JPS622941B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS622941B2 JPS622941B2 JP57044802A JP4480282A JPS622941B2 JP S622941 B2 JPS622941 B2 JP S622941B2 JP 57044802 A JP57044802 A JP 57044802A JP 4480282 A JP4480282 A JP 4480282A JP S622941 B2 JPS622941 B2 JP S622941B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- forming roller
- curved surface
- workpiece
- abrasive belt
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 15
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 claims description 5
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 22
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B21/00—Machines or devices using grinding or polishing belts; Accessories therefor
- B24B21/16—Machines or devices using grinding or polishing belts; Accessories therefor for grinding other surfaces of particular shape
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明の第１の発明は研摩ベルトを接触して案
内する成形ローラを加工材に当接する位置に軸支
し、加工材に形成した曲面と雌雄の関係で合致す
る曲面を該成形ローラの外周面に整形して、前記
加工材の曲面を研摩ベルトと一緒に成形ローラの
整形曲面に嵌まり込ませて加工材曲面の研摩研削
を施す曲面研削機において、成形ローラを位置固
定のローラ受軸の周りで自由回転するように設
け、その成形ローラの外周面に開口して該成形ロ
ーラの内部孔まで貫通する多数の外気吸引孔を設
け、その各吸引孔を内部孔を介して吸引ホースに
連通し、前記吸引孔により研摩ベルトを成形ロー
ラの外周面に吸着する構成としたことを特徴とす
るものである。
内する成形ローラを加工材に当接する位置に軸支
し、加工材に形成した曲面と雌雄の関係で合致す
る曲面を該成形ローラの外周面に整形して、前記
加工材の曲面を研摩ベルトと一緒に成形ローラの
整形曲面に嵌まり込ませて加工材曲面の研摩研削
を施す曲面研削機において、成形ローラを位置固
定のローラ受軸の周りで自由回転するように設
け、その成形ローラの外周面に開口して該成形ロ
ーラの内部孔まで貫通する多数の外気吸引孔を設
け、その各吸引孔を内部孔を介して吸引ホースに
連通し、前記吸引孔により研摩ベルトを成形ロー
ラの外周面に吸着する構成としたことを特徴とす
るものである。
本発明の第２の発明は前記第１の発明の成形ロ
ーラの内部孔まで貫通して設けた外気吸引孔から
吸引する外気を研摩ベルトが接して走行する該成
形ローラの外気吸引孔のみから殆どを吸引して、
研摩ベルトの吸着効率を極く良好にするものであ
る。
ーラの内部孔まで貫通して設けた外気吸引孔から
吸引する外気を研摩ベルトが接して走行する該成
形ローラの外気吸引孔のみから殆どを吸引して、
研摩ベルトの吸着効率を極く良好にするものであ
る。
本発明の第３の発明は前記第１の発明の成形ロ
ーラを回転自由に支持したまま、その外周面に所
要の曲面を創成又は修正できるようにしたもので
ある。
ーラを回転自由に支持したまま、その外周面に所
要の曲面を創成又は修正できるようにしたもので
ある。
（実施例）
本発明の好適な一実施例を第１〜１１図につい
て説明する。
て説明する。
