JPS62270829A - 軸継手 - Google Patents

軸継手

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JPS62270829A
JPS62270829A JP11272386A JP11272386A JPS62270829A JP S62270829 A JPS62270829 A JP S62270829A JP 11272386 A JP11272386 A JP 11272386A JP 11272386 A JP11272386 A JP 11272386A JP S62270829 A JPS62270829 A JP S62270829A
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JP
Japan
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shaft
axis
head
neck
joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP11272386A
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English (en)
Inventor
Naoki Mitsuyanagi
直毅 三柳
Kojiro Ogata
緒方 浩二郎
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機械装置の動力伝達系において、軸継手を介
して接続される2軸間の軸線のずれを許容して接続する
軸継手に関し、特にふれまわりなどの軸線のずれの大き
い2軸間を接続するのに好適なものである。
〔従来の技術〕
機械装置の動力伝達系において、接続するA。
B2軸の軸線を完全に一致させることは望ましいことで
はあるが、装置の構造上、加工上さらには組立上等から
きわめて困難なことである。このため軸線のずれを許容
し得る各種構造のたわみ軸継手が従来から数多く使用さ
れ、軸線のずれによる不具合を解消するとともに費用の
節減が図られてきた。代表的なたわみ軸継手としては、
継手ボルトにゴム、皮等のブツシュを用いその変形を利
用するフランジ形、内歯車と外歯車をかみ合わせ両歯車
の歯面のクラウニング加工量を利用するギヤカップリン
グ、ローラチェーンの各部の遊び、たわみ等を利用する
チェーンカップリング、タイヤ形のゴムなどを使用しそ
のゴムのたわみを利用するゴムカップリング等があるが
、ゴムカップリングを除き構造上いずれも軸線のずれの
許容範囲は軸径の数%以下、また両軸線のなす許容角度
は数度以下ときわめてせまく、外形寸法も大きくなりま
た潤滑を必要とするなど、軸線のずれが大きい例えば振
動を伴う動力伝達系で、外形寸法を小さく、しかも場所
が狭くて作業員が入れずメンテナンスフリーを要求され
る機械装置等には不適である。前記代表的なたわみ相継
手中比較的大きい軸線のずれや、振動吸収などの場合に
使用されるゴムカップリングにおいても、構造上前記各
たわみ軸継手よりさらに外形寸法が大きくなり、その大
きくなる寸法とは反対に許容回転力や許容回転数は約半
減する不具合を有する。前記振動を伴うような動力伝達
系でたわみ軸継手の寸法を小さく。
しかもメンテナンスフリーを要求される機械装置に適す
るものとして、たわみ軸を利用したたわみ軸継手が実用
されており、以下第8図を参照して説明する。図におい
て1は駆動側の軸、2は被駆動側の軸で、軸1,2はた
わみ軸継手3により接続される。たわみ軸継手3は、軸
1の端部が嵌装されるボス3aと軸2の端部が嵌挿され
るボス3bとが、ボス3a、ab間に設けた複数層(図
では3層)の軸1,2より直径の大きい、かつ長さ寸法
の短いねじりコイルはね(以下単にコイルばねという)
3cのたわみ軸で連結される構成になっている。コイル
ばね3゜は各層とも密巻きされたコイル線からなり、隣
り合う層は逆巻きとなっている。(図の場合内層と外層
を右巻きにすると中間層は左巻きにする。)これは正・
逆いずれのトルクも伝達できるようにするためで、正・
逆のトルクの大きさおよびその頻度により決められる。
またコイルばね3cの両端部はそれぞれボス3 a r
3bに接着などにより固設されており、ボス3aは軸1
に、ボス3bは軸2にそれぞれキー4で止められている
。かかる構成のたわみ軸継手において。
軸1のトルクはキー4.ボス3 a yコイルばね3゜
