JPS62275497A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （産業上の利用分野） 本発明は脱水機能を具備する洗濯機に関するものである
。

（従来の技術） 従来、洗濯機における脱水方式としては遠心脱水方式が
広く知られているが、このような方式にあっては多数の
孔を有する回転槽が必要で、又脱水動作時における振動
、騒音が問題になっているものであった。

然るに、本出願人にあっては、回転槽を使用せず振動、
騒音上の問題を解消できる脱水方式の開発を進めている
。この脱水方式は、伸縮部及び該伸縮部の下部に設けた
押圧部よりなる圧力応動体を備え、この圧力応動体の伸
縮部上端側を支持して該圧力応動体により洗濯槽の開口
部を閉塞し、上記洗濯槽内を減圧して該槽内の負圧化に
より押圧部を下動させ、この押圧部により洗濯物を押圧
圧縮して水分を絞り出す方式であり、この方式によれば
、回転槽を省略でき、この槽の回転に伴う振動、騒音上
の問題がな（なり、又防振構造を採用する必要もない。

（発明が解決しようとする問題点） ところで、このような脱水方式を洗濯機において実用化
する場合、下記のような問題が発生する。

即ち、洗濯槽内は圧力応動体により密閉されておリ、こ
の密閉空間内に給水を行なうと、該空間内の圧力は水位
の上昇に伴って高まり、給水作業に大きな弊害を招き、
又圧力変化による水位検知方式を採用することができな
い等の問題も発生するものである。

然るに本発明は給水時における問題を解消し、この種脱
水方式の実用化を容易に計れるようにしたものである。

（問題点を解決するための手段〕 洗濯槽への給水時、洗濯槽内の水位上昇に伴って開放動
作する排気弁を設ける。

（作用） 給水により洗濯槽内の水位が上昇し、洗濯槽内の圧力が
高まると、排気弁が開放動作して洗濯槽内を大気に開放
させることになる。従って、給水ホースの接続部におい
て水洩れが生じる等の弊害を招くことなく給水作業を行
なえ、又圧力変化による水位検知方式を採用することも
できることになる。

（実施例） 以下図面に示した本発明の実施例について詳細に説明す
る。

１は洗濯機外枠、２は上部開口の洗濯槽で、その底部ｆ
こ排出口３を形成し、側壁上部に給水口４及びこの上方
位置にて排気口５を夫々形成する。

６は洗濯槽２の内底部に配置したパルセータ、７はパル
セータ駆動用のモータである。

８は洗濯槽２の排出口３と排水路９との間に介設した水
循環式減圧装置で、ベンチュリー管部１１を有する循環
路ＩＯ１該循環路１０中に介挿したポンプ１２、ベンチ
ュリー管部ｌｌ内に臨むノズル１３及び排出弁１４より
なり、上記ノズル１３は洗濯槽２の排出口３を接続する
と共に、上記排出弁１４は循環路１０の最高位部と排水
路９間に介挿し、又循環路１０の最低位部を排水弁１５
を介して排水路９に接続する。１６は洗濯槽２の給水口
４と循環路１０間を接続しかつ途中に給水弁１７を介挿
した給水路、１８は循環路１０と水道の蛇口等とを接続
する今一つの給水路で、給水弁１９を介挿する。２０は
洗濯槽２の排気口５に接続した排気路で、排気弁２１を
介挿しており、この排気弁２１は逆止弁構造をなし、洗
濯槽２内の水位上昇即ち圧力上昇に伴って開放動作する
。

２２は洗濯機外枠ｌに軸２３を以って回動かつ開閉自在
に枢支した蓋、２４は蛇腹状の伸縮部２５とこの下部に
設けた押圧部２６とよりなる圧力応動体で、その伸縮部
２５の上端部を蓋２２の内面に取着し該蓋２２ｉこ支持
される。上記圧力応動体２４の伸縮部２５の上端部はバ
ッキングを兼ね、洗濯槽２の上端と蓋２２の内面間に挟
着されこの間を密閉する。而して、上記圧力応動体２４
は、洗濯槽２と蓋２２とにより形成される内部空間を上
下に仕切り、検測空間２７と蓋側空間２８とを形成する
。

２９は蓋２２に一体に形成した通路３０及び連絡路３１
を介して蓋側空間２８ｔこ連通する真空ポンプ、３２は
連絡路３１より分岐して設けた通気路で、通気弁３３を
介挿する。３４は蓋２２を閉状態にロックするクランプ
装置である。

