JPS6225631A - 便器洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は感知部による使用者の感知に基づいて洗浄水を
便器に給水する便器洗浄装置に関する。

〈従来の技術〉 従来、この種の便器洗浄装置として、例えば第７図に示
す実公昭５７−４６４７２号公報のものがある。

この第７図のものは給水部本体（Ａ１）内に、左側方か
ら主弁体（２ａ）を水平方向へ挿入して配備すると共に
、上方から止水栓（１）の弁体（１ａ）を鉛直方向へ挿
入して配備してから、壁面（Ｇ）に埋込式に投首されろ
ボックス（Ｆ）内に挿入し、給水部本体（Ａ１）に給水
管及び排出管を配管して給水部本体（Ａ１）を固定して
いる。

従って、第７図のものは保守点検の際、給水部本体（Ａ
１）を配管固定したままの状態で主弁体く２ａ）や止水
栓（１）の弁体（１ａ）だけを給水部本体（Ａ１）から
取外そうとしてもボックス（Ｆ）内に配備される電気制
御部（Ｂ）やボックス（Ｆ）内壁に当って取外ずことが
できず、わざわざ給水部本体（Ａ１）をボックス（Ｆ）
から取外さなければ保守点検作業ができなかった。

〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明が解決しようとする問題点は給水部本体を配管固
定したままの状態で主弁体及び止水栓の弁体を容易に着
脱できるようにすることである。

〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するために本発明が講する技術的手段
は、便器の使用者を感知する感知部と、この感知部によ
り作動して給水部を作動せしめる電気制御部と、壁面に
設けた凹所内に配備されて便器に洗浄水を供給する給水
部とを備えた便器洗浄装置において、上記給水部の本体
１）す面側に開口部を２つ開設し、これら開口部に止水
栓の弁体と、電気により開閉する主弁体を寿々装着した
ものである。

〈作用〉 本発明は給水部本体の前面側からの主弁体及び止水栓の
弁体の着脱を可能にしたものである。

〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

この実施例は第１図に示すように給水部（Ａ）を、電磁
弁（３）と形弁（３）の作動により開閉するフラッシュ
バルブ（２）とで構成した場合を示すものである。

給水部（Ａ＞の本体（Ａ１）は正面略逆Ｖ字型に屈曲形
成した金属管で内部に流路（Ａ２）を形成し、（の両下
端に流入口（Ａ３）と流出口（Ａ４）を夫々開設して該
流入口（Ａ３）に給水源へ連絡する給水管（Ｄ）を、流
出口（Ａ４）に便器（１）へ連絡する排出管（Ｅ）を夫
々接続すると共に、中間部の前面側には止水栓（１）を
装着する小径の開口部（Ａ５）と、フラッシュバルブ（
２）を装着する大径の開口部（Ａ６）とを−次側より順
次流路（Ａ２）に連通ずるように開設する。

止水栓（１）は上記小径開口部（Ａ５）の内周面に面後
方向へ進退自在に螺着Ｖしめた止水弁体（１ａ）と、該
止水弁体（１ａ）の−次側に形成した止水弁座（１ｂ）
とからなり、上記止水弁体（１ａ）の前面に凹設した工
具係合溝（１Ｃ）にドライバー等の工具を係合して止水
弁体（１ａ）を回転操作することにより、止水弁体（１
ａ）の後端面が止水弁体（１ａ）に接離して流路（Ａ２
）を開閉せしめるようになっている。

フラッシュバルブ（２）は上記大径開口部（Ａ６）内に
前後方向へＩＷ　動自在に配置した主弁体（２ａ）と、
該主弁体（２ａ）の−次側に形成した主弁座（２ｂ）と
、大径開口部（Ａ６）の開口縁に前後方向へ進退自在に
螺着せしめた蓋（２Ｃ）とからなり、上記主弁体（２ａ
）とｎ（２Ｃ）の間には圧力室（２ｄ）が区画形成され
る。