ボス3bおよび軸2側のキー4を介して軸2に伝達され
る。この場合、コイルばね3cは軸1の回転方向によっ
て(図示の場合矢印方向)複数層のうち何層か(図示の
場合内層と外層の2層)が。
引張力を受けてコイルが締められる状態になり。
トルクはこのねじり剛性を利用して伝達される。
回転方向が変り逆トルクが作用する場合も同様で図示の
場合では中間層が引張力を受ける。このトルク伝達時に
おいて、コイルばね3cは前記構成から判るように、ね
じり剛性は大きいが曲げ剛性が比較的小さくたわみ易い
特性を有しているから、軸1の軸線Aと軸2の軸線Bと
の各種のずれ、すなわち軸線A、Bが同一面内で平行で
はあるがずれのある場合(以下平行すれという)、軸線
A。
Bのなす角つまり交角を有する場合(以下角度すれとい
う)、軸線A、Bはほぼ一致しているが軸1.2のいず
れかがふれまわりを起こす場合(以下ふれまわりという
)等が発生していても、前記コイルばね3゜の曲げ剛性
の範囲内で許容し得ることができる。したがってコイル
ばね3cの寸法。
材質、pPJ数等を、伝達トルクの大きさに対応して選
ぶことにより、振動を伴うような動力伝達系で、直径お
よび長さ寸法が小さく、しかもメンテナンスフリーを要
求される取付精度の悪い機械装置に使用することができ
る特徴を有する6 しかし前記第8図を参照して説明したたわみ軸継手にお
いては、両軸11A、8間の許容し得るずれは、伝達ト
ルクに対応したコイルバネ3゜のねじり剛性を確保した
上で1曲げ剛性をできるだけ小さくする寸法、材質等の
組み合わせにより決るから、その組み合わせ上おのずか
ら曲げ剛性もそれほど小さくできず曲げ剛性の減少する
範囲を制限することになり、許容される平行ずれは軸径
の数%、角度ずれは数度が限界で、前記代表的な各種た
わみ軸継手の場合とほぼ同じ値となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記したように従来のたわみ軸継手は、軸線A。
Bを前記ずれの範囲内の精度で取付けなければならず、
その取付精度を確保するための軸取付けの各部の機械加
工が必要となる。また前記許容範囲を超える大きいずれ
や、ふれまわりが発生する機械装置に対しては、前記た
わみ軸継手を直列に連設する方法で対応しているが、こ
の場合には軸1゜2間のねじり角が大きくなり、特に正
逆回転の必要な場合円滑な回転およびトルク伝達を確保
しにくくなるとともに、軸継手部の寸法が大きくなりそ
れだけ大きな取付はスペースを必要とする不具合がある
。一方、従来のたわみ軸継手は、実質的に軸1,2間の
軸方向の相対変位を許容し得ない構造になっているから
、その軸方向の相対変位を許容するためには、軸方向の
相対変位のみ可能なたとえばスプライン、キーなどを利
用した軸継手を別に並設しなければならない。このため
軸1゜2間に前記各種のずれのほか軸方向の相対変位も
発生する機械装置においては、たわみ軸継手と軸方向変
位可能な軸継手構造とを組合わせた構成にするほかなく
、軸継手部は構造が複雑になるだけでなく、寸法はさら
に大きくなりますます取付はスペースを大きくとらざる
を得ない問題点を有する。
他方1両軸間の軸線のずれが大きり、シかも両軸の交角
が自由に変化しても回転力を伝達する軸継手として、従
来から自在軸継手が使用されているが、自在軸継手にお
いても軸方向の変位は、前記たわみ軸継手の場合と同様
にスプライン、キーなどを利用した軸継手を別に設けな
ければならず。
また継手部は給油を要する構造になっており、外形寸法
も大きく前記たわみ軸継手の場合と同様の不具合点を有
する。
本発明は、前記従来技術の問題点を解消するものであっ
て、両軸間の軸線の平行ずれ、角度ずれ等のずれを格段
に大きく許容するとともに軸方向の相対変位をも許容可
能にし、小形で簡単な構造を有し、しかも強度、耐久性
の高い軸継手を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は1回転力を伝達する軸継手を、端部に正多角形
断面部を有する軸部材のその端部に、くびれた首部を有
するとともに、該首部より端部側でかつ該首部に連設さ
せて前記多角形の各面に、軸部材の軸心と前記多角形の
各面の幅の中央点とを結ぶ線上に中心を有し、その中心
から前記多角形の面までの距離を半径にし、かつ多角形
の各面の位置を頂点とする軸部材の@線に沿う円弧状の
曲面が形成されたヘッド部を有する軸と、端部に前記軸
