JPS62234070A - アミノアンチピリン誘導体及びその使用法 - Google Patents

アミノアンチピリン誘導体及びその使用法

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JPS62234070A
JPS62234070A JP7545486A JP7545486A JPS62234070A JP S62234070 A JPS62234070 A JP S62234070A JP 7545486 A JP7545486 A JP 7545486A JP 7545486 A JP7545486 A JP 7545486A JP S62234070 A JPS62234070 A JP S62234070A
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龍彦 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、新規な発色剤化合物に関し、分析、とりわけ
臨床診断の検査法に関するものである。
[従来の技術] 臨床検査に多層される発色系として、4−アミノアンチ
ピリン(以下4AAと略す、)と7エノール又はフェノ
ール誘導体、或いは4AAとアニリン又はアニリン誘導
体との組合わせが知られている。従来、フェノール及び
アニリン誘導体に関する研究は、多く見られるが、4A
A誘導体に関しては少ない、4AA誘導体に関するもの
としては、特開昭56−125373、特開昭58−1
2477等がある。前者は4AAにより形成される色素
の不安定性による定量誤差を4AAの代わりに低級アル
キル基又はアミ7基置換したフェニル基を有する4AA
i導体を用いることにより解決したものであり、後者は
、湿式法で什なわれてきた反応を4AAの代わりにクロ
ロフェニル基又はトリクロロフェニル基を有する4AA
i導体を用いることにより乾式法にも適用できるように
したものである。
又、4AA誘導体に関する他の報告としては、鎮痛剤と
しての使用を口約とするハロゲン置換したフェニル基又
はエトキシ基を有する4AA誘導体に関するもの〔金沢
大学薬研報、28頁、1957年〕があるが、そこには
、発色剤としての検討はない。
[発明が解決しようとする問題点] 従来、4AAを酵素反応系に用いた場合、4AAの酵素
阻害作用という問題があった。例えば、4AAによるコ
リンエステラーゼの阻害があり、コリンエステラーゼを
パーオキシダーゼ/ H2O2/4A A A反応で測
定すると4AAの阻害によって真の活性値が得られない
という事実があり、問題になっていた。〔日本臨床検査
自動化学会誌、7.324.1982.)、本発明はこ
の点に着目し、なされたものであって、測定に際し、酵
素を阻害しない発色剤を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、4AAに代わる酵素を阻害しない発色剤
を種々検討した結果、 一般式: [式中、R1はす7チル基、フェニル基又はニトロ基を
有するフェニル基、R2は低級アルキル基を示す、ただ
し%R1がフェニル基でかっR2がメチル基の場合を除
く、]で表わされるアミ/アンチピリン化合物及びその
塩の合成に成功すると共にこれらの誘導体が酵素の活性
を阻害しないことを見い出だし、本発明を完成した。
本発明に係る化合物の合成方法の一例を次に示す。
本発明の化合物は、下記の反応式で示す方法によって収
率よく得ることができる。
R+         R。
R,[目 式[I]の化合物の酸付加塩は、常法に従って、酸を作
用させることにより製造が可能である。
いずれの化合物においても、酸付加塩を構成する酸の例
として、塩化水素酸、臭化水素酸、沃化水素酸、硝酸、
過塩素酸、硫酸等の無機酸、及び酢酸、蓚酸、酒石酸、
p−)ルエンスルホン酸等を挙げることができる。
又、R1とR2の組合わせは、例えば次の様にすること
が可能である。
表1 このようにして、合成される化合物の例を挙1テると、
p−ニトロフェニル−2,3−ツメチル−4−7ミノー
5−ピラゾロン、1−す7チルー2,3−ツメチル−4
−7ミ/−5−ピラゾロン、1−フェニル−2−エチル
