JPS62239737A - 伝送誤り検出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、伝送誤り検出方式に関し、特にデータ伝送時
にシーケンス番号を用いて、伝送誤りを検出する方式に
関する。

〔従来の技術〕

従来の伝送誤り検出方式は、受信局において、データフ
レーム内の伝送誤り検出機能と、誤りのあるフレームを
棄却する機能と、伝送順序つまりシーケンス誤りを検出
する機能とを備えている。

すなわち、　Ｆｃ５（フレームチェックシーケンス）チ
ェック機能によりデータフレーム等の情報ブロック単位
の伝送誤りを検出した後、検出された誤りのあるデータ
フレームを棄却するとともに、正常に受信されたデータ
フレームのシーケンス番号の正常性をチェックすること
により、シーケンス番号の誤りを検出している。受信局
では、これらの機能を用いてデータフレームの伝送誤り
をデータフレームの棄却に伴うシーケンス番号の抜けに
より検出し、例えば、送信局に対して、伝送誤りの受イ
３データフレームの再送要求を行っている。

第１図（ａ）は、伝送誤りが生じた場合の従来における
伝送タイムシーケンスチャートである。

第１図（ａ）において、（Ｄはシーケンス番号がｎのデ
ータフレームの送信時刻、（２）はこのデータフレーム
のＦＣ３誤り検出時刻、■はシーケンス番号がｎ＋１で
あるデータフレームの送信時刻、（９はシーケンス番号
がｎ　＋　１であるデータフレームによるシーケンス番
号抜けの検出時刻、（ωはＲＥＪ（リジェクト）フレー
ムの送信時刻、（１２）はＲＥＪフレームの受信時刻、
（Ａ１はシーケンス番号が１１のデータフレームの再送
開始時刻である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような従来の方式では、誤り検出フレームが送信時
間の長いロングフレームである場合、あるいは通信路ト
ラヒック状況が疎であるために次のデータフレーム到着
までの間隔が長い場合、上述のシーケンス番号誤りの検
出によるデータフレーム異常判断までに要する時間が増
大するため、通信路の有効利用が図れないという問題が
ある。

本発明の目的は、このような従来の問題点を改淳し、シ
ーケンス番号誤りの検出時間を短縮化し、速やかに再送
処理に移行して、早期に誤り回復を行い、通信路の効率
的利用を図ることが可能な伝送誤り検出方式を提供する
ことにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成するため１本発明の伝送誤り検出方式は
、１つ以上のシーケンス番号系列の全部ないし特定の系
列に対し、情報ブロックの送信直後に、該情報ブロック
のシーケンス番号と共通の管理下にあるシーケンス番号
を付与したダミーの情報ブロックを送信して、シーケン
ス番号１浜りを検出することに特徴がある。

〔作　　用〕

本発明においては、データフレームの受信完了後、早期
にそのデータフレームの異常受信を検出するため、デー
タフレームの送信直後にこのデータフレームと共通のシ
ーケンス番号を持つダミーのフレームを連続送信させる
ことにより、シーケンス番号誤りを検出する。このため
に、本発明では、送信局にダミーフレームの作成機能お
よびダミーフレームの送出機能を追加し、受信局にはデ
ータ／ダミーフレームの識別機能およびダミーフレーム
の棄却機能を追加する。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。

第１図（ｂ）は本発明の第１の実施例を示す伝送タイム
シーケンスチャートである。

第１の実施例としては、ＣＣＩＴＴ勧告Ｘ、勧告−イヤ
２に用いられるハイレベルデータ云送手順（ＨＤＬＣ）
に従って情報転送を行うシステムで、かつ全てのＩフレ
ーム（情報フレーム）の送信後にダミーフレームを追加
送信する場合を例にとる。

第１図（ｂ）において、＋Ｊ）はシーケンス番号がＨの
データフレームの送信時刻、（Φはこのデータフレーム
のＦｅ２誤り検出時刻、（■はこのデータフレームレ；
連続して送信するダミーフレームの送信時刻、＋５＋は
シーケンス番号がｎ＋１であるダミーフレームによるシ
ーケンス番号抜けの検出時刻、噛）はＲＥＪフレームの
送信時刻、（力はＲＥＪフレームの受信時刻、１％）は
シーケンス番号がｎのデータフレームの再送開始時刻、
である。

