JPS62270824A - 軸方向剛性の高いラジアル制御型磁気軸受 - Google Patents
軸方向剛性の高いラジアル制御型磁気軸受Info
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- JPS62270824A JPS62270824A JP61112388A JP11238886A JPS62270824A JP S62270824 A JPS62270824 A JP S62270824A JP 61112388 A JP61112388 A JP 61112388A JP 11238886 A JP11238886 A JP 11238886A JP S62270824 A JPS62270824 A JP S62270824A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
- F16C32/0406—Magnetic bearings
- F16C32/044—Active magnetic bearings
- F16C32/0459—Details of the magnetic circuit
- F16C32/0461—Details of the magnetic circuit of stationary parts of the magnetic circuit
- F16C32/0465—Details of the magnetic circuit of stationary parts of the magnetic circuit with permanent magnets provided in the magnetic circuit of the electromagnets
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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- F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
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- F16C32/044—Active magnetic bearings
- F16C32/0474—Active magnetic bearings for rotary movement
- F16C32/048—Active magnetic bearings for rotary movement with active support of two degrees of freedom, e.g. radial magnetic bearings
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
[産業上の利用分野]
本発明は、永久磁石の吸引力と電磁コイルの電磁吸引力
との相互作用により、ステータ部に対しロータ部を非接
触で支持する簡素な構造の磁気軸受に関するものである
。
との相互作用により、ステータ部に対しロータ部を非接
触で支持する簡素な構造の磁気軸受に関するものである
。
[従来の技術]
磁気軸受とは回転している物体を支持する力として、磁
気力を利用する軸受である。この磁気軸受は摩擦・疲労
による寿命の制限がないこと、摩擦トルクが極めて小さ
いこと、真空・高温・低温等の特殊な環境に対する適合
性が優れていること等の著しい特色があるために近年盛
んに研究がなされている。そして、この用途としては例
えば遠心分離器、分子ポンプ、ジャイロスコープ、精密
測定器1人工衛星搭載用制御機器等への使用が有望視さ
れている。
気力を利用する軸受である。この磁気軸受は摩擦・疲労
による寿命の制限がないこと、摩擦トルクが極めて小さ
いこと、真空・高温・低温等の特殊な環境に対する適合
性が優れていること等の著しい特色があるために近年盛
んに研究がなされている。そして、この用途としては例
えば遠心分離器、分子ポンプ、ジャイロスコープ、精密
測定器1人工衛星搭載用制御機器等への使用が有望視さ
れている。
例えば、第4図は従来の磁気軸受の一例であり、ステー
タ部1とロータ部2から成り、ステータ部lには永久磁
石3と、4個の電磁コイル4a〜4d(4b、4dは図
示せず)が配置されている。ステータ部lとロータ部2
の間には、永久磁石3による磁束φ!を通過する非変調
ギャップである空隙磁路Glと、永久磁石3の磁束φ1
と電磁コイル4a〜4dの磁束φ2とを混在して通過さ
せる変調ギャップである空隙磁路G2が設けられている
。
タ部1とロータ部2から成り、ステータ部lには永久磁
石3と、4個の電磁コイル4a〜4d(4b、4dは図
示せず)が配置されている。ステータ部lとロータ部2
の間には、永久磁石3による磁束φ!を通過する非変調
ギャップである空隙磁路Glと、永久磁石3の磁束φ1
と電磁コイル4a〜4dの磁束φ2とを混在して通過さ