−3−メチル−4−アミノ−5−ピラゾロン、1−フェ
ニルー2−プロピル−4−7ミ7−5−ピラゾロン等で
ある。
次に本発明のもう一つの目的である分析法について以下
に述べる。
本発明で得られる化合物は、特にコリンエステラーゼ活
性の測定に適しているが、分析しようとする酵素活性が
4AAにより阻害を受ける時、本発明で得られる化合物
を用いると、従来4AA系で生じた酵素阻害の影響のな
い正確な測定が期待できる。
例えば、本発明の化合物を用いるコリンエステラーゼの
比色法による測定は、以下のような度応である。
コリンエステラーゼ 1)p−ヒドロキシベンゾイルコリンー−一一一一一一
一一−シp−ヒドロキシ安息香酸 十 コリン 過ヨウ素酸塩 p−ヒドロキシ安息委酸+4AA誘導体       
キノン色素コリンエステラーゼ Z)ベンゾイルコリン           コリン 
十 安息香酸コリンオキシダーゼ コリン          ベタイン + H2O2他
にSX  )ルオイルコリン、’  )ルオイルコリン
等の基質を用いて測定することも可能である。
又、本発明の化合物は、従来、発色剤として用いられて
きた4AAに置き換えて用いることができる0例えば、
公知のカプラーと本発明の化合物とをパーオキシダーゼ
及び過酸化水素の存在下で酸化縮合させ、又は公知の酸
化剤の存在下で酸化縮合させて、発色させる方法に用い
ることができる。
このような方法で分析できる物質としては、例えば、過
酸化水素、コレステロール、グルコース、尿酸、トリグ
リセライド等を挙げることができる。
公知の酸化剤としては、過ヨウ素酸塩、過硫酸カリウム
、7エリシアン化カリウム等を用いることができる。公
知のカプラーとして、フェノール系カプラーの例を挙げ
ると、フェノール、p−クロロ7エノール、p−ヒドロ
キシベンゾエート、ジクロロ7エノール、ジクロロクレ
ゾール、ジブロム7エノール等があり、アニリン系カプ
ラーとしては、N、N−ジメチルアニリン、N、N−ジ
メチルアニリン、N−エチル−N−(3−スルホプロピ
ル)−アニリン、ニトロソ−5−(N−7’ロピルーN
−スルホプロピル−アミノ)7エノール等があり、トル
イジン系カプラーとしては、N−(2−カルボキシエチ
ル)−N−エチル−3−メチルアニリン、N、N−ジエ
チル−x−)ルイジン、N、N−ジメチル−l−トルイ
ジン、N、N−ジェタノール−z−)ルイクン、3−メ
チル−N−エチル−N−ヒドロキシ−エチルアニリン等
があり、7ニシジン系カプラーとしては、Nt N−ジ
メチル−l−メトキシアニリン、N−エチル−N−(2
−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)−貢一7ニジノン
、アセトアミノ−N、N−ジメチルアニリン等があり、
ナフタレン系カプラーとしては、1,7−ノヒドロキシ
ナ7タレン等がある。
尚、本発明の化合物の溶解性を高めるためにアルコール
又は、界面活性剤等を系に加えることも、それが酵素を
阻害しない場合には効果的である。
[昨月] 本発明の4 A A 誘導体の使用により、従来、阻害
のため正確に測定できなかった酵素を正確に定量するこ
とが可能となった。
以下、実施例により詳細に説明するが、本発明はこれに
よって何ら限定されるものではない。
実施例1 p−二トロフェニル−2,3−ツメチル−4−アミ/−
5−ピラゾロン(化合物I)の合成■p−二トロフェニ
ルー3−メチル−5−ピラゾロンの合成 p−ニトロフェニルヒドラノン25g 全200zlエ
タノール501t1の水を加えた溶液に加え、80℃前
後に加熱して溶解させた。アセト酢酸エチルエステル2
2Fiを滴下して加え90〜130℃にて、4時間加熱
還流した。放冷後−晩装置したところ結晶が析出した。
これを濾取して乾燥させたところ33gの結晶が得られ
た。
■p−ニトロフェニルー2.3−ジメチル−5−ピラゾ
ロンの合成 ■で得たp−ニトロフェニル−3−メチル−5−ピラゾ
ロン8gi: p−)ルエンスルホン酸メチル12gを
加えて160℃〜180℃で4時間加熱攪拌を行なった
。その後25%水酸化ナトリフム溶液を用いて中和し、
クロロホルム1001.1で2回抽出を行なった。クロ
