JPS598010Y2 - 磁気軸受 - Google Patents
磁気軸受Info
- Publication number
- JPS598010Y2 JPS598010Y2 JP1980128010U JP12801080U JPS598010Y2 JP S598010 Y2 JPS598010 Y2 JP S598010Y2 JP 1980128010 U JP1980128010 U JP 1980128010U JP 12801080 U JP12801080 U JP 12801080U JP S598010 Y2 JPS598010 Y2 JP S598010Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- yoke
- rotor
- magnetic
- yokes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
- F16C32/0406—Magnetic bearings
- F16C32/044—Active magnetic bearings
- F16C32/0474—Active magnetic bearings for rotary movement
- F16C32/0476—Active magnetic bearings for rotary movement with active support of one degree of freedom, e.g. axial magnetic bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/04—Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
- F16C32/0406—Magnetic bearings
- F16C32/044—Active magnetic bearings
- F16C32/0459—Details of the magnetic circuit
- F16C32/0461—Details of the magnetic circuit of stationary parts of the magnetic circuit
- F16C32/0465—Details of the magnetic circuit of stationary parts of the magnetic circuit with permanent magnets provided in the magnetic circuit of the electromagnets
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、永久磁石の軸方向吸引力と電磁コイルの軸方
向制御吸引力との平衡により、ステータ部に対しロータ
部を非接触で支持する磁気軸受に関するものである。
向制御吸引力との平衡により、ステータ部に対しロータ
部を非接触で支持する磁気軸受に関するものである。
磁気軸受とは、回転している物体を軸方向に支持する力
として、磁気力を利用する軸受である。
として、磁気力を利用する軸受である。
この磁気軸受は、摩耗・疲労による寿命の制限がないこ
と、摩擦トルクが極めて小さいこと、真空・高温・低温
等の特殊な環境に対する適合性が優れていることなどの
著しい特色があるために近年盛んに研究されつつある。
と、摩擦トルクが極めて小さいこと、真空・高温・低温
等の特殊な環境に対する適合性が優れていることなどの
著しい特色があるために近年盛んに研究されつつある。
そしてその用途としては、例えば遠心分離器、真空ポン
プ、ジャイロ、精密測定器等への利用が有望視されてい
る。
プ、ジャイロ、精密測定器等への利用が有望視されてい
る。
既に知られている磁気軸受としては、例えば第１図ａ−
ｄの断面図に示す構造のものが挙げられる。
ｄの断面図に示す構造のものが挙げられる。
第１図ａに於いては、ステータ１ａ側は、電磁コイル２