１は下部フレームであつて、前後の駆動ロール
２と従動ロール３とに、上側の水平走行部を上面
に現わして走行するキヤタピラ（登録商標）型の
送材ベルト４を掛け渡す。また、下部フレーム１
の送材ベルト４より第１図の右方側に、支柱５，
５を立設し、各支柱には送材ベルト４の上方部ま
で突出する支持腕６，６をハンドル６ａにより左
右方向への少移動調整自由に設け、その各支持腕
に上側の上下方向の昇降用ねじ８，８を螺合した
送材フレーム７を取付けて、該フレーム７の前後
の誘導ローラ９，９に、前記送材ベルト４の上側
に対応する従動送材ベルト１０を掛渡し、ハンド
ル１１により送材フレーム７の昇降位置を調整す
る。また下部フレーム１上には送材ベルト４の走
行方向に平行な定規板１２を取付け、該定規板を
ハンドル１１により左右方向に微調整できるよう
にする。
２と従動ロール３とに、上側の水平走行部を上面
に現わして走行するキヤタピラ（登録商標）型の
送材ベルト４を掛け渡す。また、下部フレーム１
の送材ベルト４より第１図の右方側に、支柱５，
５を立設し、各支柱には送材ベルト４の上方部ま
で突出する支持腕６，６をハンドル６ａにより左
右方向への少移動調整自由に設け、その各支持腕
に上側の上下方向の昇降用ねじ８，８を螺合した
送材フレーム７を取付けて、該フレーム７の前後
の誘導ローラ９，９に、前記送材ベルト４の上側
に対応する従動送材ベルト１０を掛渡し、ハンド
ル１１により送材フレーム７の昇降位置を調整す
る。また下部フレーム１上には送材ベルト４の走
行方向に平行な定規板１２を取付け、該定規板を
ハンドル１１により左右方向に微調整できるよう
にする。
下部フレーム１の支柱５，５の間と送材ベルト
４とにより三方を囲まれた第３図の右方に陥凹面
１４を設け、ここに本発明の研削研摩装置２１の
基板２２を取付ける。該基板２２は図示のように
下部フレーム１の右側に突出するものであつて、
その右端には、下面にモータ２４を取付け、上面
に該モータの主軸に連結した第１プーリ２５と研
摩ベルト掛ローラ２６とを取付けたモータブラケ
ツト２３を連結する。また基板２２の左方部下面
には摺動杆２７（第４，８図参照）を平行にして
摺動自由に嵌め、その各摺動杆前端の連結板２８
に前後で一対をなす支持軸２９を上下方向への移
動可能に貫通させ、該各支持軸２９の上端に成形
ローラ受軸３６の挿通支持板３０を取付けると共
に、各支持軸２９には連結板２８の下面と上面と
で巻回したクツシヨンばね３１，３２を作用させ
る。３３は基板２２上に取付けたシリンダであつ
て、左側に突出するピストンロツド３４を、摺動
杆２７に連結した連結バー３５に固着し、ピスト
ンロツド３４の伸縮により挿通支持板３０を第１
図の左右に移動させる。
４とにより三方を囲まれた第３図の右方に陥凹面
１４を設け、ここに本発明の研削研摩装置２１の
基板２２を取付ける。該基板２２は図示のように
下部フレーム１の右側に突出するものであつて、
その右端には、下面にモータ２４を取付け、上面
に該モータの主軸に連結した第１プーリ２５と研
摩ベルト掛ローラ２６とを取付けたモータブラケ
ツト２３を連結する。また基板２２の左方部下面
には摺動杆２７（第４，８図参照）を平行にして
摺動自由に嵌め、その各摺動杆前端の連結板２８
に前後で一対をなす支持軸２９を上下方向への移
動可能に貫通させ、該各支持軸２９の上端に成形
ローラ受軸３６の挿通支持板３０を取付けると共
に、各支持軸２９には連結板２８の下面と上面と
で巻回したクツシヨンばね３１，３２を作用させ
る。３３は基板２２上に取付けたシリンダであつ
て、左側に突出するピストンロツド３４を、摺動
杆２７に連結した連結バー３５に固着し、ピスト
ンロツド３４の伸縮により挿通支持板３０を第１
図の左右に移動させる。
挿通支持板３０には第５図に拡大して示すよう
に中空形の成形ローラ受軸３６を上下方向への微
移動自由に挿通して鍔３７を支持し、該受軸３６
の上方部外周に多数の第２吸込孔３８を設け、前
記支持板３０の下端に、真空ポンプ等に連結した
吸込ホース３９を嵌め込む。また、前記受軸３６
の支持板３０より上方部の周りに、前記の第１プ
ーリに対応する第２プーリ４２を設け、上端に取
付板４１を形成した内輪ローラ４０をベアリング
４４，４４を介して嵌め込み、該ローラ４０の周