第２図は、本発明における各フレームの構成例を示す図
である。第２図（ａ）はデータフレーム、第２図（ｈ）
はダミーフレーム、第２図（ｃ）はダミーフレームの制
御フィールドＣのビット割当例を、それぞれ示している
。図において、Ｆはフラクシーケンス、Ａはアドレスフ
ィールド、Ｃは制御フィールド、■は情報フィールド、
Ｆｅ２はフレームチェックシーケンスである。第２図（
ｂ）から明らかなように、ダミーフレームはデータフレ
ームから情報フィールド（Ｉ）を除去したものである。

また、第２図（Ｃ）に示すように、ダミーフレームの制
御フィールドＣは、データフレームの制御フィールドと
一部異なった情報を持つ。すなわち、Ｐ／ドビットおよ
び送信シーケンス番号は、従来のＸ、２５レイヤ２に定
められたものと同じであるが、−ド位４ビットはダミー
フレーム識別番号例であり、ここでは、Ｘ、２５レイヤ
２での空番（１１０］）を与えている。

第３図は、本発明における送受信局の伝送制御装置の一
例を示すブロック図である。伝送制御袋１と１を構成す
る回路としては、フレーム伝送制御を司る制御部２、送
受信データバッファ部３、およびフレーム組立・分解部
４が設けられる。５ｔは制御部２と上位処理部（例えば
、ＣＰＵ等）との間のコントロール線、５２は制御部２
と送受信データバッファ部３との間のコントロール線、
５３は制御部２とフレーム組立・分解部４との間のコン
トロール線、６１は送受信データバッファ部３と上位処
理装置データバッフ７部との間で情報転送を行うデータ
バス、６２は送受信データバッファ部３とフレーム組立
・分解部４との間のデータバス、７はフレームの伝送回
線（相手局との間接続される）である。ここで、制御部
２は、データフレームの伝送制御部２０と、ダミーフレ
ームの制御部２１より構成される。フレーム組立・分解
部４は、アドレス設定・解読、フラグシーケンスの付与
・検出、フレームチェックシーケンス（Ｆｅ２）の演算
チェックを行う。

次に、第３図の伝送制御装置の動作を、送信側と受信側
に分けて詳述する。

（イ）送信側 上位処理部は、コントロール！５１とデータバス６１を
介して、送信コマンドと転送すべき情報を伝送制御装置
ｉ２１に渡す。データフレーム用制御部２０は、送受信
データバッファ部３の送受信データに対してシーケンス
番号を設定し、制御フィールドＣを組み立てた後で、フ
レーム組立・分解部４を経由して、伝送回線７に送信す
る。それと同時に、データフレーム用制御部２０は、ダ
ミーフレーム用制御部２１を起動する。ダミーフレーム
用制御部２１は、ダミーフレームを組み立て、データフ
レームのシーケンス番号に引続く番号を付与し、さらに
データフレームと同じ処理を行った後、このダミーフレ
ームをデータフレームに連続して伝送口１ｌＡ７に送信
する。例えば、シーケンス番号１番をデータフレームに
付与し、次のダミフレームに２番を付与したときには、
シーケンス番号の奇数がデータフレーム、偶数がダミー
フレームということになる。

（ロ）受信側 伝送回線７からデータフレーム、ダミーフレームを受信
すると、フレーム組立・分解部４はＦパターンを検出し
、アドレス制御情報の解読、およびＦＣＳチェックを行
う。ＦＣＳチェックの異常を検出した場合には、そのフ
レームを棄却する。

ＦＣＳチェックで異常のないフレームに対しては、制御
部２で制御フィールドＣを解読し、制御フィールドＣに
より、データフレーム／ダミーフレームの識別およびシ
ーケンス番号の正常性チェックを行う。その結果がデー
タフレームであり、シーケンス番号が正常であれば、コ
ントロールＮＪＡｓｔを介して上位処理部に受信を報告
し、データバス６１を介して上位処理部にそのデータフ
レームの■フィールド内の情報を転送する。また、デー
タフレームであり、かつシーケンス番号の異常を検出し
た場合には、ＩＩ＋御部２は以前のデータフレームが正
常に受信されなかったものと判断し、データフレームの
送信局に対し、伝送回線７を介してＲＥＪフレームを送
信することにより、再送要求を行う。ただし、シーケン
ス番号抜けが直前の１フレ一ム分のみである単独のダミ
ーフレームの伝送誤りに対しては、ＲＥＪフレームをダ
ミーフレームの送信局には送信せず、正常受信したデー
タフレームのシーケンス番号を正常とみなし、コントロ
ール線５１により上位処理部に受信を報告して、データ
バス６１を介して上位処理部にそのデータフレームの１
フイールド内の情報を転送する。

