでの連続使用回数をカウ
ントするカウンタ561を有している。
セントラルコントローラ57は入力バッファ60を介し
て伝送供給されるデータ受信信号および動作状態に応じ
て各回路に動作指令を出力するものである。
ストレージメモリリードライトコントローラ58はセン
トラルコントローラ57からの指令に応じてストレージ
メモリ64に対するデータの書込み読出しの制御を行な
うものである。
この場合、ストレージメモリ64は第3図に示すように
ゾーンアドレステーブル641、パブリックゾーン64
2、シークレットゾーン643、トランザクションゾー
ン644、クレジットゾーン645を有している。ここ
で、ゾーンアドレステーブル641は、例えばカード認
証に使用するテストデータとして所定のゾーンアドレス
を記憶するところで、該アドレスをもとに所定のゾーン
より照合データを取出すとともに、上記テストデータと
の照合によりカード認証を行なうようになっている。パ
ブリックゾーン642は、パブリックデータを記憶して
いる。シークレットゾーン643は、例えば暗証番号r
PINJ、データの再入力回数rRTNJ  (Re−
Try  Number)、暗証番号rP I NJが
使用されるまでの番号rlPINJ  (Initia
lzationPersonal  Identifi
catiOn  Number)、口座番号rPANJ
 (Primary  Account  Numbe
r)、暗号解読用コードrPRKJ  (Privat
eKey  Code)などが記憶されている。また、
このシークレットゾーン643には、カード所有者にか
かるシークレット情報が記憶されている。
トランザクションゾーン644は一般取引に関する各種
データを記憶するところで、第5図に示すように、各取
引単位のデータを格納する#1〜#nのトランザクショ
ンデータエリア644aを有している。ここで、各トラ
ンザクションデータエリア644aには、取引の年・月
を表わす2バイトの年月データ、rOFF  Line
使用であるが、ON  Line転送されている」 「
取引内容を客が見たかJ 「オン/オフ ライン取引」
などの各種状態を表わす1バイトの状態データ、現在の
日を表わす日データ、取引形式の種類を表わす1バイト
の形式データ、企業コードを表わす1バイトのSICデ
ータ、ターミナルアプリケーションカードNOを表わす
1バイトのTANデータ、通貨単位を表わす1バイトの
通貨単位データ、取引金額を表わす6バイトの金額デー
タ、取引成立NOを表わす2バイトのTACデータ、ク
レジット残高を表わす6バイトの残^データが格納され
ている。クレジットゾーン245はクレジット取引に関
するデータを記憶している。
第2図に戻って、乱数発生器68はセントラルコントロ
ーラ57の指令により、乱数を発生する。
暗号解読器59は所定のアルゴリズムに基づき暗号解読
を行なうものであり、ストレージメモリ64からの暗号
解読用コードrPRKJなどを用い、ターミナル1側か
ら人力バッファ60を介して供給される入力データを解
読するようになっている。
ストレージメモリリードライトコントローラ58で続出
されるストレージメモリ64の内容は比較器66の一方
入力端子に与えられる。比較器66は他方入力端子に暗
号解読器59にて解読された入力データ、ワーキングR
AM56に記憶されたデータ、データROM52に記憶
された特定コードなどが与えられる。そして、この比較
器66の比較出力はセントラルコントローラ57に送ら
れる。
なお、このようにしたICカード5は図示しないターミ
ナル1に装着した状態で、ターミナル1側よりリセット
信号Re5et1システムクロツクclockが供給さ
れるとともにvCC電源、Vpp電源が接続される。こ
こで、vcciiiはシステム駆動用電源、Vpp電源
はストレージメモリ64に対する書込み用電源であり、
その電源電圧はデータROM52にて記憶されるアンサ
・ツー・リセットデータに基づきタ−ミナル1側にて設
定される。一方、システムクロックclockからのシ
ステム動作信号は分周器67を介して各回路に供給され
る。
次に、このように構成した実施例の動作を説明する。
この場合、オフラインでのカード使用について説明する
まず、ターミナルにICカード5を装着し、この状態で
、自己の暗証番号rPINJを入力するまでを簡単に説
明する。この場合、1cカード5をターミナル1に!!
