JPS6228708Y2 - - Google Patents

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JPS6228708Y2
JPS6228708Y2 JP1981120421U JP12042181U JPS6228708Y2 JP S6228708 Y2 JPS6228708 Y2 JP S6228708Y2 JP 1981120421 U JP1981120421 U JP 1981120421U JP 12042181 U JP12042181 U JP 12042181U JP S6228708 Y2 JPS6228708 Y2 JP S6228708Y2
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JP
Japan
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glow plug
energization
glow
control means
starting
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JP1981120421U
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JPS5825677U (ja
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はデイーゼル機関用始動補助装置に関
し、特に、デイーゼルエンジンのグロープラグの
温度制御を行ない始動特性が改良されたデイーゼ
ル機関用始動補助装置に関する。
第1図は従来の始動補助装置の概略ブロツク図
である。図において、イグニツシヨンスイツチ1
はデイーゼルエンジンを始動するためのものであ
つて、このイグニツシヨンスイツチ1を介してバ
ツテリー10から電源がコントローラ2に与えら
れる。コントローラ2は入力部21と制御部22
とタイマ23と比較器24と出力部25とを含
む。イグニツシヨンスイツチ1のONの接点は入
力部21に接続され、ST接点も同様にして入力
部21に接続される。また、この入力部21には
水温スイツチ9が接続される。この水温スイツチ
9はデイーゼルエンジンの冷却水の温度を検出す
るためのものである。制御部22に関連してタイ
マ23がもうけられる。このタイマ23は後述の
インジケータランプ3を点灯するための時間を計
時するものである。また、制御部22には出力部
25が接続される。出力部25には前記インジケ
ータランプ3と第1のグローリレー4と第2のグ
ローリレー5とが接続される。これらのグローリ
レー4,5はともにグロープラグ8を通電制御す
るためのものである。このために、第1および第
2のグローリレー4,5にはバツテリ10から電
源が供給される。そして、第1のグローリレー4
はセンシングレジスタ7を介してグロープラグ8
に接続され、第2のグローリレー5はドロツピン
グレジスタ6および前記センシングレジスタ7を
介してグロープラグ8に接続される。センシング
レジスタ7の両端は比較器24に接続される。こ
の比較器24はセンシングレジスタ7の抵抗値に
基づいてグロープラグ8の温度変化を検出するた
めのものであつて、その検出信号を前記制御部2
2に与える。
第2図は第1図の動作を説明するための波形図
であり、特に第2図aは冷却水の温度が50℃以下
の場合を示し、第2図bは同じく50℃以上の場合
を示す。
次に、第2図を参照して第1図の動作について
説明する。まず、水温が50℃以下の場合は、水温
スイツチ9がOFFとなり、イグニツシヨンスイ
ツチ1をONの位置にすると、その信号は入力部
21を介して制御部22に与えられる。制御部2
2は出力部25を介してインジケータランプ3を
点灯する。同時に、第1のグローリレー4のコイ
ルにも電流を流してその接点をONさせる。これ
によつて、バツテリ10から第1のグローリレー
4の接点およびセンシングレジスタ7を介してグ
ロープラグ8に電源が供給され、これを赤熱させ
る。インジケータランプ3の通電時間は予め定め
る値に固定されていて、このインジケータランプ
3が消灯すると同時にイグニツシヨンスイツチ1
をSTの位置に切替えてデイーゼルエンジンを始
動させる。STの位置では、インジケータランプ
3が点灯し続けていて、第1のグローリレー4も
その接点を閉じている。さらに、制御部22はイ
グニツシヨンスイツチ1がSTの位置に切替えら
れたことに応じて、第2のグローリレー5をも作
動させる。したがつて、第2のグローリレー5、
ドロツピングレジスタ6およびセンシングレジス
タ7を介して電源がグロープラグ8に供給され
る。そして、グロープラグ8の温度が徐々に上昇
し続ける。センシングレジスタ7の両端の電圧降
下はグロープラグ8の温度に相関した値になつて
おり、このセンシングレジスタ7の両端電圧が比
較器24で比較され、温度に対応する検出信号が
制御部22に与えられる。そして、グロープラグ
8が目標とする温度に達すると、制御部22は第
1のグローリレー4をOFFさせる。それによつ
て、グロープラグ8への通電は第2のグローリレ
ー5のみとなる。ここでエンジンの始動が完了す