一方、制御フィールドＣによるフレーム識別結果がダミ
ーフレームであり、シーケンス番号が正常であれば、こ
のダミーフレームを棄却し、以後は何も行わない。シー
ケンス番号が異常の場合には、制御部２は、以前のデー
タフィールドが正常に受信されなかったものと判断し、
データフィールドの送信局に対して、伝送回線７を介し
てＲＥＪフレームを送信することにより、再送要求を行
う。

このように、ダミーフレームをデータフレームの直後に
連続送信するので、送信時間が長いロングフレーム等で
も、時間を置くことなく、引続き直ちに次のダミーフレ
ームを送信することがてき、これに対するシーケンス番
号の誤りを早期に検出できる。また、ダミーフレーム１
枚のみの抜けは無視して、次に進むことができるので、
処理を高速に行うことができ、早期の誤り回復が可能と
なる。

なお、ここまでは、全てのデータフレームの送信後にダ
ミーＨＤ　Ｌ　Ｃフレームを追加する場合を例にとり説
明したが、ダミーフレームの送信時刻をデータフレーム
の送信時刻からのタイマ起動によるタイマ管理により、
一定時間以上の送信時間間隔を検出した時刻にすること
もでき、その場合でも上述の場合と同じように実現でき
る。

第４図は、本発明の第２の実施例を示す伝送タイムシー
ケンスチャートである。第２実施例では、ロングデータ
フレーム（以下、ロングフレームと呼ぶ）とショートデ
ータフレーム（以下、ショートフレームと呼ぶ）対応に
、別コネクションとし、それぞれ独立したシーケンス管
理制御を行う方式である。すなわち、ロングフレームと
ショートフレームとでは、別個に独立してシーケンス番
号を付加して送信する場合であり、両フレームの送信順
序はそれぞれ定められているが、両フレーム相互間では
ランダムに混在して送信される。ここでは、ロングフレ
ームのコネクシｊンに本発明を適用する場合を例にとり
、詳述する。ロングフレームとは１例えば、第２図（ａ
）に示すフレーム構成において、情報フィールドＩが大
きい場合であり、またショートフレームとは、同じフレ
ーム構成において、情報フィールドＩが小さい場合であ
る。

第４図（ａ）は、従来の方式によるシーケンスチャー１
−であり、ロングフレームとショー１−フレームを同時
に扱う多元フレーム通信において、それぞれのフレーム
対応に別コネクションとし、それぞれ独立したシーケン
ス管理制御を行う方式である。ここでは、ロングフレー
ムの伝送誤りが生じた場合の伝送シーケンスが示されて
いる。

また、第４図（ｂ）は、ロングフレームのコネクシミン
に本発明を適用した場合における受信ロングフレームに
伝送誤りが生じたときの伝送シーケンスチャートである
。

第４図（ａ）および（ｂ）において、（９）はシーケン
ス番号がｎのロングフレームの送信時刻、（ｌＯ）はこ
のロングフレームのＦｅ２誤り検出時刻、（１１）はこ
のロングフレームに連続して送信されるダミーフレーム
の送信時刻、（１２）はシーケンス番号がｍのショート
フレームの送信時刻、（１３）はシーケンス番号がｍ＋
１のショートフレームの送出時刻、（１４）はシーケン
ス番号がｎ＋１であるロングフレームの送信時刻、（１
５）はシーケンス番号がｎ＋１であるダミーフレームま
たはロングフレームによるシーケンス抜けの検出時刻、
（１６）はＲＥＪフレームの送信時刻、（１７）はＲＥ
Ｊフレームの受信時刻、（１８）はシーケンス番号がｎ
のロングフレームの再送開始時刻、（１９）はシーケン
ス番号がｍのショートフレームの再送開始時刻、（２０
）はシーケンス番外がｍ＋１のショートフレームの再送
開始時刻である。なお、図中、太線がロングフレーム、
細線がショートフレームまたはダミーフレームを表わし
ている。

第４図（ａ）では、本発明を適用していないため、ｎ番
目のロングフレームのシーケンスに誤りが検出された場
合、これが回復するために長時間かかってしまう状態が
示されている。これに対して、第・１図（ｂ）では、本
発明を適用していることにより、誤り検出による回復が
早期に行われる。