せる変調ギャップである空隙磁路G2が設けられている
。
この場合に、永久磁石3からの磁束φlはステータ部l
の円環状のヨーク5から、空隙磁路G2、ヨーク5の周
囲に配置されたロータ部2の円環状のヨーク6、更に空
隙磁路C1を通り再びステータ部1側のヨーク7に戻っ
てくるようになっている。ステータ部1の対向する電磁
コイル、例えば電磁コイル4aと4Cは互いに逆方向に
磁界がかけられており、電磁コイル4a、4Cによる点
線で示す磁束φ2は、電磁ヨーク5から変調ギャップで
ある空隙磁路G2を通過してロータ部2側のヨーク6に
達し、ヨーク6を半周して反対側の空隙磁路G2からス
テータ部1に戻り1反対側の電磁コイル4cの鉄心を通
り、更に電磁ヨーク8を半周して元の電磁コイル4aに
戻ってくるようになっている。
の円環状のヨーク5から、空隙磁路G2、ヨーク5の周
囲に配置されたロータ部2の円環状のヨーク6、更に空
隙磁路C1を通り再びステータ部1側のヨーク7に戻っ
てくるようになっている。ステータ部1の対向する電磁
コイル、例えば電磁コイル4aと4Cは互いに逆方向に
磁界がかけられており、電磁コイル4a、4Cによる点
線で示す磁束φ2は、電磁ヨーク5から変調ギャップで
ある空隙磁路G2を通過してロータ部2側のヨーク6に
達し、ヨーク6を半周して反対側の空隙磁路G2からス
テータ部1に戻り1反対側の電磁コイル4cの鉄心を通
り、更に電磁ヨーク8を半周して元の電磁コイル4aに
戻ってくるようになっている。
磁気軸受には、使用々途によって軸方向の剛性を高める
必要がある場合があり、この場合にはこの第4図に示す
磁気軸受は必ずしもその要求を満たすことにはならない
、つまり、電磁コイル4a〜4dの鉄心を挟む2つの電
磁ヨーク5.8のうち軸方向の剛性を高めることに寄与
しているのは、空隙磁路G2を有する電磁ヨーク5のみ
であって、非変調ギャップを含めても2個の空隙磁路だ
けのためである。
必要がある場合があり、この場合にはこの第4図に示す
磁気軸受は必ずしもその要求を満たすことにはならない
、つまり、電磁コイル4a〜4dの鉄心を挟む2つの電
磁ヨーク5.8のうち軸方向の剛性を高めることに寄与
しているのは、空隙磁路G2を有する電磁ヨーク5のみ
であって、非変調ギャップを含めても2個の空隙磁路だ
けのためである。
[発明の目的]
、1 本発明の目的は、従来の磁気軸受に比べて軸方;
向の剛性を約2倍に増大させると共に、容積がそ“れ□
はど大きくならない軸方向剛性の高いラジアル−; 二・′制御型磁気軸受を提供することにある。
向の剛性を約2倍に増大させると共に、容積がそ“れ□
はど大きくならない軸方向剛性の高いラジアル−; 二・′制御型磁気軸受を提供することにある。
[発明の概要]
上述の目的を達成するための本発明の要旨は、両側の第
1、第2の円環状ステータヨークと内側の第3、第4の
円形ステータヨークとを有するステータ部と、該ステー
タ部の4個のステータヨークとそれぞれ対向して4個の
空隙磁路を形成するために両側の第1.第2の円形ロー
タヨークと内側め第3.第4の円形ロータヨークとを有
し、回転軸を中心に回転するロータ部とから成り、前記
ステータ部の第3、第4のステータヨーク間を少なくと
も3個の鉄心で接続し、これらの鉄心にコイルをそれぞ
れ巻回して少なくとも3個の電磁コイルを形成し、少な
くとも前記第1、第3のステータヨーク間と前記第1、
第3のロータヨーク間の何れかに軸方向に着磁した永久
磁石を配置して、永久磁石を配置しないこれらのヨーク
間は磁気的に短絡し、少なくとも前記第2.第4のス・
央−タヨーク間と前記第2、第4のロータヨーク間の何
れかに軸方向に着磁した永久磁石を配置し、:″午、永
久磁石を配置しないこれらのヨーク間は磁気的に短絡し
たことを特徴とする軸方向剛性の高いラジアル制御型磁
気軸受である。
1、第2の円環状ステータヨークと内側の第3、第4の
円形ステータヨークとを有するステータ部と、該ステー
タ部の4個のステータヨークとそれぞれ対向して4個の
空隙磁路を形成するために両側の第1.第2の円形ロー
タヨークと内側め第3.第4の円形ロータヨークとを有
し、回転軸を中心に回転するロータ部とから成り、前記
ステータ部の第3、第4のステータヨーク間を少なくと
も3個の鉄心で接続し、これらの鉄心にコイルをそれぞ
れ巻回して少なくとも3個の電磁コイルを形成し、少な
くとも前記第1、第3のステータヨーク間と前記第1、
第3のロータヨーク間の何れかに軸方向に着磁した永久
磁石を配置して、永久磁石を配置しないこれらのヨーク
間は磁気的に短絡し、少なくとも前記第2.第4のス・
央−タヨーク間と前記第2、第4のロータヨーク間の何
れかに軸方向に着磁した永久磁石を配置し、:″午、永
久磁石を配置しないこれらのヨーク間は磁気的に短絡し
たことを特徴とする軸方向剛性の高いラジアル制御型磁
気軸受である。
[発明の実施例]
本発明を第1図、第2図に図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は磁気軸受の断面図であり、第2図は第1図の■
