JPS62263490A - 月齢・簡易潮汐表示付時計 - Google Patents

月齢・簡易潮汐表示付時計

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JPS62263490A
JPS62263490A JP61106445A JP10644586A JPS62263490A JP S62263490 A JPS62263490 A JP S62263490A JP 61106445 A JP61106445 A JP 61106445A JP 10644586 A JP10644586 A JP 10644586A JP S62263490 A JPS62263490 A JP S62263490A
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wheel
tide
plate
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B19/00Indicating the time by visual means
    • G04B19/26Clocks or watches with indicators for tides, for the phases of the moon, or the like
    • G04B19/266Clocks or watches with indicators for tides, for the phases of the moon, or the like with indicators for tides
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B19/00Indicating the time by visual means
    • G04B19/26Clocks or watches with indicators for tides, for the phases of the moon, or the like
    • G04B19/268Clocks or watches with indicators for tides, for the phases of the moon, or the like with indicators for the phases of the moon

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  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、月の位置と月齢に加えて潮の干満の目安表示
機能を備えた時計に関するものである。
〔従来の技術〕
潮の干満は、地球と月及び太陽との位置関係や地形・緯
度等複雑な要因が係わり合うため各周期毎に長短があり
、平均潮汐周期を用いて常に厳密な潮の干満を表示する
ことは不可能であるが、太陽と地球と月とがほぼ一列に
並んで潮の干満の差が大きくなる大潮のころは平均潮汐
周期との差も比較的小さく、前記大潮の中でも太陽と月
の赤緯差の小さい春分又は秋分のころの新月又は満月時
には実際の潮の干満時刻間隔もほぼ一定となり、また月
齢がわかると潮の干満の差の目安もわかるので、実用上
おおよその潮の干満の目安を知る上では月齢表示を伴っ
た平均潮汐周期を用いた簡易潮汐表示法は実用価値が高
い。一般に潮の干満は、l太陰日すなわち地上から見た
月の平均運動周期中に干潮・満潮各2回ずつ起こるため
、平均潮汐周期は172太陰日に相当する。従来のアナ
ログ式時計においては、例えば実願昭60−17593
2号のごとく月の平均位置と月齢とを同時に表示する月
齢表示部を備えた時計において、月の位置を表示する刀
根の回転周期が1太陰日であることを用いて、前記月齢
表示部の周囲に干潮拳満潮を示す目安マークを各2箇所
ずつ90’間隔で交互に配設したレジスターリングを設
けたものや、特願昭60−256425号のごとく平均
潮汐周期(1/2太陰日)×n(nは自然数)で1回転
する潮汐図形を有する潮汐板を用いた、月齢表示機能を
持たない簡易潮汐表示機能のみのものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら前記レジスターリングを用いたものは、該
レジスターリングの中心に対して偏心した位置に回転中
心を有する刀根の回転方向を前記レジスターリング上に
移して読み取る必要がある上、潮汐状態を図形の変化と
