JPS62274092A - 帯状体へのメツキ方法およびメツキ装置 - Google Patents

帯状体へのメツキ方法およびメツキ装置

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JPS62274092A
JPS62274092A JP11702086A JP11702086A JPS62274092A JP S62274092 A JPS62274092 A JP S62274092A JP 11702086 A JP11702086 A JP 11702086A JP 11702086 A JP11702086 A JP 11702086A JP S62274092 A JPS62274092 A JP S62274092A
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JP
Japan
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plating
plated
strip
plating solution
nozzle
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JP11702086A
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English (en)
Inventor
Koichi Kayane
茅根 浩一
Hiromichi Yoshida
博通 吉田
Shigeo Hagitani
萩谷 重男
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 「産業上の利用分野コ 本発明は、各種金属条へのメッキとくにストライブメッ
キを行なう場合に有用な改良されたメッキ方法ならびに
装置に関するものである。
[従来の技術と問題点] 近年、例えばトランジスタやICなどのリードフレーム
材として、基材となるところは通常の金属あるいは合金
をもって構成し、接点その他高品質の素材が要求される
部分にのみ、ストライプ状(あるいはスポット状)に金
、銀、その他の貴金属等をメッキすることにより、これ
ら高価な貴金属類を必要最少限の使用にとどめ、可能な
限り原価低減を図りつつ、高性能保持につとめる手段が
とられつつある。
これをストライプメッキに例をとって説明する。
従来電気化学メッキ方法によりストライプメッキをする
には、大別して二つの方法がとられてきた。
その−は、帯状金属条体のストライプメッキ面のみを残
し、他の表面をすべてマスキングし、このようなマスキ
ング条体をメッキ液中に全面浸漬走行せしめることによ
り非マスキング部分にストライプ状のメッキを行なう全
面浸漬法がそれであり、他の−は、条体を水平状態(場
合により垂直状態〉に走行させその片面にのみ必要なマ
スキングを施し、メッキ液を条体のマスキングされた片
面にノズルより噴射せしめて当該片面のみをメッキする
噴流方式がそれである。
しかし、前記全面浸漬法では、被メッキ面全体をマスキ
ングするため使用するマスキングテープの吊が多くなる
ことは避けられず、高価となるところから、今日の激し
い市場競争時代にはなじみ難い方法となりつつある。
一方、噴流方式は、メッキ液が片面のみに噴出されると
ころから、マスキングテープの使用は片側だけでよいと
いう利点があるが、噴流によるメッキ液の噴射であるか
ら、メッキ液の撹拌ムラは避けられず、そのためのメッ
キの不均一ということが問題となりがちであった。
近年にいたり、エレクトロニクス製品分野での開発競争
はとみに激しさを増し、製品の原価低減への要請がます
ますきびしくなる一方、安価にして品質のすぐれた製品
への指向が一段と高まりつつある。このようなことから
、前記ストライプメッキにしても、従来は、一本の条体
に一本程度のストライプという例が多かったが、最近に
なり例えばミニトランジスター用リードフレームなどに
J−3けるように、一本の条体に1#1111巾のスト
ライプが101rIIr1はどの間隔をもって数本も形
成されているような製品の要望がなされるようになった
このように一つの条体に多数本のストライプメッキを行
なう場合、前記噴流方式によったのでは、条体の中央付
近と端の方とでのメッキ液の撹拌には当然のことながら
差が生じ、すべてのストライプを均一にメッキすること
は非常に困難になる一方、そのマスキングにも手間と費
用とがかかることとなり、より簡易にして高い品質のメ
ッキを可能とする方法およびそのための装置の出現を望
む声が高かった。
[発明の目的] 本発明は、上記のような実情にかんがみてなされたもの
であり、メッキ液の撹拌が全体にわたり均一化され、し
かも高速の撹拌を可能とするところから、多条のストラ
イプメッキをいずれも均一かつ高速にメッキすることが
でき、しかもマスキング処理については必要最少限なも
