JPS6225939A - 家畜健康飼料の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は家畜飼料の製造方法に関するものである。

（従来の技術） 従来、牛、馬、豚等の大型家畜の飼育は、農業経営の見
地から肥育効率が極めて重視されている。す・また、規
模拡大による省力化が図られ、豚の場合１は昭和５８年
には一戸当り１００頭規模を越えるに至っている。これ
等が原因となって、現在は濃厚飼料を多給する農家が著
しく多くなっている。

さらに多頭飼育の結果、家畜は運動不足になり勝゛ちで
ある。

（発明が解決しようとする問題点） 濃厚飼料な多給しながら運動不足である結果、家畜は体
質が弱くなり、疾病が多発している。牛は第４の胃を使
うことがなくなり、代謝障害下痢１゛″等を起し、豚は
病変豚が多くなっている。本発明はこのような家畜の疾
病の治愈又は防止を目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は桑、竹、葛、熊笹、アロエ、アシタバト及びコ
ンフリーから成る群から選択した家畜薬餌性植物の葉を
細かく裁断し、これに乾燥材として藁及びとうもろこし
草の何れか一方又は双方を細かく裁断したものを混合し
、乳酸醗酵に好適な水分となるように水分を調整し、ア
ンモニアガスを・・入れた又は入れない密閉式ドラム缶
型醗酵器内で′乳酸醗酵させて家畜薬餌性飼料を製造す
ることを特徴とする家畜健康飼料の製造方法である。

本発明で「葉」と称する場合、家畜の食用に供し得る太
さ及び硬さである限り茎をも意味するも□のとする。

葉と乾燥材の裁断は約２〜４儂が好ましく、飼育する家
畜の種順に応じて適宜選択する。

密閉式ドラム缶型醗酵器は、本出願人の出願に係る特公
昭ｔｓｏ　−１２０２８号の装置を使用するこ□゛とが
好捷しい。

乾燥材は葉に対して、全醗酵原料の水分が約５０〜７０
重量％、好ましくは約５０〜・５５重着％になるように
添加する。約７０重量％より水分が多いと飼料にならず
メタン醗酵になり、約５０１゜重量％より水分が少いと
乳酸醗酵が生じ難い。

醗酵時には自然に乳酸菌ができるので、乳酸菌を加えな
くても良いが、乳酸菌を添加して乳酸醗酵（嫌気性醗酵
）させた方が醗酵時間は少くて済む。　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　！・・醗酵時間は普通約
２０日であるが、乳酸菌の添□加の如何と外気条件に依
って変化する。

本発明の一実施例においては、観断物の選定にあたって
水分な調整し、又は裁断混合物のｙ＠整にあたって水を
添加し、水分約５７〜６８％、通常□約６０％（重ｉｔ
）にして、乳酸醗酵な促進し、良質の飼料とする。

本発明の一実施例においては、密閉式ドラム缶型醗酵器
内にアンモニアガスを入れる。アンモニアガスを加える
ことにより、窒素源を飼料に多量１に含有させる。アン
モニアガスはドラム缶が密閉されているので、外部へ逃
散せず、有効に利用される。

醗酵にあたっては、微量の醗酵促進剤、栄養バランス剤
及びミネラル要素とを添加すれば、−だＬんと良好な飼
料が得られる。

醗酵によって得られた飼料は上質の漬物みたいな良い芳
香がする。

（発明の効果） 本発明は飼料をドラム缶型の醗酵器内で製造す・・・る
為、サイロ内で製造する場合に比べ、原料の薬ｌ餌性植
物の葉が極めて小量で済む他、簡便に且つ安価に飼料を
製造できる。

また、薬餌性植物の葉を用いる為、得られる飼料は家畜
の薬餌となり、家畜の大腸を整理し、ストレスを解消し
、下痢を止める。また、人工受精の受胎率が従来７０％
位であったのが、１００％近くになった。さらに本発明
により得られる飼料を給餌することにより、飼料の量が
約２割位減少した。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、桑、竹、葛、熊笹、アロエ、アシタバ及びコンフリ
   ーから成る群から選択した家畜薬餌性植物の葉を細かく
   裁断し、これに乾燥材として藁及びとうもろこし草の何
   れか一方又は双方を細かく裁断したものを混合し、乳酸
   醗酵に好適な水分となるように水分を調整し、アンモニ
   アガスを入れた又は入れない密閉式ドラム缶型醗酵器内
   で乳酸醗酵させて家畜薬餌性飼料を製造することを特徴
   とする家畜健康飼料の製造方法。