JPS62282717A - 圧延方法 - Google Patents
圧延方法Info
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- JPS62282717A JPS62282717A JP61123527A JP12352786A JPS62282717A JP S62282717 A JPS62282717 A JP S62282717A JP 61123527 A JP61123527 A JP 61123527A JP 12352786 A JP12352786 A JP 12352786A JP S62282717 A JPS62282717 A JP S62282717A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/14—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls
- B21B13/142—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls by axially shifting the rolls, e.g. rolls with tapered ends or with a curved contour for continuously-variable crown CVC
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
３、発明の詳細な説明
〈産業上の利用分野〉
開示技術は、鋼材を薄板状に圧延する技術分野に属する
。
。
く要旨の概要〉
而して、この出願の発明はミルスタンドに設けられた上
下一対の作業ロールにより圧延材を挟持して圧延するに
際し、該作業ロールの上下の中間ロール、或は、中間ロ
ールと補強ロール等の外側ロールと作業ロールの一方側
、或は、両側をその軸方向に移動させて、或は、更に、
それらの一方、或は、双方にロールベンディングを付与
して圧延材の複合板クラウン制御を行う圧延方法に関す
る発明であり、特に、作業ロールのイニシアルクラウン
に三次函数曲線を付与し、又、外側ロールにはＣＯＳカ
ーブ等の曲線を付与して作業ロールによる二次成分の単
純板クラウン制御を行い、又、外側ロールにより１／４
部板クラウンの制御を行つて圧延材の複合板クラウンの
制御を行うようにした圧延方法に係る発明でおる。
下一対の作業ロールにより圧延材を挟持して圧延するに
際し、該作業ロールの上下の中間ロール、或は、中間ロ
ールと補強ロール等の外側ロールと作業ロールの一方側
、或は、両側をその軸方向に移動させて、或は、更に、
それらの一方、或は、双方にロールベンディングを付与
して圧延材の複合板クラウン制御を行う圧延方法に関す
る発明であり、特に、作業ロールのイニシアルクラウン
に三次函数曲線を付与し、又、外側ロールにはＣＯＳカ
ーブ等の曲線を付与して作業ロールによる二次成分の単
純板クラウン制御を行い、又、外側ロールにより１／４
部板クラウンの制御を行つて圧延材の複合板クラウンの
制御を行うようにした圧延方法に係る発明でおる。
〈従来技術〉
周知の如く、鋼板は自動車産業等の鉄鋼製品の広い部分
に用いられ、その隆盛によりその需要は極めて広いもの
があり、当然のことながら、これら鋼板等に対する製品
精度の向上が強く望まれており、その長さ方向に於ける
板厚精度は確実に向上されているにもかかわらず、その
板幅方向の板厚精度の向上は種々の技術が開発研究され
ているものの、充分に満足するものは得られていない。
に用いられ、その隆盛によりその需要は極めて広いもの
があり、当然のことながら、これら鋼板等に対する製品
精度の向上が強く望まれており、その長さ方向に於ける
板厚精度は確実に向上されているにもかかわらず、その
板幅方向の板厚精度の向上は種々の技術が開発研究され
ているものの、充分に満足するものは得られていない。
そしてこれに対処するに、これまで作業ロール、中間ロ
ール等に対する軸方向移動やロールベンディング付与に
より圧延材の板クラウン制御が行われるようになってき
てはいる。
ール等に対する軸方向移動やロールベンディング付与に
より圧延材の板クラウン制御が行われるようになってき
てはいる。
そして、作業ロールによる圧延材の圧延プロセスにおい
て、圧延反力によるロールの曲げ、撓み等による凸型板
クラウンは不可避的な現象としてとらえられており、こ
れを矯正するに作業ロールに対する凹型条件制御のため
のイニシアルクラウン付与、中間ロールや補強ロールに
対するロールベンディング等によって板クラウンの制御
が行われている。
て、圧延反力によるロールの曲げ、撓み等による凸型板
