JP2576884Y2 - 超音波距離センサ - Google Patents

超音波距離センサ

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JP2576884Y2
JP2576884Y2 JP1992023007U JP2300792U JP2576884Y2 JP 2576884 Y2 JP2576884 Y2 JP 2576884Y2 JP 1992023007 U JP1992023007 U JP 1992023007U JP 2300792 U JP2300792 U JP 2300792U JP 2576884 Y2 JP2576884 Y2 JP 2576884Y2
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transducer
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JP1992023007U
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JPH0575690U (ja
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宏幸 神林
章廣 田島
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Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、超音波距離センサに関
し、特に、超音波を用いて被計測物との距離を検知する
ものに利用して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】超音波距離センサとしては、例えば、自
動車のバンパに取り付けられて自動車と障害物との距離
を計測し、自動車と障害物との距離が設定値の範囲内に
なったときに警報を発するように構成されているものが
ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、自動車のバン
パに取り付けられる従来の超音波距離センサは、自動車
におけるバンパの水平面に取り付けられるように構成さ
れていることにより、固定部の上側にセンサ本体が一体
に形成されているため、形状が大きくなる。
【0004】しかも、水平面にのみ取り付けられるよう
になっているので、取付場所が限定される。
【0005】さらに、従来の超音波距離センサにおける
トランスジューサを支持するセンサホルダには、トラン
スジューサ周りに指向性を与えるための突出部が環状に
突設されているため、この突出部とトランスジューサと
の間の空間部に雨水が溜まることがある。このようにト
ランスジューサ周りに水が溜まると、超音波距離センサ
が誤動作することがある。
【0006】本考案の目的は、垂直面に取り付けること
ができるとともに、小型化を図ることができる超音波距
離センサを提供することにある。
【0007】本考案の他の目的は、雨水等がトランスジ
ューサの周りに溜まるのを防止することができる超音波
距離センサを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案に係る超音波距離
センサは、略円柱形状に形成されて超音波を送受信する
トランスジューサ(10)と、トランスジューサ(1
0)の超音波伝送路を避けてトランスジューサ(10)
を支持する略筒形状の弾性ホルダ(11)と、略環状に
形成されて中央部に形成された凹部(20)に弾性ホル
(11)が収容されているセンサホルダ(12)と、
略平板状に形成されてセンサホルダ(12)を支持する
支持板(13)とを備えている超音波距離センサにおい
て、前記支持板(13)の外周には背面が取付面に密着
する環状の弾性カバー(14)が嵌合されており、前記
支持板(13)のセンサホルダ支持面とは反対側の面に
は接着部材(27)が固着されており、前記センサホル
ダ(12)の側壁に径方向に開設されたケーブル挿通孔
(22)には前記トランスジューサ(10)に接続され
たケーブルが挿通されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】前記した手段によれば、平板状の支持板にセン
サホルダが固定され、このセンサホルダに弾性ホルダを
介してトランスジューサが固定されるようになってい
る。すなわち、取付部とセンサ本体とが一体化されてお
り、支持板に接着部材を固着することによって、自動車
のリアトランクにおける垂直面等に取り付けることがで
きる。しかも、取付部とセンサ本体とが一体となってい
るので、小型化を図ることができる。
【0010】
【実施例】図1(a)、(b)は本考案の一実施例であ
る超音波距離センサを示す側面断面図および平面断面
図、図2(a)、(b)は超音波距離センサを示す正面
図および図1のII−II線に沿う背面断面図、図3
(a)、(b)、(c)、(d)はセンサホルダを示す
正面図、側面断面図、背面図および平面断面図、図4
(a)、(b)、(c)、(d)はゴムホルダを示す正
面図、一部切断側面図、背面図および平面断面図、図5
(a)、(b)、(c)、(d)は支持板を示す正面
図、側面断面図、背面図および平面断面図、図6
(a)、(b)はゴムカバーを示す正面図および一部切
断平面図である。
【0011】本実施例において、本考案に係る超音波距
離センサは、自動車のリアトランクにおける垂直面に取
り付けられ、超音波を用いて被計測物との距離を検知で
きるように構成されている。
【0012】すなわち、この超音波距離センサは、略円
柱状に形成されて超音波を送受信するトランスジューサ
10を備えており、このトランスジューサ10がゴムホ
ルダ11を介してセンサホルダ12に固定的に支持され
ている。センサホルダ12は支持板13に固定されてお
り、支持板13の周囲にはゴムカバー14が装着されて
いる。
【0013】トランスジューサ10は、前端部が円錐台
形状に形成された円柱形状の本体部16を備えており、
その前端面に送受信部15が一体になって形成され、送
受信部15から超音波を送信するとともに、被計測物か
ら反射した当該超音波を送受信部15によって受信する
ように構成されている。
【0014】そして、トランスジューサ10はその本体
部16が略筒形状に形成されたゴムホルダ(弾性ホル
ダ)11に嵌入されている。この本体部16の底面には
一対の端子17、18が突出されており、両端子17、
18にはケーブル19の端末がそれぞれ接続されてい
る。このケーブル19は、自動車のトランク内や車室内
に設置されるコントローラ(図示せず)のプリアンプに
接続されている。
【0015】センサホルダ12は正面視の形状が略楕円
形で、平面視の形状が略台形の立体形状に形成されてお
り、中央部にゴムホルダ固定用凹部20が開設されてい
る。この凹部20内にはゴムホルダ11が収納されてい
る。このセンサホルダ12における凹部20の近傍には
一対の固定穴21、21が開設されており、センサホル
ダ20の側壁にはケーブル挿通孔22が開設されてい
る。
【0016】センサホルダ12の正面には超音波に指向
性を与えるための突出部23が、固定用凹部20に支持
したトランスジューサ10の周囲に配されて前方に突出
するように一体的に形成されている。本実施例におい
て、この突出部23はトランスジューサ10の上部およ
び下部のみを被覆するように配設されており、その左右
は開放されている。
【0017】支持板13は略楕円形の平板形状に形成さ
れており、長軸上には一対の挿通孔24、24がそれぞ
れ開設されている。支持板13の正面側の主面には突起
25が複数個突設されている。
【0018】この支持板13はセンサホルダ12の背面
側に装着され、突起25によってゴムホルダ11の底面
側を支持するとともに、挿通孔24内に挿入されたビス
26によってセンサホルダ12に固定されるように構成
されている。
【0019】そして、支持板13の外周側には楕円形の
リング形状に一体成形されたゴムカバー14が装着され
ている。このゴムカバー14はこの超音波距離センサが
自動車に取り付ける際に、一体感を創出するように構成
されている。
【0020】次に、超音波距離センサを自動車に取り付
ける作業について説明する。
【0021】予め、超音波距離センサにおける支持板1
3の背面に両面テープ等の接着部材27が接着される。
接着材27が接着された超音波距離センサは自動車のリ
アトランクにおける背面の適当な位置に後ろ向きに配さ
れて、支持板13が背面壁に当接されて接着部材27に
より接着される。
【0022】他方、前述したように、トランスジューサ
10が接続されたコントローラはリアトランク内または
車室内に設置される。
【0023】そして、自動車の後退中等に、コントロー
ラからの指令によってトランスジューサ10から超音波
が送信される。この超音波が車庫の壁面等の被計測物で
反射すると、反射した超音波がトランスジューサ10に
よって受信され、受信信号がケーブル19を介してコン
トローラに入力される。
【0024】このとき、超音波はセンサホルダ12の正
面に突設された突出部23によって指向性を与えられる
ため、比較的遠くへ到達するとともに、ノイズをひろわ
ずに受信される。
【0025】コントローラの演算により自動車と被計測
物との距離が算出され、この算出値が設定値に達すると
警報が発せられることになる。
【0026】本実施例によれば、トランスジューサ10
がゴムホルダ11およびセンサホルダ12を介して支持
板13に取り付けられるように構成されているため、セ
ンサ本体部と取付部とが一体化され、小型化を図ること
ができる。
【0027】支持板13に接着部材27を装着すること
によって、センサが垂直面に水平方向に取り付けること
ができるため、取付場所が制限されるのを従来の超音波
距離センサよりも抑制することができる。
【0028】さらに、センサホルダ12には突出部23
がトランスジューサ10の上部および下部のみを被覆す
るように形成されているため、雨水等がトランスジュー
サ10の周りに溜まるのは防止される。したがって、水
が溜まることによってトランスジューサ10が誤動作す
るようなことが防止される。
【0029】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
センサの背面が自動車の垂直面に接着されるように構成
されているため、超音波距離センサを小型化することが
できるとともに、垂直面に水平方向に取り付けることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である超音波距離センサを示
す側面断面図および平面断面図である。
【図2】超音波距離センサを示す正面図および図1のII
−II線に沿う背面断面図である。
【図3】センサホルダを示す正面図、側面断面図、背面
図および平面断面図である。
【図4】ゴムホルダを示す正面図、一部切断側面図、背
面図および平面断面図である。
【図5】支持板を示す正面図、側面断面図、背面図およ
び平面断面図である。
【図6】ゴムカバーを示す正面図および一部切断平面図
である。
【符号の説明】
10…トランスジューサ、11…ゴムホルダ、12…セ
ンサホルダ、13…支持板、14…ゴムカバー、15…
送信部、16…本体、17、18…端子、19…ケーブ
ル、20…凹部、21…固定穴、22…ケーブル挿通
孔、23…突出部、24…取付穴、25…突起、26…
ビス、27…接着部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−127990(JP,A) 特開 平1−296182(JP,A) 特開 平4−56598(JP,A) 実開 昭59−80770(JP,U) 実開 平1−134280(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 3/80 - 3/86 G01S 5/18 - 5/30 G01S 7/52 - 7/66 G01S 15/00 - 15/96

