JPS62258773A - 化粧板の製造方法及びその加工方法 - Google Patents

化粧板の製造方法及びその加工方法

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JPS62258773A
JPS62258773A JP10178386A JP10178386A JPS62258773A JP S62258773 A JPS62258773 A JP S62258773A JP 10178386 A JP10178386 A JP 10178386A JP 10178386 A JP10178386 A JP 10178386A JP S62258773 A JPS62258773 A JP S62258773A
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JP
Japan
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base material
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convex pattern
plate
curable ink
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JP10178386A
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Masayuki Nishino
西野 正幸
Kenzo Kojima
小嶋 健蔵
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Okura Industrial Co Ltd
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Okura Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は化粧板の製造方法及びその加工方法に関するも
のである。
[従来の技術] 従来、基板上にスクリーン印刷により厚膜の凸模様を形
成する場合、印刷インキとしては加熱により硬化するも
のが使用されていた。
又従来、パネル、キャビネット等は最終工程の仕上げ塗
装まで行なわれた化粧板を用いて加工されるのが主であ
った。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の加熱により硬化する印刷用インキは硬化時間が長
いため、硬化の過程でインキが基板に吸収されたり、凸
模様の形がくずれたりするので立体感に富み且つ措細な
凸模様をスクリーン印刷で形成するのは困難であった。
さらに長時間の加熱により基材にソリが発生し、使用に
耐えないこともあった。
又紗目の小きいスクリーン版を使用する場合もよ室温に
よってもインキの粘度が徐々に高くなってスクリーン版
の目詰りを起こすことがあり紗目の小ざいものは使用で
きなかった。その他インキの目やせにより凸模様の厚み
が減少し、立体感が低下することもあった。
次に最終工程の仕上げ塗装の行なわれた化粧板を用いて
、家具、住機、キャビネット等を作製する際、生じた傷
の補修がうまくできない場合は規格品として販売できず
歩留りの低下をもたらすものであった。
[問題点を解決するための手段1 本発明は木質系板状基材の表面に適宜下地処理を施した
後、粘度3,000〜30.000センチポイズの紫外
線硬化型インキを使用して紗目#50〜#150のスク
リーン版を用いて任意の凸模様をスクリーン印刷により
形成し、直ちに紫外線を照射して硬化させ、しかる俊前
記木質系板状基材の凸模様形成面及び前記基材の側面、
さらに必要に応じて裏面に塗装仕上げを施すものであり
、さらに前記凸模様を形成した木質系板状基材を所望の
形状に切削加工又はパネル、キャビネット等に組立て加
工後、塗装仕上げをするものである。
以下本発明の一実施例を示す図面に基ずいて説明する。
第一図は木質系板状基材に凸模様を形成後、表裏面に塗
装仕上げをしたものの部分断面図であり、第二図は凸模
様を形成した木質系板状基材を表板としてフラッシュパ
ネルに加工後、該フラッシュパネルの表裏面に塗装仕上
げをしたものの部分断面図である。
先ず合板、meI板、パーティクルボード等の木質系板
状基材1に必要に応じて下地処理層2を施す。下地処理
としては目止め塗装、着色シーラーの塗布、樹脂含浸紙
の貼着、樹脂の塗布含浸等がある。