のにとどめ得る帯状体へのメッキ方法およびそのための
メッキ装置を提供しようとするものである。
[発明の概要] すなわち、本発明の要旨とするところは、帯状体にメッ
キするに際し、当該帯状体を長手方向に移動せしめ、そ
の移動方向に沿ってメッキ液を噴出流動せしめるメッキ
方法ならびにそのようなメッキを可能にすべく被メッキ
帯状体を走行移動せしめる搬送装置と、当該搬送装置と
共働して被メッキ材を挟持し当該挟持面に前記被メッキ
材の移動方向にメッキ液を噴出流動けしめるように構成
されたメッキ槽を有するメッキ装置にあり、それにより
帯状体の被メッキ面におけるメッキ液の撹拌を均一化せ
しめかつ陰極うす層を最少限に抑制して、高品質のメッ
キを高速に実現可能とするとともにマスキングテープの
使用をも必要最少限にとどめ得るようにしたものである
[実施例] 以下に実施例に基いて順次説明する。
第1図は本発明に係るメッキ装置の一実施例を示す説明
図であり、第2図は第1図のA−A’断面図である。
図において、3は被メッキ帯状体であり、前後に前処理
工程ないし後処理工程があるが図示は省略した。また、
第1図矢印方向に帯状体を巻取るための巻取装置がある
が、これも省略した。
帯状体3の上には、当該帯状体3を前記巻取装置と同調
して矢印走行方向に移動せしめ得る無端ベルトよりなる
搬送装置1が配置されており、ガイドロール2が矢印方
向に回転されることで無端ベルトが矢印方向に回転し、
前記帯状体3を第1図中矢印方向に移送するように構成
されている。
一方、前記搬送装置1と相対向し、前記帯状体3を前記
搬送装置1と共働して挟持する位置には、パツキン7を
介してメッキ槽6が配置されている。
しかしてこのメッキ槽6の前記被メッキ帯状体3側は開
放口に形成され、当該メッキ槽6にメッキ液11が満た
されることで、当該メッキ液11が帯状体のメッキ面1
0.10に接するように構成されている。なお、本実施
例の被メッキ面10.10は前記したいわゆるストライ
ブメッキ面であって、第2図の断面図によってわかるよ
うに、非メッキ面にはマスキングテープ12.12が貼
りイ」けられてストライブ面10の区画を規制している
図において8はストライブメッキのための陽極板である
。さて、上記のように構成される本発明に係るメッキ装
置を用いてメッキする場合についてつぎに説明する。
被メッキ帯状体3は第1図矢印方向に走行移動されるが
、それに呼応してメッキ液循環ポンプ9が動作し、メッ
キ液はポンプ9から第1図中矢印方向に押し出され、メ
ッキ液供給のための噴出ノズル4よりメッキ槽6内に噴
出される一方、当該噴出ノズル4の反対側には当該メッ
キ液11を回収する吸引ノズル5があって、前記ポンプ
9の作用によりメッキ液11を吸引回収するように構成
されている。このように吸引回収されたメッキ液は、こ
れらの図にはとくに示してないがメッキ液清浄装置によ
り清浄化され新鮮メッキ液となってポンプ9へと循環さ
れる。
本発明に係るメッキ装置は上記のような構成よりなるか
ら、メッキ槽6内においてメッキ液11はつねに被メッ
キ面10.10の移動方向に追随して同じ方向に流動さ
れ、しかも移動方向の始端側からはつねに清浄化された
新鮮なメッキ液が強制的に噴射送り込まれ、終端側から
は疲れたメッキ液が積博的に吸引除去される。
本実施例においては、噴射ノズルないし吸引ノズルはそ
れぞれ1本づつ設けられた例が示されているが、メッキ
すべき帯状体の巾すなわち被メッキ範囲の巾が広くなれ
ば、それぞれのノズルを複数本とすることは容易である
。かくして、メッキ槽6内におけるメッキ液11の流動
ないし撹拌を、被メッキ材のメッキ面に対して同一条件
に調整することが容易であって、それによってメッキす
べき帯状体のメッキ条件を均一化し、例えば複数本のス
トライプメッキを有するリードフレームの各ストライプ
のメッキ層をいずれも均一なものとすることかできるの
である。
しかも、前記したように、メッキ槽6内では清浄なメッ
キ液が一定方向から流入され他方からは吸引除去される
から、メッキの際に発生したガス(水素イオン)を速や
かに吸引除去し、いわゆる陰極拡散層の生成を最少限と
して、高効率の高速メッキを可能ならしめるものである
一方、非メッキ部のマスキングという面からみた場合、
被メッキ材がメッキ液と接する範囲がメッキ槽の開放部
分だけというきわめて限定的範囲となり、前記全面浸漬
法とは比ぶべくもなく、ざらには噴流方式においても噴
流飛散を考慮し相当広範囲のマスキングを要したことに
比較して、本発明の場合パツキン7により限定される範
囲内のマスキングで済むことから、マスキングテープを
大巾に節約できるという長所をも有し、消耗品であるマ
スキングテープの節約がもたらす原価低減効果は予想以
上に大きなものがあるのである。
なお、上記実施例は被メッキ材3が水平移動される場合
を例示したが、かかる水平移動に限る必要はなく、上下