先ず、第４図（ａ）では、ロングフレーム（ｎ番）が送
信され、誤りが検出されるが、次にショートフレーム（
ｍ番）が送信されるので、シーケンス誤りが検出できず
、時刻（１５）で初めてシーケンス誤りを検出し、時刻
（１６）でＲＥＪフレームを送信することにより、時刻
（１８）で正常フレームが送信され、回復が遅くなって
いる。その次に、ショートフレーム（ｍ番、ｍ　＋　１
番）を再度送信する必要があるので、無駄が多い。

これに対して、第４図（ｂ）では、ロングフレームに対
してダミーフレームを連続送信するので、早期にシーケ
ンス誤りを検出できる。すなわち、時刻（Ｉ５）におい
て誤りが検出され、直ちにＲＥＪフレームを送信するの
で、ロングフレーム（ｎｉ）の再送が早期に行われ、か
つそれに続くショートフレームを重複せずに送信できる
ので、無駄がない。なお、ロングフレームが連続して送
信された場合に、誤りが検出された場合には、第１の実
施例と同じ効果となる。

第５図は、第４図（ｂ）を実現するための送受信局にお
ける伝送制御装置のブロック図である。

すなわち、第５図では、ロングフレームとショートフレ
ーム対応に別コネクションとし、それぞれ独立したシー
ケンス管理制御を行う方式におけるロング／シーミート
フレームおよびダミーフレームの伝送制御装置ｌが示さ
れている。伝送制御装置ｌには、フレーム伝送制御を司
る制御部２と、送受信データバッファ部３と、フレーム
組立・分解部４とが設けられており、第１実施例の装置
と同じであるが、制御部２の内部構成のみが異っている
。すなわち、ロングフレーム用制御部２２とショートフ
レーム用制御部２３とダミーフレーム用制御部２１とに
分かれている。第１の実施例と同じように、５１は制御
部２と上位処理部との間のコントロール線、５２は制御
部２と送受信データバッファ部３との間のコントロール
線、５３は制御部２とフレーム組立・分解部４の間のコ
ントロール線、６１は送受信データバッファ部３と上位
処理部との間の情報転送を行うためのデータバス、６２
は送受信データバッフ７部３とフレーム組立・分解部４
との間のデータバス、７はフレーム伝送回線である。フ
レーム組立・分解部４は、アドレス設定・解読、フラグ
シーケンスの付与・検出、フレームチェックシーケンス
（Ｆｅ２）の演算チェックを行う。

次に、第５図の伝送制御装置の動作を、送信側と受信側
に分けて詳述する。

（イ）送信側 上位処理部は、コントロール線５１とデータバス６１を
介して、送信コマンドと転送すべき情報を伝送制御袋＠
１に渡す。フレームの伝送制御を司る制御部２では、ロ
ング／ショートフレーム識別を行い、この識別結果によ
り、ロングフレーム用制御部２２あるいはショートフレ
ーム用制御部２３が、送受信データバッファ部３の送信
データに対して、シーケンス番号を設定し、制御フィー
ルドＣを組立てた後に、フレーム組立・分解部４を経由
して伝送回線７に送出する。制御部２でのフレーム識別
の結果がロングフレームである場合、ロングフレーム用
制御部２２は、ダミーフレーム用制御御部２１を起動す
る。ダミーフレーム用制御部２１は、ダミフレームを組
立て、ロングフレームのシーケンス番号に引き続く番号
を付与し、さらにロングフレームと同じ処理を行った後
、このダミーフレームをロングフレームに連続して伝送
口ａ７に送出する。

（ロ）受信側 伝送回線７からのロング／ショートフレーム５およびダ
ミーフレームを受信すると、フレーム組立・分解部４は
、Ｆパターンの検出と、アドレス制御情報の解読と、Ｆ
ＣＳチェックとを行う、ＦＣＳチェックで異常を検出し
た場合には、そのデータフレームを棄却する。ＦＣＳチ
ェックの！Ａ常のないフレームに対しては、１ＤＩＪ　
ｌｊ１部２が制御フィールドＣを解読し、制御フィール
ドＣによりロングフレーム／ショートフレーム／ダミー
フレームの識別、およびシーケンス番号の正常性チェッ
クを行う。その結果がロングフレームまたはショー）−
フレームであり、シーケンス番号が正常であれば、コン
トロール線５１を介して上位処理部に受１ｄを報告し、
データバス６１を介して上位処理部に１フイール！・内
の情報を転送する。ロング／ショー１−フレームであり
、かつシーケンス番号の異常を検出した場合には、制御
部２は、以前のデータフレームが正常に受信されなかっ
たものと判断し、ロング／ショートフレームの送信局に
対して伝送回線７を介してＲＥＪフレームを送信する。