ロホルム層を分離留去後、酢酸エチルにて再結晶を行な
ったところ5gのp−二トロフェニル−2゜3−ジメチ
ル−5−ピラゾロンの粗生成物が得られた。
■p−ニトロフェニルー2,3−ツメチル−4−7ミ7
−5−ピラゾロン(化合物r)の合成 ■テ得e p−ニトロフェニル−2,3−7/チルー5
−ピラゾロン5.0gに酢酸30zl、水151!1を
加え、更に塩酸3dを加え溶解した。5°Cに水冷しな
のち亜硝酸ナトリウム1゜5gを冷水8 zi’で溶解
したものを加え30分放置したのち緑色結晶を濾取した
ところ3.7gの生成物が得られた。この生成物2gに
水30 zlを加え硫化ナトリウム0.1gを加え硫化
水素を緑色が消失するまで通じた。酢酸エチルで抽出し
、酢酸エチルを留去したのちメタ/−ルにて再結晶を行
なって約0.5gのp−二トロフェニル−2,3−ツメ
チル−4−7ミノー5−ピラゾロン(化合物■)を得た
融点:155〜157℃。
N M R(CDCl5.δ) : 2.15 (3H
,s)、2.75(5H,s ) 、 7.6(7H,
m) 。
実施例2 1−す7チルー2,3−ジメチル−4−7ミノー5−ピ
ラゾロン(化合物■)の合成 ■1−す7チルー3−メチル−5−ピラゾロンの合成 1−す7チルヒドラジン塩酸塩8.5 gとアセト酢酸
エチルエステル6.0gをエタ/−ル80 ml I:
水20zNmL*溶媒に加え、120”(:〜140℃
にて2時間加熱還流を行なった。溶媒を留去したのち酢
酸エチルを15111加え数日間冷蔵にて放置したとこ
ろ約9.4gの1−す7チルー3−メチル−5−ピラゾ
ロンの粗生成物が得られた。
■1−す7チルー2,3−ジメチル−5−ピラゾロンの
合成 ■で得た1−す7チルー3−メチル−5−ピラゾロン3
.2xlこp−)ルエンスルホン酸メチル5dを加え1
40〜160℃の油浴上で8〜10時間加熱攪拌を行な
った。100℃前後に放冷しなのち25%水酸化ナトリ
ウム溶液35R1を加えた。後に濃塩酸を加えて中和し
たのち水50111を加えてクロロホルム5011で2
回抽出を行なった。クロロホルム層を濃縮したのちシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒:酢酸エチル)
にて単一物質の約1.0gの1−す7チルー2,3−ジ
メチル−5−ピラゾロンが得られた。
■1−す7チルー2,3−ツメチル−4−アミノ−5−
ピラゾロン(化合物■)の合成■で得た1−す7チルー
2,3−ジメチル−5−ピラゾロン1.0gに酢酸6.
Owl、水3.O11を加え溶解させた後、5℃以下に
水冷し瓢亜硝酸ナトリウム0.5gを冷水1.5xlに
溶解したものを滴下して加え、析出した緑色結晶を乾燥
したところ0.6gの粗生成物が得られた。この生成分
0.6gをエタノール8 xN、水1.5zj!に溶解
させ10℃以下に冷却した。ヒドロスルフィドナトリウ
ム2.0gを冷水8 xlに溶解したものを加えて室温
で2時間放置したのちクロロホルムで抽出したところ単
一の油状の0.44.の1−す7チルー2,3−ツメチ
ル−47ミノー5−ピラゾロン(化合物■)が得られた
N M R(CDCム、δ): 2.15(3H,s)
、2.85(5H。
S)、8.0(4H,a+)。
残渣をテトロヒドロ7ラン(THF)20zNに溶解し
、塩化水素を通し、生じた沈澱を濾取してTHFにて洗
浄を行ない1−す7チル−2,3−ツメチル−4−アミ
7−5−ピラゾロン(化合物■)の塩酸塩を得た。収量
は0.45gであった。
分解融、α:238℃。
実施例3 1−フェニル−2−エチル−3−メチル−4−7ミ/−
5−ピラゾロン(化合物■)の合成■1−フェニルー2
−エチル−3−メチル−5−ピラゾロンの合成 1−フェニル−3−メチル−5−ピラゾロン10.4x
l: p−)ルエンスルホン酸エチル18gを加えて、
油浴上で130℃、8時間加熱した。この反応混合物を
放冷した後に25%水酸化ナトリウム溶液を加え中和し
た0次に水を50111加えた後にクロロホルムで抽出
を行なった。クロロホルム層分離後濃縮を行ない、酢酸
エチルにて再結晶を行ない1−7二二ルー2−エチル−
3−メチル−5−ピラゾロンが5.0g得られた。
