JPS6224075Y2 - - Google Patents

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JPS6224075Y2
JPS6224075Y2 JP1982046161U JP4616182U JPS6224075Y2 JP S6224075 Y2 JPS6224075 Y2 JP S6224075Y2 JP 1982046161 U JP1982046161 U JP 1982046161U JP 4616182 U JP4616182 U JP 4616182U JP S6224075 Y2 JPS6224075 Y2 JP S6224075Y2
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JP
Japan
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holding
sliding
grill
wind direction
holding piece
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JP1982046161U
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JPS58149591U (ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、前面から背面に抜ける通風路を形
成した箱形のケースの、通風路の前面側には、回
転する風向変更グリルを、また中央部には羽根を
回転させるフアンモータをそれぞれ設けてなる箱
形扇風機における風向変更グリル取付装置に関す
るものである。
箱形扇風機は、全体が箱形でケースの通風路の
前面側には、円形の風向変更グリルを有するもの
が多い。風向変更グリルは駆動装置によつて、力
を加えられた方向に正逆いずれにも回転し、これ
によつて羽根が形成する空気流の方向、すなわち
送風方向を変えるもので、ごく普通のスタンドタ
イプの扇風機における首振り装置とほぼ同様の機
能を果す。しかし、従来のものでは風向変更グリ
ルが例えば第1図に示すような構造の取付装置に
よつて取付けられているため、回転方向によつて
は緩み易く、取付状態の安定性に問題があつた。
すなわち、従来は風向変更グリル101の中心に
形成されたボス部102をケースと一体で、通風
路の中心に前方に向かつて突き出した筒状の摺動
部103に嵌合させ、風向変更グリル101のボ
ス部102を外側から、板ばね104を備えたグ
リルノブ105を摺動部103に掛装着すること
で押え付けているのである。グリルノブ105は
板ばね104を摺動部103に嵌入させ、一方向
に回転させることによつてばね力が風向変更グリ
ル101に作用するように掛止まるものである
が、板ばね104の掛止まる方向とは反対の、緩
み側もしくは離脱側への回転を拘束する構造は摺
動部103側にはない。従つて、風向変更グリル
101の回転方向が変えられる時点では、風向変
更グリル101にひきずられるような状態で緩み
側もしくは離脱側への回転力がグリルノブ105
に作用することがあり、この回転力でグリルノブ
105の緩み、もしくは離脱が起きうるのであ
る。
本考案は、上記した従来の風向変更グリルの装
着状態の不安定さを解消することを目的とした、
保持作用の安定性が高い、箱形扇風機の風向変更
グリル取付装置を提供するものである。
次に本考案の構成を図面に示す実施例に基づい
て具体的に説明する。
第2図に示す本考案の適用例としての箱形扇風
機は、フロントケース1とバツクケース2の接合
体であるやや扁平の方形箱形のケース3の中央に
形成された前面から背面に抜ける通風路Sに、羽
根4を回転させるフアンモータ5を配設し、通風
路Sの前面にはケース3内に設けた駆動装置によ
つて回転させられる風向変更グリル6を、また背
面には羽根ガード7をそれぞれ装着したものであ
る。そして、ケース3の上部には押ボタンスイツ
チ8などの操作部が配設され、下部の左右には一
対のスタンド9が装着されていてこのスタンド9
によつて床上に立ち姿勢で載置できるようになつ
ているのである。フアンモータ5は、フロントケ
ース1に一体の、フロントケース1の対角線に沿
つて通風路Sに突き出す四本の取付足10によつ
て支持される。この四本の取付足10は、流線形
の断面形状をもつて形成され、その一本の風下側
の凹部に対し、フアンモータ5のモータリード線
11が収め込まれている。四本の取付足10の通
風路Sでの突出端は、各々通風路Sの中心部にお
いて結合し、背面側にフアンモータ5を取付板1
2を介して取付けるためのモータ取付板13を、
前面側に風向変更グリル6を回転可能に嵌装する
ことができるグリル取付部14をそれぞれ形成し
ている。そして、フアンモータ5はモータ取付部
13に取付板12を介して回転軸を背後に突き出
した状態に固定され、その回転軸に対して羽根4
が装着されるのである。風向変更グリル6は、中
心に回転中心となる軸受機能を果すメタル部15
をボス部として有し、円形の外輪部16に多数の
平行格子17をさしわたすように配列させてな
り、グリル取付部14の筒状の摺動部18に対し
てメタル部15を嵌め装着することで、通風路S
の前面部に回転可能に装着される。この風向変更
グリル6には、その外輪部16の内周面に駆動装
置の駆動ローラが圧接し、駆動ローラの回転力を
受けて、正逆どちらの方向にも回転することがで
きる。風向変更グリル6の回転方向の指定は、風
向変更グリル6に加える力の方向によつて行なわ
れるもので、駆動装置やこれを運転させるスイツ
チなどに回転方向を指定する機能はない。風向変
更グリル6の摺動部18への取付けは、摺動部1
8とでグリル取付装置を構成するグリルノブ19
の、摺動部18への装着によつて行なわれる。す
なわち、摺動部18の内周面には、周方向に三つ
に分割された内方に突き出す保持部20が形成さ
れ、グリルノブ19の背面に回り止め固定され
た、三個の挾持片21が放射状に突き出した星形
の板ばね22を、保持部20と保持部20との間
隔部23を通して摺動部18内に嵌入させ、一方
向にグリルノブ19をまわして板ばね22の各挾
持片21を保持部20の背後側の摺動面24に当
接させて掛止めるのである。グリルノブ19には
板ばね22のばね力が作用し、摺動部18にメタ
ル部15を外嵌合させた風向変更グリル6のメタ
ル部15を外側から押え付ける。摺動部18の各
保持部20の摺動面24には、一定の回り方向に
ついての先端側に案内用のテーパ部25が、後端
部に回動を規制するストツパ突起26が、またス
トツパ突起26の直前部に対して保持凹部27が
それぞれ形成されているのである。そして、星形
