JPS62249795A - 平版印刷版 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は支持体として熱的変化に対する線膨張率の小さ
い金属を用いて、製版時の温度変化及び印刷時の温度変
化に対してほとんど影τを受けない原稿寸法を正確に印
刷再現し得る平版印刷版に関する。

（従来技術） 現在、普及してｈる平版、水無し平版の支持体はそのほ
とんどがアルミニウムが用いられている為、該印刷版作
製時の高温ベーキング、あるいは平版の場合の湿し水制
御のため、及び水無し平版のときの版汚ｎ防止の為の版
冷却による低温での印刷条件下では、アルミニウムの熱
的線膨張率（２０〜１００℃に於て２３．９　Ｘ　１０
−’／Ｋ　）に基〈１版の膨張、収縮が生じておシ、為
に原稿画素の寸法パターンを確実に印刷再現することは
出来ない。

（発明の目的） 本発明の目的は熱的膨張・収縮の小さい金属支持体を用
いることによシ、印刷画素の原稿画素に比べての寸法再
現性が著しく向上した平版印刷版を得ることにある。

（発明の構成） 本発明は支持体上に、！ライマ一層、感光層及びシリコ
ンゴム層をこの順に積層して成る。湿し水不要平版印刷
版に於て、該支持体が熱的膨張。

収縮率さな金属から成ることを特徴とする湿し水不要平
版印刷版に関するもの及び同様に熱的膨張。

収縮の小さな支持体を有する平版に関するものである。

本発明に用いる。熱的膨張、収縮の小さな金属の代表例
は、　Ｆａ／　Ｎｌ　＝　６３．５７３６．５　（ｗｔ
’％）から成るインバー、　Ｆｅ　／　Ｎｉ　／　Ｃｏ
　＝　６３／　３２／　５から成るスーツクーインバー
、　Ｆｅ　／　Ｃｏ　／　Ｃｒ＝２６．５　／　５４／
９．５から成るステンレスインバー、　Ｆｅ／　ｐｄ　
＝５４７４６から成る合金、　Ｃｒ　／　Ｆｅ　／　Ｓ
ｎ　＝　９４．４／　４／１．６から成る合金等の、請
るインバー型合金。

Ｎ１　／　Ｃｒ　／　Ｆｅ　＝　３６／１２／　５２か
ら成るニリンパー、　Ｎｉ　／　Ｃｒ　／　Ｃ／　Ｆｅ
　＝　３８／　１１／　０．４１５０．６から成るＥＬ
−２，Ｃｏ　／　Ｎｉ　／　Ｃｒ　／　Ｆｅ　＝　３６
．７／　１６．７／　１０．８／３５．８から成るＣｏ
−エリンバ−等のニリンパー型合金、　Ｃ／　Ｍｎ　／
　Ｓｌ　／　Ｆｅ　＝　０．４２１０．６４１０．１１
／９８．８３　、　Ｃ／Ｍｎ　／　８１　／’　Ｆｅ　
＝　０．５８／　０．９２１０．２５／　９８．２５　
、　Ｃ／Ｍｎ　／　Ｓｔ　／　Ｆｓ　＝０．８０１０，
３２１０．１３／９８．７５’４から成る炭素鋼、又、
　Ｃ／　Ｍｎ　／Ｓｉ　／　Ｆｅ　＝　０．４０／　１
．６５／　０．２０／９７．７５　、　Ｃ／Ｍｎ　／Ｓ
ｉ　／　Ｎｌ　／　Ｆｅ　＝　０．３　ｏ／　０．８１
０．１／　３．６／　９５．２　。

Ｓ　ｉ　／　Ｃｒ　／　Ｍｏ　／Ｆ＠　＝　０．２／　
０．８７／　０．２／　９８．７３等から成る合金鋼、
又１２　Ｃｒ　、　１８　Ｃｒ　、　２５　Ｃｒ等のス
テンレス鋼等の２０〜１００℃に於ける平均線膨張率が
少くとも、アルミニウムより小さな金属である。好まし
くは線膨張率２０　Ｘ　１０−’／　Ｋ以下の金属であ
る。

以下、水無し平版について詳記する。感光性樹脂層は活
性な光線を照射することにより、光不溶化又は先回溶化
する性質を有する層である、本発明に用いらｎる感光性
樹脂層の内、光不溶化型のものと１／？は以下に列挙す
る様な公知のものをあげることができる。

■　１分子中に不飽和基なとを２つ以上有する多官能性
の七ツマ−や、オリゴマーなどを適当なポリマーバイン
ダーへ混合した４、（７）。

代表的な光重合性の基としてはアクリロイル基。

メタクリロイル基、アクリルアミド基、マレイン酸エス
テル、アリル基、ビニルエーテル基、ビニルチオエーテ
ル基、ビニルアミノ基、グリシジル基、アセチレン性不
飽和基などが挙げらルる。

■　芳香族ジアゾ化合物などの感光性化合物を適当なポ
リマーバインダーと混合したもの。

又本発明に用いら几る先回溶型の感光性樹脂層とには、
ジアゾ化合物の無機塩や有機酸とのコングレックス、キ
ノンジアジＰ類などを適当なポリマーバインダーと混合
したものを挙げることができる。

本発明に用いられるシリコーンゴム層は１次の様な繰り
返し単位を有する分子量数４〜数十万の線状有機ポリシ
ロキサンを、主成分とするものを使用するこれも公知の
ものである。

ここでｎは２以上の整数、Ｒは炭素数１〜１゜のアルキ
ル基、アルケニル基あるｈはフェニル基であり、Ｒの６
０チ以上がメチル基であるものが好ましい、この様な線
状有機ポリシロキサンは。