■1−フェニルー2−エチルー3−メチル−4−ニトロ
ン−5−ピラゾロンの合成 ■で得た1−フェニル−2−エチル−3−メチル−5−
ピラゾロン2.0gに酢酸12xj!と水6.O1lを
加え溶解したのち濃塩酸0.6xlを加え2〜3℃に冷
却した。冷水31!1の中に亜硝酸ナトリウム1gを溶
かし、これを少量ずつ滴下し、析呂した緑色結晶を濾別
した。
これをエーテルで洗浄し、乾燥して1.0gの1−フェ
ニル−2−エチル−3−メチル−4−ニトロソ−5−ピ
ラゾロンを得た。
■1−フェニルー2−エチルー3−メチル−4−アミ/
−5−ピラゾロン(化合物■)の合成 ■で得た1−フェニル−2−エチル−3−メチル−4−
ニトロソ−5−ピラゾロン1.0gにエタノール7.0
d、水2.Owlを加え冷却して10℃以下とした。こ
の反応混液に2gのヒドロスルフィドナトリウムを3 
xlの冷水に溶解し20℃以下で3時間攪拌したのちク
ロロホルムで抽出した。濃縮し、0.8gの1−フェニ
ル−2−エチル−3−メチル−4−7ミノー5−ピラゾ
ロン(化合物■)を得た。
N M R(CDCも、δ): 2.15(3H,s)
、2.85(5H。
S)、8.0(4H,a)。
残渣をテトロヒドロ7ラン(THF)20zj!に溶解
し、塩化水素を通し、生じた沈澱を濾取してTHFにて
洗浄を行ない1−フェニル−2−エチル−3−メチル−
4−7ミノー5−ピラゾロン(化合物■)の塩酸塩o、
sgを得た。
分解融点:217℃。
実施例4 1−フェニル−2−プロピル−3−メチル−4−7ミ/
−5−ピラゾロン(化合物■)の合成 ■17!ニルー2−プロピルー3−メチル−5−ピラゾ
ロンの合成 1−フェニル−3−メチル−5−ピラゾロン3.Ogに
p−)ルエンスルホン酸プロピル3.5gを加え、油浴
上で180℃12時間加熱した。この反応混合物に水3
011を加えて放冷した。25%水酸化ナトリウムを加
え中和した。この溶液をクロロホルムで抽出を行ないク
ロロホルム層を分離後、濃縮を行なった。酢酸エチルか
ら再結晶を行ない1−7二二ルー2−プロピル−3−メ
チル−5−1:’?ゾロンが2.0g得られた。
■1−フェニルー2−プロピルー3−メチル−4−二ト
ロン−5−ピラゾロンの合成■で得た1−フェニル−2
−プロピル−3−メチル−5−ピラゾロン2.Ogに酢
酸12dと水6.0111を加え溶解したのち濃塩酸0
.6R1を加え、5℃以下に冷却した6次いで、亜硝酸
ナトリウム1gを冷水3.0xlに溶解したのち滴下し
た。析出した結晶を濾別し、エーテルで洗浄ののち乾燥
して、0.8gの1−7二二ルー2−プロピル−3−メ
チル−4−ニトロソ−5−ピラゾロンを得た。
■1−フェニルー2−プロピルー3−メチル−4−7ミ
ノー5−ピラゾロン(化合物■)の合成 ■で得た1−フェニル−2−プロピル−3−メチル−4
−ニトロソ−5−ピラゾロン0゜8gにエタノール7 
xl、水2 zlを加え冷却して10℃以下とした。こ
の反応混液に2gのヒドロスルフィドナトリウムを3 
xiの冷水に溶解し、20℃以下で攪拌したのちクロロ
ホルムで抽出した。クロロホルム層を濃縮し、o、s=
の1−フェニル−2−プロピル−3−メチル−4−7ミ
/−5−ピラゾロン(化合物■)を得た。
N M R(CDCム、δ): 0,75(3H,t)
、1.15(2H。
−)、2.10(3H,s)、3.25(4H,+a)
、7.40(5H,m)。
F[をテトロヒドロ7ラン(THF)20tj!に溶解
し、塩化水素を通し、生じた沈澱を濾取しでTHFにて
洗浄を行ない1−7 エニルー2−プロピルー3−メチ
ル−4−7ミノー5−ピラゾロン(化合物■)の塩酸塩
0.4gを得た。
分解融点:218℃。
比較例 4AAと本発明の4AA誘導体とによる酵素反応阻害の
比較 (1)試薬の調製 イ、基質緩衝液 p−ヒドロキシベンゾイルフリン・ヨード塩1.OmM
を含有するpH8,2の50mMホウ酸41衝液を調製
する。
口1色素液 1.4−アミノアンチピリン30mMを含有するpH8
,2,50mMホウ酸緩衝液を調製する。
2、1− フェニル−2−エチル−3−メチル−4−7
ミ/−5−ピラゾロン(化合物■)を30mM含有する
pH8,2,50mMホウ酸IIi衝液を調製する。
