JPS62270416A - 水酸化アルミニウムスラツジから硫酸アルミニウム水溶液を連続的に合成する方法およびそのための装置 - Google Patents

水酸化アルミニウムスラツジから硫酸アルミニウム水溶液を連続的に合成する方法およびそのための装置

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JPS62270416A
JPS62270416A JP61110473A JP11047386A JPS62270416A JP S62270416 A JPS62270416 A JP S62270416A JP 61110473 A JP61110473 A JP 61110473A JP 11047386 A JP11047386 A JP 11047386A JP S62270416 A JPS62270416 A JP S62270416A
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    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01FCOMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
    • C01F7/00Compounds of aluminium
    • C01F7/68Aluminium compounds containing sulfur
    • C01F7/74Sulfates

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、アルミニウム関係企業のアルマイト処理工程
の排水中から分離し【くる水酸化アルミニウムを主成分
とするアルミニウムスラッジから硫酸アルミニウム水溶
液を連続的に合成する方法及びそのための装置に関する
従来の技術 アルマイト処理工程においては、その前処理として、ア
ルミニウム素地表面についたキズ等を落としてアルミニ
ウム表面を滑らかにするためにカセイソーダ液でアルミ
ニウムをエツチングすることが行なわれ、また不良アル
ミニウム製品を再加工(再着色)するに際し、カセイソ
ーダ液でアルミニウム材の酸化皮膜を除去することが行
なわれる。さらに、硫酸液中でアルミニウムの陽極酸化
処理及び電解着色処理が行なわれるが、これらの処理時
にMイオンが前記液中に溶出し、このイオンが隣接する
水洗槽内へ持ち出される。この水洗水は廃水処理工程へ
送られ、中和処理される時に水酸化アルミニウムの白色
沈澱物が生じる。
これらの廃液(スラリー)は、通常アクリルアミド系等
の高分子凝集剤を添加して固形度の高いフロックを作り
脱水してアルミニウムスラッジ(以下、単にスラッジと
称する)とし、次の処理(廃棄あるいは回収)に付され
る。このスラッジは、通常、水分83〜87 X 、 
AA(OH)38〜12%、不純物(5iOz 、有機
物等)6〜3%の組成からなる。
また、アルミニウム表面処理工程においては、アルミニ
ウム表面の塗膜及び治具表面に付着した塗膜を剥離する
工程において硫酸水溶液が用いられるが、このような塗
膜除去工程からは老化廃液である廃硫酸が生じる。この
廃硫酸の組成は、通常、Free H2SO475〜9
0 X 、 At2(SOa)32〜0.5%である。
上記のようなアルミニウム表面処理工程から生ずるスラ
ッジ及び廃硫酸は、公害防止及び省資源の見地から、一
般に硫酸アルミニウム水溶液の合成に利用されている。
しかしながら、硫酸アルミニウムの合成反応は反応速度
が速く、反応速度のコントロールが困難であり、また、
最終製品の硫酸アルミニウムのpHが用途に応じて規定
されることから合成液の最終pHをこれに合致させる必
要があり、このpH調整が困難であることから、硫酸ア
ルミニウム水溶液を連続合成法で製造することは困難と
考えられていた。
そこで、従来のスラッジを用いた硫酸アルミニウム水溶
液の合成は、専らいわゆるバッチ方式により行なわれて
おり、一般に1合成器に一定量の廃硫酸を張り込み、こ
