JPS62238525A - 液晶光学スイツチ装置 - Google Patents

液晶光学スイツチ装置

Info

Publication number
JPS62238525A
JPS62238525A JP8101486A JP8101486A JPS62238525A JP S62238525 A JPS62238525 A JP S62238525A JP 8101486 A JP8101486 A JP 8101486A JP 8101486 A JP8101486 A JP 8101486A JP S62238525 A JPS62238525 A JP S62238525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
voltage
state
optical switch
crystal molecules
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8101486A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2522645B2 (ja
Inventor
Shoichi Kudo
工藤 省一
Kazutoshi Sawada
和利 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP61081014A priority Critical patent/JP2522645B2/ja
Publication of JPS62238525A publication Critical patent/JPS62238525A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2522645B2 publication Critical patent/JP2522645B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高速でオン、オフを繰り返す液晶光学スイッ
チ装置に関するものである。
[従来の技術] 従来高速でオン、オフを繰り返す液晶光学スイッチ装置
としては、二周波駆動法によるプリンターへンド装置が
知られている。
この二周波駆動法においては、数KHzまでの低周波と
数1・KH2〜数百KHzの高周波が用いられている。
このため、高周波領域では透明電極ノ2(板の電極抵抗
を低くしなければ、液晶に印加される有効電圧が低ドす
ることとなり、大面積を駆動することが難しいという欠
点を有する。
また、二周波駆動に適する液晶材料は、液晶分子−の分
子軸に対して横方向の相互作用が強くなるため、通常の
ネマチック液晶に比べ粘性が非常に高くなっている。こ
のため、高速応答を111るためには、高電圧が必要と
なり、ひいては消費電力が大きくなる欠点を有していた
そこで数KHzまでの低周波中−信号による駆動方式が
望まれている。この従来の低周波中・信号による駆動方
式では、通常のツイストネマチック(T N)モードに
おいては、その電圧印加(オン)時の応答性は、′市川
を高くすることにより速くすることができる。しかし、
その電圧を!、lJった(オフ)時の応答性は、電圧に
よって速くすることができなく、セルの基板間隙をIX
しくしたり、液晶を低粘性化することにより多少は速く
できるが、この応答速度は0℃でせいぜい数1−m5e
c程度にすぎなかった。また、この基板間隙の薄型化及
び液晶の低粘性化により、液晶光学スイッチ装置自体の
コントラストが低fしてしまうこともあり、コントラス
トが良くかつ高速応答が得られる液晶光学スイッチ装置
は得られていなかった。
[発明の解決しようとする問題点] 未発(!rlの目的は、従来技術が有していた前述の問
題点を解消しようとするものであり、低消費電力の低周
波中・信号による駆動方式で、コントラストの低ドなし
に高速応答がrtf能な液晶光学スイッチ装置を得るこ