3、1− フェニル−2−プロピル−3−メチル−4−
7ミ/−5−ピラゾロン(化合物■)を50mM含有す
るpH8,2,50mMホウ酸緩衝液を調製する。
ハ0反応停止液 50ωMネオスチグミンを含有する水溶液を1!!製す
る。
二1発色液 過ヨウIMカリウム10 IIIM、ロークロルベンゼ
ンスルホン酸2a+Mを含有するpH9,8,50aM
ホウ酸緩衝液を調製する。
(2)測定操作法 測定1(色素液の共存なしで#素反応を行なった場合) 基質緩衝液1.Owlを3本の試験管に分注し。
血清0.05m1’を加えよく混和し、37℃で5分間
加温した0次いで、それぞれの試験管に反応停止液を0
.2111ずつ加え酵素反応を停止させた。3本の試験
管のうち1本目に色素液1を2本目の試験管に色素液2
を、3本目の試験管には色素液3をそれぞれ0.111
1ずつ加え、次いで発色液2.0zlを加えて試薬ブラ
ンクを対照として試料液の吸光度を500 no+で測
定した。
測定2(色素液の共存下で酵素反応を行なった場合) 基質緩衝液1.0xlを3本の試験管に分注し、1本目
に色素液1を2本目の試験管に色素液2を、3本目の試
験管には色素液3をそれぞれ0.111ずつ加えた。こ
れら3本の試験管に測定1で眉いた血清0.05zj!
を加えよく混和し、37℃で5分間加温した6次いでそ
れぞれの試験管に反応停止fio、2z1を加え更に発
色W1.2.0*1を加えて発色を行ない試薬ブランク
を対照として試料液の吸光度を500 nmで測定した
(3)結果 測定1及び2で杼なった結果は、表1に示す通りである
衰1 [・ [, 1・ 4AA共存下では、表1にあるように、コリンエステラ
ーゼへの阻害が認められた。ところが本発明の4AA誘
導体では、このような阻害は見られず、正確な測定が行
なわれることを確認した。
実施例5 コリンエステラーゼの測定 (1)試薬のg製 イ、基質緩衝液 p−ヒドロキシベンゾイルコリン・ヨード塩1.0aM
、 1  フェニル−2−エチル−3−メチル−4−7
ミ/−5−ピラゾロン(化合物11[)3.0mMを含
有するpH8,2の50a+Mホツ酸緩衝液を調製する
口3発色液 過ヨウ素酸カリウム10101IIネオスチグミン50
M1p−クロルベンゼンスルホン酸2+aMを含有する
pH9,8の50mMホウ酸ftIc街液を調製する。
(2)測定揉作法 基質緩衝液1.Owlを試験管に分注し、各段階に純水
で希釈した既知単位(Ch−Eオートセラ) F−ンノ
テスト″により測定)血清0.05z1を加え、これら
を37℃で5分間加温した。
次いで、それぞれの試験管に発色12.Oifを加えて
酵素反応を停止し、発色させた。試薬ブランクを対照と
して試料液の吸光度を500 na+で測定した。この
時の血清の希釈度と吸光度との関係を第1図に示す。
(3)結果 吸光度は、血清中コリンエステラーゼ活性に比例して増
大しており、本発明の4AA誘導体は、コリンエステラ
ーゼの定量にも有効に利用し得ることが認められた。
実施例6 過酸化水素の定量 (1)反応試液のliI製 1−フェニル−2−エチル−3−メチル−4−7ミ/−
5−ピラゾロン(化合物■)1゜OLIIM、パーオキ
シダーゼ30 U/xi、 フェノール5mMを含有す
る50mMリン酸緩衝液pH7,8を調製した。過酸化
水素濃度をO14,8,12,16,20mMの各々に
調製した。
(2)測定操作法 上記反応試液3.0IL1に過酸化水素溶液20μrを
加えて攪拌し、37℃で5分間加温し瓢室温まで冷却し
、波長500 na+で各々の吸光度を測定した。過酸
化水素濃度を横細に、吸光度を縦軸にとり検1線を作成
した。この時の吸光度と過酸化水素濃度の関係を第2図
に示す。
(3)結果 吸光度は、過酸化水素濃度に比例して増大しており、本
発明の4AA誘導体は過酸化水素の定量に有効に利用で
きることが判明した実施例7 グルコースの測定 (1)反応試液の調製 パーオキシダーゼ0.07U/ml、グルツースオキシ
ダーゼ1.7U/j!、  リン酸6.7mM、  1
−フェニル−2−エチル−3−メチル−4−アミノ−5
−ピラゾロン(化合物■) 3.Oa+M 。
コール酸ナトリツム0,08義M、7エ/−ル0゜07