クラウンは不可避的な現象としてとらえられており、こ
れを矯正するに作業ロールに対する凹型条件制御のため
のイニシアルクラウン付与、中間ロールや補強ロールに
対するロールベンディング等によって板クラウンの制御
が行われている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
而して、例えば、特開昭５６−３００１４号公報発明に
示されているように作業ロールにイニシアルクラウンを
付与するに、ロールバレルの距離の函数として単純板ク
ラウンに対する制御として二次函数曲線をそのイニシア
ルクラウンに付与して軸方向の相対移動を行い、或は、
１／４部板クラウン制御に対してはＣＯＳ曲線のイニシ
アルクラウンを付与して軸方向の相対移動を行っており
、軸方向に固定された補強ロールには、この作業ロール
と同一のイニシアルクラウンを付与してスポーリング等
のロール損傷を防止しているが、これらはいづれも上述
の如く、一対のロールの軸方向の相対移動による板クラ
ウンの制御を行っているために、板クラウン制御機能と
しては単一の機能でしかなく、単純板クラウンと１／４
部板クラウンより成る複合板クラウン制御が出来ないと
いう欠点があった。
示されているように作業ロールにイニシアルクラウンを
付与するに、ロールバレルの距離の函数として単純板ク
ラウンに対する制御として二次函数曲線をそのイニシア
ルクラウンに付与して軸方向の相対移動を行い、或は、
１／４部板クラウン制御に対してはＣＯＳ曲線のイニシ
アルクラウンを付与して軸方向の相対移動を行っており
、軸方向に固定された補強ロールには、この作業ロール
と同一のイニシアルクラウンを付与してスポーリング等
のロール損傷を防止しているが、これらはいづれも上述
の如く、一対のロールの軸方向の相対移動による板クラ
ウンの制御を行っているために、板クラウン制御機能と
しては単一の機能でしかなく、単純板クラウンと１／４
部板クラウンより成る複合板クラウン制御が出来ないと
いう欠点があった。
又、特開昭５６−６６３０７号公報発明に示されている
ような中間ロールを軸方向に相対移動させるのに加えて
作業ロール、或は、中間ロールにロールベンディングを
付与するようにした技術も開発されてはいるが、この中
間ロールの軸方向移動、及び、ロールベンディングの併
用では、中間ロールは圧延材板幅に対応してその胴端が
板端の近傍まで軸方向移動されるので、例えば、作業ロ
ールのロールベンディングを大きく設定すると、根端部
矯正作用に加えて１／４部伸びが生じるために作業ロー
ルのペンディング力を大きく取れないという制限が生じ
、したがって、作業ロールのロールベンディングによっ
ては圧延材の端部の制御やエツジドロップを大巾に低減
させることが困難であるという難点がめった。
ような中間ロールを軸方向に相対移動させるのに加えて
作業ロール、或は、中間ロールにロールベンディングを
付与するようにした技術も開発されてはいるが、この中
間ロールの軸方向移動、及び、ロールベンディングの併
用では、中間ロールは圧延材板幅に対応してその胴端が
板端の近傍まで軸方向移動されるので、例えば、作業ロ
ールのロールベンディングを大きく設定すると、根端部
矯正作用に加えて１／４部伸びが生じるために作業ロー
ルのペンディング力を大きく取れないという制限が生じ
、したがって、作業ロールのロールベンディングによっ
ては圧延材の端部の制御やエツジドロップを大巾に低減
させることが困難であるという難点がめった。
この出願の発明の目的は上述従来技術に基づく圧延プロ
セスにあける複合板クラウン制御の問題点を解決すべき
技術的課題とし、作業ロールと中間ロールや補強ロール
の外側ロールに各々個別の特性を有するイニシアルクラ
ウンを付与し、各々個別の一対のロールの軸方向の相対
移動により単純板クラウンと１／４部板クラウンの制御
が各々独立事象的に行え、又、各ロールの軸方向相対移
動は各ロールのバレル端部が圧延材の端部にまで近接す
るほどの大きな移動便ではない点に着目して、作業ロー
ルのロールベンディングと中間ロール、補強ロールの外
側ロールのロールベンディングと、これら各ロールの軸
方向相対移動とは各々独立事象的に採用し得ることに留
意し、複合板クラウンの自由な制御を行って圧延材の仮
クラウン制御が高い自由度を持って行えるようにして金
属製品製造産業における加工技術利用分野に益する優れ
た圧延方法を提供せんとするものである。
セスにあける複合板クラウン制御の問題点を解決すべき
技術的課題とし、作業ロールと中間ロールや補強ロール
の外側ロールに各々個別の特性を有するイニシアルクラ
ウンを付与し、各々個別の一対のロールの軸方向の相対
移動により単純板クラウンと１／４部板クラウンの制御
が各々独立事象的に行え、又、各ロールの軸方向相対移
