JPS62264586A - シ−ス保護用アレスタの劣化検出方法 - Google Patents

シ−ス保護用アレスタの劣化検出方法

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JPS62264586A
JPS62264586A JP61108254A JP10825486A JPS62264586A JP S62264586 A JPS62264586 A JP S62264586A JP 61108254 A JP61108254 A JP 61108254A JP 10825486 A JP10825486 A JP 10825486A JP S62264586 A JPS62264586 A JP S62264586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheath
arrester
deterioration
circuit
leakage current
Prior art date
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Pending
Application number
JP61108254A
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English (en)
Inventor
遠藤 桓
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はシース保護用アレスタの劣化検出方法、詳し
くは、電力ケーブル系統におけるシース回路のサージ性
過電圧抑制用のギャップレスアレスタの劣化検出方法に
関する。
[従来の技術] 三相交流型カケープル系統において、シース回路に電流
が流れるとケーブルの許容電流が減少してしまうので、
このシース電流を阻止するために、例えば、第3図の電
気回路で示されるシースクロスボンド接地方法が一般に
用いられて、シース回路を分割し、シース電流を制限す
るようにしている。すなわち、第3図において、A、B
、Cの各相のシース回路1.2.3は、零位置シース接
続部A。、Bo、Coから3位置シース接続部A3゜B
 a 、Caまで1クロスボンド区間を形成していて、
これら両端のシース接続部で接地されている。
この1クロスボンド区間中、各相A、B、Cに1位置シ
ース絶縁部A1.B1.C1および2位置シース絶縁部
A2.B2.C2が設けられている。
これらシース絶縁部にはシース回路のサージ性過7ヒ圧
を抑制するため、シース保護用アレスタが接続される。
このシース保護用アレスタの従来の接続方法を第4図、
第5図に示す。第4図は、例えば、A相の1位置シース
絶縁部A1の両端間に2個のアレスタ素子4.5を直列
に接続したもので、両アレスタ素子4,5の中間点が接
地されていないことから橋絡法と称せられる。また、第
5図は、同じく1位置シース絶縁部A1の両端間に2個
のアレスタ素子6,7を直列に接続しているが、両アレ
スタ素子6,7の中間点が接地されているため接地法と
称せられる。他相のシース絶縁部B、C或いは2位置シ
ース絶縁部A2゜B2.C2も、同様の接続構成とされ
ている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、シース保護用アレスタとして使用される、直
列ギャップのない酸化亜鉛型アレスタは、劣化してくる
と漏れ電流が増大し熱暴走する虞れがある。このため、
常時の運転電圧における翻れ電流を測定することにより
劣化状況を調べることができる。一方、シース保護用ア
レスタには常時運転中数十〜数百V程度の電圧が加わっ
ているが、これに対してシース回路のサージ性過電圧を
抑制する値は数千V以上であり、その間の電圧差は大き
い。また、アレスタの常時電圧は負荷電流で決り、この
負荷電流は大幅に変動するため、安定した漏れ電流の測
定が困難である。従って、従来の漏れ電流を71−1定
してアレスタの劣化を診断する方法は事実上問題があり
、このため、これまで実系統に布設されたアレスタの有
効な劣化診断方法は存在しなかった。
また、上記クロスボンド接続されている各相のシース絶
縁部の両端とも大地からの電位があり、このため、片端
接地の不ゝIL衡型測定法は適用できず回路が復雑にな
る。これらの回路は遠端のいずれかでは接地されており
、このクロスボンド回路は直流的には非常に低抵抗に保
たれているのが通常である。
この発明はこのような点に着目してなされたもので、シ
ース保護用アレスタに流れる漏れ電流を測定してアレス
タの劣化状況を検出するようにしたシース保護用アレス
タの劣化検出方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段および作用]この発明の
シース保護用アレスタの劣化検出方法は、電力ケーブル
系統のシース回路に電流が流れるのを阻止するために設
けられたシース絶縁部の両端間或いは対接地間にサージ
性過電圧が生じるのを抑制するためのシース保護用アレ
スタ回路を取り付けたものにおいて、上記シース保護用
アレスタ回路は曳数個のアレスタ素子を直列接続して形
成されており、これらアレスタ素子のうちの各1対のア
レスタ素子の共通接続部と接地間に測定電圧を印加して
漏れ電流を測定することにより、この測定値からアレス
タの劣化状況を調べるようにしている。
[実 施 例] 以下、この発明を図示の実施例によって説明する。
第1図は、この発明に係る劣化検出方法を適用した劣化
検出回路の一実施例の電気回路図である。
この劣化検出回路において、シース絶縁部A1の両端間
には4個のシース保護用アレスタ素子8゜9.10.1
1が直列に接続されていて、アレスタ素子9と10との
接続点は接地されている。つまり、前記第5図に示した
従来の接地法の回路の2つのアレスタ素子6および7を
、それぞれ、2個のアレスタ素子8と9および10と1
1に置き換えている。そして、アレスタ素子8と9の接
続点が外部端子T1として引き出されているので、同端
子T に抵抗R1を介して電流計12の一端を接続し、
また、アレスタ素子10と11の接続点が外部端子T2
として引き出されているので同端子T に抵抗R2を介
して電流計13の一端を接続している。電流計12と1
3の他端は測定電圧Eの直流電源14を介して接地され
ている。
このような構成になっているので、アレスタ素子8.9
に関しては電流計12により漏れ電流11が測定され、
またアレスタ素子io、i1に関しては電流計13によ
り翻れ電流■2が測定されるので、これらの漏れ電流I
、I  の測定値によってアレスタ素子8〜11の劣化
状況を知ることができる。なお、この漏れ電流■  1
 は1゛2 直流電源14の測定電圧Eによっても変化するが、彼測
定アレスタ素子8〜11の温度にも依存するので、この
温度依存性を補正し、ある一定温度での&Jれ電流の値
を劣化診断値として用いれば、さらに正確な診断ができ
る。また、この漏れ電流1.1  を個々に測定せず、
抵抗R1とR2の他端を共通に接続し、この接続端と直
流電源14との間に1つの電流計を挿入することによっ
て漏れ電流(11+12)を測定するようにしてもよい
。同様に、シース絶縁部A1だけでなく、他のシース絶
縁部B、、C,,A2.B2.C2の各アレスタについ
てこれらのアレスタに流れる漏れ電流をまとめて測定す
るようにしてもよい。
また、上記抵抗R1,R2の代りにリアクトルを用いて
もよい。さらに、また、原理的には、直流型Fi、14
の代りに、商用周波数或いはさらに低周波の交流電源を
用いて漏れ電流をApj定するようにしでもよい。
第2図は、この発明の方法を適用した劣化検出回路の他
の実施例の電気回路図である。この劣化検出回路におい
ては、シース絶縁部A1の両端間に2個のシース保護用
アレスタ素子15.16が直列に接続されていて、両ア
レスタ素T15゜16間より引き出された外部端子Tに
抵抗Rを介して電流計17が接続され、同電流計17の
他端は直流電源14を介して接地されている。このよう
な回路構成は前記第4図に示した従来の橋絡法の回路の
2つのアレスタ素子4,5の接続中間点に外部端子Tを
設けて」二足の回路を接続することにより得られる。
この第2図に示す劣化検出回路においても、電流計17
にて漏れ電流Iをdl11定できるので、この測定値よ
りアレスタ素子15.16の劣化診断を行なうことがで
きる。
なお、上記実施例のほか、ケーブルシースの片端のみ接
地し、他端にアレスタを取り付ける場合、このアレスタ
を2素子型とし、各アレスタ素子の接続中間点にAPI
定電圧を印加して漏れ電流を測定することもできる。
さらに、前記第4図の橋絡法を利用した回路で、シース
電位のサージ電圧による電位浮動を抑制するため大地間
にコンデンサを取り付ける場合にも、そのまま直流電流
をalll定して診断することができる。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、シース保護用アレ
スタの漏れ電流を測定することができるので、アレスタ
の劣化診断が可能になり、送電系統の信頼性が増し、ま
た、送電系統の活線時、停電時のいかなる状態でも測定
ができる。また、従来のアレスタをほとんどそのまま用
いて常に中間から端子を引出すだけで簡単に劣化検出を
行なうことができる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の方法を適用した劣化検出回路の一
実施例の電気回路図、 第2図は、この発明の方法を適用した劣化検出回路の他
の実施例の電気回路図、 第3図は、シースクロスボンド接地方法による三相交流
電力ケーブルシース回路の電気回路図、第4.5図は、
従来のシース保護用アレスタの接続方法の6例を示す電
気回路図である。 1〜3・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・シース回路4〜11,15.16・・・シース保護
用アレスタ素子 12.13.17・・・・・・・・・漏れ電流測定用電
流計14・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・直流電源A I、A 2 、B 1.B 
2 、  C1,C2・・・シース絶縁部 E・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・測定電圧1.1  1・・・・・・・・・
・・・んコれ電流1  2’