して表示することができず、またレジスターリングは大
きな外力により狂う可能性もある。一方月齢表示を持た
ない潮汐板による表示のものは、潮の干満の差の目安と
なる大潮や小潮の判別が不可能であり、また月齢がわか
らないので天体観測には使用できない不便さも有してい
た。本発明の目的は、月齢表示機能を備え、応用範囲の
広い、視覚的にも判り易い月齢・簡易潮汐表示付時計を
提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり
、時刻表示機能部に同期して平均潮汐周期(1/2太陰
日)×n(nは自然数)で1回転する潮汐車を備えた簡
易潮汐表示機能部と、同じく前記時刻表示機能部に同期
して月の平均位置の表示を行う月車と、前記月車との回
転差を用いて月齢の表示を行う影車とを備えた月齢表示
機能部とを前記時刻表示機能部と同一表示面に配置した
ことにより、月齢表示部により月の平均位置と月齢に加
えて潮の干満の差の目安もわかり、潮汐板により干潮あ
るいは満潮からの経過時間の目安に加えて潮汐状態を図
形の変化によってもわかり易(読み取れる様にしたこと
である。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
第1図は、本発明における月齢・簡易潮汐0表示性時計
の平面図であり、第2図は第1図の時計の文字板の平面
図である。
図において1は月齢・簡易潮汐表示付時計、2は文字板
、3は時を表示する時針、4は分針、5は秒針、6は刀
根で回転中心に対する角度範囲が60°の大きさの丸穴
6aを設けてあり、7は杉板で刀根6の下に重ねて配置
され、刀根6の丸穴6aに丁度型なる大きさで刀根6と
同色の遮蔽部が3個等間隔に設けられている。8は潮汐
板で、回転中心に対する角度範囲力≦90”の大きさの
2個の扇形の潮汐表示窓8aと、干満状態を読み取るた
めの2個の読取マーク8bとが90’間隔で交互に設け
られている。文字板2には時針乙に対応する位置K12
時間制の目盛21が、また刀根6の丸穴6aの軌跡に対
応する位置には月の色を表示するための月背景部22が
設けらnており、該月背景部22において北緯35″に
おける地平線とみなされる凸の境界部22aより上側の
22bは刀根6に対し月が明確に表示され色の濃淡がは
っきりするよう明るい色を用いており、反対に月背景部
22の境界部22aより下側の22Cは刀根6に対して
同色又はそれに近い目立たない色を用いており、刀根6
の回転及び刀根6と杉板7との回転差を用いて、天球の
北極から南極に向って子午線を真上にして視た時の月の
平均位置及び月齢を表示すると共に、月背景部22によ
り月を表示する色が表示位置に対応して変わるので出没
の状態が明確に色又は色の濃淡で区別できる様になって
いる。また月背景部22の境界部22aは月齢として示
される形状を誤認しないためと、実際の月の出没時刻間
隔が変動するために連続的に色又は色の濃淡を変えであ
る。
更に文字板2には潮汐板8の潮汐表示窓8aの軌跡に対
応する位置に潮の干満を色又は色の濃淡で表示するため
の潮汐背景部23が設けられており、該潮汐背景部23
は潮汐板8の回転中心に対する角度範囲が90@の大き
さの千の状態を示すための2個の扇形の淡色部23aと
、該淡色部23aと同形状の満の状態を示すための2個
の扇形の濃色部23bとが交互に設けられるとともに、
潮汐背景部23の外周部には潮汐板8の読取マーク8b
に対応して2個の干潮目安マーク23Cと、同じく2個
の満潮目安マーク23dとが90’間隔で交互に設けら
れ、更に上げ三分を示す目安マーク23eと、下げ三分
を示す目安マーク23fとが各2個ずつ90°間隔で交
互に設けられており、潮汐板8の潮汐表示窓8aが潮汐
背景部23の淡色部25aに丁度型なる時に潮汐板8の
読取マーク8bが干潮目安マーク23Cに対応して干の
状態、また曲記潮汐表示窓8aが潮汐背景部23の濃色
部23bK丁度重なる時に潮汐板8の読取マーク8bが
満潮目安マーク23dに対応して満の状態を表示する様
に構成されている。また月板6、杉板70回転方向は、
天球の北極から南極に向って子午線を真上にして視た時
の月の動きに合わせて時計回りとなっており、潮汐板8
の回転方向も以下に詳述する輪列構造により時計回りと
なっている。
次に第3図〜第7図により第1図に示す時計を駆動する
ための輪列構造につ(・て説明する。第3図及び第4図
は第1図の時計の輪列機構要部を示した断面図であり、
第5図は第1図の時計の輪列の概略を示す平面配置図で
あり、第6図(イ)は月板と影板との重なりによる朔の
