JPS62258718A - 洗車排水再生処理装置 - Google Patents

洗車排水再生処理装置

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JPS62258718A
JPS62258718A JP61101047A JP10104786A JPS62258718A JP S62258718 A JPS62258718 A JP S62258718A JP 61101047 A JP61101047 A JP 61101047A JP 10104786 A JP10104786 A JP 10104786A JP S62258718 A JPS62258718 A JP S62258718A
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JP
Japan
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water
tank
filter
waste water
regeneration treatment
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Pending
Application number
JP61101047A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Uchida
雅春 内田
Iwao Goto
後藤 嚴
Nobushige Nozawa
野沢 信重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON SHISETSU KOGYO KK
Original Assignee
NIPPON SHISETSU KOGYO KK
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Publication date
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  • Removal Of Floating Material (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は洗車時に流出する排水を浄化して再利用する
装置に関し、特に+iIf、過機のフィルタとしてセラ
ミック濾過剤を使用した浄化効率の高い洗車排水再生処
理装置に関するものである。
〈従来技術〉 タクシ−・バス等の営業車を洗車した大量の汚濁排水の
処理、または、電車等の車両の洗車排水の処理が問題と
されている。さらに、ガソリンスタンドにおける洗車排
水も問題となっている。洗車後の排水には各種洗剤等々
の不純物、ワックス等の油類が混入しており、この洗車
排水のもたらす被害は公害として問題にされている。特
に、河川を汚染することにより、川魚に被害が多発した
例がある他にも、最近では、農業用の濯厩用水へも汚染
が広がり農作物の被害も多発している。
洗車排水は、汚濁の濃度が高く、かつ、汚染水の排水量
が大量であるので、早急に対策を講する必要がある。し
かしながら、従来のガソリンスタンド用の′ci、過装
置は1時間と維持経費(ランニングコスト)が嵩むので
、現実には、水質汚濁防止法による法令の許容限度の基
準を無視して放流しているのが実情である。
一方1節水の呼び掛けにもかかわらず、洗車に使用する
水道量は増加しており、またその為に支払う水道料金も
高額に達している。そこで、排水の浄化と再利用が考え
られているが、洗車排水は汚濁度が高いので、従来の装
置では充分に濾過出来ない欠点があり、また、濾過装置
のフィルタを頻繁に交換する必要があり、あまり実用的
ではなかった。
〈解決しようとする問題点〉 この考案は、汚濁度(油・洗剤類の含有度)の高い大量
の排水を濾過処理して再利用する長期使用に耐え得る新
規な洗車排水再生処理装置を提供することを目的として
いる。この考案では、洗剤・ワックス成分等の汚;・η
物質を薬液によりフロア・り化させる設備と、多孔質の
セラミック製濾過剤を使用した吸着効率の良い逆洗可能
な長期利用に耐え得る濾過機とを装備した洗車排水再生
処理装置を提供することを目的としている。
〈問題点を解決する手段〉 この考案に係る洗車排水再生処理装置は、洗車した原水
(排水)を貯溜する貯水槽と、原水を吸排水するポンプ
と、ストレーナ(ヘアーキャッチャ−)と、殺菌・酸化
剤や凝集剤を貯蔵する薬液貯蔵槽を備えた薬液添加装置
と、排水中の汚濁物質をフロック化させる反応槽ならび
にラインミキサと、セラミック製の濾過剤を使用した逆
洗可能な濾過機とからなる。
〈作用〉 洗車された後の排水は原水貯水槽たる排水ビットまたは
油水分離槽に貯水留置され、砂等々の混入物を沈澱させ
、油と水とが分離される。排水ピット等の上澄みをポン
プで汲み上げ、原水中に含有する洗剤・ワックス分等を
反応槽内にて初めに酸化剤を注入し、酸化分解させ9次
に凝集剤を注入して排水中の汚濁物質をフロック化させ