とである。
[問題を解決するためのL段] 本発明はかかる問題点を解決すべくなされたものであり
、 ・対の透明電極付の透明J、(板を透り1電極が相
対向するように配置し1周辺をシール材でシールし、内
部にネマチック液晶をM人し、そのネマチック液晶層よ
りも外側に一対の偏光膜を配;δしてなる液晶光学スイ
ッチ装置において、夫//の透明)、(板が水)i配向
処理され。
両透明基板間では相1.−にその氷に^’、 Ii+l
−J目i+1がほぼ直交するように配置され、夫々の偏
光膜の偏光軸を夫々の)、(板面の液晶分子−の配向方
向にほぼ1L行またはこれにほぼ直交するように配置し
、ネマチック液晶のピッチPと基板間隙dとの関係d/
pが0.5X nより大きく、かつ0.5i、5X n
よりも小さく(nは1以にのg!!数を示す)され1両
透明電極間に印加する電圧を順次オンオフすることによ
り、電圧オフ時には液晶分子−がほぼ90°+180’
 X nのねじれ状yEを取り、電圧オン時には液晶分
子が縦配向状!Eを取り、電圧オン後の短時間の電圧オ
フ時には液晶分子が電圧オフ時のねじれ状態への緩和状
態であるほぼ90°+180°×m(mはO≦m < 
n (7)整数を示す)のねじれ状yEとされ、この電
圧オン11νの液晶分子−の縦配向状yEと−し圧オフ
時の液晶分Y−のほぼ90°+  180’ Xmのね
じれ状態との2つの状態を利用して光の透過率を変える
ことを特徴とする液晶光学スイッチ装置を提供するもの
である。
本発明は、液晶を通常の液晶で使用される電圧オン時と
オフ時の2つの安定状態のみを利用して光の透過テ4イ
を変えるのではなく、長時間電圧オフによる完全なオフ
時で通常の液晶よりもより大きくねじれた状yITiと
し、電圧オン時の安定状yEとその後の電圧オフによる
完全なオフ状51への緩和状yEの準安定状態との2つ
の状yEを利用して光の透過率を変えるものであり、高
速応答で高コントラストが(りられる。
本発明は、この準安定状態を使用しているため、数m5
ec−asee程度のある程度高速で液晶の光透過率を
繰り変えして変化させる用途に適している。
本発明の構成を、第1図及び第2図を参照しつつ説明す
る。
第1図は本発明の液晶光学スイッチ装置の基本的構成を
示す断面図である。
第1図において、 IA、IBはガラス、プラスチック
等の透明)、(板であり、その内面には酸化スズ、酸化
インジウム−酸化スズ等の透明電極2A、2Bが必要に
応じて所望のパターンにパターニングされて形成されて
いる。この透明電極の表面は、液晶分子−が・方向に水
層配向するようにラビングまたは創め蒸着等により水平
配向処理がなされ、この木モ配向方向が2枚の)1(板
でriいに直交するように向い合せて、周辺でシール材
3によりシールされ、内部にネマチック液晶4が封入さ
れて液晶セルを形成している。この液晶セルの外面に・
対の偏光膜5A、5Bを、夫々の偏光膜の偏光軸を夫々
のJ、l板面の液晶分子の配向方向にほぼ平行またはこ
れにほぼ直交するよ′うに配置して、これら一対の偏光
膜の偏光軸がほぼ平行するかまたは直交するように配置
されるように設けられる。
なお、この説明においては省略したが、一般の液晶表示
装置で行われているような応用、例えば、透明電極に金
属リードを形成したり、光の透過率を変化させる部分を
除いて無電解Niメッキ、Cr蒸着笠により不透明のマ
スクを形成したり、カラーフィルターを形成したり、ポ
リイミド、ポリアミド、シリカ、アルミナ等の配向膜用
のオーバーコートを透明電極にに形成したり、液晶セル
内に)、(板間隙を正確に保つためのガラスm維、アル
ミナ粒子、プラスチック粒子等のスペーサーを散布若し
くはそれらスペーサー入りのシール材を点付けしたりす
る等してもよい。
第2図は、第1図の液晶光学スイッチ装置の配向処理方
向と偏光膜切傷光軸方向との関係を示すモ面説III図
である。
第2図において、11は表側の偏光膜5Aの偏光軸方向