動は各ロールのバレル端部が圧延材の端部にまで近接す
るほどの大きな移動便ではない点に着目して、作業ロー
ルのロールベンディングと中間ロール、補強ロールの外
側ロールのロールベンディングと、これら各ロールの軸
方向相対移動とは各々独立事象的に採用し得ることに留
意し、複合板クラウンの自由な制御を行って圧延材の仮
クラウン制御が高い自由度を持って行えるようにして金
属製品製造産業における加工技術利用分野に益する優れ
た圧延方法を提供せんとするものである。
〈問題点を解決するための手段・作用〉上述目的に沿い
先述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は前述問題点を解決するために、ミルスタンドに設けた
一対の作業ロールをして鋼板等の圧延材を挟持して圧延
するに際し、該作業ロールはそのイニシアルクラウンの
基本を三次函数の曲線をその対向する断面の形状とし中
立状態でその対向面に於いて長さ方向にて相互に１８０
°転位されて形成され、又、中間ロールや補強ロールの
外側ロールに於いてはＣＯ５曲線等を同様に中立位置で
長さ方向１８０°転位させてイニシアルクラウンを形成
し、而して、これらの作業ロールと中間ロール、補強ロ
ールの外側ロールを軸方向に相対移動し、必要に応じロ
ールベンディングを付与し、作業ロールの軸方向相対移
動により二次成分の単純板クラウン制御を行い、中間ロ
ール、補強ロール等の外側ロールの軸方向相対移動によ
り１／４部板クラウンの制御を相互に独立事象的に行い
、加えて、ロールベンディングにより高次成分の単純板
クラウン制御をも独立事象的に行って、圧延材の複合板
クラウン制御が行われ、確実に圧延材の圧延中における
板クラウン制御を行うことが出来るようにした技術的手
段を講じたものである。
先述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は前述問題点を解決するために、ミルスタンドに設けた
一対の作業ロールをして鋼板等の圧延材を挟持して圧延
するに際し、該作業ロールはそのイニシアルクラウンの
基本を三次函数の曲線をその対向する断面の形状とし中
立状態でその対向面に於いて長さ方向にて相互に１８０
°転位されて形成され、又、中間ロールや補強ロールの
外側ロールに於いてはＣＯ５曲線等を同様に中立位置で
長さ方向１８０°転位させてイニシアルクラウンを形成
し、而して、これらの作業ロールと中間ロール、補強ロ
ールの外側ロールを軸方向に相対移動し、必要に応じロ
ールベンディングを付与し、作業ロールの軸方向相対移
動により二次成分の単純板クラウン制御を行い、中間ロ
ール、補強ロール等の外側ロールの軸方向相対移動によ
り１／４部板クラウンの制御を相互に独立事象的に行い
、加えて、ロールベンディングにより高次成分の単純板
クラウン制御をも独立事象的に行って、圧延材の複合板
クラウン制御が行われ、確実に圧延材の圧延中における
板クラウン制御を行うことが出来るようにした技術的手
段を講じたものである。
〈実施例〉
次に、この出願の発明の実施例を図面に従って説明すれ
ば以下の通りである。
ば以下の通りである。
第１〜７図に示す実施例において、第１図に示す態様は
鋼板の圧延に用いられるミルスタンドの４段式のロール
であり、１．１′は上下一対の作業ロールであって、更
に、その上下には外側ロールとしての補強ロール２．２
′が対設されている。
鋼板の圧延に用いられるミルスタンドの４段式のロール
であり、１．１′は上下一対の作業ロールであって、更
に、その上下には外側ロールとしての補強ロール２．２
′が対設されている。
そして、作業ロール１．１′の間には鋼板の圧延材３が
挟装されている。
挟装されている。
而して、作業ロール１．１′においてはその相対向する
イニシアルクラウンが各々の面に於いて、第２図に示す
様に、中立姿勢にてその右、及び、左が１８０°転位さ
れた形状に形成されており、上作業ロールの下面の右側
のイニシアルクラウン４は ＶＸ＝ａｘ’ ＋ｂ＋ （１） とされ、その左側のイニシアルクラウン４′は４の１８
０°転位された形状にされている。
イニシアルクラウンが各々の面に於いて、第２図に示す
様に、中立姿勢にてその右、及び、左が１８０°転位さ
れた形状に形成されており、上作業ロールの下面の右側
のイニシアルクラウン４は ＶＸ＝ａｘ’ ＋ｂ＋ （１） とされ、その左側のイニシアルクラウン４′は４の１８
０°転位された形状にされている。
又、下作業ロール１′の上面右側のイニシアルクラウン
５は ｙ２ ＝ａＸ” 十ｂ＋ （２）で表わされ、そ
の左側のイニシアルクラウン５′は右側のイニシアルク
ラウンを１８０°転位したものとして形成されている。
５は ｙ２ ＝ａＸ” 十ｂ＋ （２）で表わされ、そ