すると、予めターミナル1側で設定された初期設定信号
が送信されてくる。
すると、この信号に基づく動作条件によりICカード5
が動作される。つまり、セントラルコントローラ57の
制御によりデータROM52に記憶されていたアンサ・
ツー・リセット・データが続出され、出力コントローラ
63を介してI / O’M子よりターミナル1に送出
される。
このようにして、アンサ・ツー・リセット・データがタ
ーミナル1に送られると、ターミナル1側では送られて
きたデータを入力コントローラ26、入力バッファ25
を介してイニシャルパラメータRAM16に書込む。そ
して、メインコントローラ17により、イニシャルパラ
メータRAM16に書込まれたアンサ・ツーφリセット
・データが該ターミナル1に対応する正しいものか否か
が判定される。ここで、対応するものと判定されると、
メインコ、ントローラ17により、Vpp電源31のデ
ータロ込み電圧、Vppタイマ32のデータロ込み連続
印加時間、Ippリミッタ33のデータ書込み電流の許
容値、動作セレクタ34の動作周波数が夫々アンサ・ツ
ー・リセット・データに基づきカード専用の動作条件に
設定される。この状態から、メインコントローラ17の
指令により、システムプログラムROM14よりrEN
QJコートが取出され、これが出力コントローラ23、
出力バッファ24を介してICカード5に伝送される。
ICカード5側では、このコードをワーキングRA M
 56に2込む。この状態で、セントラルコントローラ
57によりr E N Q Jコードを正常の動作で正
規に受けることができるか否がが判断され、システムプ
ログラムROM55よりYESの場合rACKJ 、N
oの場合rNAcJ (7)夫々ノ信号が取出され、出
力バッフ762、出力コントローラ63を介してターミ
ナル1側に送出される。
ターミナル1では、この判断結果をワーキングRAM1
3に書込む。そして、rAcKj信号が確認されると、
メインコントローラ17によりターミナル属性ROM1
5に記憶されたターミナル1の種類に応じて異なるター
ミナルコードrTCJが取出され、出力バッファ24に
ラッチされる。
一方、rNAcJ信号が確認されると、リーダ・ライタ
滋構部38でのICカード5との接続関係が断たれる。
出力バッファ24にラッチされターミナルコードrTc
JがICカード5に送られると、ICカード5ではセン
トラルコントローラ57にてアプリケーションROM5
3に記憶されているカードの種類に応じて異なるアプリ
ケーションネームrAPNJが取出され、出力バッファ
62に一旦ラッチしたのちターミナル1側に返送する。
ターミナル1側ではrAPNJをワーキングRAM13
に記憶したのち、メインコントローラ17によりrAP
NJを取出し、ターミナル属性ROM15に記憶された
rAPNJと、その用途種別が対応関係にあるか否かを
判断する。そして、ICカード5との種別が一致してい
れば、システムプログラムROM14より命令コードを
取出し、ICカード5に返送する。一方、一致しなけれ
ば、リーダ・ライタ機構部38でのICカード5との接
続関係を断つ。
このような命令コードを待って、ターミナル1からの自
己の暗証番号rPINJの入力が許される。
こうした状態から、ターミナル1のキーボード2よりa
ll証番号rPINJが入力されると、このrPINJ
 はlGカード5+7)I10端子ヨリ入力コントロー
ラ61、入力バッフ760を介してワーキングRAM5
6に一旦記憶されたのち、比較器66に与えられる。
この状態で、第5図に示すフローチャートのステップA
1に進む。このステップA1では、セントラルコントロ
ーラ57でrPINJの入力の有無が判断されたのち、
ストレージメモリリードライトコントローラ58に対し
てストレージメモリ64のシークレットゾーン643に
予め書込まれた暗証番号rPIN−Jの読出しが命令さ
れ、読出された暗証番号rPINiが比較器66に与え
られる。そして、ここでターミナル1より入力された暗
証番号rPINJとが比較される。
この場合、両者の比較結果により、本人照合およびカー
ド照合が行なわれ、この後、ステップA2に示す実際の
カード取引処理に移行される。
このステップA2においては、ターミナル1のキーボー
ド2より入力される今回のカード取引に応じた取引デー
タが出力コントローラ23、出力バッファ24を介して
ICカード5側に送られ、ICカード5の入力コントロ
ーラ63、入力バッファ62を介してワーキングRAM