有機過酸化物を添加して熱処理等を施すことにより、ま
ばらに架橋し、シリコーンゴムとすることも可能である
。

この線状有機ポリシロキサンには、又架橋剤が添加され
る。架橋剤としては謂る室温（低温）硬化型のシリコー
ンゴムに使わ几るものとして、アセトキシシラン、ケト
オキシムシラン、アルコキシシラン、アミノシラン、ア
ミドシランなどがあり。

通常線状有機ポリシロキサンとして末端が水酸基である
ものと組み合わせて各々脱酢酸型、脱オキシム型、脱ア
ルコール型、脱アミン型、脱アミド型のシリコーンゴム
トナル。

こｎらのシリコーンゴムには、更に触媒として少量の有
機錫化合物等が添加さルるのが一般的である。

シリコーンゴム層の厚さは、約０．５〜１００μｍ好ま
しくは約０．５〜１０μｍが適当であり、薄すぎる場合
は、耐刷力の点で問題を生じることがあり。

一方厚すぎる場合は経済的に不利であるばかシでなく現
像時シリコーンゴム層を除去するのが困難となり画像再
現性の低下をもたらす、 以上説明した様にして構成さｎた湿し水不要印刷原版の
表面を形成するシリコーンゴム層の表面に薄い保護フィ
ルムをラミネートすることもできる。

本発明で用いられる湿し水不要印刷原版は１例えば次の
様にして製造される。

ｔｆ支持体の上に、リバースロールコータ−。

エアーナイフコーター、メーヤパーコーターなどの通常
のコーター、あるいはホエラーの様な回転塗布装置を用
い感光層を構成すべき組成物溶液を塗布、乾燥及び必要
に応じて熱キュア後必要ならば、該感光層の上に同様な
方法で接着層を塗布。

乾燥後、シリコーンゴム溶液を感光層又は接着剤層上に
同様の方法で塗布し通常６０〜１３０’Ｃの温度で数分
間処理して十分に硬化せしめて、シリコーンゴム層を形
成する。必要ならば、保護フィルムを該シリコーンゴム
層上にラミネーター等を用いラミネートする。

（実施例１．比較例１） （Ａ）　　厚み０．２４５ｍのアルミ板（住友軽金属製
−比較例１）と厚み０．２５ｗのＦｅ　／　Ｎｉ　＝＝
−５８／　４２から成る合金線膨張率７．２６　Ｘ　１
０−６／Ｋ（４２逆イ）（住友金属鉱山製−実施例１）
上に１次の組成を有する固形分の３０重ｆｃＩＪ溶液（
溶媒はメチルエチルケトン／ｎ−ブチルアルコール＝８
／２）を塗布し、１６０℃熱風中で、５分乾燥して厚さ
２μｍの被覆層を設けた。

（、）　　インブチル化メラミン樹脂ｒ　Ｉ、−１２５
−６０」（大日本インキ化学工業製）この被覆層の上ニ
、エステル化度４５チの７エノールーノｚラツク樹脂（
住友ベークライト製スミレジンＰＲ５０２３５）のナフ
トキノン−１，２−シアミド−で乾燥し、厚さ２．５μ
ｍの感光性樹脂層を設けた。

この上に、ジ−ｎ−ブトキシ・ビス（アセチルアセト’
＋−ト）チタン（日本化学産業製−ナーセムーＴｉ　）
の０．５　重ｉ　％アイツノ臂−ｇ（エッソ製）溶液を
塗布し１２０℃熱風中で乾燥し、厚さ０．２μｍの接着
層を設けた。更にこの上に１次の組成を有するシリコー
ンゴム組成物の２０：ｉ量チアイノノヂー溶液を塗布し
、１０５℃熱風中で乾燥して厚み５μｍのシリコーンゴ
ム層を設けた。

■　ポリジメチルシロキサン（分子量約１０万。

両末端ＯＨ基）　　　　　　　　　１００重量部■　メ
チルトリテセトキシシラン　　５Ｉ■　酢酸ノブチルス
ズ　　　　　　０．２１上記の様にして得らｎた印刷原
版に、ノぐターンネがフィルムをあてがって減圧密着し
、２ｋＷのメタルハライドラング（岩崎電気（株）製）
を用い、１ｍの距離から６０秒露光した。

その後版面を、エチルカルピトール／ブチルカルピトー
ル＝　１／１　（！量比）の混合溶剤をしみこませた綿
パッドで軽くこすると、露光部分は容易に除去さ几て被
′ｒｉ層が露出し、一方未露光部にはシリコーンゴム層
が強固に残存して居り、パターンネガフィルムを忠実に
再現した印刷版■（アルミ板）　＠　（Ｆｅ　／　Ｎｉ
　＝　５　ｇ、’　４２会金）得られた印刷版１．１１
をもとに１版を平台上に設置して成る平台印刷機により
印刷テストを行った４印刷条件及び印刷物の測長結果は
次の表１の通りであった。

表１から明らかな様に熱膨張率の小さな金属を支持体と
して得た水ナシ版による印刷物がアルミニウムを支持体
とする通常の水ナシ版による印刷物よシも、原稿ネガフ
ィルムパターン寸法によυ近く、寸法精度をよシ正確に
要求する印刷分野では好ましいということになる。

（発明の効果） 本発明による印刷版は熱的膨張、収縮の極めて小きい支
持体を使用しているため、印刷版作成時の温度条件の変
化、印刷時の板温度の変化にかかわらず、版の膨張、収
縮をほとんど生じないため、原稿の寸法通シの正確な印
刷再現が可能である。

従って、高精度のＩリーンを印刷によりて作成するとき
の平版印刷版に最適である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 平版印刷版であって、該印刷版を構成する支持体が２０
   ℃乃至１００℃において２０×１０＾−６／Ｋ以下の線
   膨張率を有する金属であることを特徴とする平版印刷版
   。