(W/V)%を含有する溶液を調製する。
(2)測定揉作法 上記反応試液3.Owlに血清20μlを加え、37℃
で20分間度反応せ、室温下に10分間放置後、試薬ブ
ランクを対照として500nraで比色する。この時の
血清の希釈度と吸光度との関係を第3図に示す。
(3)結果 吸光度は、血清中のグルコースの量に比例して増大して
おり、本発明の4AA誘導体をグルコースの測定に適用
で軽ることが確認された。
実施例8 コレステロールの測定 (1)反応試液の調製 コレステロールオキシグーゼ0.3U/xi 、パーオ
キシダーゼ0.3U/d、コール酸ナトリウム0.3m
M、 1−7 ユニルー2−エチル−3−メチル−4−
7ミノー5−ピラゾロン(化合物[) 3.OmM 、
非イオン系界面活性剤0.17(V/V)%、N−ニチ
ルーN−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)−X
−)ルイノンナトリウム1.3mMを含有する溶液を調
製する。
(2)測定操作法 上記反応試液3.Otlに血清0.1dを加え、37℃
で20分間反応させ、室温下に10分間放置後、試薬ブ
ランクを対照として555nmで比色する。この時の血
清の希釈度と吸光度との関係を第4図に示す。
(3)結果 吸光度は、血清中のコレステロールの量に比例しており
、本発明の4AA誘導体はコレステロールの定量にも有
効に利用できることが判明した。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例5、第2ズは実施例6、第3図は実施例
7及びtJtJ4図は実施例8における血清試料の希釈
度と吸光度との関係を示す。 特許出願人 株式会社シ/テスト研究所乎1部 コリンニスチラーで’(IUA) 卆2菌 過防t−14燻良(mM) ネろ膿 ダ)しコース4〔支(mg/d込) ネt+fa

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1はナフチル基、フェニル基又はニトロ基
    を有するフェニル基、R_2は低級アルキル基を示す。 ただし、R_1がフェニル基でかつR_2がメチル基の
    場合を除く。]で表わされるアミノアンチピリン化合物
    、又はその塩。
  2. (2)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1はナフチル基、フェニル基又はニトロ基
    を有するフェニル基、R_2は低級アルキル基を示す。 ただし、R_1がフェニル基でかつR_2がメチル基の
    場合を除く。]で表わされるアミノアンチピリン化合物
    、又はその塩を用いることを特徴とする分析方法。
JP7545486A 1986-04-03 1986-04-03 アミノアンチピリン誘導体及びその使用法 Expired - Lifetime JPH0699403B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6011052A (en) * 1996-04-30 2000-01-04 Warner-Lambert Company Pyrazolone derivatives as MCP-1 antagonists
JP2009084375A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Terumo Corp 酸化発色化合物、試薬組成物、および試験具
JP2009084374A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Terumo Corp 酸化発色化合物、試薬組成物、および試験具

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JP2009084375A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Terumo Corp 酸化発色化合物、試薬組成物、および試験具
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