る。さらに、排水中の汚濁物質の負荷変動にも対応出来
るように2反応槽と濾過機の間に取り付けられたライン
ミキサによりフロック化を助長している。
濾過機内には、61藻土からなる多孔質のセラミ・2り
製濾過剤が充填されており、排水は降下しながら、fi
過剤に接触し、排水中のフロックはセラミック濾過剤に
捕1足される。、if過処理された排水は処理水槽に導
入されて洗車用に再利用されるか若しくは外部へ放流さ
れる。
く 実施例 〉 以下、この考案に係る洗車排水再生処理装置を図面に示
す実施例に基づいて詳細に説明する。第1図はこの考案
に係る公害・節水型の洗車排水再生処理装置の構成を示
す図である。洗車排水再生処理装置10ば、貯水槽20
と、ポンプ3oと、ストレーナ35と、薬液添加装置4
0と1反応槽5oと、ラインミキサ48と、濾過機60
と、処理水槽7oとからなる。
貯水槽20は、排水を貯溜する水槽であり、排水中に混
入した砂等々の混入物を沈澱濾過する。貯水(館には排
水を貯溜して混入物を沈澱させる排水ピットと油と水と
を分離する油水分離槽と排水ピットに貯溜出来ない余分
の排水を吸い上げて貯溜する原水貯水槽とがある。ガソ
リンスタンドの排水のように油分を含む排水の場合は、
電車等の排水とは異なり、排水の中に混入した油分を分
離する為の油水分離槽を使用する。電車等の排水には油
分が含まれないので貯水槽は単なる排水ピットとなる。
第1図に示す実施例では、貯水+a20は排水中の油分
を分離する油水分スI槽26と原水貯水槽24とからな
り、貯水槽に流入する排水の水量が多い場合には、未処
理のまま流出しないように別に設けられた原水貯水槽2
4に排水を汲み上げて貯溜する構成である。
ポンプ30は、排水を反応槽と濾過間に加圧循環送水さ
せる為のポンプであり、貯水槽の排水を汲み上げて配管
32を経て反応槽に導入する。この実施例では自吸式カ
スケードポンプからなり排水の吸い込みから濾過するた
めの加圧動作を行う。原水(排水)に混入している異物
を捕捉除去する為に、適宜の個所にヘヤーキャッチャ等
のストレーナ35が装備されている。
薬液添加¥を置40は、殺菌・酸化液貯液槽42と。
凝集剤貯液槽・14と、薬液添加注入部45.46とか
らなる。この実施例で使用される薬液は、殺菌および酸
化液として次亜塩素酸ソーダが使用され、主乙こ7JF
水中の洗剤、ワックス成分を酸化分解すると同時に殺菌
する効果もある。また、凝集剤としては既存の各種凝集
剤の利用が可能であり、濾過機の濾過処理の補助剤とし
て利用される。貯液槽の大きさ等々は適宜に設計される
が、この実施例ではPE製の501のタンクを使用して
おり、定量式ポンプが一体↓こ設置されている。また、
薬液添加注入部45.46は、排水の配管および反応槽
に設けられている。添加個所は適宜に変更できるが、こ
の実施例では酸化液の注入部45はポンプと濾過槽50
の中間の配管に設けられ、また、凝集剤の添加部46は
反応槽50に設2すられている。ラインミキサは配管内
に丸棒が間隔を置いて螺旋状に挿入された形状で、排水
がこの中を通過すると流れの方向と円周方向に乱流が生
じ1強制的に薬剤が攪拌され。
排水中に攪拌混合される。
反応槽50は、角型の直方体であり、槽内は縦に3分割
されており、第1の仕切内で酸化剤と反応し1次に第2
の仕切内で凝集剤が注入され1次に凝集剤と反応し、フ
ロックを生成する。各仕切板には、排水の撹拌効率を高
める為の邪魔部十オとしてフィン等が突設されている。
濾過機60は1円筒形の槽からなり、硅藻土からなる多
孔質のセラミック製濾過剤が機内に充填されており、逆
流洗浄(逆洗)可能な構造である。
排水は降下しながらセラミック濾過剤に接触し。
フロックはセラミック濾過剤に捕捉され−る。゛;慮過
は、下向流で行われる。逆洗する場合は1手動の三方弁
を操作して、排水を下から導入して水圧で上方に噴射し
ながら洗浄する。なお、清水でも逆洗できる構造となっ
ている。濾過間の形状は前記濾過槽と同様にその形状を
問わないが、この実施例では、鋼板製の円筒槽を用いて
おり、その内壁には耐蝕塗装が施されている。また、内
部に充填されるセラミック濾過剤は1既存のセラミック
濾過剤を使用しており、この実施例では、硅藻土からな
る多孔質のセラミックを溶融結合した濾剤核と、濾剤核
の外周をエチルアルコールで希釈した硅酸エチールで処
理生成したシリカゲル被膜とからなるセラミック濾過剤
が使用されている。このセラミック濾過剤は多孔質・多
角形に出来ており1比重は軽く通常の濾過砂の1/2で
ある。従って。
逆流洗浄水の僅かな水圧によって濾過剤は完全に浮揚し
、濾過剤の各粒子は分離して回転上下運動を起こし、濾
過機で吸収した不純物は逆流洗浄水によって洗い流され
、再度利用可能な状態になる。
実施例に示す濾過機の場合、この逆流洗浄に要する時間
は2〜3分であり大変簡便である。浄化処理された処理
水は、一部は処理水槽に一旦貯溜後再利用され、残りは
、下水に放流される。処理水槽内の液位計67により、
濾過機と処理水槽の間に設置された電磁弁65を作動さ
せて処理水を再利用また放流する。