、12は表側の透明)、(板IAのラビング処理方向、
13は裏側の偏光膜5Bの偏光軸方向、14は表側の透
明)1(板IBのラビング処理方向を示している。
この例では、偏光膜の偏光軸方向と配向処理方向を平行
な方向としているが、IT!直な方向とすることもでき
、また両方の偏光膜の偏光軸もこの例のように直交させ
るのではなくて、平行にすることもできる。もっとも、
この例のように偏光軸を直交させて使用すれば、必要な
部分のみを必要な時に光をさえぎることができる。
なお、この配向方向及び偏光膜の偏光軸の交差角並びに
配向方向と偏光軸の関係は、正確に41行または直交と
するのみに限られなく、例えば5°、 10” 、 2
0°程度ずらすこともできる。
[作用] 本発明でも、通常の液晶表示装;11!1と同様に液晶
分子が電圧オフ時にはほぼ90’ +180°×nのね
じれ状7gである第1の安定状flf、を取り、電圧オ
ン時には縦配向状ff、である第2の安定状IEを堆り
、ここまでは従来の液晶表示装置と同じである。
しかし、本発明では液晶分子のねじれ角が大きいため、
この2つの安定状態の外に電圧オンの第2の安定状態で
ある縦配向状態の後に電圧をオフにした際に、短時間で
はあるが完全な電圧オフ時の前記第1の安定状態である
ねじれ状態への緩和状態であるほぼ90’+180°×
m(mは0≦m<nの整数を示す)のねじれ状yEであ
るべれ安定状態を少なくとも1つとる。このべれ安定状
態は1本発明では液晶自身のねじれようとする力が強い
ため、第2の安定状態である縦配向状態から極めて速<
、r4体的には室温でl〜fIrasec程度と高速で
到達し、かつある程度の時間保持され、次のべ町安定状
Jgか第1の安定状態に到達する。本発明は、この電圧
オン時の第2の安定状yEと少なくとも1つの準安定状
ff)との2つの状態の間で駆動し、高速でオンオフす
るものである。
この準安定状71は長時間安定な状態ではないため、 
Ill’i次次のべ軸安定状態か第1の安定状態に移行
するが、これらはいずれも配向方向により定まるため、
これらの間ではねじれが180@ずつ増加することとな
る。このため、準安定状態と準安定状態との間での光透
過率変化及び準安定状態と第1の安定状態との間での光
透過・(へ変化は比較的に少ない、特に80°と270
aの準安定状IE間の変化は少なく、状態が変化したこ
とはほとんど認識されない。
この場合、ネマチンク液晶のピッチpと基板間隙dとの
関係は0.5X n < d / p < 0.5+0
.5×n(nはl以1〕の整数を示す)とされればよい
。これにより、両方のノ1(板での水平配自刃向が直交
している場合に、電圧オフ時には液晶外Y・は90°+
180°×nのねじれ状態を取る。こらが第1の安定状
1Bである。
ここで、電圧を印加すると液晶分子は立ち玉かり、はぼ
垂直になり縦配向となる。これが第2の安定状jmであ
る。
次いで電圧を!、IJると、液晶分子はねじれ状1ムと
なろうとし、基板の配向方向に液晶分子がそろおうとす
る。この場合1本発明では、完全な゛電圧オン時に液晶
分子が第1の安定状態である80°−180” X n
 c7)ねじれ状f1.埋ち270°。
450 ” 、 830 ’ 、・・・・・・・・・と
いうように大きくねじれているため、電圧をオフにして
も液晶分子は直ちにこの状態にはならなく、まず90’
になり、続いて270” 、 450 ” 、・・・・
・・・・・というように順次そのねじれが拡大していく
こととなり、1以ヒの準安定状11をとる0本発明はこ
の中間段階のねしれ状態であるベロ安定状態を利用する
ものである。
また、この場合、液晶分子の配向状態がほぼ90°+ 
 180” Xm (tnはO≦m<nのI!Ii数を
示す)のねしれ状態で水平配向処理によるプレティルト
角と整合するようにしておくことにより、この特定のべ
町安定状態が他の準安定状!Eに比してはるかに長く続
く傾向があり、数秒具りも続くこともある。このため、