ただし、ロングフレーム用シーケンス番号抜けが直前の
１フレ一ム分のみである単独のダミーフレームの伝送誤
りに対しては、ＲＥＪフレームをダミーフレームの送信
局には送信せず、正常受信したデータフレームのシーケ
ンス番号を正常とみなし、コンＩ−ロール線５１を介し
て上位処理部に受イ８を報告して、データバス６１を介
して上位処理部にそのロングフレームの１フイールド内
の情報を転送する。

一方、制御フィールドＣを解読した結果がダミーフレー
ムであり、かつシーケンス番号が正常であＪしば、この
ダミーフレームを棄却し、以後は何も行わない。シーケ
ンス番号が異常の場合には、ロング／ショートフレーム
でシーケンス番号が異常の場合と同じような処理を行う
。すなわち、ＲＥＪフレームを送（ｆｉ局に送信し、再
送を要求する。

なお、Ｘ、２５バーチヤルコール等のレイヤ３コネクシ
ヨンに本発明を適用する場合にも、前述の場合と同じよ
うに実現できる。

また、以上の実施例では、ダミーフレームに対するシー
ケンス番号を、そのダミーフレームの送出直前の同一シ
ーケンス番号系列を持つデータフレームの次のシーケン
ス番号を付与する場合を扱ったが、ダミーフレーム送出
直前の同一シーケンス番号系列を持つデータフレームの
シーケンス番号と同一のシーケンス番号をそのダミーフ
レームに付与する場合でも、本発明の効果は変わらない
。

本実施例の効果を具体的に挙げると、 （ａ）ロングフレームとショートフレーｌ、対応に独立
なシーケンス番号管理を行う多元フレーム通信において
、ロングフレームの遅延特性は、シーケンス番号抜けを
検出する時間の増大により劣化する。ロングフレームに
対してのみ本発明を適用することにより、通信路の効率
的な使用が可能となる。

（ｂ）再送制御をレイヤ３のみで行う場合、論理チャネ
ル対応の再送制御となるため、比較的小トラヒック状況
での制御となる。この状況では、伝送誤り発生時、シー
ケンス番号抜けを検出するために多大な時間を要すると
考えられる。本実施例では、早期の誤り回復処理が実現
でき、レイヤ３のコネクションのスルーブツト向上が図
れる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、シーケンス番号
誤りの検出時間の短縮化が期待できるため、速かに再送
処理に移行でき、早期の誤り回復が可能となり、かつ通
信路の効率的利用が図れる。

特に、データフレーレ長が大きい場合や、大小のデータ
フレーム長を同時に扱う場合、およびトラヒック特性が
疎である場合に、効果が大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示す伝送タイムシーケ
ンスチャート（従来との比較図）、第２図は本発明にお
いて用いられるデータフレームとダミーフレームの構成
図、第３図は本発明の第１の実施例を示す伝送制御装置
のブロック図、第４図は本発明の第２の実施例を示す伝
送タイムシーケンスチャート、第５図は本発明の第２の
実施例を示す伝送制御装置のブロック図である。 ｌ：伝送制御装置、２：制御部、３：送受信データバッ
ファ部、４：フレーム組立・分解部、７：伝送回線、２
０：データフレーム用制御部、２１：ダミーフレーム用
制御部、２２：ロングデータフレーム用制御部、２３ニ
ジヨ一ドデータフレーム用制御部、５１〜５２；コント
ロール線、６１〜６２；データバス、Ｆ：フラグシーケ
ンス、Ａニアドレスフィールド、Ｃ：コントロールフィ
ールド、Ｆｅ２　：フレームチェックシーケンス。 鼻 第　　　１　　図 （ａ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ｂ
）ｔ 第　　　２　　　図 第５図 第３図 送信局　　　　　　受信局 ４　　　図 （ｂ） 送信局　　　　　　受信局

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、送信局と受信局との間の通信路を介し、情報ブロッ
   ク単位にシーケンス番号を付与して伝送し、該シーケン
   ス番号を基に伝送誤りの検出を行う１以上のシーケンス
   番号系列を持つデータ伝送方式において、上記１つ以上
   のシーケンス番号系列の全部ないし特定の系列に対し、
   情報ブロックの送信直後に、該情報ブロックのシーケン
   ス番号と共通の管理下にあるシーケンス番号を付与した
   ダミーの情報ブロックを送信して、シーケンス番号誤り
   を検出することを特徴とする伝送誤り検出方式。