の左側のイニシアルクラウン５′は右側のイニシアルク
ラウンを１８０°転位したものとして形成されている。
そして、作業ロール１．１′の上下の外側ロールとして
の補強ロール２．２′は図示の都合上仮想状の圧延材３
′を用い対向面のイニシアルクラウンについて説明する
と、第５図に示す中立状態において上補強ロール２の下
側の右側のイニシアルクラウン６は、 で表わされ、その左側のイニシアルクラウン６′は右側
のイニシアルクラウン６を１８０°転位したものとして
形成されている。
の補強ロール２．２′は図示の都合上仮想状の圧延材３
′を用い対向面のイニシアルクラウンについて説明する
と、第５図に示す中立状態において上補強ロール２の下
側の右側のイニシアルクラウン６は、 で表わされ、その左側のイニシアルクラウン６′は右側
のイニシアルクラウン６を１８０°転位したものとして
形成されている。
又、下補強ロール２′の上側布のイニシアルクラウン７
は で表わされる。
は で表わされる。
そして、その左側のイニシアルクラウン７′は右側のイ
ニシアルクラウン７の１８０°転位したものとして形成
されている。
ニシアルクラウン７の１８０°転位したものとして形成
されている。
したがって、当該実施例において、作業ロール１．１′
と補強ロール２．２′ とはその上下の各々の一対は共
役の形状にされ、その輪郭は長さ方向に対して略Ｓ形状
にされている。
と補強ロール２．２′ とはその上下の各々の一対は共
役の形状にされ、その輪郭は長さ方向に対して略Ｓ形状
にされている。
上述実施例において、鋼板の圧延材３の圧延を行うに際
して、本来的にはその圧延反力により圧延材３は凸型に
板クラウンが形成されるようにされるが、図の矢印に示
す様に、作業ロール１．１′をその長さ方向に、即ち、
軸方向に所定量相対移動することにより、各作業ロール
の上）ボ（１） （２）式の差分て示されるロール輪郭
差からは三次成分が相殺されて、二次成分制御機能が働
いて単純板クラウン制御が作用し、更に、補強ロール２
．２の軸方向相対移動により（３） 、（４）式の差分
て示されるロール輪郭差から１／４部板クラウン制御機
能が働き、両者相俟って複合板クラウン制御が行われて
圧延材３には板幅全体に亘る二次成分の凸型形状から凹
型形状までの板クラウンが付与され、１／４部の凸型形
状から凹型形状までの板クラウンも付与される。
して、本来的にはその圧延反力により圧延材３は凸型に
板クラウンが形成されるようにされるが、図の矢印に示
す様に、作業ロール１．１′をその長さ方向に、即ち、
軸方向に所定量相対移動することにより、各作業ロール
の上）ボ（１） （２）式の差分て示されるロール輪郭
差からは三次成分が相殺されて、二次成分制御機能が働
いて単純板クラウン制御が作用し、更に、補強ロール２
．２の軸方向相対移動により（３） 、（４）式の差分
て示されるロール輪郭差から１／４部板クラウン制御機
能が働き、両者相俟って複合板クラウン制御が行われて
圧延材３には板幅全体に亘る二次成分の凸型形状から凹
型形状までの板クラウンが付与され、１／４部の凸型形
状から凹型形状までの板クラウンも付与される。
而して、この出願の発明においては、更に第１図に示す
様に、作業ロール１．１′、或は、該作業ロール１．１
′、及び、補強ロール２．２′に所定のロールベンディ
ングを作用することが出来るので、板端部に集中したよ
り高次成分の板クラウン制御が行われ、より高度の複合
板クラウン制御が達成出来る。
様に、作業ロール１．１′、或は、該作業ロール１．１
′、及び、補強ロール２．２′に所定のロールベンディ
ングを作用することが出来るので、板端部に集中したよ
り高次成分の板クラウン制御が行われ、より高度の複合
板クラウン制御が達成出来る。
そして、作業ロール１．１′と補強ロール２．２′に付
与されるロールベンディングの効果は各作業ロール１、
（１′）と補強ロール２、（２′）との軸方向相対移動
の結果生ずる各ロールの軸方向相対位置関係とは実質的
に干渉しないので、作業ロール１．１′のロールベンデ
ィングと補強ロール２．２′のロールベンディングは各
々両ロール対の軸方向相対位置関係とは独立して用いる
ことが出来、作業ロール１．１に付与されるロールペン
ディング力を大きくしても１／４部伸びを生ずることが
なく、したがって、作業ロール１．１′に付与されるロ
ールベンディングによりエツジドロップの低減も有効に
行うことが出来る。
与されるロールベンディングの効果は各作業ロール１、
（１′）と補強ロール２、（２′）との軸方向相対移動
の結果生ずる各ロールの軸方向相対位置関係とは実質的
に干渉しないので、作業ロール１．１′のロールベンデ
ィングと補強ロール２．２′のロールベンディングは各
々両ロール対の軸方向相対位置関係とは独立して用いる