液晶のらせん方向を考慮して、配向処理方向を定めるこ
とが好ましい。特に、:tSlの安定状態よりも 18
0°ねじれの少ない準安定状態で整合するようにしてお
くことにより1 この準安定状態が安定し易くなrまし
い。
この例を、第3図及び第4図に示して説明する。
第3図は及び第4図は液晶分子−のプレティルト方向の
みが異なる例を示しており、(A)は270°ねじれ状
態、(B)は450°ねじれ状IEを示している。
この第3図の例では、この状態でL側のノ^板21A、
218では基板に液晶分子の左端22A、22Bが接し
ており、−ド側の基板23A、23Bでは基板に液晶分
子の奥側24A 、24Bが接している。このため第3
図(A)の270°ねじれで整合状yEとなっており、
図の曲線25Aと28Aとで示されるピッチが同一とな
り、安定した整合状態となる。逆に、第3図(B)の4
50”ねじれは不整合状態となり、図の曲線25Bと2
’8Bとで示されるピッチが異なる。このため、  4
50”ねじれを第1の安定状態とする液晶光学スイッチ
装置の場合に適しており、第1のべり安定状態の90°
ねじれは短く、第2の準安定状71の270”ねじれが
長く続くこととなる。
また第4図の例では、この状態でL側の基板31A、3
18−r!(*基板ニM 品分子’ (7)左端32A
、32B 、!+<接しており、ド側の)、1.、板3
:lA 、33Bでは基板に液晶分子のr前側34A、
34Bが接している。このため第4図(A)の270°
ねじれで不整合状態となっており1図の曲線35Aと3
6Aとで示されるピッチが異なる。逆に、第4図(B)
の450゜ねじれは整合状j”aiとなり、図の曲線3
5Bと38Bとで示されるビッナが同=・となる、この
ため。
450°ねじれを第1の安定状態とする液晶光′1スイ
フチ装置の場合に適しており、第1の準安定状Jgの8
0″ねじれは整合状態という点からは比較的安定ではあ
るが液晶分子・のねじれようとする力が強いため比較的
短く、第2の準安定状態の270’ねじれは不整合状I
Eのため短く、第3の準安定状IEの450°ねじれが
長く続くこととなる。
例えば、水41配向処理方法として、ラビング法を使用
すると、ラビング方向に液晶分子−のプレティルトが生
じる。ここで左らせんで第1の安定状1ムが450°の
液晶を使用するとすると。
第2図に示すような処理方向とすることが&fましいこ
ととなる。
即ち、表側の透明基板IAではラビング方向をセル外側
(手前側)から見て左ドから右りへとり、′A側の透明
基板IBではラビング方向を右下から左Fへとればよい
また、右らせんの液晶を使用し、表側の透明基板IAの
ラビング方向を前記例と同じにとるとすれば、裏側のの
透明基板IBではラビング方向を左ヒから右ドへとれば
よいこととなる。
本発明では、第1の安定状態を450°とするように液
晶を調整し、即ち、 l< d / p < 1.5の
液晶を使用し、準安定状態を270°とし、この270
°で整合状態とすることが好ましい。
これは、液晶のd/pが大きく液晶分子のねじれようと
する力が強いほど速<90°の第1の準安定状態になる
速さが速くなるためであり、第1の安定状態が270@
の場合よりも450°の場合の方が高速応答が可能とな
るためである。
この第1の安定状態が270°の場合と450°の場合
との差は、450°の場合と 630°の場合との差に
比して大きい。これは、第1の安定状y8が270°の
ものはべり安定状!8が90”のみであるためであり、
第1の安定状態が90’である従来の液晶表示装置に比
してはかなり速いが、第1の安定状態が450°のもの
はさらに速いものとなる。また1本発明では電圧オン時
の第2の安定状態と電圧オフ直後の帛安定状態との2つ
の状態との間でオンオフするものであり、準安定状yE
が長い程使用可俺性が大きく、第1の安定状態が450
”のものが好ましい。特に、第1の安定状態を450°
とし、 270”の準安定状態で液晶分子の配向とプレ