次に粘度3.000〜30,000センチポイズの紫外
線硬化型インキを使用して紗目1150〜1lt150
のスクリーン版で任意の凸模様3をスクリーン印刷によ
り形成する。
しかる後紫外線を照射して前記凸模膳3を形成する紫外
線硬化型インキを硬化させる。その上に塗装仕上げとし
て透明、半透明又は不透明の仕上げ塗料層4を形成する
。紫外線硬化型インキの粘度が3.000センチポイズ
未謂の場合は凸模様の形成が困難となり、他方30,0
00センチポイズを越える場合はスクリーン版の目詰り
が生じて繊細な模様の形成ができない。
又スクリーン版の紗目が#50未満の場合は凸模様の表
面が平滑ζご仕上がらず、繊細な模様の形成が困難とな
る。他方紗目が#15oをぶす場合は立体感−に富む5
模(美の形成が困難であり、印刷中目詰りを生ずること
が多くなり印刷性が劣る。
本発明の化粧板の製造方法においては、非常に短時間の
紫外線照射で硬化する低粘度の紫外線硬化型インキを用
いて凸模様を形成するので、紗目の小ざいスクリーン版
を使用することができる。
それ散文体惑に富み且つ繊細な凸模様の形成が可能であ
る。特に紫外線硬化型インキの粘度は7゜OoO〜15
.○OOセンチポイズ、スクリーン版4ftj70〜#
120の範囲が好ましい。
紫外線硬化型インキは短時間の紫外線照射で硬化するの
で、ゴミの付着、傷の発生が少なく、さらに凸模様の形
がくずれることもない。
また紫外線を照射して凸模様を硬化する際、基材が受け
る熱エネルギーは比較的少ないので基材のソリがほとん
ど発生しない。
前記紫外線硬化型インキとしては不飽和ポリエステル系
、アクリル系、ウレタンアクリレート系、エポキシアク
リレート系等のものか用いられる。
又凸模様に研は性を付与するためにインキに炭酸力ルシ
ュウム、シリカ扮、タルク、ガラス扮等の透明体質顔料
をd入することができる。
次に本発明の化粧板の加工方法においては、前記化粧板
の製造方法と同様にして得た凸模様形成板状基材をパネ
ル、キャビネット等に組立加工し研磨仕上げをした後、
前記加工された凸模様形成木質系板状基材の表面、側面
さらに必要に応じて裏面にも塗装仕上げを施すことによ
り付着したゴミは取り除かれ、又加工中に生じた傷は補
修をして塗装仕上げをすることにより規格外品の発生率
が減少し歩留りが向上するものである。
前記紫外線硬化型のインキの粘度はプレポリマーとモノ
マーとの混合比、プレポリマーの分子量、さらに体質顔
料の添加量によって適宜調節できる。
上述の如く紫外線硬化型インキは固形分がほとんど10
0%出あり、長時間の印刷作業中にも紫外線が照射され
ない限り硬化せず、紗の目詰りを起こざないため作業性
にも優れるものである。特に沸点の高いモノマーを使用
した場合は作業中の蒸発が少なく好ましい。
[実施例] 以下実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例1 厚ざ15mmのパーティクルボードの表面に30g/m
2のアクリル樹脂含浸紙を接着剤を介して貼着した。
次に粘度15.000センチポイズのアクリルウレタン
系紫外線硬化型インキを使用してオーク木目柄を有した
#80のスクリーン版で厚み約200μの凸模様を形成
し、80W/cm 出力の紫外線ランプを5秒間照射し
て硬化させた。
しかる後サンドペーパーによりティクルボードの表面及
び側面を研磨仕上し、黒色のアクリルウレタン塗料を全
面にスプレー塗装して黒塗り調の化粧板を得た。
得られた化粧板はオークの夏材部、春材部が立体的に形
成され、導管孔までが鮮明に描かれたオークに酷似した
ものであった。
実施例2 2.5mmラワン合板の表面に濃淡の縞模様を印刷した
30g/m2のアクリルIX(指金浸紙を接着剤を介し
て貼着し、下地処理を施した。
しかる後ケヤキ材の導管を有する木目柄を紗目付ioo
のスクリーン版、粘度10.000センチポイズのアク
リル系紫外線硬化型インキで厚き約150μの凸模様を
スクリーン印刷によって形成し、80W/cm出力の紫
外線ランプを3秒間照射して硬化させた。
その後周辺の芯材はアガチス材、中央部の芯材はラワン
材を使用し、表面は上記凸模様を形成したラワン合板を
、裏面は化粧を施していない厚ざ2.5mmのラワン合
板を接着剤で貼り合わせてパネルに加工後、テナー加工
により該パネルの木口を半円状に加工した。 しかる後
該パネルの表面、裏面、側面を研磨仕上げして傷、ゴミ
、ケバ等を除去し導管孔部の凹部に黒褐色の塗料を塗布
し、続いて全面に黄褐色のカラークリヤー(ウレタン塗
料)を塗布乾燥し、天然のケヤキ板に酷似した室内用ド
アーパネルを得た。