の板ばね22の各挾持部21にはその中央に前面
に局部的に突出する、保持凹部27への係合が可
能な凸部28が形成され、この凸部28において
摺動面24に接触するようになつている。摺動部
18内に嵌入させた板ばね22は、グリルノブ1
9を一定の方向に回転させることによつてテーパ
部25から摺動面24に接触し、ストツパ突起2
6に当接する。そして、この時、板ばね22の各
挾持片21の凸部28は、摺動面24の各保持凹
部27に係合するのである。しかして、グリルノ
ブ19は、緩みもしくは離脱の方向への回転を保
持凹部27への挾持片21の係合により規制され
た状態で、風向変更グリル6のメタル部15を外
側から押えつけるばね力を持つことになり、風向
変更グリル6のがたつき及び離脱を規制する。保
持凹部27に係合した挾持片21の凸部28は、
グリルノブ19の装着時とは反対向きに回転させ
れば保持凹部27から抜け出すが、風向変更グリ
ル6の回転方向が変化するときにメタル部15を
介してグリルノブ19に伝達する回転力程度の力
の作用によつては、保持凹部27から抜け出すこ
とはない。従つて、風向変更グリル6の回転方向
の変更操作が比較的頻繁に行なわれるようなこと
があつても、グリルノブ19は緩んだり、離脱す
ることがなく、風向変更グリル6の取付け状態は
安定である。
以上、実施例による説明からも明らかなように
本考案の箱形扇風機の風向変更グリル取付装置
は、風向変更グリルの回転中心となるボス部を外
嵌合する筒状の摺動部と、これに背面に取付けた
板ばねによつて装着され、前記ボス部を外側から
押えるグリルノブとからなり、板ばねを装着する
摺動部の内周面に形成した保持部には、板ばねの
保持部への掛着についての案内機能を持つテーパ
部と、板ばねの過度の摺動を規制するストツパ突
起と、さらに板ばねの掛着位置を安定させる保持
凹部とを形成したものであり、保持部に対し板ば
ねの狭持片の凸部が摺動接触するようにしたもの
であるから、グリルノブの摺動部への装着が円滑
に行うことができるにも拘らず、グリルノブの掛
着状態の安定性がいずれの方向への回転力の作用
においても高く、風向変更グリルの回転がいずれ
の方向になつても、グリルノブの緩みまたは離脱
は規制され、風向変更グリルの取付け状態の安定
度を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の風向変更グリルの取付装置を
示す断面図、第2図は、本考案の適用例としての
箱形扇風機を示す分解斜視図、第3図はグリル取
付部の構成を示す正面図、第4図は、第3図にお
けるA−A線についての断面図、第5図は、グリ
ルノブの背面に装着される板ばねを示す背面図で
ある。なお、図中同一符号は同一又は相当部分を
示す。 3……ケース、4……羽根、5……フアンモー
タ、6……風向変更グリル、14……グリル取付
部、15……メタル部(ボス部)、18……摺動
部、19……グリルノブ、20……保持部、21
……挾持片、22……板ばね、23……間隔部、
24……摺動面、25……テーパ部、26……ス
トツパ突起、27……保持凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転することによつて風向きを変える風向変更
    グリルの回転中心となるボス部を回転可能に外嵌
    合しうる筒状の摺動部と、この摺動部に対して装
    着され、該摺動部に嵌合させた風向変更グリルの
    ボス部を外側から押さえるグリルノブとからな
    り、前記摺動部には、その内周面に周方向に分割
    された数個の保持部を内側に突出させ、前記グリ
    ルノブには、その背面中心部に、前記保持部と保
    持部との間隔部分に適合させることによつて前記
    摺動部の保持部背面に嵌入することができ、前面
    側に局部的に突出した凸部をそれぞれ有する狭持
    片が放射状に張り出してなる保持用の板ばねを固
    定し、かつ摺動部の各保持部には、そのグリルノ
    ブの板ばねの狭持片の各凸部が接触する背後側の
    摺動面に、狭持片の周方向への摺動を案内する案
    内部としてのテーパ部と、狭持片の過度の周方向
    への摺動を規制するストツパ突起と、ストツパ突
    起に当接した狭持片の各凸部が弾性的に係合し狭
    持片をその位置において保持する保持凹部とを連
    続的に形成したことを特徴とする箱形扇風機の風
    向変更グリル取付装置。
JP4616182U 1982-03-31 1982-03-31 箱形扇風機の風向変更グリル取付装置 Granted JPS58149591U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4616182U JPS58149591U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 箱形扇風機の風向変更グリル取付装置

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JP4616182U JPS58149591U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 箱形扇風機の風向変更グリル取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58149591U JPS58149591U (ja) 1983-10-07
JPS6224075Y2 true JPS6224075Y2 (ja) 1987-06-19

Family

ID=30057165

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4616182U Granted JPS58149591U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 箱形扇風機の風向変更グリル取付装置

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JP (1) JPS58149591U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56143585U (ja) * 1980-03-31 1981-10-29

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Publication number Publication date
JPS58149591U (ja) 1983-10-07

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