JPS6227138Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6227138Y2
JPS6227138Y2 JP1981094207U JP9420781U JPS6227138Y2 JP S6227138 Y2 JPS6227138 Y2 JP S6227138Y2 JP 1981094207 U JP1981094207 U JP 1981094207U JP 9420781 U JP9420781 U JP 9420781U JP S6227138 Y2 JPS6227138 Y2 JP S6227138Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button
leg
button body
fitting
legs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981094207U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS581309U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9420781U priority Critical patent/JPS581309U/ja
Publication of JPS581309U publication Critical patent/JPS581309U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6227138Y2 publication Critical patent/JPS6227138Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、中心部に雌型あるいは雄型の嵌係止
部が形成された釦本体の周方向複数箇所に、止め
座に対する結合用の脚を一体連設してあるスナツ
プ釦に関する。この構成のスナツプ釦は、本出願
人が近時提案したもので、やはり近時提案の止め
座構造に密接不可分に関係している。即ち、従来
では止め座の方に脚を連設してあつたが、止め座
は露見させる関係上薄肉であるので自動打止機
で、基布を挾むようにして止め座を釦本体に打込
んだときの瞬間的な衝撃力のために脚がその付け
根部から折損するおそれが大であつた。そこで露
見しない方の釦本体に脚を一体連設した頭記のス
ナツプ釦では、釦本体の形状とは肉厚などをある
程度自由に調整して、その折損を防止し得る強度
において脚を連設できるのである。一方、止め座
として、扁平な円環状の板金をプレス加工によ
り、脚挿通用の環状の開口を現出する内外一対の
逆ハの字状の抜止め片と脚先端塑性変形用のテー
パー状底板をもつたもの(第5図参照)を提案し
ているが、このような止め座に対して頭記の釦本
体の脚を打込むときは、かなり大きな力をもつて
打込むことにより脚先端に塑性変形を起こさせ、
かつ抜止め片を脚付け根部周面に喰い込ませて止
め座と釦本体との結合を確実、強力化することを
期待したものである。
而して、この喰い込みに関し、喰い込み深さが
大きいと抜止め作用は強い反面、脚付け根部にク
ラツクが入るおそれがあり、また喰い込み深さを
大きくして喰い込み力を大とするには抜止め片
を、脚打込みに伴い、その自由状態から一旦大き
く変位させその後の復元力を大とする必要がある
が、そのような変位を現出するとなれば脚の強度
や形状が特別なものでなければならないのに、そ
のようには工夫されてなかつたため喰い込み不足
による不測の抜け出しをひき起こし、上記のよう
な結合の確実、強力化も万全なものとはいえない
憾みがあつた。
本考案によるスナツプ釦は、このような点にも
留意した結果のものであつて、頭記構成に加え、
その脚の付け根部に、この脚と釦本体とに亘る状
態の補強リブを一体連設してある。
即ち、脚が受ける打込み衝撃力を、前記補強リ
ブにも分担させ、更にそこから釦本体へと分散さ
せるため脚付け根部にクラツクが入ることを確実
に防止できる。しかも、この補強リブをして打込
み時に止め座の抜止め片を変位させる楔様体に兼
用させて、この抜止め片を大きく変位させてのち
の大なる復元力に基づいた十分な喰い込み作用を
得つつ、この喰い込みによつても脚にクラツクを
生じさせずにすむという相乗効果を、補強リブと
いう極く簡単な構成付加のみで一挙に奏するに至
つた。
以下、本考案の実施態様を図面に基づいて説明
する。
第1図、第2図および第3図に示す雄型の釦本
体Aは、中心部に雄の嵌係止部1を有するととも
に周方向等間隔の5箇所に先端尖鋭なピン状の結
合用の脚2を有し、かつ、この脚2の付け根部
に、脚2と釦本体Aとに亘り何れとも一体に連な
る補強リブ3を設けたもので、補強リブ3は脚2
から釦本体Aの中心部に向かう部位において、そ
の中心部に近づくほど本体A側寄りとなるテーパ
ー状のものに構成されてあり、かつ、釦本体全体
が合成樹脂材から一連一体に成形されている。嵌
係止部1遊端周辺の膨出により、雌の嵌係止部1
に対して挿入したときの抜止め部4が形成されて
いる。嵌係止部1外側の周溝5は嵌係止部成形用
の型部材の抜きを容易にするために形成されたも
のである。嵌係止部1の内側には一側方に開口す
る円柱状の空洞6が形成されている。脚2はすべ
て互いに平行であり、嵌係止部1とは反対側に突
出している。この雄型の釦本体Aの直径は11mmで
ある。
第1図、第2図および第4図に示す雌型の釦本
体Aは中心部に雌の嵌係止部1を有するとともに
前述同様の脚2および補強リブ3を周方向等間隔
の5箇所に有し、全体が合成樹脂材から一連一体
に成形されている。嵌係止部1は6つの突部7の
組合せからなり、突部どうし間に切込溝8を形成
する一方、突部7夫々の外側にも溝9を形成して
いる。この雌型の釦本体Aの直径も11mmである。
尚、雄、雌両釦本体A,Aの寸法関係を記すと、
a=3.9mm,b=3.5mm,c=3.6mm,d=4.0mmで
あり、脚2中心線までの半径rは雄型、雌型何れ
も4.4mmである。
第1図、第2図および第5図に示す止め座B
は、上述の雄、雌各釦本体A,Aに適合するもの
で扁平な円環状の板金を素材としてプレス加工し
たもので、脚2の挿通用開口10を形成する内外
2つの環状板状の抜止め片11,12と、それら
に各別に引続く内外2つの筒部13,14と、底
板を構成するテーパー状の環状板部15とを有し
ている。打込みにより開口10から進入した脚2
は底板15に激突して塑性変形しながらテーパー
に沿つて内側へ強制的に曲げられる。打込み時に
内側へ変位された内側の抜止め片11がその復元
力により補強リブ3に喰い込み、強力な抜止めと
なる。この様子を第2図で示してある。又、第1
図、第2図において16は基布である。
尚、図の雄の釦本体Aに対する嵌係止対象は図
の雌の釦本体A以外のものであつてもよいし、逆
に、図の雌の釦本体Aに対する嵌係止対象は図の
雄の釦本体A以外のものであつてもよい。又、
雄、雌何れの釦本体A,Aもその止め座として図
示以外のものを対象とする場合がある。要する
に、釦本体Aに脚2が一体連設され、かつ補強リ
ブ3が設けられておればよいのである。1つの釦
本体Aにおける脚2の数は4本とか6本とか3本
など任意である。釦本体Aの形、大きさ、色など
も任意である。
補強リブ3について別の態様を示すと第7図の
ものは脚2の内外両方に補強リブ3,3を設けた
もの、第8図のものは、補強リブ3,3を全周に
巡らせて設けたもので、この場合の止め座Bの開
口10は放射方向に沿つたものか、或いは単独丸
孔とする。又、嵌係止部1との関係で第9図のよ
うに周溝5を省略するもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るスナツプ釦の実施の態様を
例示し、第1図は打込み前の断面図、第2図は打
込み後、使用状態での断面図、第3図、第4図、
第5図は夫々、第1図における−線、−
線、−線での矢視図、第6図、第7図、第8
図は別態様を示す、斜視図と断面図である。 A……釦本体、1……嵌係止部、2……脚、3
……補強リブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中心部に嵌係止部1が形成された釦本体Aの
    周方向複数箇所に、止め座に対する結合用の脚
    2を一体連設するとともに、前記脚2の付け根
    部に、この脚2と前記釦本体Aとに亘る状態の
    補強リブ3を一体連設してあることを特徴とす
    るスナツプ釦。 前記補強リブ3が前記脚2から釦本体A中心
    部に向かう部位に設けられている実用新案登録
    請求の範囲第項に記載のスナツプ釦。 前記補強リブ3が前記釦本体A中心部に近づ
    くほど本体A側寄りとなるテーパー状のものに
    構成されている実用新案登録請求の範囲第項
    に記載のスナツプ釦。 前記嵌係止部1が雌型に形成されている実用
    新案登録請求の範囲第項ないし第項の何れ
    かに記載のスナツプ釦。 前記嵌係止部1が雄型に形成されている実用
    新案登録請求の範囲第項ないし第項の何れ
    かに記載のスナツプ釦。 全体が合成樹脂材で一体成形されている実用
    新案登録請求の範囲第項ないし第項の何れ
    かに記載のスナツプ釦。
JP9420781U 1981-06-24 1981-06-24 スナツプ釦 Granted JPS581309U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9420781U JPS581309U (ja) 1981-06-24 1981-06-24 スナツプ釦