実施例3 厚さ2.5mmのシナ合板に下地処理を施ざず、実施例
2と同ようにケヤキの木目柄模様を印刷し、さらにパネ
ルに加工し、シナ合板の素地のテリが生かされた天然木
質感に富んだドアーパネルが得られた。
実施例4 厚さ10mmのMDF (商品名スターウッド北新合板
製)の表面に透明ウレタンシーラーを塗布乾燥し、研磨
後粘度15,000センチポイズのアクリル系紫外線硬
化型インキで180のスクリーン紗により表面はオーク
の木目柄、裏面はクロス柄の厚き120μの凸模様を形
成し、その後出力80 W / c mの紫外線ランプ
を5秒間照射し硬化させた。凸模様を形成した前記MD
F9!適宜寸法に切断しキャビネットに加工し、キャビ
ネットの外側表面をサンドペーパーにより研ツ仕上した
後黒色のアクリルウレタン塗料をスプレー塗装し黒塗り
調のキャビネットを得た。
[発明の効果] 本願の第一発明である化粧板のさv遣方法は木質系板状
基材に粘度3,000〜30.000センチポイズの紫
外線硬化型インキを使用して紗巨#50〜#150のス
クリーン版で凸模様をスクリーン印刷により形成した後
、紫外線を照射して硬化させるので、立体感に富み且つ
繊細な模様を形成することができるものである。又前記
紫外線照射によるインキの硬化は非常に短時間で起こる
ので凸模様の目やせ、形くずれ、基材のソリ等が生じな
い。 次に本願の第二発明である化粧板の加工方法は第
一発明と同様にして木質系板状基材に凸模様を形成、硬
化させな後所望の形状に切削加工又はパネル、キャビネ
ット等に組立て加工後塗装仕上げをするので、組立て加
工中あるいはそれ以前に生じた傷、ゴミの付着等は研磨
、w1修、塗装仕上げにより取り除かれるため、規格外
品の発生を極力抑えることができるも゛のである。
【図面の簡単な説明】
第一図は本発明の化粧板の製造方法により得られた化粧
板の部分断面図であり、第二図は凸模様を形成した木質
系板状基材を表板としてフラッシュパネル加工後、該フ
ラッシュパネルの表裏面に塗装仕上げをしたものの部分
断面図である。 1・・・木質系板状基材 2・・・下地処理層 3・・・凸模様 4・・・仕上げ塗料層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、木質系板状基材の表面に必要に応じて適宜の下地処
    理を施した後、粘度3,000〜30,000センチポ
    イズの紫外線硬化型インキを使用して紗目♯50〜♯1
    50のスクリーン版で任意の凸模様をスクリーン印刷に
    よって形成し、直ちに紫外線を照射して硬化させ、しか
    る後前記木質系板状基材の凸模様形成面及び側面、さら
    に必要に応じて裏面に研磨仕上げをし、さらに塗装仕上
    げを施すことを特徴とする化粧板の製造方法。 2、木質系板状基材の表面に必要に応じて適宜の下地処
    理を施した後、粘度3,000〜30,000センチポ
    イズの紫外線硬化型インキを使用して紗目#50〜#1
    50のスクリーン版で任意の凸模様をスクリーン印刷に
    よって形成し、直ちに紫外線を照射して硬化させる第一
    工程と、第一工程より得られた凸模様形成木質系板状基
    材を所望の形状に切削加工又はパネル、キャビネット等
    に組立て加工する第二工程と前記加工された凸模様形成
    木質系板状基材の表面、側面さらに必要に応じて裏面を
    研磨仕上げをし、さらに塗装仕上げを施す第三工程より
    なることを特徴とする化粧板の加工方法。
JP10178386A 1986-04-30 1986-04-30 化粧板の製造方法及びその加工方法 Expired - Lifetime JPH0613104B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0389972A (ja) * 1989-08-31 1991-04-15 Yamaha Corp 部品組立法
US9353294B2 (en) * 2004-12-14 2016-05-31 3M Innovative Properties Company Microstructured release liners

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JPH0389972A (ja) * 1989-08-31 1991-04-15 Yamaha Corp 部品組立法
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