JPS62280882A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （産業上の利用分野） この発明は電子写真複写機、同プリンタなど静電的に画
像を形成する画像形成装置に関するものである。

（従来技術と解決すべき課題） 表面に光導電層をそなえた感光体の、該光導電層を一様
かつ特定極性に帯電し、これに適宜の画像信号書き込み
手段で光像を投射して静電潜像を形成し、ついで、これ
に該潜像と反対極性に帯電した微粒状のトナーを静電的
に付与してトナー像を形成したのち、このトナー像に紙
を主とするシート状の転写材を接触ないし近接させると
ともに、該転写材にトナーと反対極性の電荷を印加して
静電的にトナー像を転写材に転写し、ざらにこの転写材
を定着部位に持ち来たして、圧力あるいは熱と圧力をこ
れに加えてトナー像を転写材に定着固定するように構成
した画像形成装置は従来から広範に実用されている。

このような画像形成装置はトナー像を静電的に転写材に
担持させているために転写後にも相当量のトナーが感光
体表面に残り（転写率は８ｏないし９０％程度）、画像
濃度が低くなることを免れなかった。また静電的にトナ
ーを８動するためにトナーの飛散を完全に阻止すること
が困難で、このため画像の鮮明さを損なったり、装置内
各部を汚損するおそれがあった。

このような欠点を回避するために、たとえば、特開昭５
５−１３４８７２号公報あるいは米国特許第４１９５９
２７号明細書などにみるように、圧力を用いた転写手段
がｔ思案されている。

また、米国特許第３０１３８７８号明細書、同第３６６
９７０６号明細書などにみるように、感光体に形成した
潜像を顕像化し、これをシリコンゴム層を有する中間転
写体に転写したのち、この転写像を熱及び圧力を加える
ことによって転写材転写する様な物が提案されている。

上述構成例の装置においては、中間転写材上の転写像先
端が転写材先端と同期して同時に加圧体のニップ上に来
る必要がある。従来の装置においては、加圧体とのニッ
プ部に中間転写材上の転写像先端が来た時、転写像後端
部に当る感光体表面の顕像は、まだ中間転写材に転写し
ている途中であり、転写材が加圧体と中間転写材とのニ
ップ間に入る時のショックや、駆動装置の負荷変化によ
る回転のムラ等により、感光体とのニップ部にある顕像
がずれを起こし、転写材上の画質が著しく低下するとい
った欠点があった。

（課題を解決する技術手段とその作用）上記の目的を達
成する為に本発明においては、転写材の送給方向長さく
中間転写材の感光体と加圧体との圧接部間表面周長〉の
関係が成立する様、装置を構成する事を特徴とする。こ
の様に構成することによって、加圧部に転写紙が入る際
、機械的負荷が変動しても転写顕像は乱れる事なく、高
品位な画像を得る事が可能となった。

（実施例の説明） 第１図は本発明の実施例を示す画像形成装置の概略側面
図であって、表面に光導電層をもうけた感光体１は、不
図示の駆動源によって矢印へ方向に回転する。

符号２は、表面にシリコンゴムなどを成膜した鋼などの
剛性材料で回転円筒状に構成した中間転写体で　その軸
受端部に配したばね（不図示）など適宜の手段で前記感
光体に圧接して従動回転する。

前記中間転写体２には、表面に適宜膜厚の樹脂をコーテ
ィングした剛性材料からなる回転円筒状の加圧体３が圧
接しており、これら両者の圧接力は、前述の感光体と中
間転写体との間のそれよりも犬となっていて、さらにこ
の加圧体内部にはこれを加熱するためのヒータ１２が配
されている。

前記感光体、１の表面にもうけた光導電層としては比較
的耐圧性の大きいアモルファスシリコン、有機半導体を
用いるのが好適であり、さらにその表面に、表面エネル
ギーが３５ダイン／ａｍ以下の物質、たとえはシリコン
樹脂、ふっ素樹脂またはこれらの官能基を有するブロッ
クポリマーなどを直接塗布するか混合して感光層を形成
するのが好適である。このとき形成される表面層の厚み
は２μｍ以下、望ましくは１μｍで、表面粗さは０．５
μｍＲＭＳ以上、望ましくは０．２μｍＲＭＳ程度とす
るのがよい。感光体の芯金はアル警−７−／、［］］Δ
／＼３ヨΔ本六声Ｌ−’ｄ＋首り！、沁ト士チψ１づつ
形成し、その肉厚は中間転写体との接触圧に充分耐えら
れるようにする。

