JPS6226626Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6226626Y2 JPS6226626Y2 JP1981103846U JP10384681U JPS6226626Y2 JP S6226626 Y2 JPS6226626 Y2 JP S6226626Y2 JP 1981103846 U JP1981103846 U JP 1981103846U JP 10384681 U JP10384681 U JP 10384681U JP S6226626 Y2 JPS6226626 Y2 JP S6226626Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- water level
- screw pump
- culvert
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 41
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 2
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は回転軸上にスクリユー羽根を備え、水
平面に対して所要の角度で設置されたスクリユー
ポンプに関する。
平面に対して所要の角度で設置されたスクリユー
ポンプに関する。
かかる形式のスクリユーポンプは種々知られて
おり、まずその一例を第1図,を参照して説
明する。
おり、まずその一例を第1図,を参照して説
明する。
第1図,に示す従来のスクリユーポンプ
は、全体を3で示すスクリユーポンプが水平面に
対して所要の角度αで設置されている。このスク
リユーポンプ3は、回転軸4と、その回転軸4の
上に取付けられたスクリユー羽根5と、図示の例
では半円筒状のケーシング6とを備え、この回転
軸4は原動機7により駆動されるようになつてい
る。
は、全体を3で示すスクリユーポンプが水平面に
対して所要の角度αで設置されている。このスク
リユーポンプ3は、回転軸4と、その回転軸4の
上に取付けられたスクリユー羽根5と、図示の例
では半円筒状のケーシング6とを備え、この回転
軸4は原動機7により駆動されるようになつてい
る。
作動に際し、原動機7によりスクリユー羽根5
が回転されることにより、水は矢印方向に流れ、
下位の流入井1の水を上位の吐出渠2に揚水す
る。その際、ケーシング6の先端6aは、逆流を
防止するため、吐出渠2とつながらる河川または
潮位の最高水位2a以上に位置している。
が回転されることにより、水は矢印方向に流れ、
下位の流入井1の水を上位の吐出渠2に揚水す
る。その際、ケーシング6の先端6aは、逆流を
防止するため、吐出渠2とつながらる河川または
潮位の最高水位2a以上に位置している。
ところで、従来のこの種のスクリユーポンプに
おいては、小雨量時で吐出渠2の水位が低い時で
も大雨量時で吐出渠2の水位が高い時でもスクリ
ユーポンプ3によつてケーシング先端6aまで揚
水し、放水するようになつている。すなわち、揚
程は常にHaである。このことは、吐出渠2の水
位が低い時には無駄な動力を消費していることに
なる。
おいては、小雨量時で吐出渠2の水位が低い時で
も大雨量時で吐出渠2の水位が高い時でもスクリ
ユーポンプ3によつてケーシング先端6aまで揚
水し、放水するようになつている。すなわち、揚
程は常にHaである。このことは、吐出渠2の水
位が低い時には無駄な動力を消費していることに
なる。
一般に回転軸とスクリユー羽根とケーシングと
を備えるスクリユーコンベアは周知であり、例え
ば実公昭49−19173号公報や実公昭52−28312号公
報に記載されている。しかしながら、スクリユー
コンベアの場合、一定の位置に集積された粉粒物
等を上方に搬送するものであるから、その供給量
は人為的に制御できるけれども、スクリユーポン
プの場合、水位の上下は人為的に制御できない。
またスクリユーポンプは必要時に連続運転するの
で、水位の上下に無関係に運転する必要があるた
めに、揚程の変化に応じて効率的な運転をするこ
とが望まれる。
を備えるスクリユーコンベアは周知であり、例え
ば実公昭49−19173号公報や実公昭52−28312号公
報に記載されている。しかしながら、スクリユー
コンベアの場合、一定の位置に集積された粉粒物
等を上方に搬送するものであるから、その供給量
は人為的に制御できるけれども、スクリユーポン
プの場合、水位の上下は人為的に制御できない。
またスクリユーポンプは必要時に連続運転するの
で、水位の上下に無関係に運転する必要があるた
めに、揚程の変化に応じて効率的な運転をするこ
とが望まれる。
したがつて本考案の目的は、吐出渠の水位が低
い場合は揚程を低くでき、もつて消費動力を低減
できるスクリユーポンプを提供するにある。
い場合は揚程を低くでき、もつて消費動力を低減
できるスクリユーポンプを提供するにある。
本考案によれば、回転軸上にスクリユー羽根を
備え、水平面に対して所要の角度で設置されたス
クリユーポンプにおいて、このスクリユーポンプ
のケーシングの途中に吐出渠底床と吐出渠最高水
位との間の位置で吐出渠に開口する吐出水路を設
け、その吐出水路の先端開口部に吐出渠の水位が
所定水位以下に低下すると開く弁を設けてある。
備え、水平面に対して所要の角度で設置されたス
クリユーポンプにおいて、このスクリユーポンプ
のケーシングの途中に吐出渠底床と吐出渠最高水
位との間の位置で吐出渠に開口する吐出水路を設
け、その吐出水路の先端開口部に吐出渠の水位が
所定水位以下に低下すると開く弁を設けてある。
したがつてスクリユー羽根の回転に伴い、ケー
シング下端の水は揚水されて上方の吐出渠に流入
する点は従来技術と同様である。しかしながら、
本考案では吐出渠の水位が所定水位以下に低下す
ると開く弁が吐出水路に設けられているので、吐
出渠の水位が低下した場合に、その弁が自動的に
開き、スクリユーポンプは吐出水路が開口してい
るところまで揚水すれば、揚水された水は吐出水
路を介して吐出渠に流出できる。したがつて吐出
渠の最高水位より低い位置に開口している吐出水
路まで揚水すればよいので、それだけ回転軸の回
転に要する動力が少くなり、消費時に低減するこ
とができる。
シング下端の水は揚水されて上方の吐出渠に流入
する点は従来技術と同様である。しかしながら、
本考案では吐出渠の水位が所定水位以下に低下す
ると開く弁が吐出水路に設けられているので、吐
出渠の水位が低下した場合に、その弁が自動的に
開き、スクリユーポンプは吐出水路が開口してい
るところまで揚水すれば、揚水された水は吐出水
路を介して吐出渠に流出できる。したがつて吐出
