JPS62245404A - 数値制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は異常発生時に工作機械を安全な位置で自動停
止させる数値制御システムに関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は従来の数値制御システム（以下、ＮＣと略記す
る）を示すブロック接続図であり、図において、１はデ
ータ入出力部、２はこのデータ入出力部１にケーブル３
を介して接続された数値制御装置である。ここで、数値
制御装置２は、マイクロプロセッサである中央処理装置
（以下、ＣＰＵと略記する）２１と、リードオンリメモ
リやランダムアクセスメモリで構成される記憶装置２２
と、操作ボード２３と、この操作ボード２３などの外部
機器とデータの入出力を行う入出力装置２４と、工作機
械用の駆動モータ等を制御するモーションコントロール
ユニット２５と、データ入出力部１に対するインターフ
ェース２６とを備えている。

第４図は工作機械５を接続した数値制御システムの全体
を示すブロック接続図であり、数値制御装置２には駆動
部４を介して工作機械５が接続されている。

次に１動作について説明する。まず、数値制御加工を行
なおうとする場合には、オペレータはデータ入出力部１
より、加ニブログラム等の加工情報を入力する。これに
よって、その加工情報は数値制御装置２の記憶装置２２
に書き込まれる。次に、オペレータは操作ボード２３よ
り、加工指令を入力する。すると、ＣＰＵ２１からのコ
マンドによって、モーションコントロールユニット２５
が、制御対象の駆動モータの回転数や回転位相などを制
御しながら、これを駆動する。すなわち、数値制御装置
２からの上記制御のための指令が駆動部４に入力される
と、この駆動部４は上記指令に従って工作機械５の加工
制御や位置決め制御等を行う。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の数値制御システムは以上のように構成されている
ので、工作機械５が例えば、火災、地震等による異常温
度上昇、震動等を受けた場合、これを安全な位置で停止
できる構成およびシステムとなっていないため、上記異
常が回復した後、工作機械５を再起動させようとする場
合に、その工作機械５の数値制御動作が狂ってしまうな
どの問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、工作機械が異常な温度上昇。

湿度上昇、あるいは震動を招いても、安全々位置で工作
機械を停止できるとともに、その工作機械の再起動を円
滑に行なわせることができる数値制御システムを得るこ
とを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明にかかる数値制御システムは、数値制御装置に
自動停止制御装置を接続し、工作機械への外的異常が発
生した際に、上記自動停止制御装置によシ、上記工作機
械を安全な位置で停止させるような構成としたものであ
る。

〔作　用〕

この発明における自動停止制御装置は、工作機械周辺の
温度、湿度あるいは震動などの異常を検知し、この検知
結果に従って工作機械が最も安全な位置で停止する信号
データを数値制御装置に供給するように作用する。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、６は数値制御装置２に対し、ケーブル７を
介して接続した自動停止制御装置である。この自動停止
制御装置６は、第２図に示すように、数値制御装置２に
対するデータの入出力を行うインターフェース６６と、
各種データの処理を行うＣＰＵ６１と、リードオンリメ
モリおよびランダムアクセスメモリなどで構成される記
憶装置６２と、工作機械への外的異常である異常な温度
、湿度および震動をそれぞれ検出する温度検出回路６３
．湿度検出回路６４および震動検出回路６５とを有する
。２７は自動停止制御装置６のインターフェース６６に
接続された、数値制御装置２内のインターフェースであ
る。なお、このほかの第３図および第４図に示したもの
と同一のブロックには同一符号を付して、その重複する
説明を省略する。

次に、動作について具体的に述べる。なお、数値制御装
置２の動作については、従来例について述べた場合と同
様であるので、ここでは工作機械５の自動停止制御を中
心に説明する。すなわち、温度上昇については温度検出
回路６３が、湿度については湿度検出回路６４が、震動
については震動検出回路６５が、それぞれの異常を検出
するよう罠なっている。そして、これらの異常検出の際
に％ＣＰＵ５からのコマンドによって、各異常状態に応
じた信号がインターフェース６６およびケーブル７を介
して、数値制御部２に伝えられ、さらにＣＰＵ２１から
のコマンドにより、上記信号がモーションコントロール
ユニット２５に伝えらレル。駆動部４でハ、このモーシ
ョンコントロールユニット２５からの信号にもとすき、
工作機械５を安全な位置で停止させる。なお、この場合
における安全な位置は、上記記憶装置６２に格納したデ
ータに従ってＣＰＵ１３１が決定する。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、工作機械の数値制御
装置に自動停止制御装置を接続し、工作機械周辺の異常
な温度上昇、湿度上昇あるいは震動等の環境の変化に対
して、常に安全な位置で工作機械を自動的に停止させる
ような構成としたので、工作機械の再起動がスムーズに
実施でき、工作機械の運転、管理が円滑かつ高精度に実
施できるものが得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による数値制御システムの
ブロック接続図、第２図は第１図のさらに詳細なブロッ
ク接続図、第３図は従来の数値制御システムの詳細なブ
ロック接続図、第４図は同じく概略的なブロック接続図
である。 １はデータ入出力部、２は数置制御装置、４は駆動部、
５は工作機械、６は自動停止制御装置、２１は中央処理
装置（ＣＰＵ　）、２２は記憶装置、２５はモーション
コントロールユニット、２６゜２７はインターフェース
、６１はＣＰＵ、６２は記憶装置、６３は温度検出回路
、６４は湿度検出回路、６５は震動検出回路、６６はイ
ンターフェース。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 第３ｗ 第　４１５１

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）数値制御装置の中央処理装置により加工情報を一
   定のプログラムに従つて演算し、この演算結果に従つて
   工作機械の動作を制御する数値制御システムにおいて、
   上記数値制御装置に対して、工作機械への外的異常を検
   知した際、その工作機械を安全位置で停止制御させる自
   動停止制御装置を接続したことを特徴とする数値制御シ
   ステム。
2. （２）異常検知の対象が、工作機械周辺の温度または湿
   度あるいは震動であることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の数値制御システム。