方向に垂直移動をする構成であってもなlvら差支えは
ない。
第3図は、本発明に係るメッキ装置の別な実施例を示す
ものであり、第4図は第3図のB−8’断面図を示すも
のでおって、前記第1および2図と同一符号は同一構成
を示すものである。
本実施例のもっとも特徴とするところは、メッキ槽61
そのものを外方に開口を有する断面はぼ口字状の溝から
なる無端ベルト状に構成し、これを刀イドロール2′に
より搬送装置1の無端ベルト1と同調回転できるように
したことである。このようなメッキ槽61を例えばゴム
等をもって構成すれば、前記第1および2図の実施例に
おけるパツキン7を省略することも可能となるという副
次効果をも有する。なお、第4図中13は陽極でありガ
イドロール2′ と電気的に接続するような構成とする
ことも可能なものである。
以上、本発明についての2様の実施例に基き、具体的説
明をしたが、いうまでもなくこれらは具体例としての意
味を有するものであって、構成上の限定を意味するもの
ではなく、本発明の技術的思想の範囲内において種々な
る設計変更の可能なことは勿論である。
「発明の効果] 以上の通り、本発明に係るメッキ方法ならびに装置によ
れば、メッキ液の流動撹拌方向をすべてのメッキ面に対
して均質かつ一定なものとすることが可能となるから、
メッキ層それぞれをつねに均質かつ安定した高品質なも
のに維持することができ、需要者側よりの高精度、高品
質化指向に十分に応え得る製品を提供できるばかりでな
く、消耗品であるマスキングテープの原価低減という隘
路に対して当該マスキングテープの使用量を大巾低減u
しめ得るという突破口をつくった意義は大きく、製品の
原価低減と高品質化という二つの課題点を一気に解決で
きることとなった本発明の効用は、けだし高く評価ざる
べきものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るメッキ装置の一実施例を示す説明
図、第2図は第1図のA−A’断面図、第3図は本発明
に係るメッキ装置の別な実施例を示す説明図、第4図は
第3図のB−B’断面図である。 1・・・搬送装置、 3・・・被メッキ体(帯状体)、 4・・・噴出ノズル、 5・・・吸引ノズル、 6.61・・・メッキ槽、 8.13・・・陽極、 10・・・被メッキ面、 11・・・メッキ液、 12・・・マスキングテープ。 代理人  弁理士  佐 藤 不二雄 才 tEJ 73 国 f 4 国

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被メッキ帯状体を長手方向に移動せしめ、これに
    メッキするメッキ液に前記被メッキ材の移動方向と同方
    向の流速を与えつつメッキする帯状体へのメッキ方法。
  2. (2)メッキ槽のメッキ液が被メッキ材と接触するメッ
    キ槽の開放側に相対向し、当該被メッキ材をメッキ槽と
    共働して挟持する位置に被メッキ材を走行移動せしめる
    搬送装置を配置し、前記メッキ槽の一側には前記被メッ
    キ材の走行方向に向ってメッキ液を噴出する噴出ノズル
    を、他側には当該メッキ液を吸引する吸引ノズルを設け
    てなるメッキ装置。
  3. (3)メッキ槽それ自体は、メッキ液が被メッキ材と接
    触する側が開放状態にありそれ自体の断面がほぼコ字状
    よりなっていて被メッキ材と共にこれに追随回転可能な
    無端ベルト状に構成され、前記コ字状無端ベルトのコ字
    状溝内の一側には被メッキ材の移動方向に向ってメッキ
    液を噴出する噴出ノズルが、他側には同溝内からメッキ
    液を吸引する吸引ノズルが配置され、これら両ノズルの
    間には、メッキ槽と共働して被メッキ材を挟持する位置
    に被メッキ材を移動せしめる搬送装置が設けられてなる
    メッキ装置。
  4. (4)被メッキ材を走行移動せしめる搬送装置が無端ベ
    ルトよりなっている特許請求の範囲第2または3項記載
    のメッキ装置。
  5. (5)被メッキ材を移動せしめる方向が垂直上下方向で
    ある特許請求の範囲第2から4項のいずれかに記載のメ
    ッキ装置。
  6. (6)被メッキ材を移動せしめる方向が水平方向である
    特許請求の範囲第2から4項のいずれかに記載のメッキ
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02153089A (ja) * 1988-12-02 1990-06-12 Hitachi Cable Ltd ストライプめっき条の製造方法および装置
JP2009074126A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Dowa Metaltech Kk めっき方法およびその装置

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