ａ，２ａが各々巻回された２個の電磁ヨークの３ ａ，
３ ａ間に永久磁石４ａが介在され、ロータ５ａ側の
断面Ｅ字状のヨーク６ａの間隙に前記電磁ヨーク３ａ，
３ａの端部が挿入されている。
ａ，２ａが各々巻回された２個の電磁ヨークの３ ａ，
３ ａ間に永久磁石４ａが介在され、ロータ５ａ側の
断面Ｅ字状のヨーク６ａの間隙に前記電磁ヨーク３ａ，
３ａの端部が挿入されている。
又、ｂは電磁コイル２ｂが巻回されたステータ１ｂ側の
断面略コ字状の電磁ヨーク３ｂの上下に、各々永久磁石
４ｂ，４ｂが介在され、更に断面Ｅ字状のロータ５ｂ側
のヨーク６ｂが組合せられている。
断面略コ字状の電磁ヨーク３ｂの上下に、各々永久磁石
４ｂ，４ｂが介在され、更に断面Ｅ字状のロータ５ｂ側
のヨーク６ｂが組合せられている。
Ｃはステータ１Ｃ側に、電磁コイル２Ｃ，２Ｃが各々巻
回された断面コ字型の２個の電磁ヨーク３ｃ，３ｃが上
下対称に対向され、その間に、永久磁石４Ｃが挾設され
たロータ５Ｃ側の２個のヨーク５ｃ，５ｃが介在されて
いる。
回された断面コ字型の２個の電磁ヨーク３ｃ，３ｃが上
下対称に対向され、その間に、永久磁石４Ｃが挾設され
たロータ５Ｃ側の２個のヨーク５ｃ，５ｃが介在されて
いる。
ｄは２個の電磁ヨーク３ｄ，３ｄ間の中央部に永久磁石
４ｄが挾設され、更にその上下側にそれぞれ電磁コイル
２ｄ，２ｄが挾設されたステータ１ｄ側に対し、ロータ
５ｄ側の断面コ字型の２個のヨーク６ｄ，６ｄが上下対
称に組合されている。
４ｄが挾設され、更にその上下側にそれぞれ電磁コイル
２ｄ，２ｄが挾設されたステータ１ｄ側に対し、ロータ
５ｄ側の断面コ字型の２個のヨーク６ｄ，６ｄが上下対
称に組合されている。
これらは全て、永久磁石４から発生し実線で示す磁束の
流れと、電磁コイル２から発生し点線で示す磁束の流れ
からなる複数の磁気回路を有し、永久磁石４の磁束によ
りステータ１側のヨーク３とロータ５側のヨーク６との
間で作用する磁気吸引力に不平衡があると、電磁コイル
２を流れる電流を調整して磁気コイル２により発生する
磁束によってヨーク３，６同志の軸方向の位置関係を制
御するものである。
流れと、電磁コイル２から発生し点線で示す磁束の流れ
からなる複数の磁気回路を有し、永久磁石４の磁束によ
りステータ１側のヨーク３とロータ５側のヨーク６との
間で作用する磁気吸引力に不平衡があると、電磁コイル
２を流れる電流を調整して磁気コイル２により発生する
磁束によってヨーク３，６同志の軸方向の位置関係を制
御するものである。
然しなからこの磁気軸受には次のような問題点が見受け
られる。
られる。
先ずａ， ｂ， ｄの磁気軸受では回転体であるロ
ータ５側の構増が複雑であり、これらとステータ１側の
ヨーク３との空隙磁路の寸法的な調整が極めて面倒であ
る。
ータ５側の構増が複雑であり、これらとステータ１側の
ヨーク３との空隙磁路の寸法的な調整が極めて面倒であ
る。
又Ｃに於いてはロータ６Ｃは簡単な構造ではあるが、永
久磁石４Ｃをロータ６Ｃ側に設けなければならず、製造
上及び機械強度的な問題がある。
久磁石４Ｃをロータ６Ｃ側に設けなければならず、製造
上及び機械強度的な問題がある。
更には、ａ， ｂに於いては磁気回路に無効な空間を
必要とし、装置の小型化に支障がある。
必要とし、装置の小型化に支障がある。
本考案の目的は、上述の問題点を解消し、ステータ側に
２個の永久磁石と１個の電磁コイルを設け、ロータ側は
簡単な構造の略平板状のヨークのみで済む小型の磁気軸
受を提供することにあり、その内容は、軸を中心に回転
するロータ部と固定的なステータ部とから或り、磁気力
によりロータ部を支持する軸受であって、ロータ部は、
磁性体から或り上下対称は同心円状にそれぞれ２列の隆
条部を設けた円板状のロータヨークを有し、ステータ部
は、磁性体から或り前記ロータヨークの内側の隆条部と
同径の第１、第２の円環状ステータヨークと、前記ロー
タヨークの外側の隆条部と同径の第３、第４の円環状の
ステータヨークと、第１、第２の２個の円環状の永久磁