ティルトが一致する整合状態となるようにしてお乏こと
により、スイッチングの繰り返しが数秒程度でも使用可
能となる。
ねじれ角が大きくなると準安定状態への移行の応答速度
は向ヒする傾向はあるが、 830”以1−のねじれ角
とすることは、第1の安定状IEが270°の場合と 
450°の場合との差はど大きくなく、逆に駆動電圧が
高くなり、円偏光性が増加し、光透過−4シが低ドし、
コントラストが低ドしてくるため、 450°とするこ
とが最も好ましい。また、ねじれ角を大きくすると、リ
ターデーシ、ンイl「が11! くなる傾向もあり、I
I−fましくない色が生じることがある。
この場合、第3図で説明したように270°ねしれで整
合状態となるようにされることが好ましく、 270°
ねじれの準安定状IEが比較的に長く、具体的には数秒
程度続き、電圧オン時の第2の安定状態と電圧オフ時の
ベロ安定状態との間でオンオフできる時間範囲が広くな
り、速い応答速度でかつ高いコントラストで使用できる
範囲が広くなるため好ましい。
また、本発明に使用するの液晶の屈折率異方性Δnと基
板間隙dとの積Δndは0.5〜0.7または0.9〜
1.2とすることが好ましく、これにより高いコントラ
ストを得ることができる。
未発13+1では、電圧オフ時の第2の安定状fKjと
電圧オフ直後のべり安定状態との2つの状IEを使用し
て液晶をオンオフするものである。
これにより、電I〔オフ時に第2の安定状態から?ll
;安定状態に移行するのは前述したように速く1逆に、
電圧オン時にべれ安定状道;から第2の安定状態に移行
するのも、第1の安定状!ムから第2の安定状yE番と
一移行するよりも速いためである。
さらに、第1の安定状態は液晶のねしれが大きくなるた
め円偏光性が出やすくなり、この第1の安定状態に到達
する前に再度電圧がオンになるように高速で繰り返して
オンオフされることにより、この悪影響がでなく好まし
いものである。
[実施例] ガラス基板トにパターニングされた透明電極を有する表
側基板と裏側基板の夫々の電極面側に配向膜用オーバー
コートとしてポリイミドを塗布し、熱硬化後の膜厚を約
800人とした。これらポリイミド膜の表面をラビング
法により。
水47−配向処理し、第2図に示すように、そのラビン
グ方向が直交するように2枚の基板を配置し1周辺を注
入11部を除きンール材でシールしてセルを形成した。
このセルの液晶注入前のセル間隙は4.88部mであっ
た。
このセルに、屈折率異方性Δnが0.13のメルク社製
液晶rZLI−+5f15Jをそのらせんピッーチ′が
3.7gmとなるようにカイラル成分としてコレステリ
ルノナネートを5.5w t%添加した液晶を注入して
、注入11を11市した。
このセルの表と裏には第2図に示すように・対の偏光膜
をその偏光軸がセルのラビング方向に平行となるように
設置して液晶光学スイッチ装置を製造した。
このようにして製造した液晶光学スイッチ装置は、電圧
を印加しない状態では液晶分子が450”ねじれた状態
となっており、第1の安定状態となっていた。この状態
では液晶セル内で光は液晶分子−のねじれに沿って進み
、 450°ねじれることとなり、液晶光学スイッチ装
置に入射した光は一対の偏光膜の偏光軸が直交している
ため透過した。
次に電圧を印加すると、液晶分子が縦配向状態となり、
第2の安定状態となった。この状態では液晶セルは光に
対して等方的となり、液晶光学スイッチ装置に入射した
光は一対の偏光膜の偏光軸が直交しているため遮断され
た。
この状IEから電圧を切ると、セル内で液晶分子−は瞬
時に90@ねじれた第1の準安定状IEとなり1表側偏
光膜を通った入射光はセル内を液晶のねじれ構造に従っ
てその偏光成分は90°ねじられ裏側偏光膜を透過iT
7能となり、光が透過した。
この第1のや安定状jaiは不整合状態でありあまり安
定でないため、比較的短時間で液晶分pはさらにねじれ
が進行し、 270°ねじれ構造の第2の準安定状7.