面に多数の第１吸込孔４３を設ける。
に中空形の成形ローラ受軸３６を上下方向への微
移動自由に挿通して鍔３７を支持し、該受軸３６
の上方部外周に多数の第２吸込孔３８を設け、前
記支持板３０の下端に、真空ポンプ等に連結した
吸込ホース３９を嵌め込む。また、前記受軸３６
の支持板３０より上方部の周りに、前記の第１プ
ーリに対応する第２プーリ４２を設け、上端に取
付板４１を形成した内輪ローラ４０をベアリング
４４，４４を介して嵌め込み、該ローラ４０の周
面に多数の第１吸込孔４３を設ける。
４５は内輪ローラ４０に着脱自在に嵌着するよ
うにした外輪ローラであつて、その外周に木材、
ゴム、樹脂、軽金属などの研削成形容易な材質か
らなる成形ローラ４７を接着剤で固着し、又は単
独で多少上下動できるようにして嵌め、その成形
ローラ４７と外輪ローラ４５とに内部と外部とを
連通する放射方向の外気吸引孔４８を上下方向で
も多数段をなさせて形成する。成形ローラ４７を
外周に設けた外輪ローラ４５は、内輪ローラ４０
の外周に嵌め、頂面の滑止め板４６を取付板４１
にねじ４９によつて固定するようにしたもので、
取付板４１の上面と滑止め板４６の下面とに滑止
め用の凹凸などを設けることもできる。外輪ロー
ラ４５は実質的に成形ローラ４７と一体の作動を
行うもので、その内周面を成形ローラ４７の内部
孔とする。
うにした外輪ローラであつて、その外周に木材、
ゴム、樹脂、軽金属などの研削成形容易な材質か
らなる成形ローラ４７を接着剤で固着し、又は単
独で多少上下動できるようにして嵌め、その成形
ローラ４７と外輪ローラ４５とに内部と外部とを
連通する放射方向の外気吸引孔４８を上下方向で
も多数段をなさせて形成する。成形ローラ４７を
外周に設けた外輪ローラ４５は、内輪ローラ４０
の外周に嵌め、頂面の滑止め板４６を取付板４１
にねじ４９によつて固定するようにしたもので、
取付板４１の上面と滑止め板４６の下面とに滑止
め用の凹凸などを設けることもできる。外輪ロー
ラ４５は実質的に成形ローラ４７と一体の作動を
行うもので、その内周面を成形ローラ４７の内部
孔とする。
無端研摩ベルト６１は研摩ベルト掛ローラ２６
と基板２２に対してアームを軸支とかつ引張ばね
５６をテンシヨンローラ、成形ローラ４７とに掛
渡すものであつて、成形ローラ４７の外周面には
加工材６５に形成した曲面６６に雌雄の関係で合
致させた曲面５０を外周面に整形し、その曲面５
０により研摩ベルト６１を押して加工材６５の曲
面６６に第４図のとおりに嵌める。
と基板２２に対してアームを軸支とかつ引張ばね
５６をテンシヨンローラ、成形ローラ４７とに掛
渡すものであつて、成形ローラ４７の外周面には
加工材６５に形成した曲面６６に雌雄の関係で合
致させた曲面５０を外周面に整形し、その曲面５
０により研摩ベルト６１を押して加工材６５の曲
面６６に第４図のとおりに嵌める。
成形ローラ受軸３６と内輪ローラ４０の間には
ベアリング４４を除く部分に第６図のようにリン
グ形間隔があり、内輪ローラ４０の外周と外輪
ローラ４５の内周の間にもリング形間隔があ
る。リング形間隔は前記した内部孔でもある成
形ローラ４７及び外輪ローラ４５の全周の外気吸
引孔４８を成形ローラ受軸３６を介して吸込ホー
ス３９に連通させる。このため研摩ベルト６１は
成形ローラ４７の外周の曲面５０に約半周を接す
るだけであるから、外気吸引孔４８は研摩ベルト
６１の非接触部分の外気をも無駄に吸引する。
ベアリング４４を除く部分に第６図のようにリン
グ形間隔があり、内輪ローラ４０の外周と外輪
ローラ４５の内周の間にもリング形間隔があ
る。リング形間隔は前記した内部孔でもある成
形ローラ４７及び外輪ローラ４５の全周の外気吸
引孔４８を成形ローラ受軸３６を介して吸込ホー
ス３９に連通させる。このため研摩ベルト６１は
成形ローラ４７の外周の曲面５０に約半周を接す
るだけであるから、外気吸引孔４８は研摩ベルト
６１の非接触部分の外気をも無駄に吸引する。
かかる欠陥は第７図の構成によつて除き得る。
即ち、成形ローラ受軸３６の外周には、リング形
間隔内で研摩ベルト６１が接する左方と、接し
ない右方とを区劃する耐摩性可撓羽根５１を上下
のベアリング４４，４４の間で成形ローラ受軸３
６に取付けて、内部孔（リング形間隔）の外壁
