JPS62233659A

JPS62233659A - エンジン駆動式空調機

Info

Publication number: JPS62233659A
Application number: JP61076055A
Authority: JP
Inventors: 悦男須藤; 綿引　正已
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1986-04-02
Filing date: 1986-04-02
Publication date: 1987-10-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明はエンジンで圧縮機を駆動して室内を冷暖房す
るエンジン駆動式空調機に関する。

（ロ）従来の技術エンジンで圧縮機を駆動して室内を冷暖房するとともに
、暖房運転時には室外側熱交換器の風上側に配設した放
熱器にエンジンの冷却水を供給し、エンジンの排熱を暖
房熱源として利用するエンジン駆動式空調機が実開昭６
０−１１６１６１号公報に開示されている。

しかしながら、この空調機では冷房時の凝縮能力が十分
に得られるように室外側熱交換器の設計を行なっている
ため、暖房時に蒸発能力が過剰となり、圧縮機の吸込側
の冷媒圧力が上昇し【高圧圧力が異常に高くなり、種々
の整置な招く心配があった。

Ｈ発明が解決しようとする問題点この発明は上述した事実に鑑みてなされたものであり、
冷房時の凝縮能力が十分に得られるようにしつつ、暖房
時の蒸発能力が過剰にならないようにし、もって冷凍サ
イクルの安定化を図るとともに、快適な冷暖房運転を行
なうことを目的とする。

に）問題点を解決するだめの手段この発明はエンジンと、このエンジンにて駆動される圧
縮機、冷媒流路切換弁、室外側熱交換器、減圧装置及び
室内側熱交換器よりなる冷凍サイクルと、室外側熱交換
器の風上側に配設した放熱器と、この放熱器にエンジン
冷却水を暖房熱源として供給する冷却回路とを備えたエ
ンジン駆動式空調機を改良するものである。

この発明では室外側熱交換器に複数の冷媒流路を設け、
これらの冷媒流路のうち何れかに冷房時の冷媒の流れを
許容し、かつ暖房時の冷媒の流れを阻止する冷媒制御弁
を設けた構成である。

（ホ）作用冷房時は室外側熱交換器の複数の冷媒流路に冷媒が流れ
、室外側熱交換器の凝縮能力が最大限にこのため、室外
側熱交換器の蒸発能力が抑制され、エンジンの排熱を無
駄なく活用して経済的な暖房運転な行ないつつ、圧縮機
吸込側の冷媒圧力の上昇が防止される。

（へ）実施例以下、この発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。

図において、ガスを燃料とするエンジン１にて駆動され
る圧縮機２の吐出０２人と、冷媒流路切換用の四方切換
弁３と、室外側熱交換器４と、減圧素子としての暖房用
膨張弁５？よび冷房用逆止弁６の並列回路と、レシーバ
タンク７と、減圧装置としての冷房用膨張弁８Ｓよび暖
房用逆止弁９の並列回路と、室内側熱交換器１０と、四
方切換弁３と、アキュームレータ１１と、圧縮機２の吸
込口２Ｂとが順次接続され、冷凍サイクル１２が形成さ
れている。室外側熱又換器４には冷媒を並流させる２つ
の冷媒流路４１．４２が形成され、冷媒流路４２には冷
媒制御弁としての逆上弁１３が装設され曵いる。

室外側熱交換器４にはファン１４Ｉ／ｃて送風が行なわ
れている。また、室外側熱交換器４の上部にはファン１
４の送風が室外側熱交換器４と並流するように第１放熱
器１５が設置され、室外側熱交換器４の風上側には第２
放熱器１６が一体的に取付けられている。これらの放熱
器１５．１６は冷却水切換弁１７．１８を介して循環ポ
ンプ１９を有するエンジン冷却水の冷却回路２０に接続
されている。

