JPS62292661A - 白華現象の防止方法 - Google Patents

白華現象の防止方法

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Publication number
JPS62292661A
JPS62292661A JP13281386A JP13281386A JPS62292661A JP S62292661 A JPS62292661 A JP S62292661A JP 13281386 A JP13281386 A JP 13281386A JP 13281386 A JP13281386 A JP 13281386A JP S62292661 A JPS62292661 A JP S62292661A
Authority
JP
Japan
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efflorescence
ion exchange
cement
substance
phenomenon
Prior art date
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Pending
Application number
JP13281386A
Other languages
English (en)
Inventor
則幸 山本
秀樹 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toagosei Co Ltd filed Critical Toagosei Co Ltd
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Publication of JPS62292661A publication Critical patent/JPS62292661A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B22/00Use of inorganic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. accelerators, shrinkage compensating agents
    • C04B22/08Acids or salts thereof
    • C04B22/16Acids or salts thereof containing phosphorus in the anion, e.g. phosphates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B22/00Use of inorganic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. accelerators, shrinkage compensating agents

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (1)発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は建築、土木分野で用いる白華現象を生じる物質
部ちセメン【及びこの誘導品であるコンクリート、モル
タル等の白華現象の防止に関するものである。
〔従来の技術〕
白華とは、コンクリート等に用いた混練水や、硬化後に
しみこんだ水にアルカリ分が/8解し、アルカリの飽和
溶液となり、これが水酸化カルシウム、炭酸カルシウム
、硫酸ソーダ、炭酸ナトリウム等の白色結晶として乾燥
工程で表面に析出する現象である。
一方、タイルやレンガ等では、接合剤として周囲に存在
するセメント等からアルカリ分が移行して、これにより
白華が生ずることもある。
白華の発生は、気象条件によっても微妙に影ワを受ける
が、低温度、多湿、無風状態は白華の発生を助長する。
白華現象幌美観が悪いだけでなく、補修も困難であるの
で、この防止のために、従来次のような方法が行われて
きた。
■白華成分と反応する物質(炭酸アンモニウム、アクリ
ル酸カルシウム等)をセメント等に混入する。
■防水層を形成する物質(パラフィンエマルジョン等)
をセメント等に混入する。
0表面処理剤(シリコーン系ta水剤等)をコンクリー
ト等の表面に塗布し、水の蒸発を抑制、侵入を防止する
■樹脂膜(アクリル樹脂等)で表面仕上げをする。
■その他、施工面ではタイル、レンガの張り付はモルタ
ルに空隙を作らないようにすること、雨水の侵入を避け
るよう養生すること等が行われている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の技術では、白華成分がそのまま材料中に
残存しており、長時間の後或いは厳しい条件の元ではや
はり白華が発生することが多く、根本的な解決にはなっ
ていなかった。
(2)発明の構成 〔問題点を解決するためのための手段〕本発明は白華現
象を生じる物質に一01r基を有する無機イオン交換性
物質を含有させることによって、白華現象を防止しよう
とするものである。
〔作用〕
白華は、先に述べたようにその主成分はアルカリ分、特
にカルシウムイオンである。
そこで無機イオン交換性物質を添加すると、下式(1)
に示すようなイオン交換反応により、アルカリ分を捕捉
固定し、水を生成する。
M、OH+  M” OH− → M、OM  +  1420  ・・・(1)(但
し、M、OIIは無機イオン交換性物質を示す) 又、塩に対しては陰イオン交換性物質を併用したり、陰
陽両イオン交換性物質を用いることにより、式(2)に
示すようなイオン交換反応が同時に進行し、水を生成す
る。
M2O11+  M”A− → M2A  +  1120  ・・・(2)(但し
、M20IIは無機イオン交換性物質を示す) 以上のように白華現象を生じる物質中のアルカリ分をh
ti捉し、代わりに水を遊離するため、本発明では、白
華現象を根本的に解決することができ、白華防止効果も
従来の方法に比べて著しく向上するのである。