ことが出来、作業ロール１．１に付与されるロールペン
ディング力を大きくしても１／４部伸びを生ずることが
なく、したがって、作業ロール１．１′に付与されるロ
ールベンディングによりエツジドロップの低減も有効に
行うことが出来る。
又、第８〜１４図に示す実施例は鋼板の圧延材３に対す
るミルスタンドの６段ロールの態様であり、その作業ロ
ール１．１′の形状は各々イニシアルクラウンは上述実
施例と実質的に変わらず、又、外側ロールとしての中間
ロール８．８′は上述実施例の外側ロールの補強ロール
２．２′とそのイニシアルクラウンを同一形状に付与さ
れており、又、外側ロールとしての補強ロール２Ｉ、２
１はその側面形状が中間ロール８．８′の側面に滑かに
接触するようにイニシアルクラウンが直線形状に付与さ
れてテーパ形状にされている態様である。
るミルスタンドの６段ロールの態様であり、その作業ロ
ール１．１′の形状は各々イニシアルクラウンは上述実
施例と実質的に変わらず、又、外側ロールとしての中間
ロール８．８′は上述実施例の外側ロールの補強ロール
２．２′とそのイニシアルクラウンを同一形状に付与さ
れており、又、外側ロールとしての補強ロール２Ｉ、２
１はその側面形状が中間ロール８．８′の側面に滑かに
接触するようにイニシアルクラウンが直線形状に付与さ
れてテーパ形状にされている態様である。
そして、作業ロール１．１′の軸方向相対移動による二
次成分制御機能による単純板クラウン制御と中間ロール
８．８′の軸方向移動による１／４部板クラウン制御が
相俟って複合板クラウン制御を司どり、圧延材の板クラ
ウンを制御することが出来、更に、作業ロール１′、及
び、又は、中間ロール８．８′の総合、且つ、独立事象
的なロールベンディング付与により、更に、精細度の高
い板クラウン制御が出来る。
次成分制御機能による単純板クラウン制御と中間ロール
８．８′の軸方向移動による１／４部板クラウン制御が
相俟って複合板クラウン制御を司どり、圧延材の板クラ
ウンを制御することが出来、更に、作業ロール１′、及
び、又は、中間ロール８．８′の総合、且つ、独立事象
的なロールベンディング付与により、更に、精細度の高
い板クラウン制御が出来る。
尚、この出願の発明の実施態様は上述各実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、第８図に示す実施
例において、補強ロールの軸方向相対移動、及び、ロー
ルベンディングを付与することが出来、或は、第１図で
の作業ロールと補強ロールに与えるイニシアルクラウン
の特性を逆に付与すること、或は、第８図での作業ロー
ルと中間ロールに与えるイニシアルクラウンの特性を逆
に付与すること専任々の態様が採用可能である。
のでないことは勿論であり、例えば、第８図に示す実施
例において、補強ロールの軸方向相対移動、及び、ロー
ルベンディングを付与することが出来、或は、第１図で
の作業ロールと補強ロールに与えるイニシアルクラウン
の特性を逆に付与すること、或は、第８図での作業ロー
ルと中間ロールに与えるイニシアルクラウンの特性を逆
に付与すること専任々の態様が採用可能である。
又、本質的には板クラウン制御と同等の技術である形状
制御にもこの発明を適用出来ることは明白であり、端伸
び、中伸び、或は、１／４部伸びの全てを対象とした複
合形状制御をこの発明は可能ならしめるものである。
制御にもこの発明を適用出来ることは明白であり、端伸
び、中伸び、或は、１／４部伸びの全てを対象とした複
合形状制御をこの発明は可能ならしめるものである。
〈発明の効果〉
以上、この出願の発明によれば、基本的に鋼板等の圧延
材に対して圧延を行うミルスタンドの作業ロール、及び
、中間ロールや補強ロール等の外側ロールについて作業
ロールの軸方向相対移動によって二次成分の単純板クラ
ウン制御を行い、更に、外側ロールの軸方向相対移動に
よって１／４部板クラウン制御を行うことが出来、結果
的に圧延材の圧延中における複合板クラウンの制御が行
え、圧延材の板幅全体に亘る凸型形状から凹型形状まで
の制御のみならず１／４部板クラウン制御をも巧みに行
うことが出来るという優れた効果が奏される。
材に対して圧延を行うミルスタンドの作業ロール、及び
、中間ロールや補強ロール等の外側ロールについて作業
ロールの軸方向相対移動によって二次成分の単純板クラ
ウン制御を行い、更に、外側ロールの軸方向相対移動に
よって１／４部板クラウン制御を行うことが出来、結果
的に圧延材の圧延中における複合板クラウンの制御が行
え、圧延材の板幅全体に亘る凸型形状から凹型形状まで
の制御のみならず１／４部板クラウン制御をも巧みに行
うことが出来るという優れた効果が奏される。
又、作業ロールと外側ロールの軸方向相対移動による複