のヘッド部を遊嵌して回転力を伝達する正多角形の穴を
設けた継手部材とから構成することにより、両軸間の軸
線の平行ずれ、角度ずれ等のずれを大きく許容するとと
もに軸方向の相対変位をも許容可能にし、小形で簡単な
構造に形成でき、しかも強度、耐久性の高い継手とする
ことができるようにしたものである。
(作 用〕 前記軸端部の正多角形断面部に、くびれた首部とともに
設けられた多角形の各面に軸線に沿う円弧状の曲面を形
成したヘッド部を、前記継手部材の端面部に設けた正多
角形の穴に僅かな隙間を持たせて嵌合させると、該遊嵌
部におけるヘッド部と継手部材は、正多角形断面のヘッ
ド部の各色と、継手部材の多角形の穴の各面とが当接し
て回転力を伝達し、ヘッド部の各曲面が継手部材の穴の
各面と接触状態のまま、くびれた首部と穴の入口周辺と
干渉するまで自由に傾斜し得ることで両軸間の軸線のず
れを大きく許容することができる。また軸方向の相対変
位については、ヘッド部と穴とがti嵌状態であり、ヘ
ッド部の曲面の頂点が接触している大向の位置から穴の
入口までの間は自由に摺動可能である。従って前記ヘッ
ド部と穴の両者間の作用つまりトルクの伝達、軸心のず
れのある状態での回転、軸方向の相対変位は、おのおの
単独でも、また複合でも容易に可能である。
〔実施例〕
本発明の実施例を6角形断面の場合について第1図ない
し第7図により説明する。図において第8図と同一符号
のものは同一部品を示す。5aはその一端側に軸1の端
部が嵌挿された継手部材(以下ボスという)で、軸1と
トルク伝達用のキー4aで一体に結合され、他端側には
軸線Aと同心に正6角形の穴13aが穿設されている。
5bはボス5aと同様に、一端側に軸2の端部が嵌装さ
れキー4bで一体に結合されたボスで、他端側には軸線
Bと同心に正6角形の穴6bが穿設されている。7は両
端部がボス5a+5bの穴6a+6hに嵌入されている
軸で、第1図に示す実施例においてはボス5a+51.
および軸7により軸継手を構成している。軸7の詳細を
第2図ないし第4図を参照して説明する。第2図は軸7
の端部の斜視図、第3図は軸7のヘッド部および首部の
説明図、第4図は第3図のIV−IV矢視図である。第
2図で示すように軸7の端部にはくびれた首部10と1
首部10の外方に連設されたヘッド部11とが形成され
ている。ヘッド部11は図で示すように、軸線Cと直角
な断面はいずれの断面も正6角形をしており、Dは相対
する面間の最大距離である。ヘッド部11には6角形の
各面13に円弧状の曲面12が形成されているが、ヘッ
ド部11および曲面12はつぎのようにして形成される
。すなわち軸心Pと6角形の各面13の幅の中央点14
とを結ぶ線(本実施例の場合6本ありいずれも軸線Cと
点Qで直交する線)N上められる距離を半径Rとし、 
2  Dの位置を頂点15とする軸線Cに沿う円弧状の
曲面12を作成する60m ことにより形成される。前記式中θ==Σヌて蚕異1玩
嬉1ゐ15で、本実施例では面の数が6であるからθ=
30゜となり半径R=0.433Dになる。そして軸心
Pより半径Rの中心Fz4i’での距!fは−T−D 
(1−cosθ)で求められるから、本実施例の場合は
0.067Dになる。中心F2側についても中心F1の
場合と位置が対称になるだけで同一の方法で円弧状の曲
面12を作成でき、つづいて他の各面13についても同
様に作成してヘッド部11が形成される。ヘッド部11
の端面16の形状は任意の形状でよいが1本実施例では
ヘッド部11の先端を軸線Cと直角に截頭した正6角形
の平面にしている。曲面12の頂点15を有する位置か
ら端面16までの軸線Cに沿う長さLlは、曲面12の
長さができるだけ長くなるように任意にきめられるが、
通常は第3図に示す角度βが60″ないし70″の範囲
になる長さにする。つぎに首部lOは曲面12と接続点
18で滑らかに接続する曲線17で形成されたくびれの
部分である。第3図のF2で示される曲面12の頂点1
5から接続点18までの寸法は、曲面12が角度αで仕
切られる位置で、寸法L2が大きくなるほどくびれは大
きくなり首部10か細くなって強度が低下する。このた
め寸法L2を決める角度αの値は、首部10の強度を確
保するとともに点Qの周りの傾き量をできるだけ大きく
なし得るように1通常40°以下に制限される。
なお本実施例においては軸7の素材を丸材で示したが、
ヘッド部11を形成する多角形と同一の多角形断面を有
する角材を使用してもよく、この場合には端部に正多角
形断面部を削成する手間が省略できる。