尚、上記排出弁１４、排水弁１５、給水弁１７．１９及
び通気弁３２は電磁弁よりなる。

上記の構成において、洗濯槽２内に洗濯物及び洗剤を投
入し、蓋２２を閉じた状態で運転を開始する。この時、
圧力応動体２４の押圧部２６は上方位置に保持されてい
る。

先ず、給水弁１７．１９を開放することにより給水動作
を行ない、水道より供給された水は給水路１８、循環路
１０及び給水路１６を経て給水口４から洗濯槽２内に給
水される。すると、洗濯槽２内の水位が上昇すると共に
、該槽２内の余分な空気は排気弁２１を押し開き、排気
路２０より排出することになり、従って検測空間２７の
内部圧力が高まり、給水動作に弊害を及ぼすようなこと
がない。

そして、洗濯槽２内の水位が所定水位まで達すると、水
位スイッチ（図示せず）により検知して給水弁１７．１
９を閉じ、給水動作を停止する。

この状態（第１図示）で、モータ７を駆動してパルセー
タ６を回転させ、このパルセータ６の攪拌作用により従
来のｅＩＣ濯機と同様に洗濯作業を実行する。尚、すす
ぎ時においても、上述と同様に行なうものである。

洗濯（すすぎ）が終了すると、排出弁１４を開きポンプ
１２を運転することにより洗濯槽２内の水、さらには空
気を吸い出し、排出弁１４から排水路９を経て機外に排
出する一方、通気弁３３を開いて通気路３２、連絡路３
１及び通路３ｏを介して蓋側空間２８内に外気を流入さ
せることにより、排水動作、これに引き続いて脱水動作
を行なうことになる。脱水動作は、洗濯槽２内の空気が
吸い出され内部の負圧化が進むこと１こ伴って押圧部２
６が下動し、最終的に洗濯物な押圧圧縮して該洗濯物よ
り水分を絞り出すことにより行なわれる（第２図示の状
態）。

脱水が終了すると、ポンプ１２の運転を停止し、排水弁
１５及び給水弁Ｉ７を開くことにより循環路１０及び給
水路１６内の残水を排水路９を経て機外に排出する一方
、通気弁３区を閉じて真空ポンプ２９を運転することに
より蓋側空間２８内の空気を吸い出し減圧する。すると
、蓋側空間２８内の負圧化が進み、これに伴って圧力応
動体２４の押圧部２６が上動し、元の上方位置に復帰す
る。

而して、この時点で真空ポンプ２９を停止し、通気弁３
８を閉じたままにすれば、蓋側空間２８内に空気が流入
せず、従って圧力応動体２４の押圧部２６は上方位置に
保持されることになる。

上述の如（、本実施例にあっては圧力応動体２４の押圧
部２６に加わる大気圧を利用して洗濯物な押圧圧縮する
ことにより脱水することができ、遠心脱水方式における
回転槽を省略し、この槽による種々の問題を解消できる
ことになる。又、給水時において洗濯槽２内の空気を排
出しなから該槽２内に給水する為、洗濯槽２内の圧力の
高まりがなく、給水作業において水洩れ等の弊害を生じ
ることがな（なり、しかも水位変化を圧力変化に変え、
圧力変化によって水位を検知する水位検知方式を採用す
ることもできる。

（発明の効果〕 以上の如く本発明によれば、回転槽を使用せず、脱水で
きることは勿論、給水時における問題を解消し、しかも
水位検知方式に特に制限を受けることもすくすり、この
種脱水方式の実用化を容易に計ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施何番こおける洗濯機の構造を示す
縦断面構成図、第２図は同上脱水動作状態を説明するた
めの縦断面構成図である。 ２：洗濯槽、８：水循環式減圧装置、Ｉ６：給水路、１
７：給水弁、１８：給水路、１９：給水弁、２１：排気
弁。 代理人　弁理士　杉　山　毅　至（他１名）第　１　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、伸縮部及びこの下部に設けた押圧部よりなる圧力応
   動体を備え、この圧力応動体の伸縮部上端側を支持して
   該圧力応動体により洗濯槽内を密閉し、脱水時に上記洗
   濯槽内を減圧して該槽内の負圧化により圧力応動体の押
   圧部を下動させ、この押圧部により洗濯物を押圧圧縮す
   る洗濯機において、上記洗濯槽内への給水を行なう給水
   手段を備える一方、給水による洗濯槽内の水位上昇に伴
   って開放動作する排気弁を設けたことを特徴とする洗濯
   機。