合板クラウン制御に対して作業ロール、及び、又は、中
間ロール、補強ロールの外側ロールにロールベンディン
グを付与することにより、より精細な凹凸制御が行える
という優れた効果が秦される。
合板クラウン制御に対して作業ロール、及び、又は、中
間ロール、補強ロールの外側ロールにロールベンディン
グを付与することにより、より精細な凹凸制御が行える
という優れた効果が秦される。
そして、軸方向相対移動とロールベンディングを併用す
ることにより、ロールの軸方向位置調整による単一の機
能の他に作業ロールのロールベンディングを大きく設定
しても１７４部に悪影響を与えることなくエツジドロッ
プの制御が有効に行えるという優れた効果が奏される。
ることにより、ロールの軸方向位置調整による単一の機
能の他に作業ロールのロールベンディングを大きく設定
しても１７４部に悪影響を与えることなくエツジドロッ
プの制御が有効に行えるという優れた効果が奏される。
図面はこの出願の発明の１実施例の説明図であり、第１
〜７図は１実施例の説明図であり、第１図は４段ロール
の概略側面図、第２図は作業ロールの中立位置の概略模
式側面図、第３．４図は同相対移動後の概略模式側面図
、第５図は補強ロールの中立状態の概略模式側面図、第
６．７図は軸方向相対移動後の概略模式側面図、第８図
は６段ロールの概略側面図、第９図は同作業ロールの中
立姿勢の概略模式側面図、第１０．１１図は同軸方向相
対移動後の概略模式側面図、第１２図は中間ロールの中
立状態の概略模式側面図、第１３．１４図は同軸方向相
対移動後の概略模式側面図である。 ３・・・圧延材、 １．１′・・・作業ロール、８．
８′・・・中間ロール、 ２．２′・・・補強ロール
〜７図は１実施例の説明図であり、第１図は４段ロール
の概略側面図、第２図は作業ロールの中立位置の概略模
式側面図、第３．４図は同相対移動後の概略模式側面図
、第５図は補強ロールの中立状態の概略模式側面図、第
６．７図は軸方向相対移動後の概略模式側面図、第８図
は６段ロールの概略側面図、第９図は同作業ロールの中
立姿勢の概略模式側面図、第１０．１１図は同軸方向相
対移動後の概略模式側面図、第１２図は中間ロールの中
立状態の概略模式側面図、第１３．１４図は同軸方向相
対移動後の概略模式側面図である。 ３・・・圧延材、 １．１′・・・作業ロール、８．
８′・・・中間ロール、 ２．２′・・・補強ロール
Claims (2)
- （１）圧延材に対設される上下の作業ロールと該作業ロ
ールの上下に設けた外側ロールとの少くとも一方側を軸
方向に移動して圧延材の板クラウンを制御する圧延方法
において、上記作業ロールにより二次成分の単純板クラ
ウン制御を行うと共に外側ロールにより１／４部板クラ
ウン制御を行うことにより圧延材の複合板クラウンの制
御を行うようにしたことを特徴とする圧延方法。 - （２）圧延材に対設される上下の作業ロールと該作業ロ
ールの上下に設けた外側ロールとの少くとも一方側を軸
方向に移動して圧延材の板クラウンを制御する圧延方法
において、上記作業ロールにより二次成分の単純板クラ
ウン制御を行うと共に外側ロールにより１／４部板クラ
ウン制御を行い、更に作業ロールと外側ロールの少くと
も一方側にロールベンディングを付与することにより圧
延材の複合板クラウンの制御を行うようにしたことを特
徴とする圧延方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61123527A JPH0688053B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61123527A JPH0688053B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 圧延方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62282717A true JPS62282717A (ja) | 1987-12-08 |
| JPH0688053B2 JPH0688053B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=14862817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61123527A Expired - Fee Related JPH0688053B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0688053B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6356306A (ja) * | 1986-08-25 | 1988-03-10 | Nippon Steel Corp | 金属帯の圧延機 |