主弁体（２ａ）はその適宜位置に小孔（２ｅ）を前後方
向へ穿設し、該小孔（２ｅ）を介して圧力？（２ｄ）と
−次側とを連通じしめると共に、閉弁状態で後部周縁部
（２ａ＋　）が主弁座（２ｂ）に密着し、その中央に突
設した案内羽根（２ａ２　）が主弁座（２ｂ）を挿通し
て二次側に延びている。

蓋（２Ｃ）は前面にドライバー等の工具が係合する工具
係合溝（２ＣＩ）を凹設し、その中央に前後方向へ延び
る通孔（２Ｃ２）を開穿すると共に、後面中央に圧力室
（２ｄ）へ突出する筒部（２Ｃ３）を一体に形成し、該
筒部（２ｃ３　）はその後半部を主弁体（２ａ）の前面
に形成した凹状部（２ａ３　）内に位置させ、内周面に
上記通孔（２Ｃ２）から調整ネジ（２［）を萌後進退自
在に螺着する。

調整ネジ（２［）はその捩じ込み具合により上記主弁体
（２ａ）の作動時において該ネジ（２［）の後端面が凹
状部（２ａ３　）内底面に当接することにより、主弁体
（２ａ）の移動距離を調整して主弁部（２ｇ）の開度、
即ち給水間を調整するようになっている。

また上記圧力室（２ｄ）にはＵ（２Ｃ）と凹状部（２ａ
３　）との間にスプリング（２ｄ＋　）を弾装すると共
に、正面逆Ｕ字状に形成した連結管（４）を介して電磁
弁（３）を接続し、該電磁弁（３〉の二次側を給水部本
体＜Ａ＋　）の二次側に接続することにより、圧力１（
２ｄ＞と流出口＜Ａ４　）とを連通せしめる。

上記連結管（４）は２個のナツト（４ａ）　　（４ｂ）
により圧力室（２ｄ）を形成する給水部本体（Ａ１）及
び電磁弁（３）に夫々着脱自在に取付ける。

電磁弁（３）は電磁弁本体（３ａ）内の通路途中に形成
した弁座（３ｂ）と、該弁座（３ｂ）に対して接離自在
に配備した弁体く３ｃ）と、この弁体（３Ｃ）を閉弁方
向へ付勢するバネ（３ｄ）と、弁体く３Ｃ）の外周に配
備したソレノイド（３ｅ）とからなり、上記ソレノイド
（３ｅ）に通電されない状態ではバネ（３ｄ）により弁
体く３Ｃ）を弁座（３ｂ）に密接さ［て閉弁し、ソレノ
イド（３ｅ）に通電されるとその電磁力によって弁体（
３Ｃ）を閉弁方向へ移動して開弁じ、前記圧力室（２ｄ
）内の水を流出口（Ａ４）へ流出［しめて上記フラッシ
ュバルブ（２）を作動させる。

即ち、フラッシュバルブ（２）は圧力室（２ｄ）内の水
の減少に伴って主弁体（２ａ）が徐々に蓋（２Ｃ）側へ
移動し、主弁部（２ｇ）が開弁じて便３（Ｉ）に水を給
水けしめる。

そして、ソレノイド（３ｅ）への通電が切れると一次側
の水が小孔（２ｅ）より圧力室（２ｄ）内へ徐々に流入
し始め、それに伴って主弁体（２ａ）が少しづつ主弁座
（２ｂ）側へ移動し、ついには主弁部（２ｇ）が閉弁す
るに至る。

また、電磁弁本体（３ａ）の二次側端部（３ａ’　）は
円筒状に形成されその外周面に２条の環状の鍔部（３ａ
＋　）　　（３ａｚ　＞を適宜間隔をおいて突設し、こ
れら２条の鍔部（３ａ＋　＞　　（３ａ２）間に形成さ
れる凹部（３ａ３）にＯリング（３ａ４）を嵌着した状
態で、給水部本体（Ａ１）の二次側に鉛直状に開設した
取イ］口（Ａ７）内に挿入する。