に接触し、リング形間隔の内部には内輪ローラ
４０又は外輪ローラ４５から突出する数個の軸方
向隔壁５２を設け、外気吸引孔３８は耐摩性可撓
羽根５１の一側のみに対応させて前記受軸３６に
第７図のとおりに設け、それにより研摩ベルト６
１が曲面５０に接する部分以外からは可及的に外
気を吸引しないようにして真空吸引の無駄を排除
する。
即ち、成形ローラ受軸３６の外周には、リング形
間隔内で研摩ベルト６１が接する左方と、接し
ない右方とを区劃する耐摩性可撓羽根５１を上下
のベアリング４４，４４の間で成形ローラ受軸３
６に取付けて、内部孔（リング形間隔）の外壁
に接触し、リング形間隔の内部には内輪ローラ
４０又は外輪ローラ４５から突出する数個の軸方
向隔壁５２を設け、外気吸引孔３８は耐摩性可撓
羽根５１の一側のみに対応させて前記受軸３６に
第７図のとおりに設け、それにより研摩ベルト６
１が曲面５０に接する部分以外からは可及的に外
気を吸引しないようにして真空吸引の無駄を排除
する。
第１プーリ２５と第２プーリ４２とには普通の
研摩の場合にベルトを掛けない。
研摩の場合にベルトを掛けない。
本実施例は成形ローラ４７の外周面の曲面の創
成及び修正を行う装置をも含む。該創成又は修正
は成形ローラ４７の内周の外輪ローラ４５を、成
形ローラ受軸３６の外周の回転自由な内輪ローラ
４０に嵌めて既述のとおりに固定した状態で、成
形ローラ４７の外周にドレツサー７１を接触して
行う。ドレツサー７１は加工材６５の曲面６６に
合致する成形刃７２を取付けたブラケツトからな
り（第９図）、このドレツサー７１は第１０，１
１図に示すように中心に回転軸７３をもつ回転体
７４の周面に複数枚を突出させて設けることもあ
る。ドレツサー７１が第８，９図のように一枚刃
の刃物板であるときは、送材ベルト４を停止の状
態とし、該ベルト４の上面と下部フレーム１の上
面とにねじによつて固定する。回転軸７３の周り
で回転する回転体７４に数枚のドレツサー７１を
取付けてあるときは、第１０，１１図のように回
転軸７２の支持ブラケツト７５を停止させた送材
ベルト４と下部フレーム１の上面のねじによつて
固定し、支持ブラケツト７５に回転軸７３を駆動
するモータ７６を取付ける。この場合には研摩ベ
ルト６１を外し取り、第１、第２プーリ２５，２
６にベルト７７を掛ける。
成及び修正を行う装置をも含む。該創成又は修正
は成形ローラ４７の内周の外輪ローラ４５を、成
形ローラ受軸３６の外周の回転自由な内輪ローラ
４０に嵌めて既述のとおりに固定した状態で、成
形ローラ４７の外周にドレツサー７１を接触して
行う。ドレツサー７１は加工材６５の曲面６６に
合致する成形刃７２を取付けたブラケツトからな
り（第９図）、このドレツサー７１は第１０，１
１図に示すように中心に回転軸７３をもつ回転体
７４の周面に複数枚を突出させて設けることもあ
る。ドレツサー７１が第８，９図のように一枚刃
の刃物板であるときは、送材ベルト４を停止の状
態とし、該ベルト４の上面と下部フレーム１の上
面とにねじによつて固定する。回転軸７３の周り
で回転する回転体７４に数枚のドレツサー７１を
取付けてあるときは、第１０，１１図のように回
転軸７２の支持ブラケツト７５を停止させた送材
ベルト４と下部フレーム１の上面のねじによつて
固定し、支持ブラケツト７５に回転軸７３を駆動
するモータ７６を取付ける。この場合には研摩ベ
ルト６１を外し取り、第１、第２プーリ２５，２
６にベルト７７を掛ける。
本発明の第１、第２の発明の曲面研摩作用を併
せて説明するに、送材ベルト４と従動送材ベルト
１０の間隔は第４図に示すように側面に送り方向
の曲面６６を形成した加工材６５の厚さに合わせ
て調整し、モータ２４の始動により研摩ベルト６
１に成形ローラ４７の外周面の曲面５０に接する
走行を生じさせ、吸込ホース３９を連結した真空
ポンプを駆動すると共に定規板１２に加工材６５
の曲面６６を接触して送材ベルト４上に送り込
む。他方、研摩ベルト６１は、成形ローラ４７の
外周面の曲面５０に接する走行部分の巾方向部
が、前記曲面５０によつて屈曲し、かつ外気吸引
孔４８の負圧により吸われて曲面５０に密着しな
がら走行し、そこへ送材ベルト４及び従動送材ベ
ルト１０により挟まれた加工材６５が定規板１２
に添いながら送られるため、研摩ベルト６１は加