中間転写体２は鋼などの剛性材料からなる芯金の表面に
シリコンゴムあるいはウレタンゴムなどの樹脂を、圧接
時の圧力によって適宜に定めるものとする。

加圧体３は、中空鋼性の芯金上にテフロン、シリコンな
ど耐圧縮性、耐熱性にすぐれた樹脂を、前記中間転写体
との接触圧力に応じて適宜に定めるものとする。

さらに、前記加圧体の内部に内装した熱源としては、ハ
ロゲンランプ、面状発熱体など適宜のものを使用でき、
不図示の制御手段によって加圧体の表面温度が一定に維
持されるようになっている。

前記感光体１の周縁にはよく知られているように、光導
電層を一様に帯電させるための一次帯電器５、この帯電
面に画像情報をあたえて静電潜像形成を形成させるため
の露光部６、該潜像を顕像化するためにトナーを供給す
る現像器７、転写後感光体表面に残る残留トナーを除去
するクリーニング器４、残留電荷を除去するイレーズラ
ンプ４ｂ、除電−１Ｆ電器４ａなどが配設されている。

このような構成の画像形成手段は従来から周知であるの
で詳述はしないが、現像器７の位置で形成されたトナー
像は感光体１の回転にともなって中間転写体２との圧接
ニップ部Ｎ１に至る。この位置で感光体上のトナー像は
中間転写体に圧力転写される。

このようにして中間転写体に転移したトナー像は、該転
写体の回転にともなって、加圧体３との圧接ニップ部Ｎ
２に至る。このとき、ニップ部Ｎ１よりニップ部Ｎ２ま
での中間転写体回転方向表面周長を１２とする。

一方、カセットなどのリザーバ９から取り出されて搬送
路１３に送圧された送り方向長さＩＬｌの転写紙１４は
一旦レジストローラ１０の位置で待機し、ついで中間転
写体上を進行するトナー像とタイミングを合せてニップ
部Ｎ２においてトナー像に接触し、圧力と熱の作用でト
ナー像を受容したのち、排出ローラ１１を経て装置外に
排出される。

上述装置において、λ１　＜Ｊ１２の関係が構成されて
いる。また、感光体１表面に形成される画像は、転写紙
１４に写される為、画像長さは℃１以下に制約される。

上記条件において、中間転写体２に転写された画像先端
が圧接ニップ部Ｎ２にて転写紙１４と接する際、画像後
端は圧接ニップ部Ｎ、を過ぎていることになり、転写紙
１４が圧接ニップ部Ｎ２に入る際、負荷変動により駆動
側である感光体１と受動である中間転写体２との間にス
リップ、振動等が生じても、転写された画像に影響は生
じない。

（効　　果） 本発明は以上の様な構成を用いている為、連続転写時に
おいても安定して高品位な画像を得る事が可能となった
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例たる画像形成装置の構成を示す
概略側面図、 １−ｍ−感光体 ２．２０−−一中間転写体 ３−ｍ−加圧体 Ｎ、、Ｎ２−−−ニップ部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 感光体と、これに圧接する中間転写体と、該中間転写体
   に圧接する加圧体とを有し、感光体表面に形成した静電
   潜像を現像して可視画像とし、この画像を前記中間転写
   体に圧力転写し、さらにこの転写された画像を、該中間
   転写体と前記加圧体間を通過する転写材に転写させるよ
   うにした画像形成装置において、 前記転写材の送給方向長さより、前記中間転写体と前記
   感光体との圧接部から前記加圧体と前記中間転写体との
   圧接部までの前記中間転写体回転方向表面周長が長いこ
   とを特徴とする画像形成装置。