渠の最高水位より低い位置に開口している吐出水
路まで揚水すればよいので、それだけ回転軸の回
転に要する動力が少くなり、消費時に低減するこ
とができる。
それ故に本考案によれば、吐出渠の水位の低下
に応じて自動的に消費動力を制御でき、この種の
揚水作業において、省エネルギ効果を奏するもの
である。
に応じて自動的に消費動力を制御でき、この種の
揚水作業において、省エネルギ効果を奏するもの
である。
以下第2図,を参照して本考案の実施例を
説明する。
説明する。
第2図,は本考案の実施例を示し、後述の
点を除けば前述の第1図,に示す従来のスク
リユーポンプと実質上相違するところがないの
で、同一部分には同一符号を付して重複説明を省
略する。
点を除けば前述の第1図,に示す従来のスク
リユーポンプと実質上相違するところがないの
で、同一部分には同一符号を付して重複説明を省
略する。
ケーシング6の途中に、吐出渠底床2bと吐出
渠最高水位2aとの間の位置で吐出渠2に開口す
る吐出水路8を設け、その吐出水路8の先端開口
部に、水位差により自動的に開閉する弁9が設け
られている。
渠最高水位2aとの間の位置で吐出渠2に開口す
る吐出水路8を設け、その吐出水路8の先端開口
部に、水位差により自動的に開閉する弁9が設け
られている。
小雨量等で吐出渠2の水位が低い時には、スク
リユーポンプ3により揚水された水は、吐出渠2
と吐出水路8中の水位差により弁9が開き、矢印
で示すようにケーシング6の途中に設けた吐出水
路8から吐出渠2に放出される。
リユーポンプ3により揚水された水は、吐出渠2
と吐出水路8中の水位差により弁9が開き、矢印
で示すようにケーシング6の途中に設けた吐出水
路8から吐出渠2に放出される。
その時の揚程はHa1であり、前述の従来のスク
リユーポンプによる場合に比べ(Ha−Ha1)の
揚程分だけ動力が節約される。
リユーポンプによる場合に比べ(Ha−Ha1)の
揚程分だけ動力が節約される。
大雨量時で吐出渠2の水位が高い場合には、弁
9は水位差により閉状態となり、従来のスクリユ
ーポンプと同様ケーシング先端6aより放水され
る。
9は水位差により閉状態となり、従来のスクリユ
ーポンプと同様ケーシング先端6aより放水され
る。
なお、弁9の開閉は、前述の水位差のほか例え
ば水位を検知して開閉の動作を行う弁であつても
よく、要は吐出渠2の水位が所定水位以下に低下
した時に開く弁であればよい。
ば水位を検知して開閉の動作を行う弁であつても
よく、要は吐出渠2の水位が所定水位以下に低下
した時に開く弁であればよい。
以上述べたように本考案によれば、小雨量時で
吐出渠の水位が低い時には、低い揚程で足り、そ
の分動力が節約できランニングコストを低減させ
ることができ、かつ工事にもさしたる費用を要せ
ず、一度工事を行えばその後はほとんど補修など
を要せず作動するものである。
吐出渠の水位が低い時には、低い揚程で足り、そ
の分動力が節約できランニングコストを低減させ
ることができ、かつ工事にもさしたる費用を要せ
ず、一度工事を行えばその後はほとんど補修など
を要せず作動するものである。
第1図,は従来のスクリユーポンプを示
し、は側面図、はの−線断面図、第2
図,は本考案に係るスクリユーポンプを示
し、は側面図、はの−線断面図であ
る。 1……流入井、2……吐出渠、3……スクリユ
ーポンプ、4……回転軸、5……スクリユー羽
根、6……ケーシング、7……原動機、8……吐
出水路、9……弁。
し、は側面図、はの−線断面図、第2
図,は本考案に係るスクリユーポンプを示
し、は側面図、はの−線断面図であ
る。 1……流入井、2……吐出渠、3……スクリユ
ーポンプ、4……回転軸、5……スクリユー羽
根、6……ケーシング、7……原動機、8……吐
出水路、9……弁。
Claims (1)
- 回転軸上にスクリユー羽根を備え、水平面に対
して所要の角度で設置されたスクリユーポンプに
おいて、このスクリユーポンプのケーシングの途
中に吐出渠底床と吐出渠最高水位との間の位置で
吐出渠に開口する吐出水路を設け、その吐出水路
の先端開口部に吐出渠の水位が所定水位以下に低
下すると開く弁を設けたことを特徴とするスクリ
ユーポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10384681U JPS589981U (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | スクリユ−ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10384681U JPS589981U (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | スクリユ−ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS589981U JPS589981U (ja) | 1983-01-22 |
JPS6226626Y2 true JPS6226626Y2 (ja) | 1987-07-08 |
Family
ID=29898454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10384681U Granted JPS589981U (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | スクリユ−ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589981U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4919173U (ja) * | 1972-05-28 | 1974-02-18 | ||
JPS5228312U (ja) * | 1975-08-20 | 1977-02-28 |
-
1981
- 1981-07-15 JP JP10384681U patent/JPS589981U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4919173U (ja) * | 1972-05-28 | 1974-02-18 | ||
JPS5228312U (ja) * | 1975-08-20 | 1977-02-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS589981U (ja) | 1983-01-22 |
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