石と、１個の円環状の電磁コイルとを有し、第１と第２
のステータヨーク、及び第３と第４のステータヨークを
それぞれ上下対称に所定の間隔を置いて配置して、これ
らの間に、これらのステータヨークの端部が前記隆条部
と対向するようにロータヨークを非接触的に介在させ、
上部の第１と第３のステータヨークの間、及び下部の第
２と第４のステータヨークの間に、軸方向と直交する半
径方向に磁化した第１及び第２の永久磁石をそれぞれ配
置し、電流を調整して磁束を変化させる制御用前記電磁
コイルをステータ部の取付側に配置し、第１のステータ
ヨーク、ロータヨーク及び第３のステータヨークにより
第１の永久磁石から発生する第１の磁束による第１の磁
気回路を形或し、第２のステータヨーク、ロータヨーク
及び第４のステータヨークにより第２の永久磁石から発
生し、前記第１の磁束と上下略対称方向に通過する第２
の磁束による第２の磁気回路を形或し、第３のステータ
ヨーク、ロータヨーク及び第４のステータヨークにより
電磁コイルから発生する第３の磁束による第３の磁気回
路を形或するようにしたことを特徴とするものである。
２個の永久磁石と１個の電磁コイルを設け、ロータ側は
簡単な構造の略平板状のヨークのみで済む小型の磁気軸
受を提供することにあり、その内容は、軸を中心に回転
するロータ部と固定的なステータ部とから或り、磁気力
によりロータ部を支持する軸受であって、ロータ部は、
磁性体から或り上下対称は同心円状にそれぞれ２列の隆
条部を設けた円板状のロータヨークを有し、ステータ部
は、磁性体から或り前記ロータヨークの内側の隆条部と
同径の第１、第２の円環状ステータヨークと、前記ロー
タヨークの外側の隆条部と同径の第３、第４の円環状の
ステータヨークと、第１、第２の２個の円環状の永久磁
石と、１個の円環状の電磁コイルとを有し、第１と第２
のステータヨーク、及び第３と第４のステータヨークを
それぞれ上下対称に所定の間隔を置いて配置して、これ
らの間に、これらのステータヨークの端部が前記隆条部
と対向するようにロータヨークを非接触的に介在させ、
上部の第１と第３のステータヨークの間、及び下部の第
２と第４のステータヨークの間に、軸方向と直交する半
径方向に磁化した第１及び第２の永久磁石をそれぞれ配
置し、電流を調整して磁束を変化させる制御用前記電磁
コイルをステータ部の取付側に配置し、第１のステータ
ヨーク、ロータヨーク及び第３のステータヨークにより
第１の永久磁石から発生する第１の磁束による第１の磁
気回路を形或し、第２のステータヨーク、ロータヨーク
及び第４のステータヨークにより第２の永久磁石から発
生し、前記第１の磁束と上下略対称方向に通過する第２
の磁束による第２の磁気回路を形或し、第３のステータ
ヨーク、ロータヨーク及び第４のステータヨークにより
電磁コイルから発生する第３の磁束による第３の磁気回
路を形或するようにしたことを特徴とするものである。
本考案を第２図以下に図示する実施例に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第２図は中心部をロータ部１０とし周囲をセテータ部２
０とする所謂インナーロータ型の軸受を示す第１の実施
例であり、上下に分れたステータ部２０の間に平板状の
ロータ部１０が挿入されている。
０とする所謂インナーロータ型の軸受を示す第１の実施
例であり、上下に分れたステータ部２０の間に平板状の
ロータ部１０が挿入されている。
ロータ部１０は回転シャフト１１に軸着された例えば軟
鉄等の磁性体で形或された円板状のロータヨーク１２か
ら或っている。
鉄等の磁性体で形或された円板状のロータヨーク１２か
ら或っている。
このヨーク１２には円周方向に上下対称に径の異なる同
心円状の二重の隆条部１３， １４， １５， １６が
設けられ、これらの隆条部１３， １４， １５， １
６はステータ部２０のヨークの端部と対向し、磁束の出
入端となっている。
心円状の二重の隆条部１３， １４， １５， １６が
設けられ、これらの隆条部１３， １４， １５， １