〔白菜現象を生じる物質〕
本発明でいう白華現象を生じる物質とは、ポルトランド
セメント、高炉セメント及びシリカセメント等の一般の
セメントや、セメントの誘導品であるコンクリートやモ
ルタルを等をt旨すものである。
〔無機・イオン交換性物質〕
本発明に用いられる無機イオン交換性物質は構成成分中
に−OII基を有し、且つイオン交換能を有するもので
あれば、陽・イオン交換性物質、陰イオン交換性物質或
いは陽陰両イオン交換性物質のいずれでも良く、又2種
以上の金属元素を含む複合物や混合物でもよい。
本発明において使用される無機イオン交換性物質として
は、アンチモン酸、ニオブ酸、マンガン酸、ビスマス酸
、スズ酸、チタン酸及びジルコニウム酸等の多価金属酸
並びにその塩、リン酸ジルコニウム、リン酸チタン、リ
ン酸スズ、リン酸セリウム、ヒ酸スズ及びヒ酸チタン等
の多価金属多塩基酸塩、モリブデン酸、タングステン酸
等のへテロポリ酸並びにその塩、ハイドロタルサイト類
、アパタイト等が挙げられる。
無機イオン交換性物質の使用方法としては、白華現象を
生じる物質に直接添加することは勿論、塗膜、防水膜等
の表面仕上げ剤に添加してもよいが、直接添加する方法
が、白華防止方法として効果が大きくて好ましく、白華
現象を生じる物質の中ではセメントに対して添加すると
特に効果が大きくて好ましい。
又クイルやレンガにおいては、接合剤として周囲に存在
するセメントに無機イオン交換性物質を添加する他、表
面仕上げ剤に添加したり、製造時に予め無機2イオン交
換性物質を添加することもできる。
かかる無機イオン交換性物質の使用は、白華現象を生じ
る物質内部の又は外より侵入する捕捉すべきイオンの種
類、量及びこの物質の持つ他物性とのバランスにより決
定される。
通常はこの物質全量に対する配合量は、被添加物質全量
に対して0,1重量%以上が好ましく0.1%未満では
効果が不十分である。
また、上限については、白華現象を生じる物質の強度、
耐候性等の物性を著しく低下させなければ特に限度はな
い。
〔実施例及び比較例〕
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに詳しく
説明する。尚、実施例中「%」とあるは「重量%」、「
部」とあるは「重量部」である。
実施例1及び比較例1 b−リン酸中に炭酸ジルコニウムを添加して、96時間
加熱還流し、ついで濾過、水洗、乾燥、粉砕してリン酸
ジルコニウムを得た。
セメント100部、リン酸ジルコニウム60部、水40
部を混合し、厚さ約IQmmとなるように基材上に塗布
した(実施例1)。
別に、リン酸ジルコニウムを添加せずに、同操作を行っ
たものを比較例1とした。
140間養生後、湿潤下に10放置−1日風乾の乾湿サ
イクルを10回行い、白華現象を観察した。
その結果比較例1には、明らかな白華現象が現れたが、
実施例1においては現れなかった。
実施例2及び比較例2 二酸化アンチモンおよび二酸化ビスマスを、アンチモン
:ビスマスの原子比1:1の割合で王水に溶解した。
次いで熱水を添加することによって析出した沈殿物を濾
過、洗浄、乾燥、粉砕してアンチモン酸ビスマス(アン
チモン酸とビスマスの複合物)粉末を得た。
樹脂リジン(A類)100部にアンチモン酸ビスマス5
部を混合したものを、金ごて仕上げを行い乾燥させたセ
メントモルタル上に、金ごてて1回下塗り(0,2kg
/rrr)を行い次いで吹付機で1回上吹き(1kg/
m)仕上げを行った(実施例2)。
別にアンチモン酸ビスマスを添加せずに同操作をしたも
のを比較例2とした。
これらを実施例1と同じ乾湿サイクルを30回行い、白
華現象を観察した。
比較例2には白華現象が現れたが、実施例2においては
現れなかった。
(3)発明の効果 本発明の方法によれば、白華現象を生しる物質に対する
その防止効果が大きく、建築物の美観を長期間保ことか
できるため、従来その困難性のため相当の費用を要して
いた白華に対する補(夕が軽減され、経済的なメリット
が大きいものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、白華現象を生じる物質に−OH基を有する無機イオ
    ン交換性物質を含有させることを特徴とする白華現象の
    防止方法。
JP13281386A 1986-06-10 1986-06-10 白華現象の防止方法 Pending JPS62292661A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13281386A JPS62292661A (ja) 1986-06-10 1986-06-10 白華現象の防止方法

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JPS62292661A true JPS62292661A (ja) 1987-12-19

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ID=15090175

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JP13281386A Pending JPS62292661A (ja) 1986-06-10 1986-06-10 白華現象の防止方法

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5177627A (ja) * 1974-12-28 1976-07-06 Kansai Paint Co Ltd Mukishitsutoryososeibutsu
JPS5371134A (en) * 1976-12-07 1978-06-24 Kansai Paint Co Ltd Inorganic coating compositions
JPS59152252A (ja) * 1983-02-14 1984-08-30 株式会社 満尾総合研究所 セメント系硬化物

Patent Citations (3)

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