JPS6226256B2 - - Google Patents

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JPS6226256B2
JPS6226256B2 JP8519678A JP8519678A JPS6226256B2 JP S6226256 B2 JPS6226256 B2 JP S6226256B2 JP 8519678 A JP8519678 A JP 8519678A JP 8519678 A JP8519678 A JP 8519678A JP S6226256 B2 JPS6226256 B2 JP S6226256B2
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JP
Japan
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stator core
diameter
sides
rectangular
end brackets
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JP8519678A
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English (en)
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JPS5513646A (en
Inventor
Yasuaki Myoda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS5513646A publication Critical patent/JPS5513646A/ja
Publication of JPS6226256B2 publication Critical patent/JPS6226256B2/ja
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電動機の製造方法に係り、特に鋼板製
のエンドブラケツトを有する電動機の製造方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
大量生産される小形電動機は、経済性、資源の
有効利用の要求が強く、この要求を満す工夫が種
種なされている。
このような要求から、現在、もつとも広く使用
されるものとして例えば実開昭48−73705号公報
記載のように、固定子コアを両側から、軸受装置
を具備したエンドブラケツトで挾持する方法がと
られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような場合に必要とされる条件は、次のと
おりである。
(1) 組立てが一方向から部品を積み重ねることに
よりなされること。
(2) 固定子と回転子の径方向の軸心が一致して、
運転時に磁気的アンバランスを生じないこと。
(3) 材料が有効に活用でき省資源であること。
このうち、(1)の組立性については、特に口出線
の引き出し方に大きく影響される。従来、口出線
はエンドブラケツトに設けた穴を貫通させなけれ
ばならない構造が多く、これが一方向組立の隘路
となつている。
また、上記(2)においては、固定子と回転子との
間の空隙が小さく、これが不均一になると磁気的
騒音が大きくなる。これを防止するため、空隙に
ギヤツプゲージと称するものと固定子と回転子間
に挿入して、組立完了後にこれを抜き取る方式が
あるが、このギヤツプゲージは、0.2〜0.3mm程度
の薄板により形成されることから、その摩耗、折
損などが生じ易く、組立装置の保守にも多くの手
数を要する欠点があつた。
さらに、上記(3)の材料を有効に活用すること
は、資源の有効活用であり、コアおよびエンドブ
ラケツトともに、可及的小寸法で方形の材料から
形成することが有効である。
本発明の目的は、上記のように従来のものにお
ける問題点を解決するものであり自動組立に適合
し、回転子と固定子との同軸度が高く、かつ材料
を有効に活用して省資源に寄与できる電動機の製
造方法を提供できるものである。
〔問題点を解決する技術的手段〕
本発明は前記の問題点を解決するために、固定
子コアの端部に直径D、深さdの円筒部を有する
エンドブラケツトを取付けた電動機の製造方法で
あつて前記エンドブラケツト12,12は一辺の
長さが前記直径Dよりも大きく、前記(D+
2d)を越えない方形の鋼板を素材として直径
D、深さdの円筒部を絞り加工によつて形成し、
方形素材の深さdから突出する四隅部をそれぞれ
プレス加工で外方に直角に折曲げて突片14を形
成し、これらの突片14には前記固定子コア3の
角落し部15およびこれに連なる辺に一致させる
ように角落し部14Aと、これに連なる辺16を
形成し、これらの突片14をそれぞれ前記固定子
コア3の前記四隅部に合致させるように固定子コ
ア3の両端面にそれぞれエンドブラケツト12,
12を当接すると共に両者をねじで締付け固定
し、前記寸法関係とした方形の鋼板素材を前記の
ようにプレス加工することによつて、前記エンド
ブラケツト12の各辺と前記固定子コア3の辺
6,7間に空隙20を形成し、この空隙20から
前記口出線を外部に取出し可能にした電動機の製
造方法である。
〔作用〕
前記方法によれば、プレス抜きされた多数枚の
硅素鋼板を積重ねた固定子コア端面にエンドブラ
ケツトの突片を当接してねじ等で固定する方法に
加えて、口出線をエンドブラケツトと固定子コア
間に形成される空隙部から取出す方法を採用した
ので、口出線を前記突片間に、すなわち固定子コ
アの辺の中央付近から取出せるので軸方向から積
重ね組立が可能となり、作業性が向上するもので
ある。
又、固定子コアの角落し部を含む四隅部とエン
ドブラケツトの突片を同一形状にし、両者を合致
させるよう当接するようにするので、両者が高い
加工精度でプレス抜き形成されることにも相挨つ
て固定子と回転子の径方向軸心を一致させるよう
に働らき、結果として磁気騒音を減じるように作
用する。