６はステータ部２０のヨークの端部と対向し、磁束の出
入端となっている。
ステータ部２０は、ロータヨーク１２の小径側の隆条部
１３， １４と端部が各々空隙磁路３１， ３２を介し
て対向し、上下対称に配置された断面短冊型の小径の円
環状磁性体から或る２個のステータヨーク２１． ２２
と、更にロータヨーク１２の大径の隆条部１５，１６と
端部が各々空隙磁路３３， ３４を介して対向し、上下
対称に配置された断面Ｌ型の２個の大径の円環状の磁性
体から戒るステータヨーク２３， ２４を有し、ヨーク
２１． ２３間及び２２． ２４間には、回転シャフト
１１の軸方向と直交する半径方向に磁化された円環状の
永久磁石２５． ２６が各々上下対称に介在されている
。
１３， １４と端部が各々空隙磁路３１， ３２を介し
て対向し、上下対称に配置された断面短冊型の小径の円
環状磁性体から或る２個のステータヨーク２１． ２２
と、更にロータヨーク１２の大径の隆条部１５，１６と
端部が各々空隙磁路３３， ３４を介して対向し、上下
対称に配置された断面Ｌ型の２個の大径の円環状の磁性
体から戒るステータヨーク２３， ２４を有し、ヨーク
２１． ２３間及び２２． ２４間には、回転シャフト
１１の軸方向と直交する半径方向に磁化された円環状の
永久磁石２５． ２６が各々上下対称に介在されている
。
又、上下対称のステータヨーク２３， ２４は、これら
の間を円環状のヨーク２７により電磁的に接続され、ヨ
ーク２３． ２４及び２７によって形或する空間内部に
電磁コイル２８が巻回されている。
の間を円環状のヨーク２７により電磁的に接続され、ヨ
ーク２３． ２４及び２７によって形或する空間内部に
電磁コイル２８が巻回されている。
尚、ステータ部２０のヨーク２１， ２２，２３， ２
４． ２７及び永久磁石２５． ２６等は非磁性体の材
料から戒るケーシング２９． ３０により保持されてい
る。
４． ２７及び永久磁石２５． ２６等は非磁性体の材
料から戒るケーシング２９． ３０により保持されてい
る。
従ってこの磁気軸受は、永久磁石２５から発生する磁束
ψ、が、ステータヨーク２１，空隙磁路３１，ロータヨ
ーク１２の隆条部１３， １５、空隙磁路３３、及びス
テータヨーク２３を通過する第１の磁気回路と、永久磁
石２６から発生する磁束ψ２を前記第１の磁気回路の磁
束ψ１と上下略対称方向に通過させるステータヨーク２
２、空隙磁路３２、ロータヨーク１２の隆条部１４，
１６、空隙磁路３４及びステータヨーク２４から或る第
２の磁気回路と、電磁コイル２８から発生する磁束めを
通すステータヨーク２３、空隙磁路３３、ロータヨーク
１２の隆条部１５， １６、ステータヨーク２４、空隙
磁路３４及びヨーク２７から或る第３の磁気回路を有す
ることになる。
ψ、が、ステータヨーク２１，空隙磁路３１，ロータヨ
ーク１２の隆条部１３， １５、空隙磁路３３、及びス
テータヨーク２３を通過する第１の磁気回路と、永久磁
石２６から発生する磁束ψ２を前記第１の磁気回路の磁
束ψ１と上下略対称方向に通過させるステータヨーク２
２、空隙磁路３２、ロータヨーク１２の隆条部１４，
１６、空隙磁路３４及びステータヨーク２４から或る第
２の磁気回路と、電磁コイル２８から発生する磁束めを
通すステータヨーク２３、空隙磁路３３、ロータヨーク
１２の隆条部１５， １６、ステータヨーク２４、空隙
磁路３４及びヨーク２７から或る第３の磁気回路を有す
ることになる。
ステータ部２０は、ロータヨーク１２を境として上下に
対称的であり、今ロータ部１０の自重を無視し、電磁コ
イル２８に電流が流れていないとすれば、永久磁石２５
． ２６から発生する上下対称方向の２つの磁束ψ１，
ψ２によってステータ部２０のヨーク２１， ２２，
２３， ２４とロータ部のヨーク１２との間の空隙磁路
３１， ３２， ３３， ３４に作用する吸引力は上下
で平衡し、ロータ部１０は上下何れのヨーク２１， ２
２， ２３， ２４とも接触せずに中間部に浮上するこ
とになる。
対称的であり、今ロータ部１０の自重を無視し、電磁コ