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  電力ケーブル系統において、シース循環電流を無くす
    ため、或いは低減するためにシース絶縁部を設け、この
    シース絶縁部の両端間或いはシース絶縁部の一端と接地
    間にサージ性過電圧が生じるのを抑制するためのシース
    保護用アレスタ回路を取り付けたものにおいて、 上記シース保護用アレスタ回路は復数個のアレスタ素子
    を直列接続として形成され、上記復数個のアレスタ素子
    の各1対のアレスタ素子の共通接続部と接地間に測定電
    圧を印加して漏れ電流を測定し、同測定値により上記ア
    レスタ素子の劣化状況を調べることを特徴とするシース
    保護用アレスタの劣化検出方法。
JP61108254A 1986-05-12 1986-05-12 シ−ス保護用アレスタの劣化検出方法 Pending JPS62264586A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01222614A (ja) * 1988-02-29 1989-09-05 Mitsubishi Cable Ind Ltd 単心ケーブル線路における防食層保護装置の監視方法
JPH01222613A (ja) * 1988-02-29 1989-09-05 Mitsubishi Cable Ind Ltd 単心ケーブル線路における防食層保護装置の監視方法
JPH01222612A (ja) * 1988-02-29 1989-09-05 Mitsubishi Cable Ind Ltd 単心ケーブル線路における防食層保護装置の監視方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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