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】_略円柱形状に形成されて超音波を送受信
    するトランスジューサ(10)と、トランスジューサ
    (10)の超音波伝送路を避けてトランスジューサ(1
    0)を支持する略筒形状の弾性ホルダ(11)と、略環
    状に形成されて中央部に形成された凹部(20)に弾性
    ホルダ(11)が収容されているセンサホルダ(12)
    と、略平板状に形成されてセンサホルダ(12)を支持
    する支持板(13)とを備えている超音波距離センサに
    おいて、 前記支持板(13)の外周には背面が取付面に密着する
    環状の弾性カバー(14)が嵌合されており、 前記支持板(13)のセンサホルダ支持面とは反対側の
    面には接着部材(27)が固着されており、 前記センサホルダ(12)の側壁に径方向に開設された
    ケーブル挿通孔(22)には前記トランスジューサ(1
    0)に接続されたケーブルが挿通 されていることを特徴
    とする超音波距離センサ。
JP1992023007U 1992-03-17 1992-03-17 超音波距離センサ Expired - Lifetime JP2576884Y2 (ja)

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JP1992023007U JP2576884Y2 (ja) 1992-03-17 1992-03-17 超音波距離センサ

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JPH0575690U JPH0575690U (ja) 1993-10-15
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5980770U (ja) * 1982-11-24 1984-05-31 株式会社日立ホームテック 超音波物体検出装置
JP2789191B2 (ja) * 1987-11-13 1998-08-20 ナイルス部品株式会社 超音波距離センサ
JP2660544B2 (ja) * 1988-05-24 1997-10-08 ナイルス部品株式会社 超音波距離センサ

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