JPS62295737A - 車両用シ−トのアジヤスタカバ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （産業上の利用分野） この発明は主としてオフロートを走行する小雨の車両用
シートのアジャスタカバー装置に関するものである。

（従来の技術） ゴルフカー等、王としてオフロードを走行する中周は車
体の座席部か開放され、かつこの座席部にシート本体か
車体に対して、例えば、前後方向へ移動可能に設けられ
るものがある。

このシート本体の面後の移動はアジャスタによって行な
うようになっているが、Ｈ９（両が砂地、荒地等を走行
するとき、座席部が開放されているため、塵埃、泥や水
等が侵入してアジャスタに付Ｂ−Ｆることがある。

（発明が解決しようとする問題点） このような塵埃、泥や水が付着すると金属部が腐食した
り、塵埃や泥が可動部に咬み込み、アジャスタの作動不
良か生じる一原因となっている。

この発明はかかる点に鑑みなされたもので、塵埃、泥や
水等がアジャスタの可動部に付着することを防止する車
両用シートのアジャスタカバー装置に関するものである
。

（問題点を解決するための手段） この発明は前記の問題点を解決するため、ｌｊ体の座席
部が開放され、かつこの座席部にベンチ式シート本体が
アジャスタで車体に対して移動可能に設けられた車両用
シートにおいて、前記アジャスタの可動部全体を、シー
ルカバーで包囲したことを特徴とするものである。

（作用） この発明では、車体が開放された座席部に配置されたシ
ート本体が、アジャスタによって、例えば、前後に移動
し乗員に応じて調節される。

このシート本体の移動を行なうアジャスタはシールカバ
ーによって可動部全体が覆われているため、泥、砂、塵
埃、水等がアジャスタの可動部に付着することが防止さ
れる。

（実施例） 以下、この発明の一実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。

まず、第１図乃至第６図において、符号１はゴルフカー
で、このゴルフカー１の前輪２と後輪３との間には、座
席部４が設けられている。この座席部４は車体の左右及
び上部を開放して形成され、ベンチ式シート本体５が備
えられている。

シート本体５は着座部６とせもたれ部７とからなり、着
座部６は左右に配置されたアジャスタ８を介して、車体
に前後方向に移動可能になっている。

アジャスタ８は第３図乃至第６図に示すように、支持レ
ール９、可動レール１０を主部材として構成されている
。

支持レール９は車体のフロア１工に、支持軸１２とナツ
ト１３とで固定され、この支持レール９に可動レールエ
０が移動可能に嵌合されている。

支持レール９と可動レール１０との間には、ローラ１４
が適数個、この実施例では２個配置され、さらに両者の
フランジ部９ａ、１０ａ間にはボール１５が適数個配置
されている。

可動レール１０は支持軸１６を介して、着座部６の底部
に取り付けられ、この可動レール１０にかかる荷重をロ
ーラ１４で受けるようになっている。そして、このロー
ラ１４とボール１５とで可動レール１０をガタなく円滑
に移動可能としている。

左側に位置するアジャスタ８には、調整レバー１７がロ
ック機ｐ＃１８を介して、可動レール１０に取り付けら
れている。この調整レバー１７が第４図及び第５図に示
す位置にあるときは、ロック機構１８が作動し、可動レ
ール１０の移動を規制している。この調整レバー１７が
第５図の想像線で示す位置に操作されると、ロック機構
１８が解除され、可動レール１０が移動可能になる。

このアジャスタ８の支持レール９と可動レール１０はシ
ールカバー１９で全体が覆われ、シールカバー１９は、
例えば、ゴム、合成樹脂等の可撓性弾性部材で構成され
ている。シールカバー１９の＠後には蛇腹部１９ａが設
けられ、可動レール１０の支持軸１６は蛇腹部１９ａの
内側に気密に挿通され、支持レール９の支持軸１２は蛇
腹部１９ａの外側に気密に挿通され、この蛇腹部１９ａ
の伸縮又は伸張で可動レール１０の移動を許容するよう
になっている。

次に、この実施例の作動について説明する。

シート本体５の位置を調節する場合には、調整レバー１
７の握り部を上側に起すとロック機構１８が解除され、
可動レール１０が移動可能になる。この状態でシート本
体５を、例えば、前側に押すと、可動レール１０がロー
ラ１４及びボール１５を介して前側に移動する。

可動レール１０の移動によって、シールカバー１９の後
側蛇腹部１９ａが伸び、面側蛇腹部！９ａが反対に収縮
して、可動レール１０の移動を許容する。

そして、調整レバー１７の握り部を元の位置に倒すと、
ロック機構１８が作動して可動レール１０が支持レール
９に固定され、これによりシート本体５を所定の位置に
調整することができる。