iTとなる。この状fEでも90°ねしれ構造と同様に
入射光は透過しており、この変化におけるコントラスト
変化はわずかであった。この270°ねしれ構造は、液
晶分子の配向状態が水平配向処理によるプレティルト角
と ・致しており、整合状!Eとなっているため比較的
に安定で、室温で数秒間継続した。
この状!Eを経た後、 450°ねじれ構造に移行して
いき、セル内では入射光の偏光成分は楕円偏光となり、
透過光H,+−はやや減少した。
この450°ねじれ構造に移行する前の第2の準安定状
態である270°ねじれ構造の間に電圧を印加すると速
やかに第1の安定状IEである縦配向に移行し、高速で
かつコントラストの高いスイッチングがri丁能であっ
た。
[発明の効果] 本発明は、誘電異方性が正であり、その液晶のピッチp
とノ^板間隙dとの関係のd/pが0.5X n < 
d / p < 0.5+0.5X nのネマチック液
晶を用い、電圧が印加されない時はセル内で液晶分子が
液晶分子・がほぼ90°÷180°×nのねじれ状ff
、を取り、電圧を印加した時には液晶分子か1it配向
状態を取り、その後の電圧を切った11νには液晶分子
が電圧が印加されない時のねしれ状態への緩和状態であ
るほぼ90” +180’ X m(mはO≦m<nの
%tvを示す)のねじれ状態をmがOからn−1まで順
次取り、この電圧を印加した時の縦配向状y、!1と電
圧を切った時の液晶分子−のほぼ80°+180°×m
のねしれ状態との2つの状yムを利用して光の透過−(
ぺを変えることにより、従来のTNモートの液晶表示装
置に比してはるかに速くスイッチングが可能であるとい
う優れた効果を有する。
また、゛市川が印加されない時のねじれ状yEである大
きくねじれた状IEを使用しないことにより、ねじれが
大きいものにもかかわらずコントラストの低下が少なく
、リターデーションによる悪影響も少ない。
本発明は、この外、本発明の効果を損しない範囲内で種
々な応用が可使なものであり、高速の表示装置、カメラ
用高速シャッター、光プリンター等の高速のスイッチン
グが要求される用途に応用が可能なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の液晶光学スイッチ装置のノ、(末的
構成を示す断面図。 第2図は、第1図の液晶光学スイッチ装置の配向処理方
向と偏光11りの偏光軸との関係を示すモ面図。 第3図及び第4図は液晶分子のプレティルト方向と整合
の関係を説明する断面説明図。 透明基板      :lA、lB 透明電J4i       :2A、2Bシール材  
    :3 ネマチック液晶   ・4

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の透明電極付の透明基板を透明電極が相対向
    するように配置し、周辺をシール材でシールし、内部に
    ネマチック液晶を封入し、そのネマチック液晶層よりも
    外側に一対の偏光膜を配置してなる液晶光学スイッチ装
    置において、夫々の透明基板が水平配向処理され、両透
    明基板間では相互にその水平配向方向がほぼ直交するよ
    うに配置され、夫々の偏光膜の偏光軸を夫々の基板面の
    液晶分子の配向方向にほぼ平行またはこれにほぼ直交す
    るように配置し、ネマチック液晶のピッチpと基板間隙
    dとの関係d/pが0.5×nより大きく、かつ0.5
    +0.5×nよりも小さく(nは1以上の整数を示す)
    され、両透明電極間に印加する電圧を順次オンオフする
    ことにより、電圧オフ時には液晶分子がほぼ90°+1
    80°×nのねじれ状態を取り、電圧オン時には液晶分
    子が縦配向状態を取り、電圧オン後の短時間の電圧オフ
    時には液晶分子が電圧オフ時のねじれ状態への緩和状態
    であるほぼ90°+180°×m(mは0≦m<nの整
    数を示す)のねじれ状態とされ、この電圧オン時の液晶
    分子の縦配向状態と電圧オフ時の液晶分子のほぼ90°
    +180°×mのねじれ状態との2つの状態を利用して
    光の透過率を変えることを特徴とする液晶光学スイッチ
    装置。
  2. (2)液晶分子の配向状態がほぼ90°+180°×m
    のねじれ状態で水平配向処理によるプレティルト角と整
    合するようにされる特許請求の範囲第1項記載の液晶光
    学スイッチ装置。
  3. (3)d/pが1<d/p<1.5とされ、電圧無印加
    時の完全緩和状態で液晶分子が450°ねじれるように
    され、短時間の電圧オフ時には液晶分子がほぼ270°
    ねじれるようにされる特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の液晶光学スイッチ装置。
  4. (4)液晶の屈折率異方性Δnと基板間隙dとの積Δn
    dが0.5〜0.7である特許請求の範囲第3項記載の
    液晶光学スイッチ装置。
  5. (5)液晶の屈折率異方性Δnと基板間隙dとの積Δn
    dが0.9〜1.2である特許請求の範囲第3項記載の
    液晶光学スイッチ装置。
  6. (6)一対の偏光膜の偏光軸がほぼ直交するように配置
    される特許請求の範囲第1項または第2項記載の液晶光
    学スイッチ装置。