−■線に沿った断面図である。この実施例においては、
ステータ部11は軸10に一体的に固定されており、そ
の周囲を一定間隔をおいてロータ部12が回転するアウ
ターロータ方式の構成とされている。ステータ部11は
内径、外径を共に同じくする平板円環状の4個のヨーク
、即ち、上下両側に配置された第1.第2のステータヨ
ーク13.14とこれらの中間に配置された第3、第4
のステータヨーク15.16とを有し、第1、第3のス
テータヨーク13.15の間、及び第4、第2のステー
タヨーク16.14の間には、それぞれ円環状の永久磁
石17.18が挟設されている。第3、第4のステータ
ヨーク15.16間には、はぼ等間隔に4個の鉄心19
a、19b、19c、19dが介在され、これらの鉄心
19a、19b、19c、19dにはそれぞれコイル2
0a、20b、20c、20d(20b、20dは図示
せず)が巻回され、4個のほぼ独立した電磁コイル21
a、21b、21c、21dが形成されている。そして
、ロータ部12にはステータ部11の4個のヨーク13
〜16に対向して4個の空隙磁路Gll 、 G12、
G13 、 G14を形成するために、それぞれ円環状
の第1、第2、第3、第4のロータヨーク22.23.
24.25が配置され、これらのロータヨーク22と2
4及び23と25はそれぞれ磁性材料26及び27によ
って前述の空隙磁路から遠い側が磁気的に短絡され、更
に外側の円筒状の磁性体2Bにより連結されている。
−■線に沿った断面図である。この実施例においては、
ステータ部11は軸10に一体的に固定されており、そ
の周囲を一定間隔をおいてロータ部12が回転するアウ
ターロータ方式の構成とされている。ステータ部11は
内径、外径を共に同じくする平板円環状の4個のヨーク
、即ち、上下両側に配置された第1.第2のステータヨ
ーク13.14とこれらの中間に配置された第3、第4
のステータヨーク15.16とを有し、第1、第3のス
テータヨーク13.15の間、及び第4、第2のステー
タヨーク16.14の間には、それぞれ円環状の永久磁
石17.18が挟設されている。第3、第4のステータ
ヨーク15.16間には、はぼ等間隔に4個の鉄心19
a、19b、19c、19dが介在され、これらの鉄心
19a、19b、19c、19dにはそれぞれコイル2
0a、20b、20c、20d(20b、20dは図示
せず)が巻回され、4個のほぼ独立した電磁コイル21
a、21b、21c、21dが形成されている。そして
、ロータ部12にはステータ部11の4個のヨーク13
〜16に対向して4個の空隙磁路Gll 、 G12、
G13 、 G14を形成するために、それぞれ円環状
の第1、第2、第3、第4のロータヨーク22.23.
24.25が配置され、これらのロータヨーク22と2
4及び23と25はそれぞれ磁性材料26及び27によ
って前述の空隙磁路から遠い側が磁気的に短絡され、更
に外側の円筒状の磁性体2Bにより連結されている。
なお、磁束の流出入を個々の電磁コイル20a〜20c
lごとに分離して効率的に行うために、ス[] 1テータヨーク15.16は電磁コイル21a、が介在
されているが、必ずしも完全に分割せずに一部分を分割
したり、或いは周方向に磁気抵抗が大きい磁性材料を介
在させてもよい、なお、2個の永久磁石17.18につ
いても完全な円環状の形状とせずに、幾つかのブロック
に分割しても支障はない、また、ロータ部12の偏位を
検出するためにX軸方向及びY軸方向に2組の位置セン
サ30.31が配置され、X軸用の位置センサ30の出
力は図示しない制御回路、パワーアンプを経てコイル2
0a、20cに電流を流すようにされている。同様にし
て、Y軸用の位置センサ31からはY軸方向のコイル2
0b、20dに電流が供給されるようになっている。ま
た、図示は省略しているが軸10の反対端には同様な磁
気軸受がほぼ対称的に配置されている。
lごとに分離して効率的に行うために、ス[] 1テータヨーク15.16は電磁コイル21a、が介在
されているが、必ずしも完全に分割せずに一部分を分割
したり、或いは周方向に磁気抵抗が大きい磁性材料を介
在させてもよい、なお、2個の永久磁石17.18につ
いても完全な円環状の形状とせずに、幾つかのブロック
に分割しても支障はない、また、ロータ部12の偏位を
検出するためにX軸方向及びY軸方向に2組の位置セン
サ30.31が配置され、X軸用の位置センサ30の出
力は図示しない制御回路、パワーアンプを経てコイル2
0a、20cに電流を流すようにされている。同様にし
て、Y軸用の位置センサ31からはY軸方向のコイル2
0b、20dに電流が供給されるようになっている。ま
た、図示は省略しているが軸10の反対端には同様な磁
気軸受がほぼ対称的に配置されている。
従って、第3、第4のステータヨーク15.16及びこ
れらと対向する第3、第4のロータヨーク24.25と
の間の空隙磁路G13 、 G14は、永久磁石17.