れに一定量のスラッジを供給しながら加熱することによ
り行なわれていた。
発明が解決しようとする問題点 前記従来法では、合成当初は高濃度廃硫酸の1−ha 
804が主成分であるので、耐腐蝕性の優れた材質から
成る合成器が必要であり、例えばグラスライニング等の
合成器が使用されている。しかし、この材質は高価で修
理、点検等維持管理が難しい反面こわれ易いという問題
があると共に、バッチ方式のため合成器が大きく、駆動
電力が大きいと共に、設備が大規模で設置面積も広いた
め、設備費が高くなり、合成器の増設等能力アップが簡
単にできない。さらに、バッチ方式のため、運転操作が
繁雑で作業性が悪く、またジャケット方式による加熱の
ためスケーリングにより熱効率が下がり、ランニングコ
ストも高くなるという問題がある。
一方、アルミニウム表面処理工程における廃物としては
、前記したスラッジや廃硫酸の他に電解液の硫酸回収工
程で生じる硫酸アルミニウム(以下、硫パンと略称する
)を含有する希薄硫酸水溶液も問題である。このような
硫パン含有硫酸水溶液は、従来はそれ稚虫じなかったた
め廃水処理で充分対処できていたが、近年、イオン交換
樹脂分離法、拡散透析膜分離法等電解液処理法の発達に
より、電解液処理が盛んに行なわれ、硫パン含有硫酸水
溶液も大量に発生している。例えば、イオン交換樹脂分
離法では、陽極酸化処理、交流着色処理等の電解槽内の
硫酸含有電解液の一部をイオン交換処理し、回収された
硫酸は電解槽に戻されるが、一部の硫酸及び硫パンを含
有する処理水が生じる。また拡散透析膜分離法でも同様
に電解槽内の電解液の一部を拡散透析膜で処理して回収
された硫酸は電解槽に戻されるが、一部の硫酸及び硫パ
ンを含有する処理水が生じる。これらの硫パンを含有す
る希薄硫酸水溶液は、通常)12S0.3〜6%、At
g(80a)s 7〜9%の組成を有し、近年のアルミ
ニウム表面処理品質の向上に対応して、電解液処理設備
の設置割合の増大に伴ない大量に発生しており、その処
理に困窮しているのが現状である。前記したバッチ方式
の硫酸アルミニウム水溶液合成法に利用することも考え
られ、また本出願人も一部利用しているが、上記硫パン
含有硫酸水溶液は希薄なため、大量に利用することは反
応速度が遅くなり、またバッチ方式のため工業化に適さ
ないという問題がある。
従って、本発明の目的は、前記したような問題点を解消
し、アルミニウム表面処理工程で生成しその処理に困窮
しているスラッジ、廃硫酸及び硫パン含有硫酸水溶液を
有効に利用することにより、硫酸アルミニウム水溶液を
連続的に合成できる方法及びそれに用いる装置を提供す
ることにある。
本発明の他の目的は、生産性、作業性、安全性等に優れ
、比較的安価な設備費でしかも高収率で硫酸アルミニウ
ム水溶液を連続的に合成できる方法及びそのための装置
を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、エネルギー効率よくしかも
低いランニングコストで硫酸アルミニウム水溶液を連続
的に合成できる方法及びそのための装置を提供すること
にある。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、前記目的を達成するため、アルミニウ
ム表面処理工程で生成する水酸化アルミニウムを主成分
とするアルミニウムスラッジと、前記表面処理工程にお
ける塗膜除去工程で生じる廃硫酸と、前記表面処理工程
における硫酸回収工程で生成する硫酸アルミニウムを含
有する硫酸水溶液とを複数の第1槽〜第n槽から成る反
応槽へ供給し、これらケ第1槽から第n槽(最終槽)ま
で順次流しながら温度80℃〜反応液の沸点の条件で反
応させると共に、前記硫酸アルミニウムを含有する硫酸
水溶液の一部を第2槽から最終槽までの少なくともいず
れかの槽に供給し、最終槽の反応液のpHな1.6〜2
.5に調整することを特徴とするアルミニウム表面処理
工程で生成する副産物から硫酸アルミニウム水溶液を連
続的に製造する方法が提供される。
上記方法においては反応液のpH調整が一つの重要な因
子となるが、本発明によれば、このpH調整が適正に行
なえるように設計された硫酸アルミニウム水溶液の連続
製造装置が提供され、この装置は、アルミニウム表面処
理工程で生成する水酸化アルミニウムを主成分とするア
ルミニウムスラッジと、前記表面処理工程における塗膜
除去工程で生じる廃硫酸と、前記表面処理工程における
硫酸回収工程で生成する硫酸アルミニウムを含有する硫
酸水溶液をそれぞれ連続反応させるための第1槽〜第n
槽から成る反応槽と、 前記硫酸アルミニウムを含有する硫酸水溶液を前記第1
槽に供給するための第1供給管と、前記硫酸アルミニウ
ムを含有する硫酸水溶液を第2槽以降の少なくともいず
れかの槽に供給するための第n供給管(n=2以上)と
、前記第1槽もしくは第2槽内に配設した第1pH指示
調節記録計と、 該第1 pH指示調節記録計と連動して前記第1供給管
内の流量を調節する第1コントロールバルブと、 前記第2槽以降の少なくともいずれかの槽内に配設した
第n pH指示調節記録計(n=2以上)と、 該第n pH指示調節記録計と連動して前記第n供給管
内の流量を調節する第nコントロールバルブ(n=2以
上) とを備えたことを特徴とするものである。
さらに、前記方法においては反応液の温度制御も重要な
因子となり、このため、本発明によれば、 前記した第1槽〜第n槽から成る反応槽と、該反応槽か
ら得られる反応液の沸点に近い最終硫酸アルミニウム水
溶液と、前記硫酸アルミニウムを含有する硫酸水溶液と
を熱交換するための第1熱交換器と、 前記第1槽内に配設した第1スチーム管と、該第1槽内
に配設した第1温度指示調節記録計と、 該第1温度指示調節記録計と連動して前記第1スチーム
管内の蒸気流量を調節する第1温度コントロールバルブ
と、 前記第2槽〜第n槽の少な(ともI槽内に配設した第n
スチーム管(n=2以上)及び第n温度指示記録計(n
=2以上)と、 該第n温度指示記録計と連動して前記第nスチーム管内
の蒸気流量を手動又は自動にて調節する第n温度コント
ロールバルブ(n=2以上)とを備えたことを特徴とす
るアルミニウム表面処理工程で生成する副産物から硫酸
アルミニウム水溶液を連続的に製造するための反応温度
制御用装置が提供される。
発明の作用 反応終了後に得られる硫酸アルミニウム合成液は濾過、
濃縮して最終製品の硫酸アルミニウムとなるが、最終製
品の性状は硫酸アルミニウム合成液の最終pHに左右さ
れ、その用途に応じて一定の範囲に規制される。本発明
では反応液のpH調整に前記した硫パンを含有する希薄
硫酸水溶液を利用するものである。
ところで、硫酸アルミニウムの合成反応は下式(1)で
、計算上の反応式は下式(2)で表わされる。
2At(OH) 3+ 3H2804→AL2(SOa
)3+6H20(1)AAsOs + 3H2804→
、kLa (SOa) a + 3H20(2)上記反
応における反応速度定数及びpHの影響について、下記
第1表に示す組成のスラッジ、廃硫酸及び硫パンを含有
する希薄硫酸水溶液を用いて検討した。
第  1  表 上記三物質の反応は、実験によ−り均一2次反応とみな
せるため、バッチテストにより速度定数を求めた。実験
結果より90〜100℃における速度定数は0.12〜
0.671 t/Id−aos ・mat ・secで
あった。上記三者の混合割合を変えて種々の実験を試み
た結果、前記速度定数の適正範囲は少なくとも0.01
 t/A1.203− mol −sec以上あればよ
いことが判明した。なお、工業的製造を考慮すると、l
 、Ot / A7z03− mol −seeまでで
あればよい。
また、pH値が高い、すなわちFree HgSO4の
量が少ないと反応速度が遅くなり、工業的製造には適さ
ない。従って、合成液の最終pH値が規制されることを
考慮すると、反応槽の第1槽の反応液のp)1値を下げ
て反応速度を上げ、その後の各槽の反応液のpH値を順
次上昇させながら、終局的に所定の合成液の最終pH値
になるように制御することが、連続反応の場合には最適
である。
本発明者の実験の結果、スラッジ、廃硫酸、硫パンを含
む希薄硫酸水溶液を、処理量に応じた一定容量、一定温
度(80℃〜反応液の沸点、好ましくは90℃〜沸点)
の多段(3〜6段)反応槽に、一定重量比率で連続供給
することにより、最終反応槽より反応完結したpH値(
1,6〜2.5好ましくは1.8〜2.o)の硫酸アル
ミニウム合成液が連続的に得られることを見い出した。
なお、各種の反応液のpHな一定に保持するように硫パ
ンな含む希薄硫酸水溶液を供給するが、反応速度を上げ
て高収率で硫酸アルミニウム水溶液を得るためには、第
1槽の反応槽のpHは帆1〜1.0に制御することが望
ましい。
実施例 以下、添附図面に示す実施例を説明しつつ、本発明につ
いて詳細に説明する。
第1図は、本発明の多段槽式並流反応による硫酸アルミ
ニウム水溶液の連続合成に適する装置の一実施例な示す
フローシートであり、図中、Iは水酸化アルミニウムを
主成分とするスラッジを搬送するためのベルトコンベア
であり、2は混合槽、3は第1槽乃至第n槽よりなる反
応(1q) 槽、4は硫パンを含む希薄硫酸タンク、5は廃硫酸タン
クである。
第1図に示す反応槽は、n = 5の場合を示し、5槽
から成り、第14WRxと第2槽R2どの間は水面が溢
流するように上方に突設された埋伏の隔壁8aにより分
画されており、また第2槽几2と第3槽1t3、第3槽
R3と第4槽R4、第4槽R4と第5槽R5との間は底
面部に連通口を有するように上部から懸垂された隔壁8
bにより分画されており、各種には電動機Mにより回転
駆動される攪拌機9が配設されている。
スラッジはベルトコンベアjにより混合槽2に供給され
、一方、希薄硫酸タンク4内の常温の硫パンな含む希薄
硫酸水溶液は、ポンプ10により供給ラインIIを経て
送られ、第1熱交換器6において約100℃の生成した
硫酸アルミニウム合成液と熱交換されて約65〜70℃
に加温され、次いで第2熱交換器7において沸点のスチ
ームと熱交換されて約95〜100℃の高温状態にされ
た後、第1供給管12により混合槽2に、またその一部
は第2供給管13により最終槽の前の第4槽曳に供給さ
れる。混合槽2内のスラッジと硫パン含有硫酸水溶液の
混合物は約70〜80℃の高温状態にあり、攪拌機9に
より攪拌混合された後第1反応槽&に送られる。一方、
廃硫酸タンク5内の廃硫酸はポンプ14により廃硫酸受
槽15に送られ、該受槽15内に配設されたスクリーン
16により浮遊物質を除去した後、ポンプ17により第
1反応槽R1に送られる。
反応槽3においては、第1槽R1内のスラッジ、廃硫酸
及び硫パン含有硫酸水溶液の混合物からなる反応液は、
攪拌器9による攪拌下に第1槽R1から最終の第5槽も
まで流されながら前記反応式(1)に従って反応し、第
5槽氏から約100℃の硫酸アルミニウム合成液が得ら
れ、これはポンプ18により生成液ライン19から第1
熱交換器6を経【濾過精製設備(図示せず)に送られる
次に制御系統九ついて説明する。まず、反応液のpHの
制御について説明すると、第1槽R1及び第2槽R2内
の反応液のpHは約0.8 K設定する。
スラッジの供給量が変動して理論供給量よりはるかに少
ない場合には、相対的に廃硫酸の供給量が多くなり、p
Hが設定値即ちpH0,8より酸性側に移行する(例え
ばpH0,2など)ことになるので、pH調節が必要で
ある。このpH調節は第2槽I煽内に配設された第1 
pH指示調節記録針(PRIC几)20により行なわれ
、該第1 pH指示調節記録計のpH値がpH0,8以
下(強酸性側)の場合には、硫パン含有希薄硫酸水溶液
の第1供給管12に配設された上記記録計20と連動す
る第1コントロールバルブ21を閉じ、逆にpH0,8
以上になると第1コントロールバルブ21を開け、硫パ
ンを含む希薄硫酸水溶液の供給量によって初期反応液の
pHな0.8に自動的に調節する。
なお、第1 pH指示調節記録計20は第1槽R1内に
配設し、第1槽R1の流出側のpHを検出するようにし
てもよい。反応の進行に伴ない反応液のpHは弱酸性側
に上昇するが、第5槽(最終槽)R6内の硫酸アルミニ
ウム合成液のpHが所定の値(1,6〜2,5好ましく
は1,8〜2.0)以下の強酸性側にある場合には、第
5槽几5内に配設された第2 pH指示調節記録計(P
HICR,) 22の検出器がこれを検知して、硫パン
含有希薄硫酸水溶液の第2供給管13に配設された第2
コントロールバルブ23を閉じ、逆に所定値以上になっ
た場合には第2コントロールバルブ23を自動的に開け
る。なお、6槽に硫パン含有希薄硫酸水溶液の供給管を
接続し、6槽にpH指示調節記録計を配設し、6槽の反
応液のpHなそれぞれ前記と同様の仕様により微調節す
ることも可能である。いずれにしても、反応液のpHは
硫パンを含む希薄硫酸水溶液の供給量の調節により行な
われ、しかも反応液のpH値は0.8以上であり、第1
槽の反応率が約90%であって第2槽のpH値は上記値
以下になることはないので、第1槽の材質はSO831
6JIL、第2槽以降の反応槽の材質はSO8316L
程度のステンレス鋼で充分である。
次に反応液の温度制御について説明すると、まず混合槽
2内のスラッジと硫パン含有希薄硫酸水溶液の混合物の
温度は、約95〜100℃の硫パン含有希薄硫酸水溶液
の供給により70〜80℃に高められるが、希薄硫酸タ
ンク4内の常温の硫パン含有希薄硫酸水溶液は前記した
ように第1熱交換器6で約65〜70℃に加温した後(
温度指示記録計(TR)24で検出)、第2熱交換器7
で約95〜100℃に高められる。
この温度は硫パン含有希薄硫酸水溶液の供給ラインの第
2熱交換器7の後に設けた温度指示調節記録計(TRC
) 25により検知し、設定温度以下の場合にはスチー
ム供給管26に設けた上記記録計25と連動するスチー
ムコントロールバルブ27を開け、逆に設定温度以上の
場合にはしぼり、第2熱交換器7に入るスチーム量を調
節することにより自動的に設定温度に制御される。各反
応槽へはスチーム供給管が接続されており、第1槽R〕
内の反応液には第1スチーム管28がフィル状、平板状
等任意の形態で浸漬さく24) れた後排水溝32に導かれ、熱交換できるようにされて
おり、一方、第2〜第4槽忙はスチームが導入できるよ
うに第2スチーム管29、第3スチーム管30、第4ス
チーム管31がそれぞれ接続されている。第1槽R1内
の反応液の温度は、核種にその検出器が配設された第j
温度指示調節記録計(TRC)33及び第1スチーム管
28に配設された上記記録計33と連動する第1温度コ
ントロールバルブ34により調節され、第1槽R1内の
反応液の温度が設定値以上の場合には第1温度コントロ
ールバルブ34をしぼり、設定値以下の場合には開けて
設定温度に自動的に制御される。第3槽R3及び第5槽
R5にはそれぞれ第3及び第5温度指示記録計(TR)
35及び36が配設されており、これらの温度指示記録
計35及び36の検出温度に応じて第2〜第4温度コン
トロールバルブ37〜39を開閉して手動により調節す
るが、反応液の温度調節は、6槽に温度指示調節記録計
を配設し、各スチーム管のそれぞれの温度コントロール
パルブト連動させて自動詞節することも可能である。な
お、6槽へスチームを導入して温度を上げる方式の場合
、反応液が希薄になり後の精製工種で余分なエネルギー
が必要となるため、第1槽の反応液の温度上昇は図示す
るようなスチーム管と反応液との熱交換方式により行な
うことが好ましく′−0 その他、第1図中符号40はポンプ17の電動機の空運
転防止のための廃硫酸受槽15の液面指示調節計(LC
)であり、ポンプ14と連動して廃硫酸受槽15内の廃
硫酸の液面が一定レベル以下になったときに自動的にポ
ンプ14を作動させ、一定レベル以上になったときに作
動を停止させる。符号41は反応槽3の液面を制御する
ための書報器付液面指示調節計(LICA)を示し、反
応液の液面が設定値以下に下がるとコントロールバルブ
42を自動的にしぼり、設定値以上に上がると開ける。
符号43は硫ノくンを含む希薄硫酸水溶液の供給量を示
す流量積算指示計(FIQ)である。
前記した第1図に示す装置を用い、以下の条件で硫酸ア
ルミニウム水溶液の連続合成を行なった。
合成条件 スラッジ:供給量  1429陸匈間 組成 A/=(OH) 3 9−5 wtに不純物  
3.7〃 H2O86−8〃 廃硫酸 :供給量  72・bt7時間組成 Free
−H280490−Owt XAta(80a)30.
6 p 比重 +404(25℃) 硫パン含有硫酸水溶液:供給量31+2t/時間組成 
Free−H2SO,5,3wt%At2(Sot )
 3    F3 、9  ttH20残部 比重  1.134 (12℃) 反応温度;99〜100℃ 第1MpH:約0.8 第5槽pH:約2.0 その結果、約9&%の反応率で硫酸アルミニウム水溶液
が連続的に合成できた。得られた硫酸アルミニウム水溶
液を、使用合成液量300−1濾過温度20℃、濾過方
法−真空方法(助剤なし)、濾過面積95cr11使用
濾紙−東洋濾紙#2、濾過圧力(真空度) 120To
rrの条件で濾過テストを行なったが、濾過性に問題は
なかった。
第2図は本発明の硫酸アルミニウム水溶液連続合成装置
の他の実施例を示し、第1図に示す装置の変更箇所のみ
を示し、第2図に示されていない設備(例えば、廃硫酸
タンク、熱交換器等)、計装(例えがpH指示調節記録
計等)及び供給ライン(例えば硫パン含有硫酸水溶液供
給ライン等)は第1図に示すものと同じである。
第1図に示す装置では混合槽2が設けられているが、こ
れは、既存の設備をそのまま利用した場合にはベルトコ
ンベアの下に反応槽を設置できないために設けられたも
のであり、混合槽を設げることは必ずしも必要でなく、
第2図に示すように前記原料の三物質を直接、反応槽3
の第1411R1に投入することができる。第2図では
、スラッジはポンプで給送されてスラッジ供給管44に
より供給されるが、第1図に示すようにベルトコンベア
で供給してよいことはもちろんである。第2図に示す反
応槽3では、各槽R1−几5は埋伏の隔壁8a及び上部
から懸垂された隔壁8bKより交互に分画され、反応液
のショートバスが防止されるように工夫されている。
この反応液のショートバスをさらに有効に防止するため
に、第3図に示すように槽内にじやま板53を設けても
よい。
また、第1槽R1内の反応液の温度制御は、前記第1図
に示す装置と同様に第1温度指示調節記録計33により
第1スチーム管2Bに設けた第1温度コントロールバル
ブ34の調節により自動的に行なわれるが、第2〜第4
槽迅〜R4内の反応液の温度制御も、上記と同様にそれ
ぞれ塔槽に配設された第2〜第4温度指示調節記録計(
TRC)45〜47及び第2〜第4スチーム管29〜3
1に設けた第2〜第4温度コントロールバルブ48〜5
0により自動的に行なわれる。
さらに、塔槽の温度制御は、それぞれ各槽内の反応液と
これに浸漬されたコイル状もしくは平板状の第2〜第4
スチーム管との熱交換方式により行なわれる。
第2図に示す装置においては、合成液排出用のポンプ1
8の吐出側から第1槽R1に戻る合成液循環ライン52
が設けられている。これにより、合成液のpHを示す第
2 pH指示調節記録計(PHICR) 22 (第1
図参照)が異常値(適正範囲外)を示した時に手動バル
ブ51を開き、硫酸アルミニウム水溶液を第1槽R1<
戻すことができる。この循環ラインは第1図に示す装置
にも設けてよいことはもちろんである。
発明の効果 以上の説明からも明らかなように、本発明によれば以下
のような効果、利点が得られる。
a)硫酸アルミニウム水溶液の合成を多段槽式並流反応
による連続反応により行なうため、従来のバッチ弐圧比
べて製造能力が大巾に向上し、従って設備も小さなもの
でよく、設置面積が狭く屋内設置も可能である。
b)また反応系のpH調節に硫パンを含む希薄硫酸水溶
液を用いるため、pH調節が容易となり、また一槽目の
Free −H2SO4濃度が低く各種の反応液のpH
を0.8〜2.5に保持することにより、反応槽の材質
としてステンレス鋼が使用できる。従って、反応槽の溶
接修理、点検が可能で維持管理が容易で設備費も安価に
なると共に、連続運転により、バルブ、ポンプ、攪拌機
等の切換運転もなく、反応液のpHを連続制御でき、自
動化が容易で作業性、安全性の面でも効果がある。
C)さらに、反応速度定数の実験データを基に小規模の
改良で能力アップが可能である。
d)また、本発明の反応温度制御方式によれば、反応槽
とは別個の熱交換方式によるカロ熱のだ戦スケーリング
による熱効率の低下が殆んどなく、また自動的に温度制
御ができる。従って、連続運転の効果と相俟って、エネ
ルギー効率がよくまた駆動消費電力も少なく、ランニン
グコスト(3・l) が低いという利点が得られる。
本発明の他の利点、効果は前記した説明から明らかであ
ろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の硫酸アルミニウム水溶液の連続合成に
適する装置の一実施例を示すフローシート、第2図は他
の実施例を示す部分フローシート、第3図は本発明によ
る反応槽の他の例を示す部分断面図である。 2・・・混合槽、3・・・反応槽、4・・・硫パンを含
む希薄硫酸タンク、5・・・廃硫酸タンク、6・・・第
1熱交換器、7・・・第2熱交換器、8a、8b・・・
隔壁、I2・・・第1供給管、13・・・第2供給管、
2゜・・・第1 pH指示調節記録計、21・・・第1
コントロールバルブ、22・・・第2 pH指示調節記
録計、23・・・第2コントロールバルブ、26・・・
スチーム供給管、28・・・第1スチーム管、33・・
・第1温度指示調節記録計、34・・・第1温度コント
ロールバルブ、53・・・じゃま板。 手続補正書(自発) 昭和6死4月 3日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アルミニウム表面処理工程で生成する水酸化アルミ
    ニウムを主成分とするアルミニウムスラッジと、前記表
    面処理工程における塗膜除去工程で生じる廃硫酸と、前
    記表面処理工程における硫酸回収工程で生成する硫酸ア
    ルミニウムを含有する硫酸水溶液とを複数の第1槽〜第
    n槽から成る反応槽へ供給し、これらを第1槽から第n
    槽(最終槽)まで順次流しながら温度80℃〜反応液の
    沸点の条件で反応させると共に、前記硫酸アルミニウム
    を含有する硫酸水溶液の一部を第2槽から最終槽までの
    少なくともいずれかの槽に供給し、最終槽の反応液のp
    Hを1.6〜2.5に調整することを特徴とするアルミ
    ニウム表面処理工程で生成する副産物から硫酸アルミニ
    ウム水溶液を連続的に製造する方法。 2、最終槽の反応液のpHが適正範囲外となつたときに
    最終槽から出る硫酸アルミニウム水溶液の一部を反応槽
    に還流させることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の方法。 3、最終槽から出る硫酸アルミニウム水溶液の一部を第
    1槽に還流させることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項に記載の方法。 4、第1槽もしくは第2槽内の反応液のpHを0.1〜
    1.0に調整することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項乃至第3項のいずれかに記載の方法。 6、反応液のpHの調整を第1槽に供給される前記硫酸
    アルミニウムを含有する硫酸水溶液の供給量の制御によ
    り行なうことを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載
    の方法。 6、反応槽内の反応液の温度制御を、反応液に水蒸気を
    供給することにより行なうことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載の方法。 7、反応槽内の反応液の温度制御を、反応液中に浸漬し
    たスチーム管と反応液との熱交換により行なうことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに
    記載の方法。 8、第1槽に高温の硫酸アルミニウム含有硫酸水溶液を
    供給することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第
    7項のいずれかに記載の方法。 9、アルミニウム表面処理工程で生成する水酸化アルミ
    ニウムを主成分とするアルミニウムスラッジと、前記表
    面処理工程における塗膜除去工程で生じる廃硫酸と、前
    記表面処理工程における硫酸回収工程で生成する硫酸ア
    ルミニウムを含有する硫酸水溶液をそれぞれ連続反応さ
    せるための第1槽〜第n槽から成る反応槽と、前記硫酸
    アルミニウムを含有する硫酸水溶液を前記第1槽に供給
    するための第1供給管と、前記硫酸アルミニウムを含有
    する硫酸水溶液を第2槽以降の少なくともいずれかの槽
    に供給するための第n供給管(n=2以上)と、 前記第1槽もしくは第2槽内に配設した第1pH指示調
    節記録計と、 該第1pH指示調節記録計と連動して前記第1供給管内
    の流量を調節する第1コントロールバルブと、 前記第2槽以降の少なくともいずれかの槽内に配設した
    第npH指示調節記録計(n=2以上)と、 該第npH指示調節記録計と連動して前記第n供給管内
    の流量を調節する第nコントロールバルブ(n=2以上
    ) とを備えたことを特徴とするアルミニウム表面処理工程
    で生成する副産物から硫酸アルミニウム水溶液を連続的
    に製造するための装置。 10、前記第n供給管が最終槽の前の槽に硫酸アルミニ
    ウム含有硫酸水溶液を供給するための供給管であり、前
    記第npH指示調節記録計が最終槽に配設されており、
    該pH指示調節記録計と連動する第nコントロールバル
    ブが上記供給管に配設されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第9項に記載の装置。 11、前記反応槽が、底面部に連通口を有するように上
    部から懸垂された隔壁及び/又は水面が溢流するように
    上方に突設された堰状の隔壁により第1槽から第n槽の
    各槽に分画されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第9項又は第10項に記載の装置。 12、第1槽から第n槽の少なくともいずれかの槽内に
    反応液のショートバスを防止するためのじゃま板を配設
    したことを特徴とする特許請求の範囲第11項に記載の
    装置。 13、アルミニウム表面処理工程で生成する水酸化アル
    ミニウムを主成分とするアルミニウムスラッジと、前記
    表面処理工程における塗膜除去工程で生じる廃硫酸と、
    前記表面処理工程における硫酸回収工程で生成する硫酸
    アルミニウムを含有する硫酸水溶液をそれぞれ連続反応
    させるための第1槽〜第n槽から成る反応槽と、該反応
    槽から得られる反応液の沸点に近い最終硫酸アルミニウ
    ム水溶液と前記硫酸アルミニウムを含有する硫酸水溶液
    とを熱交換するための第1熱交換器と、 前記第1槽内に配設した第1スチーム管と、該第1槽内
    に配設した第1温度指示調節記録計と、 該第1温度指示調節記録計と連動して前記第1スチーム
    管内の蒸気流量を調節する第1温度コントロールバルブ
    と、 前記第2槽〜第n槽の少なくとも1槽内に配設した第n
    スチーム管(n=2以上)及び第n温度指示記録計(n
    =2以上)と、 該第n温度指示記録計と連動して前記第nスチーム管内
    の蒸気流量を手動又は自動にて調節する第n温度コント
    ロールバルブ(n=2以上)とを備えたことを特徴とす
    るアルミニウム表面処理工程で生成する副産物から硫酸
    アルミニウム水溶液を連続的に製造するための反応温度
    制御用装置。 14、硫酸アルミニウム含有硫酸水溶液の供給ラインに
    おいて前記第1熱交換器の後にさらにスチームと熱交換
    するための第2熱交換器を設けたことを特徴とする特許
    請求の範囲第13項に記載の装置。 15、前記硫酸アルミニウム含有硫酸水溶液の供給ライ
    ンの前記第2熱交換器の後に温度指示調節記録計を設け
    、該記録計と連動して第2熱交換器へのスチーム供給量
    を調節するスチームコントロールバルブを第2熱交換器
    へのスチーム供給管に設けたことを特徴とする特許請求
    の範囲第14項に記載の装置。
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