工材曲面６６の曲面５０に密着したまま前記曲面
と嵌まり合い、加工材６５と研摩ベルト６１の速
度差により曲面６６を研摩むらなく研摩する。こ
のときにはシリンダ３３により摺動杆２７及び挿
通支持板３０を介して成形ローラ受軸３６を加工
材６２の側面の曲面に向つて押し、成形ローラ４
７と研摩ベルト６１の曲面６６に対する接触を押
圧により介助する。
せて説明するに、送材ベルト４と従動送材ベルト
１０の間隔は第４図に示すように側面に送り方向
の曲面６６を形成した加工材６５の厚さに合わせ
て調整し、モータ２４の始動により研摩ベルト６
１に成形ローラ４７の外周面の曲面５０に接する
走行を生じさせ、吸込ホース３９を連結した真空
ポンプを駆動すると共に定規板１２に加工材６５
の曲面６６を接触して送材ベルト４上に送り込
む。他方、研摩ベルト６１は、成形ローラ４７の
外周面の曲面５０に接する走行部分の巾方向部
が、前記曲面５０によつて屈曲し、かつ外気吸引
孔４８の負圧により吸われて曲面５０に密着しな
がら走行し、そこへ送材ベルト４及び従動送材ベ
ルト１０により挟まれた加工材６５が定規板１２
に添いながら送られるため、研摩ベルト６１は加
工材曲面６６の曲面５０に密着したまま前記曲面
と嵌まり合い、加工材６５と研摩ベルト６１の速
度差により曲面６６を研摩むらなく研摩する。こ
のときにはシリンダ３３により摺動杆２７及び挿
通支持板３０を介して成形ローラ受軸３６を加工
材６２の側面の曲面に向つて押し、成形ローラ４
７と研摩ベルト６１の曲面６６に対する接触を押
圧により介助する。
第３の発明により成形ローラ４７の外周面に曲
面５０を創成し又は該曲面の修正研摩を施すに
は、既述のとおりに研摩ベルト６１を外し、第１
プーリ２５と第２プーリ４２とに第８図のとおり
にベルト７７を掛け、さらに成形ローラ４７に対
向させて一枚板のドレツサー７１若しくは支持ブ
ラケツト７５を下部フレーム１等に固定し、モー
タ２４の駆動により第１プーリ２５、ベルト７７
及び第２プーリ４２を介して既述のとおりに成形
ローラ４７を回転させ、さらにシリンダ３３によ
り曲面６６の研摩のときと同じように成形ローラ
４７を押してドレツサー７１に接触する。然ると
き成形ローラ４７はモータ２４によつて回転し、
ドレツサー７１は静止したまま、又は別のモータ
により成形ローラ４７と反対の方向に回転する回
転体７４とドレツサー７１とによつて外周面を削
られて整形される。
面５０を創成し又は該曲面の修正研摩を施すに
は、既述のとおりに研摩ベルト６１を外し、第１
プーリ２５と第２プーリ４２とに第８図のとおり
にベルト７７を掛け、さらに成形ローラ４７に対
向させて一枚板のドレツサー７１若しくは支持ブ
ラケツト７５を下部フレーム１等に固定し、モー
タ２４の駆動により第１プーリ２５、ベルト７７
及び第２プーリ４２を介して既述のとおりに成形
ローラ４７を回転させ、さらにシリンダ３３によ
り曲面６６の研摩のときと同じように成形ローラ
４７を押してドレツサー７１に接触する。然ると
き成形ローラ４７はモータ２４によつて回転し、
ドレツサー７１は静止したまま、又は別のモータ
により成形ローラ４７と反対の方向に回転する回
転体７４とドレツサー７１とによつて外周面を削
られて整形される。
（作用及び効果）
本発明の第１の発明は、唯一個の成形ローラ４
７の外周面に形成した曲面５０に対して、研摩ベ
ルト６１を真空吸引により密着して走行させ、該
密着部分の研摩ベルト６１を成形ローラ４７の曲
面５０とを送材される加工材６５の曲面に嵌まり
合わせて研削又は研摩仕上加工を施すものであ
り、成形ローラ４７の外周面の曲面５０を加工材
６５の曲面６６に合わせて精密に形成するだけ
で、一過的に精密な加工を施すことができるもの
で、成形ローラ４７の外気吸込作用により加工材
６５に研削むらのない加工を施すことができる効
果を持つ。
７の外周面に形成した曲面５０に対して、研摩ベ
ルト６１を真空吸引により密着して走行させ、該
密着部分の研摩ベルト６１を成形ローラ４７の曲
面５０とを送材される加工材６５の曲面に嵌まり
合わせて研削又は研摩仕上加工を施すものであ
り、成形ローラ４７の外周面の曲面５０を加工材
６５の曲面６６に合わせて精密に形成するだけ
で、一過的に精密な加工を施すことができるもの