18からの磁束φ1と電磁コイル21a、21b、21
c、21dから発生する磁束φ2が共存する所謂変調ギ
ャップである。
れらと対向する第3、第4のロータヨーク24.25と
の間の空隙磁路G13 、 G14は、永久磁石17.
18からの磁束φ1と電磁コイル21a、21b、21
c、21dから発生する磁束φ2が共存する所謂変調ギ
ャップである。
一方、第1、第2のステータヨーク13.14及びこれ
らと対向する第1、第2のロータヨーク22.23との
間の空隙磁路011 、 G12は、永久磁石17.1
8のみの磁束φ1しか存在しない非変調ギャップとなっ
ている。
らと対向する第1、第2のロータヨーク22.23との
間の空隙磁路011 、 G12は、永久磁石17.1
8のみの磁束φ1しか存在しない非変調ギャップとなっ
ている。
作動時においては、永久磁石17.18のN8iから外
部に出た磁束φlIf途中の磁気回路を経てS極に戻る
ことになる。即ち、第1のステータヨーク13から第1
、第3のロータヨーク22.24汲び短緒膳+1:休2
6を通41 填3のステー々当−り15に磁束φlが
流れ込むと共に、第4のステータヨーク16から第4、
第2のロータヨーク25.23を通り第2のステータヨ
ーク14に磁束φ凰が流れ込むことになる。従って、こ
の磁束φ1の通過によりステータヨークとロータヨ−ク
との間の空隙磁路011 、 G12 、013 、
G14には、・、−:1 、磁気吸引力が作用することになる。
部に出た磁束φlIf途中の磁気回路を経てS極に戻る
ことになる。即ち、第1のステータヨーク13から第1
、第3のロータヨーク22.24汲び短緒膳+1:休2
6を通41 填3のステー々当−り15に磁束φlが
流れ込むと共に、第4のステータヨーク16から第4、
第2のロータヨーク25.23を通り第2のステータヨ
ーク14に磁束φ凰が流れ込むことになる。従って、こ
の磁束φ1の通過によりステータヨークとロータヨ−ク
との間の空隙磁路011 、 G12 、013 、
G14には、・、−:1 、磁気吸引力が作用することになる。
おいて相殺され、ロータ部12は半径方向の成る方向に
偏位することなく不安定に平衡した状態にあり得るが、
実際には製作上の精度や重力の影響等からロータ部12
が一方向に偏位することは避けられない6例えば、ロー
タ部12がX軸の負方向に微少量だけ偏位すると、第1
図におけるステータ部11とロータ部12との右側の空
隙磁路が狭く、左側の空隙磁路が大きくなる。従って、
右側の空隙磁路の磁気抵抗が小さくなるために、この部
分における永久磁石17.18からの磁束φlは更に増
加し、この間の吸引力が増加し、左側の空隙磁路の吸引
力は減少するのでロータ部12は益々左側に引き寄せら
れることになる。
偏位することなく不安定に平衡した状態にあり得るが、
実際には製作上の精度や重力の影響等からロータ部12
が一方向に偏位することは避けられない6例えば、ロー
タ部12がX軸の負方向に微少量だけ偏位すると、第1
図におけるステータ部11とロータ部12との右側の空
隙磁路が狭く、左側の空隙磁路が大きくなる。従って、
右側の空隙磁路の磁気抵抗が小さくなるために、この部
分における永久磁石17.18からの磁束φlは更に増
加し、この間の吸引力が増加し、左側の空隙磁路の吸引
力は減少するのでロータ部12は益々左側に引き寄せら
れることになる。
このロータ部12の偏位はX軸用の位置センサ30によ
り検出され、電磁コイル21a、21cのコイル20a
、20cに制御回路の制御信号に基づく電流を流し、永
久磁石17.18による磁束φlの偏位による吸引力の
変化を打ち消すような方向、つまり左側の鉄心19aに
は下向きの、右側の鉄心19cには上向きの起磁力が与
えられる方向にコイル20a及び20cに電流を流す。
り検出され、電磁コイル21a、21cのコイル20a
、20cに制御回路の制御信号に基づく電流を流し、永
久磁石17.18による磁束φlの偏位による吸引力の
変化を打ち消すような方向、つまり左側の鉄心19aに
は下向きの、右側の鉄心19cには上向きの起磁力が与
えられる方向にコイル20a及び20cに電流を流す。
これによって、流れる磁束φ2は19aから左側ステー
タヨーク16→空隙磁路G14→ロータヨーク25、こ
れを半周して右側のロータヨーク25→右側の空隙磁路
G14→右側のステータヨーク16→鉄心19cを昇り
、右側のステータヨーク→右側の空隙磁路G13→右側
のロータヨーク24→右側の空隙磁路G13→右側のロ
ータヨーク24、これを半周して左側のロータヨーク2
4→左側の空隙磁路G13→左側のステータヨーク15
→鉄心19aに戻って一巡する。
タヨーク16→空隙磁路G14→ロータヨーク25、こ
れを半周して右側のロータヨーク25→右側の空隙磁路
G14→右側のステータヨーク16→鉄心19cを昇り
、右側のステータヨーク→右側の空隙磁路G13→右側