状態を示す平面図、第6図(ロ)は月板と影板との重な
りによる望の状態を示す平面図であり、第7図は潮汐板
の平面図である。
図において9は四番車で秒針5が、10は中心車で分針
4が、1)は筒車で時針3が各々取り付けられる。12
は日ノ裏車で中心車100分カナ10a及び筒車1)の
筒歯車1)aと噛み合っており、筒車1)は筒歯車1)
aと筒車カナ1)bとにより構成されている。また16
は歯数比を調整するための3個の仲介車の内の1つの第
二日ノ裏車で、第二日ノ裏歯車13aと第二日ノ裏カナ
13bとにより構成され、地板14に固定されている第
二日ノ裏ピン15に遊合され裏板16によってタテアガ
キが保持されており、筒車カナ1)bに噛み合う第二日
ノ裏歯車13aと第二筒車17に噛み合う第二日ノ裏カ
ナ13bとの間には所定のトルク以上の負荷でスリップ
するスリップ機能部13cが設けられている。18は歯
数比を調整するための2つ目の仲介車の調整車であり、
第二筒車17及び影1)9′に噛み合う上調整歯車18
aと月]L30に噛み合う下調整歯車18bとにより構
成され、地板14に固定されている調整車ピン31に遊
合され裏板16によってタテアガキが保持されている。
17は第二筒車で筒車1)に遊合され鋺記筒車1)と輪
列のバックラッシュの影響を取り除(ための針座32と
を合わせて地板14と裏板16との間でタテアガキを含
んで挾持されている。月車30は地板14に固定されて
いる月車ピン63に遊合され、影車19は月車30に遊
合されていて、月車3qと影車19と輪列のバックラッ
シュの影響を取り除くための針座34とを合わせて裏板
16によってタテアガキが保持されている。また月!3
0、影車19の文字板2側の一端にはそれぞれ月板6、
影板7が取り付けられている。35は歯数比を調整する
ための3つ目の仲介車の第二調整車で、第二調整上歯車
35aと第二調整子歯車35bとにより構成され、地板
14に固定されている第二調整車ピン36に遊合され裏
板16によってタテアガキが保持されており、第二筒車
17及び修正伝工車37の修正保工歯車57aに噛み合
う第二調整上歯車35aと潮汐車38の潮汐歯車38a
に噛み合う第二調整子歯車35bとの間KGX所定のト
ルク以上の負荷でスリップするスリップ機能部35Cが
設けられている。38は潮汐車で、潮汐歯車38aとノ
コギリ状の歯を有する潮汐カナ38bとにより構成され
、地板14に固定されている潮汐車ビン39に遊合され
るとともに輪列のバックラッシュの影響を取り除くため
の針座40とを合わせて裏板16との間でタテアガキを
含んで挾持されている。また潮汐車38の文字板2側の
一端には潮汐板8が取り付けられている。67は修正伝
工車であり、第二調整車35の第二調整上歯車35aに
噛み合う修正保工歯車37aと修正車41に噛み合う修
正伝エカナ37bとにより構成され、地板14に固定さ
れている修正伝二車ビン42に遊合され裏板16により
タテアガキが保持されており、リューズ43から巻真4
4による修正車41への回転動作が、通常位置43aで
は空転して伝わらず、一段引き位置43bでは修正車4
1が巻真44の山部44aと一体化して伝達されるが、
二段引き位置43Cにおいては修正車41は巻真44と
の係わり合いが解除されるので一段引き位置43bにお
いてのみリエーズ43からの回転動作が修正車41を介
して修正伝二車37に伝達される様に構成されている。
45は潮汐車38の回転方向規制レバーで、レバービン
46に遊合され、潮汐車38の潮汐カナ38bの右回転
に対して各6突っ張らない様に勾配が設けられた係合部
45a−45bと、潮汐車38の潮汐カナ38bの左回
転に対しいずれか一方で突っ張りを生ずる様に形成され
た係合部45C・45dとにより構成され、前記係合部
45aΦ45Cで形成される山部が潮汐カナ38bの歯
先部と係合する時はもう一方の係合部45b・45dで
形成される山部が潮汐カナ38bの歯又部に位置し、反
対に係合部45b・45dで形成される山部が潮汐カナ
38bの歯先部と係合する時は係合部45a・45bで
形成される山部が潮汐カナ38bの歯又部に位置する様
に配設され、潮汐車38の右回転時には、潮汐カナ38
bの歯先が回転方向規制レバー45の係合部45a・4
5bを交互に移動させるので回転方向規制レバー45は
小往復旋回運動をしながら突っ張らずにすりぬけて潮汐
車68も右回転を続けるが、潮汐車38の左回転時には
回転方向規制レバー45の係合部45b又は45dのい
ずれか一方と潮汐カナ38bとの間で突っ張りを生じ、
潮汐車38に噛み合う第二調整車35のスリップ機能部