車両が砂地、荒地等を走行する際に、泥、砂、塵埃、水
等を車内に巻き込むことがあっても、アジャスタ８はシ
ールカバー１９で全体が覆われているため、泥等が支持
レール９と可動レール１０との可動部に付着したり、咬
み込むことが防止される。

従って、アジャスタ８の可動部が腐食したり、シート本
体５の位置を調節する作動の障害となることがない。

なお、面記実施例ではシールカバー１９が一体に形成さ
れ、蛇腹部Ｌ９ａでアジャスタ８の可動レール１０の移
動を許容するようになっているが、一方を開口したアウ
タチューブとインナチューブとで構成し、両者の開口部
間を気密に摺動可能に嵌合して、可動レールエ０の移動
を許容するようにしてもよい。

第７図及び第８図は他の実施例を示している。

アジャスタ８を構成する支持レール９は車体フレーム２
０に固定され、可動レール１０はシート本体５の着座部
６の底部に固定されている。

この支持レール９と可動レール１０は箱状のシールカバ
ー１９で全体が覆われ、このシールカバー１９は可動レ
ール１０が移動可能な長さに形成されている。

シールカバー１９はこの実施例ではゴムで構成さね、そ
の両側にフランジ部１９ｂを有し、このフランジ部１９
ｂで車体フレーム２０に支持されている。

シートカバー１９の上部にはガイド溝２１が設けられ、
このガイド溝２１は切り込みによって形成され、支持軸
１６の移動を許容するとともに、支持＠１６を気密に支
持して、泥等が内部に侵入することを防止している。

なお、このシートカバー１９は合成樹脂等の可撓性弾性
部材で構成してもよい。さらに、板材で箱状に構成して
もよく、この場合には上部に支持軸１６の移動を許容す
るガイド窓を設け、このガイド窓に可撓性弾性部材を取
り付け、この可撓性弾性部材に切り溝を設けて気密性を
維持するようにする。

また、前記両実施例ともシート本体５を前後方向へ移動
させるアジャスタ８について説明したが、左右方向へ移
動させるもの、或いは前後左右方向へ移動させるものに
も同様に適用できる。

（発明の効果） この発明は前記のように、シート本体を車体に移動可能
に支持するアジャスタを、その可動部全体がシールカバ
ーで包囲されるようになしたから、アジャスタの可動部
に塵埃、泥や水が付着することが防止される。従って、
アジャスタの金属部の腐食が軽減するとともに、塵埃や
泥等が可動部へ咬み込むことによるアジャスタの作動不
良が改善される。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第６図はこの発明の一実施例を示し、第１図
はこの発明を通用したゴルフカーの側面図、第２図は要
部の平面図、第３図及び第４図は要部の断面図、第５図
は第４図のＶ−■断面図、第６図は第４図のＶｌ−■断
面図、第７図及び第８図は他の実施例を示し、第７図は
アジャスタの概略分解斜視図、第８図はアジャスタをシ
ールカバーで覆りだ状態を示す斜視図である。 ５・・・シート本体 ８・・・アジャスタ ９・・・支持レール １０・−可動レール １７・・・調整レバー １８・・・ロック機構 １９・・・シールカバー １９ａ・・・蛇腹部 ２０・・・ガイド溝 第１図 ６　　：″ 第２図 第５図 第６図 第７因 第８図 手続補正書 １　事件の表示 昭和６１年特許願第０５８５４８号 ２　発明の名称　車両用シートのアジャスタカバー装置
３　補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住所　静岡県磐田市新貝２５００番地 氏名　（ＡＯ７）ヤマハ発動機株式会社４　代理人〒１
５１ 住所　東京都渋谷区代々木２丁目２３番１号（１）添付
図面中下３図を別紙のとおり訂正する。 以上 手続補正書く方式） 昭和６２年７月７日 １　事件の表示　　昭和６１年特許願第０５８５４８号
２　発明の名称　　車両用シートのアジャスタカバー装
置３　補正をする者 事件との関係　　　特許出願人 住所　静岡県磐田市新貝２５００番地 氏名　（ＡＯ７）ヤマハ発動機株式会社４　代理人〒１
５１ 住所　東京都渋谷区代々木２丁目２３番１号６　補正の
対象　　　昭和６１年１０月２９日付提出の手続昭和６
１年１０月２９日付提出の手続補正書の添付図面中、第
４図については内容の変更はない。 以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車体の座席部が開放され、かつこの座席部にシート本体
   がアジャスタで車体に対して移動可能に設けられた車両
   用シートにおいて、前記アジャスタの可動部全体を、シ
   ールカバーで包囲した車両用シートのアジャスタカバー
   装置。