冷媒流路４２に装設された逆上弁１３は冷房時の冷媒の
流れ（実線矢印）を許容し、かつ暖房時の冷媒の流れ（
破線矢印）を阻止する方向に取付けられている。

なお、四方切換弁３は冷房運転時に実線状態、暖房運転
時に破線状態となり、冷却水切換弁１７は冷房運転時に
開となり、冷却水切換弁１日は暖房運転時に開となる。

冷房運転時はエンジン１を運転させると、圧縮機２−四
方切換弁３−室外側熱交換器４−冷房用逆止弁６−レシ
ーバタンク７−冷房用膨張弁８−室内側熱交換器１０−
四方切換弁３−アキニームレータ１１−圧縮機２の順に
冷媒が流れ、室外側熱交換器４で冷媒の凝縮作用、室内
側熱交換器１０で冷媒の蒸発作用が行なわれ、室内側熱
交換器１０を設置した室内の冷房を行なう。

このとき、エンジン１で温められた冷却水は循環ポンプ
１９の運転により冷却水切換弁１Ｔを介して第１放熱器
１５に循環供給され、ファン１４の送風を利用して大気
へ放熱される。

冷房運転時は室外側熱交換器４０２つの冷媒流路４１．
４２に冷媒が流れるので、室外側熱交換器４では冷媒の
凝縮が十分九行なわれ、冷房能力が最大限に発揮される
。

一方、暖房運転時は圧縮機２−四方切換弁３−室内側熱
交換器１〇−暖房用逆止弁９−レシーバタンク７−暖房
用膨張弁５−室外側熱交換器４−四方切換弁３−アキュ
ームレータ１１−圧縮機２の順に冷媒が流れる。また、
エンジン冷却水は室外側熱交換器４の風上側に配設した
第２放熱器１６に循環供給される。そして、室外側熱交
換器４ではエンジン１の排熱と大気熱とを利用した冷媒
の蒸発作用が行なわれ、室内側熱交換器１０では冷媒の
凝縮作用が行なわれ、室内側熱交換器１０を設置した室
内が暖房される。

暖房運転中は逆止弁１３の働きにより室外側熱交換器４
の冷媒流路４２に冷媒が流れなくなる。

このとき、室外側熱交換器４では冷媒が冷媒流路４１の
みに流れ、冷媒の蒸発能力を第２放熱器１６の放熱量に
合わせて低減させることができる。このため、冷媒の蒸
発作用が適切に行なわれ、圧縮機２吸入側の冷媒圧力が
上昇するのを防止でき、冷凍サイクル１２の高圧圧力が
異常に高くならないようにできる。

（ト）　　発明の効果この発明は以上のように構成されているので、冷房時は
室外側熱交換器で十分な凝縮作用を行なわせ、冷房能力
を最大限に発揮させることができ、暖房時は室外側熱交
換器の風上側に配設した放熱器の放熱量に合わせつつ、
室外側熱交換器の蒸発能力が過剰にならないようＫでき
、高圧圧力の異常上昇を防止して冷凍サイクルの安定化
が図れるとともに、経済的で、快適な冷暖房運転を実現
できるものであり、さらには冷媒制御弁として電気制御
の不要な逆止弁を使用することができ、安価に構成する
ことが可能である。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すエンジン駆動式空調機の
系統図である。１・・・エンジン、　２・・・圧縮機、　３・・・四方
切換弁（冷媒流路切換弁）、　４・・・室外側熱交換器
、４１．４２　・・・冷媒流路、　５・・・冷房用膨張
弁（減圧装置）、　８・・・暖房用膨張弁（減圧装置）
、１０・・・室内側熱交換器、　　１２・・・冷凍サイ
クル、１３・・・逆止弁（冷媒制御弁）、　１６・・・
第２放熱器（放熱器）、　　２０・・・冷却回路。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）エンジンと、このエンジンにて駆動される圧縮機
、冷媒流路切換弁、室外側熱交換器、減圧装置及び室内
側熱交換器よりなる冷凍サイクルと、室外側熱交換器の
風上側に配設した放熱器と、この放熱器にエンジン冷却
水を暖房熱源として供給する冷却回路とを備えたエンジ
ン駆動式空調機において、室外側熱交換器に複数の冷媒
流路を設け、これらの冷媒流路のうち何れかに冷房時の
冷媒の流れを許容し、かつ暖房時の冷媒の流れを阻止す
る冷媒制御弁を設けたことを特徴とするエンジン駆動式
空調機。