35Cがスリップして、潮汐!38と第二調整車35の
第二調整子歯車35bは回転せずに第二調整上歯!35
aのみ右回転する様に構成されている。
次に作動に一ついて説明する。
第3図及び第4図において四番車9から分カナ10aに
至る減速比は公比のごと(1/60としておき、分カナ
10aから日)裏車12を介して筒車1)へ至る減速比
を1/l 2にすることにより筒車1)は12時間に1
回転する。
朔望月すなわち月の満ち欠けの平均周期は29.530
589日にあたり、月の見かけの平均運動速度に刃板6
の回転速度を合わせるためには月車0.9661368
1回転にごく近い値になる様に筒車1)から月車30に
至る輪列の歯数な構成する必要がある。
また杉板7は刃板6との回転差を用いて月齢を表示し、
第6図(イ)に示す様に刃板6の丸穴6aが杉板7の遮
蔽部7aの一つに丁度型なる時に朔、第6図(ロ)に示
す様に前記遮蔽部7aの丁度中間の位置7bの一つに位
置する時に望を表示する様に構成されており、杉板7の
遮蔽部7aの数をm(mは2以上の整数)個とすると月
の見かけの移動方向と満ち欠けの方向から、杉板7は刃
板6に対し29.530589Xm日に1回転の割合で
遅らせる必要があり、影車19は月車30に対し1日あ
回転にとく近い値の分遅くなる様に筒車1)から影車1
9に至る輪列の歯数を構成する必要がある。
本実施例の場合m=3であり、最大歯数が少なく近似精
度の良い歯数組み合わせの一例を示すと、筒車カナ1)
bの歯数23枚、第二日ノ裏歯車13aの歯数41枚、
第二日ノ裏カナ13bの歯数40枚、調整車18におけ
る上調整歯車18aの歯数45枚、下調整線!18bの
歯数31枚、月車30の歯数32枚、影車19の歯数4
7枚とすることによって、月J[30は1日に0966
12466966刃板466回転積誤差は月の見かけの
平均運動に対し1.6°の遅れに過ぎず、また影車19
は上記月車30の回転速度に対し1日あたり0.01)
28773回転遅い0.95483693回転にごく近
いことが必要であるが、上記歯数例では影車19は1日
あたり0.95485210回転し、杉板7の刃板6に
対する年間累積誤差は2.0°の進みであり、月齢に換
算して0.5日分の遅れに過ぎない。
ここで筒車1)を前歯!1)aと筒車カナ1)bとで構
成した合わせ筒車としたのは、第二日ノ裏車13と調整
車18の2つの仲介層を用いて筒車1)から月車30及
び影車19に至る輪列の歯数比を調整する場合でも歯数
組み合わせが限定されるので、日ノ裏車12との噛み合
い条件の制約を受けずに筒車カナ1)bの歯数を選べる
からである。
平均潮汐周期は1/2太陰日すなわち12時間25分1
4.164秒にあたり、潮汐板8の1回転中に表示さr
、る干潮又は満潮の数をnとすれば、平均潮汐周期に潮
汐板8の回転速度を合わせるためには潮汐車38が1日
に(24時間/12時間25分14.164秒)/n回
転、すなわち本実施例においてはn=2であるので潮汐
車38の回転速度は月車300回転速度と等しい1日に
0.96613681回転にごく近い値になる様に筒車
1)から潮汐車38に至る輪列の歯数を構成する必要が
ある。本実施例において筒車1)の筒車カナ1)bの歯
数23枚、第二日ノ裏車13の第二日ノ裏カナ13bの
歯数41枚、第二日ノ裏カナ13bの歯数40枚の場合
、最大歯数が少なく近似精度の良い歯数組み合わせの一
例を示すと、潮汐車38の潮汐歯車38aの歯数を月車
30の歯数と等しい32枚、第二調整車65の歯数を調
整車18の歯数と等しい条件、すなわち第二調整上歯車
35aの歯数45枚、第二調整車3535bの歯数31
枚とすることによって潮汐!38は月車30と同様に1
日に0.96612466回転し潮汐板8の年間累積誤
差は平均潮汐周期に対し1.6゜の遅れとなる。帥記年
間累積誤差は潮の干満の平均周期に比較して十分小さな
値であり、前記潮汐板8は1太陰日で1回転していると
みなしてよい。
また第二筒車17の歯数については回転方向の補正を兼
ねたアイドラーとしての機能であるので、使用可能なモ
ジエール範囲と前記輪列の平面配置条件により最も有利
な数とすれば艮い。
また刀根6及び影板7は第二日ノ裏車13のスリップ機
構により月のおおよその位置と月齢を知る上で問題のな
い範囲内に前記修正伝二車37を含む輪列によって、ま
た潮汐板8は第二調整車35のスリップ機構と潮汐車3
8の潮汐カナ38bに係合する回転方向規制レバー45
とによって、リューズ43の一段引き位置4Sbにおい
て時針3及び分針4に対して合わせ込み可能なので取り