処理水槽70は、浄化した排水を貯溜する槽であり、濾
過された排水を一時的に貯溜し、水道水を補給して再度
洗車用水として循環させる為の貯溜槽である。
なお、逆洗排水は、汚濁の程度が高いので放流せずに、
油水分離槽へ流入するか、若しくは、外部に設けた汚水
沈澱槽(開示せず)に貯溜され。
別の装置(バキューム等)を用いて処理される。
第2図はこの考案に係る洗車排水再生処理装置の節水型
の実施例の構成を示す図である。この実施例では、貯水
槽は排水を貯溜する排水ピット21と油分を分離する油
水分離槽26とからなる。排水ピット21から溢れ出た
余水は油水分^U槽26に流入し、適宜の期間貯溜後、
下水道へ放流される構造である。排水の濾過は前述の公
害・節水型と同様である。
なお、セラミック濾過機の前または後にカートリッジ式
の濾過機を設けることも可能である。
〈考案の効果〉 この考案に係る洗車排水再生処理装置は上記詳述したよ
うに、洗車排水を油水分離槽または排水ピットに貯水留
置して分離沈澱させ、ポンプで汲み上げて酸化剤と凝集
剤を添加して排水中の汚濁物質をフロック化させ1次に
セラミック濾過剤を使用した逆洗可能な濾過機で濾過す
ることにより。
従来は汚濁が進んでいる為に濾過作業効率が悪く。
濾過率の低かった洗車排水をスピーディにしかも充分に
濾過することが可能となった。濾過機にセラミック°濾
過剤を使用した為に簡易に逆洗出来る構造である為、処
理された排水を水質汚濁防止基準法の許容限度に保つこ
とが容易に出来る利点がある。
また1処理水を洗車用水として再利用することも可能で
あり、公害防止装置であると共に節水かつ省資源型の装
置である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る洗車排水再生処理装置の全体を
示す構成図、第2図は洗車排水再生処理装置の別の実施
例を示す構成図である。 10:洗車排水再生処理装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)貯水槽とポンプとストレーナと薬液添加装置と反
    応槽とセラミック濾過剤を使用した濾過機とからなるこ
    とを特徴とする洗車排水再生処理装置 (2)前記第1項記載のセラミック濾過剤が、硅藻土か
    らなる多孔質のセラミックを溶融結合した濾剤核と、前
    記濾剤核の外周をエチルアルコールで希釈した硅酸エチ
    ールで処理生成したシリカゲル被膜とからなることを特
    徴とする洗車排水再生処理装置 (3)前記第1項記載の薬液添加装置が、酸化剤貯液槽
    と、凝集剤貯液槽と、定量ポンプと、配管に設けられた
    薬液添加注入部とからなることを特徴とする洗車排水再
    生処理装置 (4)前記第1項記載の反応槽が、角槽を縦に3分割し
    た構成から成り、原水に酸化剤を添加して反応させる槽
    と、さらに凝集剤を注入してフロックを生成させる槽と
    からなることを特徴とする洗車排水再生処理装置 (5)前記第1項記載の洗車排水再生処理装置において
    、反応槽と濾過機の間の配管に、フロック生成を助長す
    る為のラインミキサーが設置されていることを特徴とす
    る洗車排水再生処理装置(6)前記第1項記載のセラミ
    ック濾過剤を使用した濾過機が、逆洗可能な構造である
    ことを特徴とする洗車排水再生処理装置 (7)前記第1項記載の洗車排水再生処理装置において
    、濾過処理された水を再利用するポンプと放流排水する
    機構とが装備されていることを特徴とする洗車排水再生
    処理装置 (8)前記第1項記載の貯水槽が、排水を貯溜する排水
    ピットからなることを特徴とする節水型の洗車排水再生
    処理装置 (9)前記第1項記載の貯水槽が、排水中の油分を分離
    する油水分離槽と原水貯水槽とからなることを特徴とす
    る公害対応節水型の洗車排水再生処理装置
JP61101047A 1986-05-02 1986-05-02 洗車排水再生処理装置 Pending JPS62258718A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4402611A1 (de) * 1994-01-28 1995-08-10 Wack O K Chemie Gmbh Waschanlage für Motorräder
JP2001239297A (ja) * 2000-03-02 2001-09-04 Chuyu Shoji Kk 洗浄水の回収処理リサイクルシステムおよびその運転方法
CN103638743A (zh) * 2013-12-12 2014-03-19 山东中烟工业有限责任公司 一种异味处理喷淋水箱水质过滤的方法
CN103910410A (zh) * 2014-02-27 2014-07-09 江苏佳有环保科技有限公司 一种去除喷涂循环水中油漆的方法

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