| JPH01192407A (ja) * | 1988-01-26 | 1989-08-02 | Matsushita Electric Works Ltd | 圧延ロール装置 |
| JPH01284410A (ja) * | 1988-05-11 | 1989-11-15 | Nisshin Steel Co Ltd | ワークロールと接する中間ロール及びそれが組み込まれた多段圧延機 |
| JPH0275403A (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-15 | T Sendzimir Inc | 冷間圧延法と圧延ロール |
| WO1992020471A1 (fr) * | 1991-05-16 | 1992-11-26 | Kawasaki Steel Corporation | Laminoir a six etages |
| JPH0839120A (ja) * | 1994-03-18 | 1996-02-13 | Sms Schloeman Siemag Ag | ストリップを圧延するための方法および装置 |
| US5622073A (en) * | 1991-05-16 | 1997-04-22 | Kawasaki Steel Corporation | Six high rolling mill |
| US6119500A (en) * | 1999-05-20 | 2000-09-19 | Danieli Corporation | Inverse symmetrical variable crown roll and associated method |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5586606A (en) * | 1978-12-23 | 1980-06-30 | Kobe Steel Ltd | Rolling mill |
| JPS5630014A (en) * | 1979-08-17 | 1981-03-26 | Kobe Steel Ltd | Rolling mill |
| JPS5791807A (en) * | 1980-10-15 | 1982-06-08 | Schloemann Siemag Ag | Rolling mill |
| JPS59285A (ja) * | 1982-05-28 | 1984-01-05 | コンバンド テクノロジーズ インコーポレーテッド | ビデオ信号を符号化し復号するためのシステム |
| JPS5964110A (ja) * | 1982-10-01 | 1984-04-12 | Hitachi Ltd | 圧延機の制御方法 |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP61123527A patent/JPH0688053B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH0275403A (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-15 | T Sendzimir Inc | 冷間圧延法と圧延ロール |
| WO1992020471A1 (fr) * | 1991-05-16 | 1992-11-26 | Kawasaki Steel Corporation | Laminoir a six etages |
| US5622073A (en) * | 1991-05-16 | 1997-04-22 | Kawasaki Steel Corporation | Six high rolling mill |
| JPH0839120A (ja) * | 1994-03-18 | 1996-02-13 | Sms Schloeman Siemag Ag | ストリップを圧延するための方法および装置 |
| US6119500A (en) * | 1999-05-20 | 2000-09-19 | Danieli Corporation | Inverse symmetrical variable crown roll and associated method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0688053B2 (ja) | 1994-11-09 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |