JPS6226896B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6226896B2
JPS6226896B2 JP54161937A JP16193779A JPS6226896B2 JP S6226896 B2 JPS6226896 B2 JP S6226896B2 JP 54161937 A JP54161937 A JP 54161937A JP 16193779 A JP16193779 A JP 16193779A JP S6226896 B2 JPS6226896 B2 JP S6226896B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
vinyl chloride
adhesive
sheet
transparent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54161937A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5684915A (en
Inventor
Yoshiaki Tachibana
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP16193779A priority Critical patent/JPS5684915A/ja
Publication of JPS5684915A publication Critical patent/JPS5684915A/ja
Publication of JPS6226896B2 publication Critical patent/JPS6226896B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Finished Plywoods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は連続ロールラミネーターを用いて縁甲
板を製造する方法に関するものである。
従来より縁甲板は基材合板の上に天然木突板を
貼合し、その上を塗装仕上げするという方法で製
造されて来たが、縁甲板は長さが3600〜4000mmと
いう長尺物が多いので欠点の無い長尺の天然木突
板を得ることが近来においては一段と困難であ
り、かつ非常に高価なものになつていた。
そこで、最近はその代替品として合板に「透明
塩化ビニルシート/模様/着色塩化ビニルシー
ト」という構成のシートを貼合したものが使用さ
れており、天然木突板を用いた縁甲板よりも安価
である等の理由で急速に伸びてきた。しかしなが
ら、その製造工程中の貼着工程において、連続ロ
ールラミネーター方式は機上でのテンシヨンによ
つて塩化ビニルシートが伸縮してしまうので安定
した作業が困難であるため、一般には平圧プレス
にせざるを得ず、又、貼着後、塩化ビニルシート
には揮発物を吸収する性質が無いので、接着剤が
固化するまでの間長時間圧締しておかなくてはな
らないという欠点があり、生産性の上で大きな障
害となつていた。
本発明は以上の様な従来法の欠点を解消すべく
なされたものであつて、着色塩化ビニルシートの
替りに樹脂含浸強化紙を用いることによつて、連
続ロールラミネーターの使用を可能にし、かつ長
時間の圧締を不用にするものである。
以下図面に従つて詳細に説明する。
まず、第1図に示す様に透明又は半透明の塩化
ビニルシート1の裏面に所望の模様2を施し、次
いでその面に接着剤3を介して、ノーサイズ又は
弱サイズのパルプ繊維質から成る重量が120〜
200g/m2の原紙に合成樹脂ラテツクス、あるい
は酢酸ビニル系エマルジヨン、あるいはこれらの
含浸液と水溶性メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂を
併用した含浸液を、樹脂含浸率30〜70%の範囲で
含浸した柔軟性のある樹脂含浸強化紙4を貼着し
て化粧シート5を得る。あるいは樹脂含浸強化紙
4の表面に所望の模様2を施し、次いでその模様
面に接着剤3を介して透明又は半透明の塩化ビニ
ルシート1を貼着して化粧シート5を得る。この
化粧シート5は樹脂含浸強化紙をその構成の一部
に有するので、ラミネーター上のテンシヨンに対
して伸縮性が非常に小さく、かつ塩化ビニルシー
トに較べて接着剤とのなじみが良いのが特徴であ
る。
次に第2図に示す様に前記化粧シート5を接着
剤6を介し、連続ロールラミネーターを用いて基
材7に貼合すると第3図に示す様な化粧板8が得
られる。
次いでこの化粧板を必要な寸法にカツトし、第
4図に示す様に雄実9と雌実10を側面に形成し
て縁甲板11を得る。
本発明によつて得られる縁甲板は以上の様に伸
縮が小さく、紙間強度が大きく、かつ紙質部分が
残存している樹脂含浸強化紙を含む構成であるの
で、連続ロールラミネーターで基材に貼着する際
に化粧シートが伸縮せず貼着精度が良く又貼着後
の伸縮による化粧シートの剥離が無い、生産上か
らみれば連続ラミネーターでの連続貼合せ作業で
スピードアツプが出来るため生産効率が良い、又
紙質が残つているので、塩化ビニルシートに比べ
て接着剤の浸透が良く貼着後に圧締工程が不要で
ある、等の効果を有する。
又、基材に貼着する前の化粧シートの構成は第
1図に示したものの値にもいくつか可能であり、
例えば第5図に示す様に透明又は半透明の塩化ビ
ニルシートの表面に透明樹脂12を塗布して表面
の塩化ビニル感を消し、塗装仕上げとすることも
できる。なおこの透明樹脂は化粧シートを基材に
貼着した後で塗布しても良い。
又、第6図と第7図に示す様に着色した樹脂含
浸強化紙を用いれば所望の模様の内のベタを省略
することができる。第6図は着色樹脂含浸強化紙
13を用いた場合、第7図は非着色の上層14と
着色の下層15から成る2層樹脂含浸強化紙16
を用いた場合を各々示している。
実施例 1 表面に細かい梨地状のエンボス模様を有する厚
さ0.15mmの縁甲板用透明塩化ビニルシートの裏面
に、塩化ビニル酢酸ビニル系のグラビアインキを
用いてベタ抜きで3色柄の欅模様を通常の刷順と
は反対にして印刷した。
次に坪量150g/m2の茶色の原紙に、アクリレ
ートラテツクス100重量部に水溶性メラミン樹脂
10重量部を混合した含浸液を樹脂含浸率が40%に
なる様に含浸させ、充分乾燥して210g/m2の樹
脂含浸強化紙を得た。
次にこの樹脂含浸強化紙の上に前記印刷済みの
塩化ビニルシートをその印刷面を下にして、アク
リルウレタン系接着剤を介してドライラミネータ
ーで貼合して化粧シートを得た。
次にこのシートをフエノール変性酢酸ビニル系
接着剤を介してロールラミネーターで厚さ12mmの
合板に連続的に貼合して得た化粧板を所定の寸法
にカツトし、側面に実加工を施して縁甲板を得
た。
実施例 2 厚さ0.12mmの縁甲板用透明塩化ビニルシートの
片面にアクリルウレタン系樹脂をリバースロール
コーターで15g/m2(ドライ)塗装したフイルム
と、実施例1と同じ方法で作成した樹脂含浸率40
%の樹脂含浸強化紙に真珠光沢顔料を配合したイ
ンキで全面ベタ印刷をした後に桧柾目模様を塩化
ビニル酢酸ビニル系インキを用いて3色柄で印刷
した樹脂含浸強化紙を変性エチレン酢酸ビニル系
接着剤を介してラミネーターで貼合して化粧シー
トを得た。
以下実施例1と同様にしてロールラミネーター
でハードボードに連続的に貼合した後、実加工を
施して縁甲板を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第5図〜第7図は本発明に用いる化
粧シートの断面図、第2図は化粧シートと基材と
を連続ロールラミネーターで貼合している状態の
説明図、第3図は本発明によつて得られる縁甲板
の実加工を施す前の状態の断面図、第4図は実加
工を施した後の縁甲板の一部切欠斜視図を各々示
す。 1…塩化ビニルシート、2…模様、3…接着
剤、4…樹脂含浸紙、5…化粧シート、6…接着
剤、7…基材、8…化粧板、9…雄実、10…雌
実、11…縁甲板、12…透明樹脂、13…着色
樹脂含浸強化紙、14…上層、15…下層、16
…2層樹脂含浸強化紙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 裏面に所望の模様を施した透明又は半透明の
    塩化ビニルシートの模様面に接着剤を介して樹脂
    含浸強化紙を貼り合わせるか、あるいは表面に所
    望の模様を施した樹脂含浸強化紙の模様面に接着
    剤を介して透明又は半透明の塩化ビニルシートを
    貼り合わせて成る化粧シートを、接着剤を介して
    連続ロールラミネーターを用いて基材に貼合し、
    次いで実加工を施すことを特徴とする縁甲板の製
    造法。
JP16193779A 1979-12-12 1979-12-12 Preparation of strip flooring Granted JPS5684915A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16193779A JPS5684915A (en) 1979-12-12 1979-12-12 Preparation of strip flooring

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16193779A JPS5684915A (en) 1979-12-12 1979-12-12 Preparation of strip flooring

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5684915A JPS5684915A (en) 1981-07-10
JPS6226896B2 true JPS6226896B2 (ja) 1987-06-11

Family

ID=15744866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16193779A Granted JPS5684915A (en) 1979-12-12 1979-12-12 Preparation of strip flooring

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5684915A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102806729A (zh) * 2012-08-10 2012-12-05 昆山乔锐金属制品有限公司 一种复合环保板材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102806729A (zh) * 2012-08-10 2012-12-05 昆山乔锐金属制品有限公司 一种复合环保板材

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Publication number Publication date
JPS5684915A (en) 1981-07-10

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