イル２８に電流が流れていないとすれば、永久磁石２５
． ２６から発生する上下対称方向の２つの磁束ψ１，
ψ２によってステータ部２０のヨーク２１， ２２，
２３， ２４とロータ部のヨーク１２との間の空隙磁路
３１， ３２， ３３， ３４に作用する吸引力は上下
で平衡し、ロータ部１０は上下何れのヨーク２１， ２
２， ２３， ２４とも接触せずに中間部に浮上するこ
とになる。
然しなから実際にはロータ部１２の自重や製作公差等に
よって上下の不平衡を回避することは不可能であり、電
磁コイル２８に電流を流して吸引力を調整し、ロータ部
１０を軸方向に中立な位置に制御するようになっている
。
よって上下の不平衡を回避することは不可能であり、電
磁コイル２８に電流を流して吸引力を調整し、ロータ部
１０を軸方向に中立な位置に制御するようになっている
。
永久磁石２５． ２６は半径方向に磁化されているので
、軸方向磁化の場合に比べて磁路を形或するために必要
なヨークが少なくて済み、構戒が簡略化でき、特にステ
ータ部２０の構或を小型にすることが可能となる。
、軸方向磁化の場合に比べて磁路を形或するために必要
なヨークが少なくて済み、構戒が簡略化でき、特にステ
ータ部２０の構或を小型にすることが可能となる。
また、永久磁石２５， ２６の磁束はクローズトループ
を通過しており、永久磁石２５， ２６が発生する磁力
が有効に利用でき、小型化が可能であり、更には漏洩磁
束が少なくなりロータ部１０の安定浮上がし易くなる。
を通過しており、永久磁石２５， ２６が発生する磁力
が有効に利用でき、小型化が可能であり、更には漏洩磁
束が少なくなりロータ部１０の安定浮上がし易くなる。
第３図はステータ部２０を中心部に設け、その周囲にロ
ータ部１０を配置した所謂アウターロータ型の磁気軸受
から或る第２の実施例を示すものである。
ータ部１０を配置した所謂アウターロータ型の磁気軸受
から或る第２の実施例を示すものである。
この実施例は第２図に示す第１の実施例のロータ部１０
とステータ部２０との相対的位置関係を逆にしたもので
あって、原理的に両者は何ら変るところはない。
とステータ部２０との相対的位置関係を逆にしたもので
あって、原理的に両者は何ら変るところはない。
尚、実施例に於いては、電磁コイル２８を２個のステー
タヨーク２３， ２４及びヨーク２７によって取り囲む
ようにしたがこれらは一体のヨークとしても何ら支障は
ない。
タヨーク２３， ２４及びヨーク２７によって取り囲む
ようにしたがこれらは一体のヨークとしても何ら支障は
ない。
このように本考案に係る磁気軸受は、ロータ部は単なる
円板状の部材とし、ステータ部に永久磁石と電磁コイル
とを設けたので、回転体であるロータ部の構造は簡単と
なりかつ重量も軽減されるなどの使用上の大きな利点を
有する。
円板状の部材とし、ステータ部に永久磁石と電磁コイル
とを設けたので、回転体であるロータ部の構造は簡単と
なりかつ重量も軽減されるなどの使用上の大きな利点を
有する。
更には空隙磁路の調整が容易で無効空間が最小となる構
造でもあるので実用的効果も極めて大きい。
造でもあるので実用的効果も極めて大きい。
第１図ａ，ｂ，Ｃ，ｄは従来の磁気軸受の例を示す断面
図、第２図及び第３図は本考案に係る磁気軸受の実施例
を示す断面図である。 符号、１０はロータ部、１２はロータヨーク、２０はセ
テータ部、２１， ２２， ２３， ２４， ２７はス
テータヨーク、２５， ２７は永久磁石、２８は電磁コ
イル、３１， ３２，３３， ３４は空隙磁路である。
図、第２図及び第３図は本考案に係る磁気軸受の実施例
を示す断面図である。 符号、１０はロータ部、１２はロータヨーク、２０はセ
テータ部、２１， ２２， ２３， ２４， ２７はス
テータヨーク、２５， ２７は永久磁石、２８は電磁コ
イル、３１， ３２，３３， ３４は空隙磁路である。
Claims (1)
- 軸を中心に回転するロータ部と固定的なステータ部とか
ら或り、磁気力によりロータ部を支持する軸受であって
、ロータ部は、磁性体から或り上下対称に同心円状にそ