この取付口（Ａ７）の周壁には該口（Ａ７）の軸線と直
行する方向に止めネジ（５）を前後進退自在に螺着し、
この止めネジ（５）の先端を取付口（Ａ７）内周面に突
出させて上記上方の鍔部（３ａ＋　）に係止することに
より、電磁弁本体（３ａ）と給水部本体（Ａ＋　）を連
結している。

一方、前記電磁弁（３）のソレノイド（３ｅ）への通電
は電気制御部（Ｂ）によってコン１へロールされる。

電気制御部（Ｂ）は上記給水部（Ａ）を配備する正面長
方形状のボックス（Ｆ）内に配置固定され、上記ソレノ
イド（３ｅ）及び後述する感知部（Ｃ）に電気的に連絡
し、感知部（Ｃ）からの感知信号に基づいてソレノイド
（３ｅ）に所定時間通電するＪζうになっている。

感知部（Ｃ）は例えば投光素子から投光した赤外線が便
器の使用者に当って反射し、この反射光を受光素子で受
光することにより感知信号を発生する拡散反射型の光電
センサーであり、壁面＜Ｇ）設けた凹所（Ｇ１）前面を
覆う正面長方形状のカバー（Ｈ）に固定する。

図示例では感知部（Ｃ）が壁面（Ｇ）に埋込式に配備さ
れる場合を示し、ボックス（Ｆ）前面を覆うように固定
した覆板（Ｆ＋　）に取付はボルト（Ｆ２）を介して取
付板（Ｆ３）を壁面（Ｇ　）前面と面一状になるように
取付け、該取付板（Ｆ３）の前面に永久磁石（Ｆ４）で
カバー（Ｈ）を取付けている。

尚、前示実施例においては給水部（△）を、電磁弁（３
）とフラッシュバルブ（２）により構成したが、これに
限定されず電磁弁で給水部を構成するのも任意であり、
また給水部（△）を収納するボックス（「）及びカバー
（Ｈ）の形状は図示せる長方形状のものに限定されず、
例えば第５図及び第６図に示すように正面正方形状に形
成しても良い。

〈発明の効果〉 本発明は上記の構成であるから、以下の利点を有する。

■　給水部本体の前面側からの主弁体及び止水栓の弁体
の＠脱を可能にしたので、従来のもののように給水部本
体をボックスから取外すことなく給水部本体を給水管及
びり１出管に配管固定した状態で主弁体及び止水栓の弁
体を容易に着脱することができ、保守点検作業が簡単で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す便器洗浄装置の横断正
面図、第２図及び第３図は第１図の（Ｉ［＞−（ｎ）線
及び（ＩＩＩ）−（［１）線に沿える断面図、第４図は
斜視図、第５図は本発明の伯の実施例を示す便器洗浄装
置の横断正面図、第６図は同斜視図、第７図は従来の便
器洗浄装置の一例を示ず横断平面図である。 △・・・給水部　　　　　　Ａ１・・・給水部本体Ａｓ
　、Ａｓ・・・開口部　　１・・・止水栓１ａ・・・止
水弁体　　　　　２ａ・・・主弁体Ｂ・・・電気制御部
　　　　Ｃ・・・感知部Ｇ・・・壁面　　　　　　　Ｇ
１・・・凹所時　許　出　願　人　　　東陶機器株式会
社第２図 第３図 第４図 第３図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 便器の使用者を感知する感知部と、この感知部により作
   動して給水部を作動せしめる電気制御部と、壁面に設け
   た凹所内に配備されて便器に洗浄水を供給する給水部と
   を備えた便器洗浄装置において、上記給水部の本体前面
   側に開口部を２つ開設し、これら開口部に止水栓の弁体
   と、電気により開閉する主弁体を夫々装着したことを特
   徴とする便器洗浄装置。