で、成形ローラ４７の外気吸込作用により加工材
６５に研削むらのない加工を施すことができる効
果を持つ。
また第２の発明は、成形ローラに設けた外気吸
引孔の内部孔の内周面に接して、研摩ベルトが該
成形ローラの外周面に接する範囲で該成形ローラ
の内部孔に接触して吸引ホースに連通させる可撓
性羽根を成形ローラ受軸から突出させている構成
によつて、成形ローラの研摩ベルト吸引に要する
以外の外気吸引を殆ど行なわず、研摩ベルトの成
形ローラへの吸着を能率よく行える効果をもつ。
引孔の内部孔の内周面に接して、研摩ベルトが該
成形ローラの外周面に接する範囲で該成形ローラ
の内部孔に接触して吸引ホースに連通させる可撓
性羽根を成形ローラ受軸から突出させている構成
によつて、成形ローラの研摩ベルト吸引に要する
以外の外気吸引を殆ど行なわず、研摩ベルトの成
形ローラへの吸着を能率よく行える効果をもつ。
また第３の発明は、成形ローラ４７を外し取る
ことなく、研摩ベルト６１とは別系統の、例えば
第１、第２プーリ２５，４２と、前記ローラ４７
の外周面の成形のときのみに掛けるベルト７７等
の駆動系とドレツサー７１とを具備させ、成形ロ
ーラ４７の外周面の曲面５０の創成又は修正を簡
易に施して、第１の発明の曲面サンダー機の機能
を増加し、かつ該サンダー機の使用を容易にでき
る効果を持つ。
ことなく、研摩ベルト６１とは別系統の、例えば
第１、第２プーリ２５，４２と、前記ローラ４７
の外周面の成形のときのみに掛けるベルト７７等
の駆動系とドレツサー７１とを具備させ、成形ロ
ーラ４７の外周面の曲面５０の創成又は修正を簡
易に施して、第１の発明の曲面サンダー機の機能
を増加し、かつ該サンダー機の使用を容易にでき
る効果を持つ。
第１〜１１図は本発明の実施例を示し、第１図
は側面図、第２図は平面図、第３図は正面図、第
４図は一部の拡大切欠正面図、第５図はさらに一
部の拡大切欠縦断正面図、第６図は第５図Ａ―Ａ
線切断平面図、第７図は別の実施例を第６図と同
様に切断した平面図、第８図はドレツサーを使用
する場合の切欠正面図、第９図は一枚板ドレツサ
ーの斜視図、第１０図は回転形ドレツサーの平面
図、第１１図は同一部を切欠した正面図である。 ４→送材ベルト、１０→従動送材ベルト、２１
→研削研摩装置、２４→モータ、２５→第１プー
リ、２６→研摩ベルト掛ローラ、２７→摺動杆、
３３→シリンダ、３６→成形ローラ受軸、３９→
吸込ホース、４２→第２プーリ、４７→成形ロー
ラ、４８→外気吸引孔、５０→曲面、５１→耐摩
性可撓羽根、５２→隔壁、６１→研摩ベルト、６
５→加工材、６６→曲面、７１→ドレツサー、７
７→ベルト。
は側面図、第２図は平面図、第３図は正面図、第
４図は一部の拡大切欠正面図、第５図はさらに一
部の拡大切欠縦断正面図、第６図は第５図Ａ―Ａ
線切断平面図、第７図は別の実施例を第６図と同
様に切断した平面図、第８図はドレツサーを使用
する場合の切欠正面図、第９図は一枚板ドレツサ
ーの斜視図、第１０図は回転形ドレツサーの平面
図、第１１図は同一部を切欠した正面図である。 ４→送材ベルト、１０→従動送材ベルト、２１
→研削研摩装置、２４→モータ、２５→第１プー
リ、２６→研摩ベルト掛ローラ、２７→摺動杆、
３３→シリンダ、３６→成形ローラ受軸、３９→
吸込ホース、４２→第２プーリ、４７→成形ロー
ラ、４８→外気吸引孔、５０→曲面、５１→耐摩
性可撓羽根、５２→隔壁、６１→研摩ベルト、６
５→加工材、６６→曲面、７１→ドレツサー、７
７→ベルト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 研摩ベルトを接触して案内する成形ローラを
加工材に当接する位置に軸支し、加工材に形成し
た曲面と雌雄の関係で合致する曲面を該成形ロー
ラの外周面に整形して、前記加工材の曲面を研摩
ベルトと一緒に成形ローラの整形曲面に嵌まり込
ませて加工材曲面の研摩研削を施す曲面研削機に
おいて、 成形ローラを位置固定のローラ受軸の周りで自
由回転するように設け、その成形ローラの外周面
に開口して該成形ローラの内部孔まで貫通する多
数の外気吸引孔を設け、その各吸引孔を前記の内
部孔を介して吸引ホースに連通し、 前記吸引孔により研摩ベルトを成形ローラの外
周面に吸着する構成にしたことを特徴とする曲面