付゛け時の位置合わせは特に必要としない構造となって
いる。
以下初期合わせ込み時の操作を説明する。
先ず合わせようとする日の前日の観測地における月の南
中時刻と前記南中時刻における月齢と干潮からの経過時
間を理科年表等から計算で求める。
リューズ43を通常位置43aかも二段引き位置43c
まで引き出すことによって時針3、分針4を通常の操作
で前日の月の南中時刻に針合わせを行なう。
次にリューズ43を二段引き位置43Cより一段引き位
置43bにすると、修正車41が巻真44と係合し、リ
ューズ430回転力が巻真44から修正車41と修正伝
工車37と第二調整I35の第二調整上歯車35aと第
二筒車17を経て調整j[18に伝えらn、更に調整車
18から月車30及び影車19へと回転力が伝えられる
。上記伝達時には第二日)裏車13のスリップ機能部1
3Cがスリップし、時針3及び分針4は早修正されずに
月齢表示部においては月車30に取り付けられた刀根6
と影車19に取り付けられた影板7がリューズ43の回
転により早修正される。
前記動作を用いてリューズ43の正、逆回転にて文字板
2における月の南中方向を示す12時位置マーク21a
の方向に刀根6の丸穴6aと影板7の遮蔽部7aの一つ
が丁度型なって一致し朔の表示になる様に合わせる。こ
の時月齢表示部は月齢Oの南中を示している。この場合
刃板6の丸穴6aが文字板2の12時位置マーク21a
に一致する状態をくり返した後の最初の影板7の合わせ
込み状態では、影板7の遮蔽部7aが刀根6の丸穴6a
には完全に重ならず月齢に換算して0.52日分以下の
ずれが残るが0,27〜0.52日分のずれの場合には
次の影板7の合わせ込み位置まで更にリューズ43を回
転させることにより、月の満ち欠けの平均周期の日数の
端数が約0.53日であるので0.27日分以下のずれ
に収めることができる。
ここで刃板6は1日あたり約0.966回転するので刃
板6の右方向の1回転は月齢に換算して約1)0.96
6すなわち約1.035の進みに相当する。
従ってリューズ43の一段引き位置43bのままで更に
前日の月の南中時刻における月齢を1.035で除した
値に最も近い整数分だけ刃板6を右回転させれば前日の
月の南中時刻における月の位置と月齢をほぼ正確に合わ
せたことになる。この場合にも月齢に換算して0.52
日分以下のずれが生じ、萌述の0.27日分を加えると
最大0.79日分の月齢のずれが生ずるが、月のおおよ
その状態を知る上では十分の精度と言える。
次に刃板6及び杉板7に対する潮汐板80合わせ込み操
作を説明する。リューズ43の一段引き状態43bにお
いて、す、−ズ43の回転力は巻真44から修正車41
と修正伝工車37と第二調整jt35を介して潮汐車3
8へと伝えられる。ここでリューズ43を刃板6及び杉
板7が右回転する様に回転させた場合は、潮汐車38の
潮汐カナ38bに係合する回転方向規制レバー45は突
り張りを起こさずすりぬけるので表示面では潮汐板8及
び第二調整上歯車35aから第二筒車17と調整車18
を経て駆動される月車30と影車19に各々取り付けら
れた刃板6と杉板7が所定の回転比で右回転される。反
対にリューズ46を刃板6及び杉板7が左回転する様に
回転させた場合は前記回転方向規制レバー45の係合部
45C又は45dのいずれか一方と潮汐車38の潮汐カ
ナ58bとの間で突っ張りを起こして前記第二調整車3
5のスリップ機能部35cがスリップするので表示面上
では、潮汐板8が停止し、刃板6及び杉板7が所定の回
転比で左回転される。前記動作を用いてリューズ43を
一定角度範囲内で正・逆回転を(り返すことにより潮汐
板8を断続的に右回転させて、時針3、分針4が前日の
月の南中時刻を示し、文字板2の南中方向を示す12時
位置マーク21aの方向に刃板6の丸穴6aが一致し、
刃板6と杉板7との重なりにより前日の月の南中時刻に
おける月齢を表示し、かつ前日の月の南中時刻における
干潮時刻(潮汐板8の読取マーク8bが文字板2の干潮
目安マーク23Cと一致した状態)からの経過時間に相
当する回転角度分だけ潮汐板8が右回転した状態に合わ
せる。
次にリューズ43を一段引き位置43bより二段引き位
#43Cまで引き出すと、リューズ430回転力が巻真
44と係合したツヅミ車(図示せず)と日ノ裏車12と
筒車1)と第二日ノ裏車13と第二筒!17を介して調
整車18及び第二調整]1L35へと伝えられ、更に調
整!18から月車30及び影車19へ、また第二調整j
[35から潮汐車38へと回転力が伝えられる。ここで
リューズ46を筒車1)が右回転すなわち時刻表示を進