前記構成からなる軸7の両端ヘッド部11を、ボス5a
+5bに設けられている正6角形の六6 a +6bに
遊嵌すると、ヘッド部11の各色は穴6 a +6、の
各面と当接して回転するから回転力を伝達することがで
きる。回転力を伝達中に軸1または軸2が軸方向に変位
した場合は、一体に結合されているボス5aまたはボス
5bも変位する。このときヘッド部11は穴6a+6b
にi嵌されているから。
ヘッド部11の各曲面12は相対する六6a+6b内の
各面に対して軸方向にのみ自由に摺動することができ、
軸方向の変位が許容される。許容される軸方向の変位量
は、穴6a+6bの入口8a、8b(通常はボス”a+
5bの端面)から曲面12の頂点15との接触点までの
寸法Sで、穴6aおよび穴6bの深さを深くすることに
より自由に大きくすることができるが1寸法Sを大きく
するとそれだけ軸線A。
8間のずれの量が制限されることになり、該ずれの量と
の関係でおのずから制限を受ける。軸線A。
8間にずれのある場合について第5図および第6図を参
照して説明する。第5図は軸線A、B間に平行ずれ(が
ある場合で、ヘッド部11を穴6a。
6bに嵌入した遊嵌部においては、ヘット部11の各曲
面12は相対する六6n+6bの各面に対して一定の範
囲内で曲面12に沿って自由に傾動することができると
同時に、前記回転力を伝達し、かつ軸方向の変位も許容
し得る状態を保持しているから。
平行ずれのない場合と同様に円滑に回転力を伝達するこ
とができる。ところで上記一定の範囲は、前記穴6aお
よび穴6bの深さと首部10の寸法との関係により決め
られるもので、前記寸法Sが短いほど首部10の寸法を
太くしても、穴6a+6bの入口8a+8bと首部10
の曲線17との干渉が避けられ、反対に寸法Sが長いほ
ど首部10の寸法を細くしなければ上記干渉が避けられ
なくなる。穴6aおよび6bとヘッド部11との接触点
間の水平距離をQ、軸線AまたはBと軸線Cとのなす角
をγとすると、平行ずれの量はε=0・tanγで表わ
され正6角形の場合、実験的にfl=30mmのときε
は約171まで許容できることが確認されており、この
ときのヘッド部11の寸法D=17n+m、寸法S#5
+na+、首部10のくびれの寸法りに対する減少率は
30%である。
したがって平行ずれεの許容範囲をさらに大きくするた
めには、寸法Sを小さくするかまたは首部10を細<6
1反対に許容範囲を小さくする場合は寸法Sを長くする
かまたは首部10を太くすることになる。つぎに第6図
は軸線A、B間に角度ずれがある場合で、ボス5aの軸
線Aと軸7の軸線Cとはほぼ一致し、軸線Cとボス5b
の軸線Bとが角度、δの交角を有している。この場合ヘ
ッド部11を穴6aに嵌入した遊嵌部は第1図における
場合と同様で傾動動作はなく、穴6b側のみが前記平行
ずれεのある場合と同じ動作をする。したがってこの場
合にも角度ずれのない場合と同様に円滑に回転力を伝達
することができる。そして角度ずれの許容範囲は、穴6
aおよび穴6bとヘッド部11との接触点間の水平距離
をQ、軸線Bと軸aCとのなす角をδとすると、tan
δ:□で表わされ、前記実験において角度δの許容範囲
は約30°であることが確認されている。
つぎに前記実施例と比較してさらに軸方向変位の許容量
を増加することのできる他の実施例を第7図により説明
する。図において前記各図と同一の符号は同じ部品を示
す。5’aは前記ボス5aと同様に軸線Aと同心に正6
角形の穴6aが穿設されているが、さらに穴6aの底に
圧縮コイルばね(以下押しばねという)9aを内設する
穴6′8が設けられているボス、同じ<5′bは穴6b
の底に押しばね9bを内設する穴6′bが設けられてい
るボスである。なお、押しばね9a+9bの特性は同一
で、ストロークは寸法S以上になっている。かかる構成
において回転中、軸1または軸2がボス5′3またはボ
ス5′bと一体に軸方向に変位すると、押しばね9a+
9bは変位量に対して同時に同量のストロークで伸長し
、軸7のヘッド部11の六6 a +6、への嵌入量は
、ボス5 ’ a r 5 ’ bのいずれか一方に片
寄ることなく常に同値となる。したがって軸方向の許容
される変位量の寸法Sは、同一の長さであっても前記押
しばね9a+ 9bのない場合に比べて実質的に約2倍
に大きくなったと同じになる。
前記実施例において説明したごとく本発明に係わる軸継
手は、平行ずれ、角度ずれ、軸方向変位等がトルク伝達
をしながら複合して許容されるから、たとえば軸1がふ