れぞれ２列の隆条部を設けた円板状のロータヨークを有
し、ステータ部は、磁性体から或り前記ロータヨークの
内側の隆条部と同径の第１、第２の円環状ステータヨー
クと、前記ロータヨークの外側の隆条部と同径の第３、
第４の円環状のステータヨークと、第１、第２の２個の
円環状の永久磁石と、１個の円環状の電磁コイルとを有
し、第１と第２のステータヨーク、及び第３と第４のス
テータヨークをそれぞれ上下対称に所定の間隔を置いて
配置して、これらの間に、これらのステータヨークの端
部が前記隆条部と対向するようにロータヨークを非接触
的に介在させ、上部の第１と第３のステータヨークの間
、及び下部の第２と第４のステータヨークの間に、軸方
向と直交する半径方向に磁化した第１及び第２の永久磁
石をそれぞれ配置し、電流を調整して磁束を変化させる
制御用前記電磁コイルをステータ部の取付側に配置し、
第１のステータヨーク、ロータヨーク及び第３のステー
タヨークにより第１の永久磁石から発生する第１の磁束
により第１の磁気回路を形或し、第２のステータヨーク
、ロータヨーク及び第４のステータヨークにより第２の
永久磁石から発生し、前記第１の磁束と上下略対称方向
に通過する第２の磁束による第２の磁気回路を形威し、
第３のステータヨーク、ロータヨーク及び第４のステー
タヨークにより電磁コイルから発生する第３の磁束によ
る第３の磁気回路を形或するようにしたことを特徴とす
る磁気軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980128010U JPS598010Y2 (ja) | 1980-09-09 | 1980-09-09 | 磁気軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980128010U JPS598010Y2 (ja) | 1980-09-09 | 1980-09-09 | 磁気軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5749920U JPS5749920U (ja) | 1982-03-20 |
| JPS598010Y2 true JPS598010Y2 (ja) | 1984-03-12 |
Family
ID=29488404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980128010U Expired JPS598010Y2 (ja) | 1980-09-09 | 1980-09-09 | 磁気軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598010Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2576859B2 (ja) * | 1986-11-27 | 1997-01-29 | 光洋精工株式会社 | アキシャル磁気軸受 |
| JP4616122B2 (ja) * | 2005-08-22 | 2011-01-19 | 株式会社イワキ | 磁気軸受 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS496334A (ja) * | 1972-03-20 | 1974-01-21 |
-
1980
- 1980-09-09 JP JP1980128010U patent/JPS598010Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS496334A (ja) * | 1972-03-20 | 1974-01-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5749920U (ja) | 1982-03-20 |
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