サンダー機。 ２ 研摩ベルトを接触して案内する成形ローラを
加工材に当接する位置に軸支し、加工材に形成し
た曲面と雌雄の関係で合致する曲面を該成形ロー
ラの外周面に整形して、前記加工材の曲面を研摩
ベルトと一緒に成形ローラの整形曲面に嵌まり込
ませて加工材曲面の研摩研削を施す曲面研削機に
おいて、 成形ローラを位置固定のローラ受軸の周りで自
由回転するように設け、その成形ローラの外周面
に開口して該成形ローラの内部孔まで貫通する多
数の外気吸引孔を設け、その各吸引孔を前記の内
部孔を介して吸引ホースに連通し、 成形ローラに設けた外気吸引孔の内部孔の内周
面に接して、研摩ベルトが該成形ローラの外周面
に接する範囲で該成形ローラの内部孔に接触して
吸引ホースに連通させる可撓性羽根を成形ローラ
受軸から突出させたことを特徴とする曲面サンダ
ー機。 ３ 研摩ベルトを接触して案内する成形ローラを
加工材にに当接する位置に軸支し、加工材に形成
した曲面と雌雄の関係で合致する曲面を該成形ロ
ーラの外周面に整形して、前記加工材の曲面を研
摩ベルトと一緒に成形ローラの整形曲面に嵌まり
込ませて加工材曲面の研摩研削を施す曲面研削機
において、 研摩ベルトの走行により回転させるように、位
置固定の成形ローラ受軸の周りで回転自由に設け
た成形ローラの外周面に開口して該ローラの内部
孔まで貫通する多数の外気吸引孔を設け、その各
吸引孔を前記内部孔を介して吸引ホースに連通
し、前記吸引孔により研摩ベルトを成形ローラの
外周面に吸着する構成にすると共に、 研摩ベルトを外した前記の成形ローラを回転さ
せる別の駆動系と、加工材の曲面の断面形状に合
致する整形刃からなるドレツサーとを設け、研摩
ベルトを外された前記の別の駆動系により回転さ
れる成形ローラの外周面に前記ドレツサーを接触
して該外周面を整形するようにした曲面サンダー
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57044802A JPS58165958A (ja) | 1982-03-20 | 1982-03-20 | 曲面サンダ−機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57044802A JPS58165958A (ja) | 1982-03-20 | 1982-03-20 | 曲面サンダ−機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58165958A JPS58165958A (ja) | 1983-10-01 |
| JPS622941B2 true JPS622941B2 (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=12701551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57044802A Granted JPS58165958A (ja) | 1982-03-20 | 1982-03-20 | 曲面サンダ−機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58165958A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2556708B2 (ja) * | 1987-07-24 | 1996-11-20 | アミテック株式会社 | ベルトサンダ−機 |
| JP2512330Y2 (ja) * | 1990-01-26 | 1996-10-02 | アミテック株式会社 | ベルトサンダ―機の研削装置 |
| JPH0538668A (ja) * | 1990-12-21 | 1993-02-19 | Kamiya Seiki Kk | 無端研磨ベルトを有する研磨装置及びその装置による研磨方法 |
| JP2635252B2 (ja) * | 1991-09-30 | 1997-07-30 | アミテック株式会社 | ワイドベルトサンダー及びその成形ロールの製造方法 |