56に与えられる。
この状態で、ステップA3に進む。このステップA3で
は、セントラルコントローラ57の指令によりストレー
ジメモリリードライトコントローラ58を介してストレ
ージメモリ64のトランザクションゾーン644での前
回のトランザクションエリア644a、ここでは#Ti
のトランザクションエリア644aをサーチする。そし
て、ステップA4において、ワーキングRAM56のカ
ウンタ561の内容を「0」にクリアした後、ステップ
A5に道み、該当する#T1のトランザクションエリア
644aにデータが有るかを判断する。この場合、デー
タが有ってYESならばステップA6に進む。そして、
このステップA6において、#Tiのトランザクション
エリア644aでの取引データがオフラインでの使用の
ものかを判断する。ここで、オフラインでの使用のもの
と判断されると、ステップA7に進み、ワーキングRA
M56のカウンタ561の内容を「+1」だけカウント
アツプするとともに、ステップ八8に進み、今度は#T
iの1つ手前の#T+−1のトランザクションエリア6
44aをサーチする。そして、ステップA5に戻り、該
当する#Ti−1のトランザクションエリア644aに
データが有るかを判断し、続けてステップ八6において
、同#T+−1のトランザクションエリア644aでの
取引データがオフラインでの使用のものかを判断する。
そして、この場合も、共にYESと判断されると、同様
にして、ステップA5〜ステップ八8の動作が繰返され
、ステップA7でカウンタ561の内容を「+1」ずつ
カウントアツプしなから#T1−2以降のトランザクシ
ョンエリア644aについて同様な動作が実行される。
この状態で、ステップA5においてデータなし、あるい
はステップ八〇においてオフラインでの使用でないと判
断されると、ステップA9に進む。
このステップA9では、ワーキングRA M 56のカ
ウンタ561の内容が所定値の範囲かを判断する。つま
り、このステップA9においてオフライン取引での連続
使用回数がチェックされる。この場合、1〜4回までは
無条件に取引を成立させるものとすれば、ワーキングR
AM56のカウンタ561の内容が「○J〜「4」の範
囲では、YESとして、ステップAIOに進み、ストレ
ージメモリ64のトランザクションゾーン644の#T
i+1のトランザクションエリア644aに今回の取引
データが書込まれ、処理が終了する。
一方、ステップA9において、カウンタ561の内容が
「4」越えたと判断され、Noとなると、ステップA1
1に進む。このステップA11は、再びオフライン取引
での連続使用回数がチェックされる。この場合、5〜1
8回までは条件付きで取引を成立させるものとすれば、
ワーキングRAM56のカウンタ561の内容が「5」
〜「18」の範囲では、YESとして、ステップA12
に進む。
このステップA12では、セントラルコントローラ57
の指令により乱数発生器68より乱数を発生させる。そ
して、この時の乱数の内容と数値nとを比較する。この
場合、数値nは、ある確率で乱数と一致するような複数
の数値からなるもので、予めシステムプログラムROM
55などに記憶されている。
ここで、両者が一致する場合はYESとしてステップ1
oに進み、上述同様にしてストレージメモリ64のトラ
ンザクションゾーン644の#T++1のトランザクシ
ョンエリア644aに今回の取引データが書込まれ、処
理が終了する。
一方、ステップA12において、乱数発生器68より発
生された乱数と、予め設定された数値nとが一致しない
場合には、ステップA13に進む。
このステップA13では、取引不可の指令がICカード
5側の出力バッフ762、出力コントローラ63を介し
てターミナル1に送出される。
ターミナル1では、この指令を入力コントローラ26、
入力バッファ25を介してワーキングRAM13に書込
むとともに、メインコントローラ17の指令により表示
ドライブコントローラ18を介して表示部3に取引不可
の旨を表示する。
そして、ステップA14においてターミナル1よりIC
カード5が強制的に排出される。
また、ステップA11において、オフライン取引での連
続回数が18回を越えたと判断されると、この場合は無
条件にステップA13に進み、ターミナル1の表示部3
に取引不可の旨が表示されるようになる。そして、ステ
ップA14においてターミナル1よりICカード5が強
制的に排出される。
なお、上述では、カウンタ561の内容が「5」〜「1