れまわりを発生しても軸7を介して前記許容範囲内で軸
2に確実にトルク伝達をすることができる。
なお前記各実施例においては、軸7のヘッド部11を正
6角形の場合について説明したが、他の正多角形たとえ
ば4角形、8角形でもよく、この場合にも6角形の場合
と同様の作用・効果を奏することはもちろんである。ま
た軸継手の各部品の配置について前記実施例においては
、軸7をはさんでその両側にボスDa+5bまたは5 
’ a r 5 ’ bを配置したが、反対に1両側面
に多角形の穴を有するボスを中央に配置し、そのボスを
はさんで両側に多角形の穴に嵌合するヘッド部を形成し
た軸部材を配置してもよく、軸継手を構成する各部品の
配置は任意である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、端部に正多角形断面部を
有する軸部材のその端部にくびれた首部を有するととも
に、該首部より端部側で、かつ該首部に連設させて前記
多角形の各面に、軸部材の軸心と前記多角形の各面の幅
の中央点とを結ぶ線上に中心を有し、その中心から前記
多角形の面までの距離を半径にし、かつ多角形の各面の
位置を頂点とする軸部材の軸線に沿う円弧状の曲面が形
成されたヘット部を有する軸と、端部に前記IPIのヘ
ッド部を遊嵌して回転力を伝達する正多角形の穴を設け
た継手部材とにより構成する軸継手としたから、軸継手
を介して接続される両軸間の平行ずれ、角度ずれ等のず
れを、従来より格段に大きく許容できるとともに軸方向
の相対変位をも許容可能にし、さらにふれまわりにも無
理なく対応することができ、前記両軸の取付精度を低く
しても円滑な回転およびトルク伝達が可能になる。一方
、軸継手は従来のたわみ軸継手等に比べ小形でしかも簡
単な構造になるから1強度および耐久性を高めることが
でき、また小さな取付はスペースで足りるから狭小な場
所でも使用することができるなど実用上顕著な効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の詳細な説明図で、第1図
は軸継手の構成を示す図、第2図は軸継手を構成する軸
の端部斜視図、第3図は第2図の一部断面詳細図、第4
図は第3図のIV−IV矢視図、第5図は軸mA、B間
にずれのある場合の第1の例の説明図、第6図は軸線A
、B間にずれのある場合の第2の例の説明図、第7図は
軸方向変位を増加して許容する場合の例を示す図である
。 第8図は従来のたわみ軸継手の1例を示す図である。 特許出願人  日立建機株式会社 代理人 弁理士  秋 本  正 実 o−A 第5図 a 第6図 qy゛

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転力を伝達する軸継手であって、端部に正多角形
    断面部を有する軸部材のその端部に、くびれた首部を有
    するとともに、該首部より端部側でかつ該首部に連設さ
    せて前記多角形の各面に、軸部材の軸心と前記多角形の
    各面の幅の中央点とを結ぶ線上に中心を有し、その中心
    から前記多角形の面までの距離を半径にし、かつ多角形
    の各面の位置を頂点とする軸部材の軸線に沿う円弧状の
    曲面が形成されたヘッド部を有する軸と、端部に前記軸
    のヘッド部を遊嵌して回転力を伝達する正多角形の穴を
    設けた継手部材とよりなることを特徴とする軸継手。 2、前記軸のヘッド部が遊嵌される前記継手部材に設け
    られた穴内に、一端側を前記ヘッド部端面に当接させた
    圧縮ばねを内設したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の軸継手。
JP11272386A 1986-05-19 1986-05-19 軸継手 Pending JPS62270829A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02109017U (ja) * 1989-02-20 1990-08-30
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JP2011064239A (ja) * 2009-09-16 2011-03-31 Asama Seisakusho:Kk 回転軸の接続構造およびジョイント部材

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