| JP5886602B2 (ja) | 2011-03-25 | 2016-03-16 | 株式会社荏原製作所 | 研磨装置および研磨方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5248192A (en) * | 1975-10-14 | 1977-04-16 | Hasegawa Tekko Kk | Grinder for woodworking |
| JPS534291A (en) * | 1976-03-05 | 1978-01-14 | Zuckermann Kg Maschf | Machine for grinding edge region of molded part and grinding method thereof |
-
1982
- 1982-03-20 JP JP57044802A patent/JPS58165958A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5248192A (en) * | 1975-10-14 | 1977-04-16 | Hasegawa Tekko Kk | Grinder for woodworking |
| JPS534291A (en) * | 1976-03-05 | 1978-01-14 | Zuckermann Kg Maschf | Machine for grinding edge region of molded part and grinding method thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58165958A (ja) | 1983-10-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0291295A (ja) | ロール表面クリーニング装置 | |
| FI84083B (fi) | Foerfarande och anordning foer att avlaegsna fettet och koettet fraon koettsidan av skinnet eller paelsen fraon ett paelsdjur. | |
| JPS622941B2 (ja) | ||
| CN216859212U (zh) | 一种多角度砂光机 | |
| CN111390739A (zh) | 一种曲面玻璃的双面抛光装置 | |
| JP3224388B2 (ja) | トラバーシングを行うサンディング機械などの木工用機械 | |
| TW201829122A (zh) | 研磨裝置、及按壓研磨具之按壓墊 | |
| JP4203271B2 (ja) | サクションローラ | |
| JP2562993B2 (ja) | 多段ヘッド型ベルトサンダー機 | |
| CN111300256B (zh) | 一种抛光机 | |
| JP3046570B2 (ja) | 研磨材及び研磨装置 | |
| US2877607A (en) | Belts for conveying and supporting flat plates in grinding and polishing machines | |
| JP3069317B2 (ja) | 研磨装置 | |
| JPH10109257A (ja) | 板状体の研磨装置 | |
| JPH0711880Y2 (ja) | 板材用バリ取り装置 | |
| CN211517102U (zh) | 一种素坯抛坯机 | |
| CN219901431U (zh) | 一种不锈钢板材表面处理装置 | |
| CN217807618U (zh) | 一种上光机的上料装置 | |
| JP2670965B2 (ja) | ベルトサンダー機の送材装置 | |
| JPH0596459A (ja) | 曲面サンダー機及びその成形ロールの製造方法 | |
| JP2651629B2 (ja) | ベルトサンダー機 | |
| JPS6320672B2 (ja) | ||
| JPS592861Y2 (ja) | 木材塗装面研磨装置 | |
| JPH07959Y2 (ja) | 原子炉設備における壁面倣い除染機 | |
| JP2606016Y2 (ja) | サンディング加工用ローラパッド |