のロータヨーク24→右側の空隙磁路G13→右側のロ
ータヨーク24、これを半周して左側のロータヨーク2
4→左側の空隙磁路G13→左側のステータヨーク15
→鉄心19aに戻って一巡する。
この磁束φ2によって永久磁石17.18からの磁束φ
1の偏位による変化を相殺し、右側の空隙磁路G13
、 G14においては吸引力を減少させ、左側の空隙磁
路G13 、 G14では吸引力を増加することによっ
て全体の吸引力を平衡させ、ロータ部G12 、 G1
3 、 G14によりステータヨーク13〜16とロー
タヨーク22〜25の周面同志が正対するように復元す
るようになるので、軸方向の剛性は従来の例えば第4図
に示すようなものよりも大きくなることは明らかである
。
1の偏位による変化を相殺し、右側の空隙磁路G13
、 G14においては吸引力を減少させ、左側の空隙磁
路G13 、 G14では吸引力を増加することによっ
て全体の吸引力を平衡させ、ロータ部G12 、 G1
3 、 G14によりステータヨーク13〜16とロー
タヨーク22〜25の周面同志が正対するように復元す
るようになるので、軸方向の剛性は従来の例えば第4図
に示すようなものよりも大きくなることは明らかである
。
永久磁石の配置は上述の実施例だけでなく、少なくとも
2個の永久磁石32を用いて、第3図(a)〜(h)に
示すような配置としても原理的にはほぼ同じである。な
お、第3図は軸10の片側の配置のみを示し、33はス
テータヨーク、34はロータヨーク、35は電磁コイル
、34は鉄心である。
2個の永久磁石32を用いて、第3図(a)〜(h)に
示すような配置としても原理的にはほぼ同じである。な
お、第3図は軸10の片側の配置のみを示し、33はス
テータヨーク、34はロータヨーク、35は電磁コイル
、34は鉄心である。
また、永久磁石は必ずしも1個の円環状のものでなくと
も、複数個に分割したものを略円環状に配列し、同等の
効果を持たせることもできる。更に、ステータヨーク、
ロータヨークも回転中心側:実施例においては、ロータ
部12をアウター・j −′ラータ型としたが、インナーロータ型としても原理
的な動作は同様である。
も、複数個に分割したものを略円環状に配列し、同等の
効果を持たせることもできる。更に、ステータヨーク、
ロータヨークも回転中心側:実施例においては、ロータ
部12をアウター・j −′ラータ型としたが、インナーロータ型としても原理
的な動作は同様である。
[発明の効果]
以上説明したように本発明に係る軸方向剛性の高いラジ
アル制御型磁気軸受は、若干の容積の増大で変調及び非
変調ギャヤプが共に従来の装置に比べて2倍となり、軸
方向の剛性が約2倍に増大することになる。またステー
タ側には、吸引力に寄与しない無駄なヨークがなくなり
、電磁石を有効に活用することができる。
アル制御型磁気軸受は、若干の容積の増大で変調及び非
変調ギャヤプが共に従来の装置に比べて2倍となり、軸
方向の剛性が約2倍に増大することになる。またステー
タ側には、吸引力に寄与しない無駄なヨークがなくなり
、電磁石を有効に活用することができる。
図面第1図、第2図は本発明に係る軸方向剛性の高いラ
ジアル制御型磁気軸受の一実施例を示し、第1図はその
断面図、第2図は第1図のn−■線に沿った断面図、第
3図(a)〜(h)はそれぞれ他の実施例による永久磁
石の配置図であり、第4図は従来の磁気軸受の断面図で
ある。 はロータヨーク、30.31は位置センサである。
ジアル制御型磁気軸受の一実施例を示し、第1図はその
断面図、第2図は第1図のn−■線に沿った断面図、第
3図(a)〜(h)はそれぞれ他の実施例による永久磁
石の配置図であり、第4図は従来の磁気軸受の断面図で
ある。 はロータヨーク、30.31は位置センサである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、両側の第1、第2の円環状ステータヨークと内側の
第3、第4の円形ステータヨークとを有するステータ部
と、該ステータ部の4個のステータヨークとそれぞれ対
向して4個の空隙磁路を形成するために両側の第1、第
2の円形ロータヨークと内側の第3、第4の円形ロータ
ヨークとを有し、回転軸を中心に回転するロータ部とか
ら成り、前記ステータ部の第3、第4のステータヨーク
間を少なくとも3個の鉄心で接続し、これらの鉄心にコ
イルをそれぞれ巻回して少なくとも3個の電磁コイルを
形成し、少なくとも前記第1、第3のステータヨーク間
と前記第1、第3のロータヨーク間の何れかに軸方向に
着磁した永久磁石を配置して、永久磁石を配置しないこ
れらのヨーク間は磁気的に短絡し、少なくとも前記第2
、第4のステータヨーク間と前記第2、第4のロータヨ
ーク間の何れかに軸方向に着磁した永久磁石を配置して
、永久磁石を配置しないこれらのヨーク間は磁気的に短
絡したことを特徴とする軸方向剛性の高いラジアル制御