れば、イグニツシヨンスイツチ1をONの位置に
戻すと、制御部22は第2のグローリレー5を
OFFにするとともに、インジータランプ3を消
灯させる。
次に、水温が50℃以上の場合について説明す
る。この場合は、水温スイツチ9がONとなり、
第2図bに示すごとくインジケータランプ3の点
灯時間は短時間で第1のグローリレー4はONせ
ず、グロープラグ8への通電は第2のグローリレ
ー5のみとなる。
ところで、従来のグロープラグ制御装置は上述
のごとく構成されているので、グロープラグ8の
温度変化による抵抗値を検出するのに専用のセン
シングレジスタ7を必要とし、装置を構成する部
品点数が多くなりしかも制御が複雑である。加え
てセンシングレジスタ7による電圧降下は、バツ
テリ10の容量低下時あるいは低温におけるバツ
テリ10の電圧低下時にパワーロスとして働くた
め、始動時のグロープラグ8の温度上昇を妨げる
要因となる。また、水温50℃以下の場合、イグニ
ツシヨンスイツチ1をONの位置にした後、イン
ジケータランプ3が所定の時間後に消えるまで待
つ必要がある。この時間は始動の最悪時を想定し
て決定されているため、不要な時も一定時間待た
ねばならないなどの欠点があつた。
それゆえに、この考案の主たる目的は、上述の
欠点を解消するために、簡単な構成でありかつパ
ワーロスが少くてしかも安価なデイーゼル機関用
始動補助装置を提供することである。
この考案を要約すれば、イグニツシヨンスイツ
チが投入されたことに応じて、第2の通電制御手
段を短時間だけ導通状態にしてグロープラグに通
電するとともに、第1の通電制御手段を遮断状態
にし、グロープラグの温度状態に相関する電圧を
検出し、グロープラグが所定の温度に達したと
き、第1の通電制御手段の導通時間を決定し、こ
れをその時間だけ導通状態に制御するように構成
したものである。
この考案の上述の目的およびその他の目的と特
徴は以下に図面を参照して行なう詳細な説明から
一層明らかとなろう。
第3図はこの考案の一実施例の概略ブロツク図
である。この第3図は以下の点を徐いて前述の第
1図と同じである。すなわち、コントローラ20
には、前述の比較器24に替えて電圧検出器27
が設けられる。この電圧検出器27はグロープラ
グ8の両端の電位差を検出するものである。した
がつて、第1図に示したセンシングレジスタ7は
省略される。
第4図は第3図の動作を説明するための波形図
である。
次に、第4図を参照して第3図の動作について
説明する。イグニツシヨンスイツチ1をONの位
置に切替えると、制御部22はインジケータラン
プ3を点灯するとともに、第2の通電制御手段と
してのグローリレー5を駆動するための短時間の
信号を出力部25に与える。この信号によつて第
2のグローリレー5はたとえば約0.1秒という短
時間だけ作動する。それによつて、制限レジスタ
61を介してその時間だけグロープラグ8にバツ
テリ10から電源が供給される。このとき、電圧
検出器27はグロープラグ8の両端電圧を検出す
る。すなわち、制限レジスタ61の抵抗値を適当
に選べば、グロープラグ8の温度が常温から900
℃の範囲で変化すると、電圧検出器27で検出さ
れる電圧値も1.9Vから6.4Vの間で変化する。こ
の電圧はバツテリ10の電圧に応じて当然変化す
るが、第2のグローリレー5、制限レジスタ61
およびグロープラグ8を介して流れる電流は制限
レジスタ61により電流制限されるため、また通
電時間がたとえば0.1秒と非常に短いため、経時
変化による容量低下あるいは低温時のバツテリ低
下も大きな誤差とならない。この電圧を検出する
ことによりそのときのグロープラグ8の温度状態
を検出することができる。この検出された電圧値
は制御部22に与えられる。この電圧値によつて
グロープラグ8を目標温度(たとえば900℃)に
上昇させるために、第1のグローリレー4を何秒
間(t1)させればよいかが速やかに演算される。
そして、その時間に対応する信号がタイマ23か
ら制御部22を介して出力部25に与えられる。
そして、第1のグローリレー4はt1の間だけ導通
状態となりグローランプが加熱される。
一方、制御部22はイグニツシヨンスイツチ1
がONされたのと同時にインジケータランプ3を
点灯させ、所定の時間経過後にこれを消灯させ
る。すると、運転者はイグニツシヨンスイツチ1
をONの位置からSTの位置に切替える。応じて、
制御部22は第2のグローリレー5を再び作動さ
せる。それによつて、第1のグローリレー4は遮
断された後もイグニツシヨンスイツチ1がSTの
位置にある間は第2のグローリレーによつて通電
され、グロープラグ8の温度は一定に保たれる。
なお、上述の実施例では、水温スイツチ9につ
いて言及しなかつたが、この水温スイツチ9によ
り従来と同様にして第1のグローリレー4および
第2のグローリレー5の切り替えをするようにし
てもよい。また、第2のグローリレー5の2度め
の動作時間は、イグニツシヨンスイツチ1をST
位置に切替えた後に、ONの位置に切替えた後も
タイマなどによつてその動作を継続させてもよ
い。また、インジケータランプ3の点灯時間は一
定時間でもよくあるいは電圧検出器27の検出電
圧に対応させて決定するようにしてもよい。
以上のように、この考案によれば、従来のセン
シングレジスタを省略し、イグニツシヨンスイツ