8」の場合、乱数発生器68の乱数の値により、ある確
率でオフラインでの取引を許可し、一方、不許可となっ
た場合は、その旨をターミナル1で取引不可表示をする
とともに、ターミナル1よりカード5を排出するように
なっているが、不許可となった場合、その事を今回の取
引データに書込むとともに、ターミナル1側に次回のオ
フラインでの取引が不許可である旨を表示してカード所
有者に注意を促した後、ストレージメモリ64のトラン
ザクションゾーン644の#T1TiO2ランザクショ
ンエリア644aに今回の取引データを書込み、取引処
理を終了するようにしてもよい。
したがって、このようにすればオフラインでの連続使用
回数が4回までは無条件に取引を成立させ、4回を越え
た場合に乱数発生器68より乱数を発生し、この乱数の
値により、ある確率でオフラインでの取引を許可するよ
うになっており、オフラインでの連続使用回数を5〜1
8回の範囲で不定に設定できるようにしたので、オフラ
インを連続使用してカードを不正使用しようとした場合
も、この回数を特定できないことから、このときの試み
を抑止することができ、オフラインでの不正取引を防止
することができるとともに、オフラインでの使用による
安全性の向上をも図ることができる。
また、このようにオフラインでの連続使用回数に制限を
設けることにより、従来のオフラインの1回当りの取引
金額を決めた方式のものに見られる制限金額の範囲で何
回でも取引が可能になるような不都合がなくなり、かか
る方式での犯罪を皆無にできる。
なお、この発明は上記の実施例にのみ限定されず、要旨
を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。例えば、
上述した実施例の無条件で取引を成立させる回数および
条件付で取引を成立させる回数は一例であって、これ以
外の回数に設定することもできる。
[発明の効果〕 や 、−の発明によれば、オフラインでの連続使用回数を所
定の回数の範囲で不定とすることにより、オフラインで
の連続使用による不正取引を防止できるとともに、安全
性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に用いられるターミナルの
回路構成を示すブロック図、第2図は同実施例のIcカ
ードの回路構成を示すブロック図、第3図は同実施例に
用いられるストレージメモリを説明するための図、第4
図は同ストレージメモリのトランザクションゾーンを説
明するための図、第5図は同実施例の動作を説明するた
めのフローチャートである。 1・・・ターミナル、2・・・キーボード、3・・・表
示部、5・・・ICカード、17・・・メインコントロ
ーラ、56・・・ワーキングRAM、561・・・カウ
ンタ、57・・・セントラルコントローラ、64・・・
ストレージメモリ、643・・・シークレットゾーン、
644・・・トランザクションゾーン、644a・・・
トランザクションエリア、66・・・比較器、68・・
・乱数発生器。 出−人 カジオ計算機株式会社 餅 第3 図 第4 図 第5図 そ92 手続補正書 1、事件の表示 特願昭61−140635号 2、発明の名称 ICカードシステム 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 5、補正の対象 図面 にの1 シεつ2 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ICカードおよび該カードが装着されるターミナ
    ルを有するICカードシステムにおいて、ICカードの
    オフラインでの使用回数を計数する計数手段と、該計数
    手段での計数値が第1の設定値を越えた場合に上記カー
    ドのオフラインでの使用を不可とする手段とを具備した
    ことを特徴とするICカードシステム。
  2. (2)乱数発生手段と、上記計数手段での計数値が上記
    第1の設定値より少ない第2の設定値を越え且つ上記第
    1の設定値以下の場合には上記乱数発生手段から発生さ
    れる乱数に基づき所定の確率で今回のオフラインでの使
    用を許可する手段とを具備したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のICカードシステム。
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