める様に回転させた場合は、潮汐車38の潮汐カナ38
bに係合する回転方向規制レバー45は突っ張りを起こ
さずすりぬけるので表示面上では時針6、分針4、刃板
6、杉板7および潮汐板8が所定の回転比ですべて右回
転される。前記動作を用いて午前・午後に注意して当日
の現時刻まで表示を進めた後、リューズ46を二段引き
位置43Gから通常位置43aに戻すことにより秒針5
がスタートし、刃板6と杉板7と潮汐板8と時刻との初
期合わせが終了する。
また前日に月の南中が起こらない場合は、前々日の月の
南中時刻と前記南中時刻における月齢と干潮からの経過
時間を用いて前々日の月の雨中時刻で上記合わせ込みを
行った後、当日の現時刻までリューズ二段引き位置46
Cで表示を進めた後、リューズ43を通常位置43aに
戻して時計をスタートさせれば良い。
ここで初期合わせ時に干潮時刻を用いたのは、一般に満
潮時刻間隔に比べて干潮時刻間隔の方が変動が少な(、
合わせた後の実際の干潮及び満潮時刻との差が小さく収
まるからである。
第1図に示す時計は、午@10時9分35秒、月齢26
、おおよそ上げ三分の状態を示しており、月齢表示部に
おいては月の平均位置と月齢が、また簡易潮汐表示部に
おいては潮汐板8の読取マーク8bが文字板2の上げ三
分を示す目安マーク23eに対応するとともにおおよそ
の干潮からの経過時間と次の満潮までの時間の目安もわ
かり、また潮汐板8の潮汐表示窓8a内に表示された文
字板2の淡色部23aと濃色部23bとの配分でおおよ
その潮の状態も一目で知ることができる。
また本実施例では潮汐表示窓を設けた円形の潮汐板を用
いたが、干潮又は満潮からの経過時間の目安のみの表示
の場合には針状の潮汐板を用いて表示可能なことも明ら
かである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかな様に、采発明によれば月の平均
位置と月齢を同時に表、示する月齢表示機能に加えて、
レジスターリングを用いずに現在のおおよその潮の干満
状態が図形の変化として一目で判断できる上に、前記月
齢表示により潮の干満の差の目安もわかり、更に紡口の
干潮又は満潮からの経過時間の目安や次の干潮又は満潮
までの時間の目安もわかる簡易潮汐表示機能を備え、ま
た第二日ノ裏車と第二調整車の2つの仲介車にそれぞれ
スリップ機能部を設けたことにより初期合わせ時の操作
性もすぐれた月齢・簡易潮汐表示付時計が得られ、特に
潮の干満の差が大きい大潮のころは平均潮汐周期との差
も比較的少ないので海釣り等はもちろん天体観測にも利
用でき実用効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図より第7図は本発明の一実施例を示し、第1図は
月齢・簡易潮汐表示付時計の平面図、第2図は第1図の
時計の文字板の平面図、第3図および第4図は第1図の
時計の輪列機構要部を示した断面図、第5図は第1図の
時計の輪列の概略を示す平面配置図、第6図(イ)は月
板と影板との重なりによる朔の状態を示す平面図、第6
図(ロ)は月板と影板との重なりによる望の状態を示す
平面図、第7図は潮汐板の平面図である。 2・・・・・・文字板、3・・・・・・時針、4・・・
・・・分針、5・・・・・・秒針、6・・・・・・月板
、7・・・・・・影板、8・・・・・・潮汐板、19・
・・・・・影車、30・・・・・・月亘、38・・・・
・・潮汐車。 第2図 第5図 第6図 第7図 亙 り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)時刻を表示するための時刻表示部を有する時計に
    おいて、前記時刻に同期して平均潮汐周期(1/2太陰
    日)×n(nは自然数)で1回転する潮汐車を備えた簡
    易潮汐表示機能部と、同じく前記時刻に同期して月の平
    均位置の表示を行う月車と、前記月車との回転差を用い
    て月齢の表示を行う影車とを備えた月齢表示機能部とを
    前記時刻表示機能部と同一表示面に配置したことを特徴
    とする月齢・簡易潮汐表示付時計。
  2. (2)月車には月板を装着し、影車には影板を装着し、
    時計ムーブメント側から影板、月板の順に積層配置する
    とともに、潮汐車には潮汐板を装着したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の月齢・簡易潮汐表示付時
    計。
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