JPS62248985A - 冷蔵庫の自己診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫の機能に異常を起こした際に検知し、表
示する自己診断装置に関するものである。

従来の技術 近年、冷蔵庫の制御に関し、電子技術の進出はめざまし
く、その応用は、冷蔵庫の制御のみならず、冷蔵庫の機
能の異常を検知し表示する、自己診断装置への応用も進
められている。

以下図面を参照しながら、上述した従来の冷蔵庫の自己
診断装置の一例について説明する。

第３図は従来の自己診断装置のブロック図で、第４図は
従来の自己診断装置の動作フローチャートである。

１は冷蔵庫がデフロスト運転状態であるか、冷却運転状
態であるかを検知する、デフロスト運転検知センサで、
論理回路２に信号Ｓ、を入力する。

３はデフロストヒータ電流センサで、デフロスト入力し
、デフロスト異常を表示する。

以上の様に構成した、自己診断装置について以下その動
作について第４図の動作フローチャートを使って説明す
る。

まず、従来の自己診断装置に電源が投入されると、ステ
ップ１として、デフロスト運転検知センサ１からの、信
号Ｓ１　を論理回路２に入力し、ステップ２として論理
回路２で信号Ｓ１　が、デフロスト運転状態を示してい
る時はステップ３に、冷却運転状態を示している時には
ステップ１に、論理を進める。次にステップ３では、デ
フロストヒータ電流センサからのデフロストヒータ電流
値信号Ｓ２を論理回路２に入力し、ステップ４にて論理
回路２でデフロストヒータ電流値信号Ｓ２が１Ａ以上で
あれば、デフロスト機能が正常に働いていると判断しス
テップ１にもどり、１Ａ未満であれば、デフロスト機能
が異常であると判断し、デフロスト異常信号Ｓ３を表示
部４に出力し、デフロスト異常表示を行なう。

発明が解決しようとする問題点 しかし上記の様な構成では、デフロストヒータへの通電
が行なわれているか、いないかを検知しているのみにす
ぎず、一定時間内のデフロスト時間内に、完全にデフロ
ストがされ、十分な冷却性能が得られているか否かにつ
いては、全く検知されないという問題点を有していた。

本発明は、上記問題点に鑑み、４つの温度センサと、２
つの電流センサからの信号により、十分な冷却性能が得
られているか否かを、直接的に検知する自己診断装置を
提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するだめの本発明の冷蔵庫の自己診断
装置は、冷蔵庫内温度、コンデンサ温度及び、エバポレ
ータ温度そして冷蔵庫周囲の温度を検知するそれぞれの
第一から第四のサーミスタと、エバポレータ内のファン
モータ及ヒコンブレソサへの電流を検知する第一、第二
の電流センサと、前記第一から第四のサーミスタより検
知した温度信号を入力とし演算処理する演算回路と、前
記演算回路の結果を入力とするタイマ回路と、前記演算
回路、タイマ回路及び、第一、第二の電流センサの出力
により、デフロスト機能が不能であるか否かを、判断す
る論理回路を備えたものである。

作　　用 本発明は上述した構成によシ、十分な冷却性能が得られ
ているか否かを直接的に検知し、冷蔵庫の動作状態を適
確に検知し、表示する自己診断装置となる。

実施例 以下、本発明の一実施例の冷蔵庫の自己診断装置につい
て説明する。

第１図及び第２図は、本発明の冷蔵庫の自己診断装置の
一実施例のそれぞれ、ブロック図を動作フローチャート
である。

６は冷蔵庫のコンデンサの温度を検知するサーミスタ（
以下コンデンササーミスタという）で、６は冷蔵庫の周
囲温度を検知するサーミスタ（以下外気温サーミスタと
いう）で、７は冷蔵庫内温度を検知するサーミスタ（以
下庫内温度サーミスタという）で、８は冷蔵庫のエバポ
レータの温度を検知するサーミスタ（以下エバポレータ
サーミスタという）である。９は演算回路で、前記コン
デンササーミスタ６と、外気温サーミスタ６と、庫内温
度サーミスタ７及びエバポレータサーミスタ８からのそ
れぞれの温度信号ｓ４．ｓ５．ｓ６．ｓ７を入力する。

１０はタイマ回路で、演算回路９の出力信号Ｓ８を入力
する。１１はコンプレッサに流れる電流を検知する電流
センサ（以下コンプレッサ電流センサという）で、１２
はエバポレータ内のファンモータへ流れる電流を検知す
る電流センサ（以下ファンモータ電流センサという）で
ある。１３は論理回路で、タイマ回路１ｏからの出力信
号Ｓ９及び、演算回路からの出力信号Ｓ、。

そして、コンプレッサ電流センサからの電流信号Ｓ４．
と、ファンモータ電流センサからの電流信号Ｓ１２を入
力し、表示信号Ｓ、３　と出力して表示回路４へ入力す
る。

以上の様に構成された、本発明の冷蔵庫の自己診断装置
の一実施例について第２図の動作フローチャートを用い
、動作を説明する。

まず、本発明の冷蔵庫の自己診断装置に電源が７　・　
− 投入されると、ステップａとしてコンデンサ温度信号Ｓ
４を演算回路９に入力する。（このときのコンデンサ温
度をＴ１　　とする）次にステップｂで外気温度信号Ｓ
６を演算回路９に入力する。（このときの外気温度をＩ
２とする）次にステップＣで庫内温度信号Ｓ６を演算回
路９に入力しくこのときの外気温度をＩ３とする）、次
にステップｄでエバポレータ温度信号Ｓ７を演算回路９
に入力しくこのときのエバポレータ温度をＩ４とする）
、更にステップｅでコンプレッサ電流信号Ｓ、１をスノ
プｆでファンモータ電流信号Ｓ、２を論理回路１３に入
力する。（このときのコンプレッサ電流を１１、ファン
モータ電流をＩ２とする） 次にステップｑでコンデンサ温度Ｔ、と外気温度Ｔ２を
、演算回路９にて比較し、（１）式を満足していればス
テップｈへ、それ以外の場合はステップａに論理を進め
る。

Ｔ　、−Ｉ２＜　３０　（’Ｆ　）　−・−・−−−（
１）次にステップｈでは、庫内温度Ｔ３と外気温度Ｔ２
を演算回路９にて比較し、（２）式を満足してぃれば演
算回路９より出力信号Ｓ８をタイマ回路１０に出力しス
テップｉへそれ以外の場合にはステップａに論理を進め
る。

ステップｉでは、タイマ回路１０にて、演算回路９から
出力信号Ｓ８を入力し、タイマをスタートさせる。以上
の様な動作をくり返し、演算回路９からの出力信号Ｓ８
が、６時間連続して出力された場合のみタイマ回路１ｏ
より出力信号Ｓ９を論理回路１３に出力しステップｊに
、６時間以内に演算回路９からの出力信号Ｓ８が中断し
た場合にタイマをリセットしステップａに論理を進める
。

ステップまでは、エバポレータ温度Ｔ４を外気温度Ｔ２
とを演算回路にて比較し、（３）式を満足していれば、
演算回路９より出力信号Ｓ１ｏを論理回路１３に出力し
ステップｋに、それ以外の場合にはステップａに論理を
進める。

Ｉ４−Ｔ２≦ａ（０Ｆ）・・・・・・・川・・（３）次
にステップにでは、コンプレッサ電流Ｉ、を論理回路１
３に入力し、コンプレッサ電流１１　が３Ａより犬（３
Ａは含まない）であれば、ステップｌに３Ａ以下であれ
ばステップａに論理を進める。ステップｌでは、ファン
モータ電流Ｉ２を論理回路１３に入力し、ファンモータ
電流Ｉ２が５０ｗＡ以上であれば論理回路１３より表示
信号Ｓ、３　　を表示回路１４に出力し、デフロスト異
常を表示する。又、ファンモータ電流工。がｓｏｗＡ未
満である時は、ステップａに論理を進める。

以上の様に、本実施例によれば、冷蔵庫のコンデンサの
温度９周囲の温度、庫内の温度及び、エバポレータの温
度を検知するそれぞれ、コンデンササーミスタ６、外気
温サーミスタ６、庫内温度サーミスタ７、エバポレータ
サーミスタ８と、これらのサーミスタからの信号を入力
し演算処理し、タイマ回路１ｏに信号を出力する演算回
路９と、コンプレッサ及びファンモータに流れる電流を
検知スルコンプレッサ電流センサ１１とファンモータ電
流センサ１２と、演算回路９とタイマ回路１゜とコンプ
レッサ電流センサ１１とファンモータ電１゜ 流センサ１２からの信号を論理回路１３に入力し、論理
回路１３より表示回路１４に信号を出力し表示回路１４
にてデフロスト異常を出力することにより、冷蔵庫の冷
却機能が十分に働いているか否かを直接的に検知し、冷
蔵庫の動作を適確に検知し表示することができる。

発明の効果 以上のように本発明は、冷蔵庫内温度、コンデンサ温度
及びエバポレータ温度そして冷蔵庫周囲温度を検知する
４つのサーミスタと、エバポレータ及びコンプレッサへ
の電流を検知する２つの電流センサと、前記の４つのサ
ーミスタからの温度信号を演算処理し、タイマ回路に入
力する演算回路と、前記演算回路とタイマ回路と、２つ
の電流センサの信号を入力しデフロスト機能が不能か否
かを判断する論理回路を設けることにより、冷蔵庫の動
作を直接的に検知し適確な表示を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図と第２図は本発明の一実施例における冷蔵庫の自
己診断装置のそれぞれ、ブロック図を動作フローチャー
と、第３図と第４図は従来の冷蔵庫の自己診断装置のブ
ロック図と動作フローチャートである。 ６・・・・・コンデンササーミスタ、６・・・・・・外
気温サーミスタ、７・・・・・庫内温度サーミスタ、８
・・・・・・エバポレータサーミスタ、９・・・・演算
回路、１ｏ・・・・・・タイマ回路、１１・・・コンプ
レッサ電流センサ、１２・・・・・・ファンモータ電流
センサ、１３・・・・・論理回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 １３′ 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷蔵庫内の温度を検知する第一のサーミスタと、コンデ
   ンサの温度を検知する第二のサーミスタと、エバポレー
   タの温度を検知する第三のサーミスタと、冷蔵庫周囲の
   温度を検知する第四のサーミスタと、前記第一から第四
   のサーミスタより検知した温度信号を入力とし演算処理
   する演算回路と、前記演算回路の結果を入力とするタイ
   マ回路と、コンプレッサに流れる電流を検知する第一の
   電流センサと、エバポレータ内のファンモータに流れる
   電流を検知する第二の電流センサと、前記のタイマ回路
   、演算回路、第一の電流センサ及び第二の電流センサの
   出力を入力としデフロスト機能が不能であることを表示
   する論理回路を備えたことを特徴とする冷蔵庫の自己診
   断装置。