JP61081014A 1986-04-10 1986-04-10 液晶光学スイッチ装置 Expired - Lifetime JP2522645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61081014A JP2522645B2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10 液晶光学スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61081014A JP2522645B2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10 液晶光学スイッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62238525A true JPS62238525A (ja) 1987-10-19
JP2522645B2 JP2522645B2 (ja) 1996-08-07

Family

ID=13734640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61081014A Expired - Lifetime JP2522645B2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10 液晶光学スイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2522645B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62266520A (ja) * 1986-05-15 1987-11-19 Asahi Glass Co Ltd 偏光変換素子
US7002643B2 (en) 1996-05-10 2006-02-21 Citizen Watch Co., Ltd. Liquid crystal shutter

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5928130A (ja) * 1982-06-29 1984-02-14 イギリス国 液晶装置
JPS62127714A (ja) * 1985-11-29 1987-06-10 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 液晶表示装置
JPS62131226A (ja) * 1985-12-03 1987-06-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5928130A (ja) * 1982-06-29 1984-02-14 イギリス国 液晶装置
JPS62127714A (ja) * 1985-11-29 1987-06-10 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 液晶表示装置
JPS62131226A (ja) * 1985-12-03 1987-06-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62266520A (ja) * 1986-05-15 1987-11-19 Asahi Glass Co Ltd 偏光変換素子
US7002643B2 (en) 1996-05-10 2006-02-21 Citizen Watch Co., Ltd. Liquid crystal shutter

Also Published As

Publication number Publication date
JP2522645B2 (ja) 1996-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4566758A (en) Rapid starting, high-speed liquid crystal variable optical retarder
US20020008828A1 (en) Fringe field switching mode LCD
JPH10333171A (ja) 液晶表示装置
US7604850B2 (en) Biaxial liquid crystal electro-optic devices
JPH0933957A (ja) 液晶表示装置
KR960002689B1 (ko) 액정 전기 광학 장치
US20010022642A1 (en) LCD device implementing FLCP orientation film
JPS62238525A (ja) 液晶光学スイツチ装置
KR100209174B1 (ko) 콜레스테릭 액정을 액정 셀의 평행한 두 유리판 사이에 디스클라이네이션을 발생시키지 않으면서 평면 배향시키는 방법
KR0163944B1 (ko) 유전율 이방성이 음이고 카이랄리티를 가지는 액정 혼합물을 이용한 액정 표시 장치
JP2522647B2 (ja) 偏光変換素子
JP2519939B2 (ja) 液晶素子
JPS62287225A (ja) 液晶光学スイツチ装置
KR100280636B1 (ko) 액정 표시 장치
JPS63124030A (ja) 液晶素子
KR890004374B1 (ko) Sbe 액정표시 소자
JPH07333599A (ja) 液晶表示素子
JPS5957219A (ja) プラスチツク基板液晶表示素子
JPH0754382B2 (ja) 液晶電気光学装置の製造方法
JPS56125723A (en) Liquid crystal display
JPS62222218A (ja) 液晶表示素子
JPH07333616A (ja) 強誘電性液晶表示素子
JPS6349733A (ja) 液晶光学素子
JPH0211888B2 (ja)
JPH08304830A (ja) 液晶電気光学装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term