チが投入されたことに応じて、第2の通電制御手
段を短時間だけ導通状態にして、グロープラグを
通電状態にし、グロープラグの温度に相関した電
圧を検出して、第1の通電制御手段の導通時間を
決定してこれを導通状態にするようにしたので、
構成を簡単にできるとともにパワーロスも少なく
でき、しかも装置を安価にすることができる。さ
らに、第2の通電制御手段を短時間だけ導通状態
にするようにしたので、経時変化による容量低下
あるいは低温時のバツテリ電圧低下も大きな誤差
となることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデイーゼル機関用始動補助装置
の概略ブロツク図であり、第2図はその動作を説
明するための波形図である。第3図はこの考案の
一実施例の概略ブロツク図であり、第4図はその
動作を説明するための波形図である。 図において、1はイグニツシヨンスイツチ、3
はインジケータランプ、4は第1のグローリレ
ー、5は第2のグローリレー、8はグロープラ
グ、20はコントローラ、27は電圧検出器、6
1は制限レジスタを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) デイーゼル機関を始動するためのイグニツシ
    ヨンスイツチと、 前記デイーゼル機関の始動補助として用いら
    れるグロープラグと、 前記グロープラグへの通電を制御する第1の
    通電制御手段と、 前記グロープラグへの通電電流を制限する制
    限抵抗を介して、前記グロープラグへの通電を
    制御する第2の通電制御手段とを備えたデイー
    ゼル機関用始動補助装置において、 前記グロープラグの温度状態に相関する電圧
    を検出する電圧検出手段、および 前記イグニツシヨンスイツチが投入されたこ
    とに応じて、前記第2の通電制御手段を短時間
    だけ導通状態にするとともに、前記第1の通電
    制御手段を遮断状態にし、前記電圧検出手段の
    検出信号に応じて、前記第1の通電制御手段の
    導通時間を決定し、決定した導通時間だけ前記
    第1の通電制御手段を導通させる始動制御手段
    を備えた、デイーゼル機関用始動補助装置。 (2) さらに、前記グロープラグの通電状態を表示
    する表示手段を含み、 前記始動制御手段は、前記電圧検出手段の検
    出信号に対応して前記表示手段を点灯させるよ
    うにした、実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のデイーゼル機関用始動補助装置。
JP12042181U 1981-08-13 1981-08-13 デイ−ゼル機関用始動補助装置 Granted JPS5825677U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12042181U JPS5825677U (ja) 1981-08-13 1981-08-13 デイ−ゼル機関用始動補助装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12042181U JPS5825677U (ja) 1981-08-13 1981-08-13 デイ−ゼル機関用始動補助装置

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Publication Number Publication Date
JPS5825677U JPS5825677U (ja) 1983-02-18
JPS6228708Y2 true JPS6228708Y2 (ja) 1987-07-23

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ID=29914423

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JP12042181U Granted JPS5825677U (ja) 1981-08-13 1981-08-13 デイ−ゼル機関用始動補助装置

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JP (1) JPS5825677U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5459535A (en) * 1977-10-21 1979-05-14 Mitsubishi Motors Corp Controller for glow plug

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5459535A (en) * 1977-10-21 1979-05-14 Mitsubishi Motors Corp Controller for glow plug

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5825677U (ja) 1983-02-18

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