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9420781U JPS581309U (ja) 1981-06-24 1981-06-24 スナツプ釦

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS581309U JPS581309U (ja) 1983-01-06
JPS6227138Y2 true JPS6227138Y2 (ja) 1987-07-11

Family

ID=29889142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9420781U Granted JPS581309U (ja) 1981-06-24 1981-06-24 スナツプ釦

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS581309U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0631929Y2 (ja) * 1987-05-25 1994-08-24 吉田工業株式会社 一対のスナップ係止具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5286837A (en) * 1975-11-04 1977-07-19 Textron Inc Snap fastener unit

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS466573Y1 (ja) * 1966-06-06 1971-03-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5286837A (en) * 1975-11-04 1977-07-19 Textron Inc Snap fastener unit

Also Published As

Publication number Publication date
JPS581309U (ja) 1983-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8033578B2 (en) Coupling between two bodies
US4311421A (en) Fastener
US4375342A (en) Two-piece plastic fastener
US4358080A (en) Fastener clip for detachably securing functional components to threaded pins fixed to a support plate
US1354549A (en) Dowel-pin
EP0110350A1 (en) Snap-fit button assembly
JPH026923B2 (ja)
GB2050496A (en) Furniture hinge fitting
JPS6227138Y2 (ja)
JPH0230965Y2 (ja)
JPH04127410U (ja) 結合装置
JPH05302609A (ja) プッシュリベット
JPH0893975A (ja) 食い込み式管継手
US2896285A (en) Button shanks
JPS646469Y2 (ja)
JPH0352418U (ja)
JPS6227701Y2 (ja)
JPH0559063U (ja) ホース内蔵型逆止弁
JPS6114736Y2 (ja)
JPH028088Y2 (ja)
JPS6158714B2 (ja)
JPH07110021A (ja) 留め具
JPH053795Y2 (ja)
JPS6361556B2 (ja)
JPH03121292U (ja)