更に、又、エンドブラケツトを一辺の長さが直
径Dよりも大きく、(D+2d)を越えない方形の
鋼板を素材としたもので、プレス加工により固定
子コアとの固定部分以外に必然的に空隙が生じ、
この空隙部を口出線の取出しに利用できる方法と
したので、材料の無駄が皆無になり、資源ロスを
生じさせないようになる。
〔実施例〕
次に、本発明が適用される電動機の構成および
その製造方法を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第4図において、1は本発明方法
を適用する誘導電動機(以下、単に電動機とい
う)を示すものである。3はコイル2を巻装した
固定子コア、4はその内周面、5はスロツト、
6,7はその外周を形成する方形の二辺であり、
また15は寸法規制の機能を有する角落し部、1
7は貫通穴である。
8は円筒状の外周面9を有する回転子であり、
10は上記固定子コア3の内周面4との間の間
隙、11は軸である。
12はコ字形断面を有するエンドブラケツト
で、13は軸受、14は固定子コア3の角落し部
15と当接する突片であり、16はこれに連なる
直角の辺、19は貫通穴である。
また、18は組立用ねじ又はリベツトなどの結
合体を示し、20は固定子コア3とエンドブラケ
ツト12間の空隙、21は口出線である。
すなわち、電動機1は固定子コア3を、軸受1
3を有するエンドブラケツト12で両側から挾持
して大構成される。
そして、口出線21が引出されたコイル2を巻
装した固定子コア3を有し、この固定子コア3に
は、内周面4、これに沿つて複数個の前記コイル
2を巻装するスロツト5とを有している。またこ
の固定子コア3は薄鋼板の帯材から所定長に切断
することによつて成形された方形の辺6,7を有
する鋼板を積層して得るものであり、第3図に示
すように、この方形の二辺6,7の接点である四
隅部には、後述するところの角落し部15、これ
に連なる辺6,7の端部6A,7Aおよび貫通穴
17が形成されているものである。
また、回転子8は円筒状の外周面9を有し、固
定子コア3の内周面4とは、0.1〜0.4mmの間隙1
0をへだてており、その中央部には軸11を貫通
固着しているものである。
さらに、エンドブラケツト12は、第4図にも
示すように、円筒状部とその下辺から外方直角方
向に四方に折曲げられた突片14とを形成したコ
字状断面のものであり、その中央部には軸11を
回転自在に支承する軸受13を有しているもので
あつて、第1図に示すように、この円筒状部は電
動機1の軸方向にたいして所定の深さdを有する
ものである。
このようなエンドブラケツト12は、その円筒
状部の径を図示の如くDとすると、D以上で(D
+2d)を越えない辺寸法の鋼帯を絞り加工する
プレス成形により得られるものであつて、先に述
べたような固定子コア3との突片14が、上記鋼
帯を切断したときの四個の隅部にそのまま形成さ
れるものであり、なお、突片14には、固定子コ
ア3における方形の二辺6,7の端部6A,7A
と角落し部15と接合される同一寸法の角落し部
14A、辺16,16が、その軸受13と同心的
に形成されるものである。
このように、上述した固定子コア3と前記エン
ドブラケツト12とは、ともに方形材料をそのま
ま使用することにより、材料の無駄を全く生じな
いものとしたものである。
特に、エンドブラケツト12は、従来は少なく
ともその辺寸法が(D+2d)以上のものを必要
としていたのに対し、上述のように、(D+2d)
未満の幅の帯板を円筒状部の径Dにプレス成形す
ることにより、例えば第1図に示す如く、固定子
コア3との間にhという空間20を生じる部分
が、プレス加工によつて必然的に形成されるもの
である。
そして、この空間20は、電動機1の冷却通風
路となることはもちろんのこと、コイル2から引
出された口出線21の通路とすることができ、別
途に口出線21を貫通させる構成、工程などを必
要としないものである。更に組立時には、エンド
ブラケツト12の上に固定子コア3をのせ、この
中央に回転子8を挿入し、さらに他のエンドブラ
ケツト12をのせるだけで電動機1を形成するこ
とができるものである。また、この場合、口出線
21は、hという空間20から自動的に引出しが
可能であり、組立上、何等の手数を要しないもの
であると同時に、一方向からの自動組立を容易か
つ可能とするものである。
さらに、上記エンドブラケツト12の突片14
には、組立用ねじ又はリベツトなどの結合体18
の貫通穴19が設けられるものである。
上記のようなそれぞれの構成により、これらエ
ンドブラケツト12と固定子コア3とは、既述し
た組立形成手法をあわせ、結合体18により、そ
れぞれの貫通穴19,17を介して固着結合され
るが、このとき、固定子コア3の方形の二辺6,
7とエンドブラケツト12とのそれぞれの端部6
A,7Aが寸法規制部となつており、これらの部
分を外部から治具などにより一致させることによ
り、回転子8と固定子コア3の内径部4との間隙
10は正確に保たれ、回転子と固定子との偏心、
すなわち、同軸度の不良による異常な騒音、振動
を防止することができるものである。
なお、上記固定子コア3の方形の辺6,7とエ
ンドブラケツト12との辺16,16には、図示
のように半円凹部が設けられていて、例えばこの
部分を利用して上記の如く外部より治具ピンなど
を用い整合させるようにすることができるもので
あるが、これは、この形状に限定されるものでは
なく、さらに、これを用いず、それぞれの辺縁部
を用いても寸法を規制することができるものであ
る。
〔効果〕
以上説明したように、本発明の方法によれば、
エンドブラケツト12,12は一辺の長さが前記
直径Dより大きく、前記(D+2d)を越えない
方形の鋼板を素材として直径D、深さdの円筒部
を絞り加工によつて形成し、方形素材の深さdか
ら突出する四隅部をそれぞれプレス加工で外方に
直角に折曲げて突片14を形成し、これらの突片
14には前記固定子コア3の角落し部15および
これに連なる辺に一致させるように角落し部14
Aと、これに連なる辺16を形成し、これらの突
片14をそれぞれ前記固定子コア3の前記四隅部
に合致させるように固定子コア3の両端面にそれ
