JPS62271681A - 電動ドライバ用スイツチ機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （発明の利用分野） 本発明は電動ドライバ等のように、外郭表面にスイッチ
の操作子を有する電動ドライバのスイッチ機構に関する
ものである。

（発明の背景） 従来、この稀の電動ドライバ用スイッチ機構の操作子ｉ
ｔ、円周上の一ケ所に固定されておリ、その操作子を楽
に、かつ的確に操作するためには、電動ドライバの向き
を、操作する作業者の向きに対して、はぼ一定に保つ必
要がある。ところが電動ドライバの作業では、作業性向
上の目的で弾性部品等で吊り下げて使用する場合が多い
。この場合は、特に電動ドライバの向きが一定しないた
め、前記の理由で作業者は電動ドライバの向ミに注意深
く握る必要があり、そのために腕、及び手を不自然に曲
げたり、握り直しを行なう状態が生じ、さらには操作が
わずられしく、その上能率が上らず疲労度も多いといっ
た欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記した欠点を無くし、この種の電動
ドライバの操作性を著しく向上させることである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、光ファイバーとシャッターの組み合せの簡便
性・融通性に着目し、本体の軸とほぼ同軸のリング状の
操作子にリング状（ワッシャ状）のシャッターを取り付
け、複数の相対する光ファイバーをリング状（ワッシャ
状）のシャッターの外周円と内周円のほぼ中間に均等か
つ円形状にシャッターをはさむ様に位置せしむることに
より、リング状の操作子をどの方向から操作しても、同
じような開閉機能を発揮するように工夫したものである
。

（発明の実施例） 以下に本発明を第１図及び第２図に示す実施例に基づい
て詳細に説明する。

第１図において１は電動ドライバ本体の外郭、２は駆動
電動機、３は変速機構、４はトグル機構、５はトグルス
プリング、６はドライバビットであり電動ドライバの主
体を構成している。７は発光ダイオード、８は発光ダイ
オード側光ファイバー、９はリング状（ワッシャ状）シ
ャッターを取り付けたリング状の操作子、１０は受光素
子側光ファイバー、１１は下部光ファイバー、１２は受
光素子、１３．１４．１５は光ファイバーを適切に支持
するための光フアイバー支持プレート、１６は前記シャ
ッター付操作子９を本体軸心とほぼ同軸に支持する弾性
体等で作られた操作子ホルダ、１７はトグル機構の作動
と連動して上下し、作動時に光を遮断するようになフて
いるトグルシャッターである。１８は前記発光ダイオー
ド７、受光素子１２、および制御回路、コネクタ等を搭
載したプリント基板であり、１９はコネクタ、２０は電
源装置である。

次に本実施例についてその動作を説明する。

電源を投入すると、発光ダイオード７が発光し、発光ダ
イオード側光ファイバー８を経由して光は操作子９に取
り付けられているリング状（ワッシャ状）のシャッタ一
部分に達するが、シャッターにより遮られ、下部光ファ
イバー１１に光は導かれず、受光素子１２に光が到達し
ない。この状態のままでは制御回路はオフ状態となって
おり、駆動電動機２には電流が流れず、電動ドライバは
始動しない。操作子９を指先等で押し変位させると、シ
ャッターは本体軸心からずれ、円形状に対向して配置さ
れている複数本のファイバーの一部分においてシャッタ
ーが開いた状態となり、発光ダイオード側光ファイバー
８から出た光が下部光ファイバー１１に導かれ、さらに
受光素子側光ファイバー１０を経由して受光素子１２に
到達し、受光素子１２に電流が流れ制御回路はオン状態
となり、駆動電動機２に電流が流れ、電動ドライバが始
動する。

ねじの締め付けが進行し、トグル機構４が作動すると、
トグルシャッター１７は急速に下降し、下部光ファイバ
ー１１と受光素子側光ファイバー１０との間の光の通路
を遮断するので、受光素子側光ファイバー１０へは光が
導かれず、受光素子１２には光が到達しなくなるので、
受光素子１２の電流が流れなくなり、制御回路をオフ状
態とし、駆動電動機２の電流が遮断され、電動ドライバ
は停止する。

なお、トグル機構４と連動して駆動電動機２の電流を遮
断する必要のない方式の電動ドライバにおいては、トグ
ルシャッター１７を必要とせず、下部光ファイバー１１
と受光素子側光ファイバーを一体化することができる。

（発明の概要） 以上のように本発明は、起動・停止用のスイッチを電動
ドライバ本体の外周部に具備する電動ドライバにおいて
、電動ドライバ本体の軸と直角方向に自在に動き得るよ
うなリング状の操作子と、発光ダイオード、受光素子、
および適当なギャップで分割され対向している光ファイ
バーとで構成される光センサー系を有し、前記リング状
の操作子と連動するシャッタープレートを、光ファイバ
ーの分割された部位に挿入せしめる構造を具備せしめる
ことにより、上記リング状の操作子の操作で、シャッタ
ープレートが変位し、光の信号の開閉を行なうことを特
徴とする電動ドライバ用スイッチ機構である。

（発明の効果） 本発明によれば、本体外郭部にリング状の操作子な設け
、スイッチ操作を全周どの方向からでも容易に操作で診
るようにしたので、操作が容易となる。特に、電動ドラ
イバ等吊り下げて使用する機器においては、大幅な操作
性向上の効果を奏することができる。

また、電動ドライバで、ねじの締め付はトルクを規制す
るためトグル機構を有し、これと連動して駆動電動機の
電流を遮断する方式のものにおいては、トグル機構に簡
単な構造のシャッター（フラグ）を付加するだけでその
機能を実現できるので、構造の単純化・コスト低減の効
果を達成することがで鮒るものである

【図面の簡単な説明】

図面はいずれも本発明よりなる電動ドライバ用スイッチ
機構の実施例を示し、第１図はその縦断面図、第２図は
Ａ−Ａ’断面図である。 ２・・・駆動電動機　　　　７・・・発光ダイオード８
・・・発光ダイオード側光ファイバー９・・・操作子

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　起動・停止用のスイッチを電動ドライバ本体の外周
   部に具備する電動ドライバにおい て、電動ドライバ本体の軸と直角方向に自在に動き得る
   ようなリング状の操作子と、発光ダイオード、受光素子
   、および適当なギャップで分割され対向している光ファ
   イバーとで構成される光センサー系を有し、前記リング
   状の操作子と連動するシャッタープレート を、光ファイバーの分割された部位に挿入せしめる構造
   を具備せしめることにより、上記リング状の操作子の操
   作で、シャッタープレートが変位し、光の信号の開閉を
   行なうことを特徴とする電動ドライバ用スイッチ機構。 ２　起動・停止用のスイッチを電動ドライバ本体の外周
   部に具備する電動ドライバにおい て、電動ドライバ本体の軸と直角方向に自在に動き得る
   ようなリング状の操作子と、発光ダイオード、受光素子
   、および適当なギャップで分割され対向している光ファ
   イバーとで構成される光センサー系を有し、前記の光 センサー系に、もう一つの分割され対向している個所を
   追加し、電動ドライバの締結トルクを規制するトグル機
   構の動きと連動する シャッターをこの個所に挿入することによ り、トグル作動により光の信号の開閉を行なわしめるこ
   とを特徴とする電動ドライバ用スイッチ機構。