JPS62290544A - インクジエツトプリンタのインク供給機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 ［産業上の利用分野］ 本発明はオン・デ・マント型インクジェットプリンタ装
置用インク供給機構に関する。

［従来の技術］ 近年、オフィスオートメーションの普及により事務所内
で文書を作成し、印字する要求が高まり、低騒音かつ印
紙品位の良好なプリンタが求められている。

これらの要求を満たすプリンタとしてインクジェット漢
字プリンタ及びインクジェットカラープリンタの実用化
が計られている。

従来この種のプリンタはガラス管もしくは板の表面にフ
ォトエツチング等の技術を用いてノズル部、インク加圧
室及びインク供給部を備え、インク加圧室の外壁に接着
されたピエゾ撮動子の屈曲変形によりインク加圧室を加
圧し、インクジェットヘッドのノズル先端よりインク滴
を噴射せしめるようになっている。

第２図に示すようにインクジェットヘッド２は印字用紙
１５を巻き付けたプラテン１に沿って往復動するキャリ
ア３上に設置してあり、インクジェットヘッド２のノズ
ル１７はプラテン１に向けて配設しである。インクジェ
ットヘッド２にはインクサブタンク４が装備してあり、
このインクサブタンク４から前記インク加圧室にインク
が供給される。インクサブタンク４の上部にはノズル１
７より下方に位置させてインク供給口４ａが設けられ、
交換可能なインクカートリッジ１０のインク供給口１６
から導出した柔軟性パイプ５がインク供給口４ａに接続
され、インクカートリッジ１０からインクサブタンク４
内にインクが供給されるようになっている。

［発明が解決しようとする問題点］ 上述した従来のインク供給機構はインクカートリッジ１
０の脱着時、及び印字の際にキャリアの走査による供給
パイプ５の屈曲運動により供給パイプ５及びインクサブ
タンク４内のインク圧力変動が生じ、この圧力がインク
ジェットヘッド２のインク加圧室に作用しその結果ノズ
ル１１端面からインクがあふれ出たり、ノズル１７内に
空気を引き込むという現象が発生しインク滴の噴射に悪
い影響を与えることがあった。

又、インクジェットヘッドノズル端面からインクをあふ
れさせたり、ノズル内に空気を引き込ませないようにす
る為にインクカートリッジの設置位置が限定されてしま
うという問題があった。更にカートリッジ１０内のイン
クの有無を検出する為にカートリッジ内にインクエンプ
ティセンサを付ける必要があり、検出精度を高くすると
共に使い捨てのインクカートリッジとして安価にするこ
とは困難であった。

更にインクカートリッジの設計にあたってはインクの増
減によってインク供給圧が変動しないようにする為に、
インク袋１０ａの素材の剛性を加味した袋の設計を考慮
する必要があった。

本発明の目的は前記問題点を解決したインク供給機構を
提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ 本発明はプラテンに沿って往復動するインクジェットヘ
ッドのインクサブタンクに柔軟性パイプを通してインク
カートリッジからインクを供給するインクジェットプリ
ンタのインク供給機構において、前記インクサブタンク
及びインクカートリッジの各々にインクの加圧機構をそ
れぞれ装備し、該インクサブタンクとインクカートリッ
ジとの間に開閉弁を設置し、インクサブタンク内のイン
ク残量を検知し前記開閉弁の開閉制御信号を出力するセ
ンサを有することを特徴とするインクジェットプリンタ
のインク供給機構である。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の実施例について詳しく説
明する。

第１図に本発明によるインク供給機構の一実施例を示す
。インクジェットプリンタはプラテン１に巻き付けられ
た印字用紙１５上に文字又は図形を印字する為にインク
ジェットヘッド２をプラテン１に沿ってガイドシャフト
１４．１３を案内にして走査するキャリア３上に設置し
、キャリア３上には小さなインクサブタンク４が設置し
てあり、インクサブタンク４は電磁弁（開閉弁）９を介
して、装置内任意の位置に固定されたインクカートリッ
ジ１０にパイプ５で連結しである。

又、インクサブタンク４は第１図に示す如く伸縮自在な
蛇腹状の容器６にて構成しており、上端がハウジングに
固定され下端はインク供給圧を一定にするためにインク
容量増減によるインク重量を補正する圧縮コイルバネ８
にて支持させである。

インクサブタンク４はパイプ５ａを介してインクジェッ
トヘッド２に接続しである。更にインクサブタンク４内
にはインク残量を検知し電磁弁９の開閉制御信号を出力
するセンサ７を設置する。センサ７は容器６の底部に装
着した可動接点７ｂと、可動接点７ｂを挟んで上下に一
定間隔ずつあけて設置した固定接点７ａ、　７ｂとから
なる。インクサブタンク４内のインクが消費されて蛇腹
状容器６がバネ８のばね力を受けて縮み、センサ７の接
点７ｂが接点７Ｃに接触すると、インク残量が最低にな
ったことが検知されて電磁弁９の開信号を出力する。

この開信号により電磁弁９を開弁すると、インクカート
リッジ１０内の板バネ１１によって圧縮されているイン
ク袋１２内のインクは柔軟性のある供給パイプ５を通じ
てインクサブタンク４へ供給される。

インク供給により蛇腹状の容器６が伸びセンサ７の接点
７ｂが接点７ａに接触するとセンサ７はイン夕が満杯に
なったことを検知して電磁弁９の閉信号を出力する。こ
の閉信号により電磁弁９が閉弁すると、インク供給が停
止される。

したがって、電磁弁９が閉じられると、インクサブタン
ク４とパイプ５との間が遮断されるから、パイプの屈曲
による圧力変動がインクサブタンク内に伝わらない。一
方インクサブタンク４内ではバネ８によるバネ圧を加え
て定量のインクをインクジェットヘッド２に供給してあ
り、パイプ５からの圧力変動が伝達されないため、圧力
変動することがなく、インクジェットヘッド２のインク
吐出圧に悪影響を及ぼすことがない。また、インクカー
トリッジ１０はバネ１１によりインクを加圧して供給す
るので、その設置位置が制約されることがなく、しかも
、インクカートリッジの構成を簡素化して単価を安くす
ることが可能となる。

［発明の効果］ 以上説明した様に本発明は前述した構成にすることによ
り、インクカートリッジ交換の際、キャリアと共に屈曲
する供給パイプから生じる圧力変動を防止すると共に、
使い捨てのインクカートリッジとしても安価に仕上げる
ことが容易になる。

又インクカートリッジ設置位置にも制約がなくなり、信
頼性の高いインク供給系を実現できる効果を有するもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるインクジェットプリンタのインク
供給機構を示す構成図、第２図は従来のインクジェット
プリンタのインク供給機構を示す構成図である。 １・・・プラテン ２・・・インクジェットヘッド ３・・・キャリア　　　　　４・・・インクサブタンク
５・・・パイプ　　　　　　６・・・蛇腹状の容器７・
・・センサ　　　　　　８・・・圧縮コイルバネ９・・
・電磁弁（開閉弁） １０・・・インクカートリッジ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）プラテンに沿って往復動するインクジェットヘッ
   ドのインクサブタンクに柔軟性パイプを通してインクカ
   ートリッジからインクを供給するインクジェットプリン
   タのインク供給機構において、前記インクサブタンク及
   びインクカートリッジの各々にインクの加圧機構をそれ
   ぞれ装備し、該インクサブタンクとインクカートリッジ
   との間に開閉弁を設置し、インクサブタンク内のインク
   残量を検知し、前記開閉弁の開閉制御信号を出力するセ
   ンサを有することを特徴とするインクジェットプリンタ
   のインク供給機構。