ぞれエンドブラケツト12,12を当接すると共
に両者をねじで締付け固定し、前記寸法関係とし
た方形の鋼板素材を前記のようにプレス加工する
ことによつて、前記エンドブラケツト12の各辺
と前記固定子コア3の辺6,7間に空隙20を形
成し、この空隙20から前記口出線を外部に取出
す方法で電動機を製造するものであるから、方向
からの積重ね組立が可能となり作業性が向上す
る。
又、固定子コアの角落し部を含む四隅部とエン
ドブラケツトの突片を同一形状にし、両者を合致
させるようプレス加工するので固定子と回転子の
径方向軸心を一致させることができ、磁気騒音が
減少する。
更に、又、エンドブラケツトを一辺の長さがD
以上で(D+2d)を越えない方形の鋼板を素材
とし、これをプレス加工して固定子コアとの固定
部分以外に空隙部を形成させ、この空隙部を口出
線に取出しに利用したので、材料の無駄が皆無に
なるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る電動機の正面
断面図、第2図は同じくその側面図、第3図は同
じくその固定子コアの略示形態図、第4図は同じ
くそのエンドブラケツトの斜視図である。 1……誘導電動機、2……コイル、3……固定
子コア、4……内周面、6,7……辺、6A,7
A……辺の端部、8……回転子、9……外周面、
10……間隙、11……軸、12……エンドブラ
ケツト、13……軸受、14……突片、14A…
…角落し部、15……角落し部、16……辺、1
8……ねじ、20……空隙、21……口出線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外周形状径が互に直角の辺6,7を有し、か
    つ四隅部に角落し部15を持つ四角形の固定子コ
    アと3と、この固定子コア3のスロツト5に巻装
    されたコイル2と、この固定子コア3の両端面に
    ねじ18で固定され、直径Dおよび深さdの円筒
    部を有する鋼板製のエンドブラケツト12,12
    と、これらのエンドブラケツトにそれぞれ保持さ
    れた軸受13,13と、これらの軸受に回転自在
    に支承された軸11と、この軸11に取付けら
    れ、かつ前記固定子コアの内側に所定の間隙をも
    つて配された回転子8と、前記エンドブラケツト
    のいずれか一方を通して前記コイルから外部に引
    出された口出線21とを具備する電動機を製造す
    る方法において、前記エンドブラケツト12,1
    2は一辺の長さが前記直径Dより大きく、前記
    (D+2d)を越えない方形の鋼板を素材として直
    径D、深さdの円筒部を絞り加工によつて形成
    し、方形素材の深さdから突出する四隅部をそれ
    ぞれプレス加工で外方に直角に折曲げて突片14
    を形成し、これらの突片14には前記固定子コア
    3の角落し部15およびこれに連なる辺6,7に
    一致させるように角落し部14Aと、これに連な
    る辺16を形成し、これらの突片14をそれぞれ
    前記固定子コア3の前記四隅部に合致させるよう
    に固定子コア3の両端面にそれぞれエンドブラケ
    ツト12,12を当接すると共に両者をねじで締
    付け固定し、前記寸法関係とした方形の鋼板素材
    を前記のようにプレス加工することによつて、前
    記エンドブラケツト12の各辺と前記固定子コア
    3の辺6,7間に空隙20を形成し、この空隙2
    0から前記口出線を外部に取出し可能にすること
    を特徴とする電動機の製造方法。
JP8519678A 1978-07-14 1978-07-14 Electric motor Granted JPS5513646A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8519678A JPS5513646A (en) 1978-07-14 1978-07-14 Electric motor

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JP8519678A JPS5513646A (en) 1978-07-14 1978-07-14 Electric motor

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Publication Number Publication Date
JPS5513646A JPS5513646A (en) 1980-01-30
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ID=13851884

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JP8519678A Granted JPS5513646A (en) 1978-07-14 1978-07-14 Electric motor

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH066689Y2 (ja) * 1987-10-21 1994-02-16 三菱電機株式会社 小型電動機
IT250080Y1 (it) * 2000-05-03 2003-07-07 Europ Elec Motors Design Struttura di involucro di forma sostanzialmente ellissoidica particolarmente adatta per piccoli motori elettrici di una data serie
US6933640B2 (en) 2003-10-16 2005-08-23 A.O. Smith Corporation Electric machine and method of assembling the same
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