型磁気軸受。 2、前記ロータ部の第3、第4のロータヨーク間に永久
磁石を配置した特許請求の範囲第1項に記載の軸方向剛
性の高いラジアル制御型磁気軸受。 3、前記ロータ部のロータヨークの周囲に前記ステータ
部のロータヨークを配置した特許請求の範囲第1項に記
載の軸方向剛性の高いラジアル制御型磁気軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61112388A JPS62270824A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 軸方向剛性の高いラジアル制御型磁気軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61112388A JPS62270824A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 軸方向剛性の高いラジアル制御型磁気軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62270824A true JPS62270824A (ja) | 1987-11-25 |
JPH0242127B2 JPH0242127B2 (ja) | 1990-09-20 |
Family
ID=14585426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61112388A Granted JPS62270824A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 軸方向剛性の高いラジアル制御型磁気軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62270824A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2018198481A1 (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-01 | 日本電産コパル電子株式会社 | 磁気軸受 |
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---|---|---|---|---|
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JPS60256620A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-18 | Natl Aerospace Lab | 剛性可変機構を有する磁気軸受 |
-
1986
- 1986-05-16 JP JP61112388A patent/JPS62270824A/ja active Granted
Patent Citations (2)
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US8378542B2 (en) * | 2008-07-29 | 2013-02-19 | Thales | Magnetic centre-finding device with no magnet on the rotor and with small air gap |
WO2018198481A1 (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-01 | 日本電産コパル電子株式会社 | 磁気軸受 |
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CN110637168A (zh) * | 2017-04-28 | 2019-12-31 | 日本电产科宝电子株式会社 | 磁性轴承 |
CN110637168B (zh) * | 2017-04-28 | 2021-03-12 | 日本电产科宝电子株式会社 | 磁性轴承 |
US11118625B2 (en) | 2017-04-28 | 2021-09-14 | Nidec Copal Electronics Corporation | Magnetic bearing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0242127B2 (ja) | 1990-09-20 |
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Legal Events
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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